コラム・お知らせ

「ハイレベル生物①②」の1年間・予習・復習の方法(^。^)/

大堀のハイレベル生物へようこそ。1年間よろしくお願いしますね。

ハイレベル生物①②の、1年間の流れ、そして、予習・復習の方法に

ついて説明します。

 

●1年間の「ハイレベル生物①②」の流れ

・1学期

 ハイレベル生物①…「細胞」・「DNA」・「遺伝子とタンパク質」・「バイオテクノロジー」

 ハイレベル生物②…「発酵」・「呼吸」・「光合成」・「生殖」・「細胞分裂」・「遺伝」・「発生」

・夏期講習会講座(講座の名称は予定であり、変更となる場合があります)

 「大堀求の生物(腎臓・生体防御・神経・個体群・相互作用)

 「大堀求の生物(生態系・進化・系統分類)

 「ハイレベル生物(頻出問題対策)「センター生物」など。

・2学期

 ハイレベル生物①…「体液と恒常性」・「腎臓・肝臓」・「眼・耳」・「筋肉」・「動物の行動」

          ・「神経系」・「ホルモン」

 ハイレベル生物②…「免疫」・「植物の反応」・「バイオーム」・「個体群」・「相互作用」

          ・「生態系」・「進化」・「系統分類」

・冬期講習会Ⅰ期(講座の名称は予定であり、変更となる場合があります)

  「大堀求の生物(センター試験:実験考察問題対策)

  「センター生物」「センター生物テスト」「ハイレベル生物」

・冬期講習会Ⅱ期(講座の名称は予定であり、変更となる場合があります)

  「大堀求の生物(頻出・最新・難解分野対策)

 

1年間の学習ペース・予習と復習の方法

●他の教科との兼ね合い

理系であれば、まず数学と英語を優先してください。理系入試においては、「数学と英語ができて初めて受験の土俵にあがれるのだ」と思ってください。数学と英語を得意にして、生物は足を引っ張らない程度にする…というスタンスでいてください。というのは、数学と英語を仕上げるのには時間がかかるとともに、多くの大学ではこれら2教科の配点が他の教科に比べて高いからです。従って生物の学習は、これら2教科の学習の合間を縫っておこなうことになります。また、国公立大の受験においてはセンター試験が必須となります。ここで問題になってくるのが国語です。国語の配点が高い大学を受験するのであれば、当然国語をおろそかにしてはいけません。センター試験で失敗すると、受験できる大学の選択肢は激減し、かつ2次試験での挽回はかなり厳しいものとなることを肝に銘じておきましょう。

●1年間の理想的な学習ペース

・1学期

1学期はほとんど数学・英語が中心になるでしょう。そうすると生物の予習・復習にあてる時間はほとんどありません。でもこれは仕方のないことです。前記したように、数学・英語ができなければ、どこの大学にも絶対に合格できませんからね。では、生物はいつやったらいいのでしょう。それは夏期しかありません。

・夏期

とにかく生物の全範囲の基本事項を頭に入れてください。なぜなら、2学期は再び数学・英語漬けになり、生物に時間がかけられなくなるからです。まず、すぐに1学期の復習をしてください。これには、のちに説明する復習シートを活用しましょう。復習が終わったら今度は2学期の予習をしてください。このとき、夏期講習会講座を利用しましょう。これは、2学期の範囲の中で、1人では学習しにくい分野を先取り学習するもので、「大堀求の生物(腎臓・生体防御・神経・個体群・相互作用)」と「大堀求の生物(生態系・進化・系統分類)」の2つがあります。

そして問題演習にも入りましょう。これには夏期講習会講座「ハイレベル生物(頻出問題対策)」を利用しましょう。さらに志望校が決まっていて、かつ記述タイプの模試で偏差値が60以上あるような学生は、一度過去問を解いてみるのもよいでしょう。

・2学期

ここで夏期の予習が活きてきます。つまり、もうすでに学習済みの範囲を講義で聞くわけですから、2学期の講義がそのまま復習になるのです。夏期でわからなかった部分が解決するとともに、忘れかけていた基本事項を思い出すことができます。また、生物の復習にあてる時間がいらなくなるので、数学・英語に時間をかけることができます。

・12月

そろそろセンター試験の対策を始めましょう。センター試験は時間との勝負です。過去問・過去の模試を集めた問題集などを使って、60分以内(←ちゃんと時間を測って)で解き切るトレーニングをしましょう。本番より短く、「50分以内で解くように練習する」なんていう手もありますよ。

・冬期講習会Ⅰ期

「大堀求の生物(センター試験:実験考察問題対策)」「センター生物」「センター生物テスト」を利用しましょう。

「大堀求の生物(センター試験:実験考察問題対策)」は、その名の通り実験考察(遺伝も含む)問題対策をおこなう講座です。いつもセンター試験では考察問題・遺伝で点数を落としてしまう…という学生さんは是非利用してください。なお、この講座はセンター試験のみならず、国公立2次・私大の実験考察遺伝問題の対策にもなります。

「センター生物」は、センター試験に必要な事項の最終確認をする演習講座です。問題のレベル・解答法もセンター試験に準拠しています。

「センター生物テスト」は、90分講義の内の最初の30分は予想問題を“真剣に”解いてもらいます。そして次の60分で大堀が問題を解説します。解き終った直後に解説を受ける・・・わからなかったところ・できなかったところがその場で解決されるのでとても効果のある学習となります。

ところで、中には「センター試験模試では安定して90点以上とれる」という強者もいるでしょう。そのような学生さんには冬期講習会講座「ハイレベル生物」をお勧めします。センター試験はもちろん、国公立2次・私大対策にもなる演習講座です。

・冬期講習会Ⅱ期

センター試験が終わったらすぐに国公立2次・私大の対策を始めましょう。過去問を時間内に解く→答え合わせをする→間違ったところをチェックして、暗記が不足していたところは暗記しなおす・・・を繰り返しましょう。また、国公立大・ハイレベル私大(早稲田・慶応・東京理科大など)を受験する学生さんは「大堀求の生物(頻出・最新・難解分野対策)」を利用するとよいでしょう。これらの大学では、必ず高度な実験考察問題が出題されます。

「与えられたデータからどのようなことがわかるのか」「この仮説を検証するには、どのような実験を組んだらよいのか」「この結論に至ったということは、どのような結果が得られたのか」などなど高度な思考が試されます。そのような「考える力」を養います。

●予習・復習方法

・生物がある程度以上できる学生さん(センター試験模試等で70点はとれる学生さん)

基本的に予習は必要ありません。空いた時間を数学・英語の学習にあてましょう。それでも心配な学生さんは、当HPに掲載する「復習シート」を活用しましょう。これは、1・2学期の「ハイレベル生物①②」の講義各回ごとに作成したもので、その回で覚えるべき重要事項をほぼ完全に網羅した問題集です。このシートに目を通しておけば、その回におこなわれる内容を一望できるとともに、気になるところを調べておけば、講義の内容の理解度がかなり違ったものになるでしょう。ただし、生物が得意な学生さんは、復習に重点を置いた方がよいでしょう。講義が終わったらこのシートの問題を解くとよいでしょう。

・生物が苦手な学生さん(センター試験模試等で70点に達したことがない学生さん)

苦手な学生さんは、基本的に予習をしてきましょう。その方法は、まず私の著書を使う方法があります。「大堀先生、高校生物をわかりやすく教えてください」(学研プラス)を用います。この本は大堀が執筆したものですから、各単元の順番は、基本的に代ゼミのテキストとほぼ同じになっています。さらに講義で大堀がする説明を前もって読んでおけます。各回の最初に代ゼミのテキストのもくじ・内容を確認し、私の著書の該当する部分を読んでくるとよいでしょう。もちろん学校で使っていた生物の教科書で同じことをやっても構いません。そして講義の後で、復習シートを使って基本事項が頭に入っているかを確認する・・・を繰り返していきましょう。

・超初心者(生物を高校で習っていない学生さん)

まず、生物基礎は大丈夫でしょうか。なるべくなら代ゼミの講義が始まる前に私の著書「改訂版 センター試験 生物基礎の点数が面白いほどとれる本」(KADOKAWA)・「センター・マーク標準問題集 分野別シリーズ 生物基礎」(代々木ライブラリー)などを使ってマスターしておくことを薦めます。あとは、「生物が苦手な学生さん」の項目で書いたように予習・復習してください。