コラム・お知らせ

生物の勉強法 第1話 「生物の勉強法、ダメダメパターン」

皆さんは生物をどのように勉強していますか? よくありがちな

パターンは・・・

もう少し細かく書いてみましょうか。

まず、とにかく教科書の内容を、特に太字の部分をひたすら暗記する。

さらに「教科書整理ノート」形式または「一問一答」形式の本を使って、

その( )になっている部分や用語をひたすら覚える。ある程度覚えられたな

と思ったら問題集を解く。すると、最初の「基礎問題」は解ける。

なにしろ暗記した語句がそのまま問われているだけですから。

次に応用問題・入試問題を解いてみる。ところが、難易度が上がるにつれて

解けない問題がどんどん出てくる。しかたがないので解答・解説を見る。

ところが…

1.「解説を読んでも何を言っているのかわからない」

2.「解説を読むとわかるけれど、どうしてそれに気がついたの?」

3.「これって、その場でひらめくこと? それとも暗記しておかなくては

ならないの? 自分の暗記が足りなかったのかな?」

4.「論述問題って解答を読むとわかるけれど、いざ自分で書こうとすると

やっぱり書けないなあ」

…などなどが噴出する。ところがそれらを質問する相手はいないし、

どんな参考書にも書いてない。

しかたないので、「じゃあとりあえず無理やり暗記しておくか」

・・・というパターンなのではないでしょうか?

だけどこの勉強法、まずいです。だから偏差値が50台の後半で止まって

しまっているのです。もちろんそれで合格してしまう大学もあります。

つまり、語句さえ暗記しておけばOKの大学。でも、おそらく皆さんは

もっとハイレベルな大学を目指しているのですよね?

だったら上の1~4を解決しなくてはなりません。

では、どうしましょうか?

次回からは1~4の原因を探っていきますね。