ギャラリー

複眼と単眼

みなさんごきげんよう。ハイレベルとスタンダードの講義では

受容器の話をしましたね。そのとき昆虫綱・甲殻綱の複眼と単眼

の話もしました。ではその写真をお見せしましょう。

これはスズメバチです。樹液を

吸いに来たものです。複眼が

はっきり見えますね。

 

 

 

 

 

 

 そして2つの複眼の

間にある3つの黒い丸が

単眼です。

 

 

 

 

単眼はセミ・バッタなどにもありますが、昆虫すべてに存在するわけではありません。

例えばクワガタやカブトムシにはありません。

 

複眼は薄暗いところは苦手なようで、そんなときに役に立つのが高感度の単眼と

考えられています。空の薄明かりと地面の暗色を見分けて飛ぶときの姿勢制御に使っ

ていると考えられています。

 

 

 

 

 

 

スギゴケの胞子体、見ていなかった人のために(^o^)

代ゼミの夏期講習会「ハイレベル生物演習」では1学期のハイレベル・スタンダードの

復習として植物の生活環の話をしました。

 

さて、スギゴケの胞子体とどこいるといいましたっけ?

そうそう、お母さん(雌性配偶体)の頭(?)の上にいるんでしたよね。

それが下の写真。

ほ~ら、これがスギゴケ。右のが雌性配偶体ね。頭に胞子体が付いているでしょう♪

お母さんの頭で子どもが暮らしているんだね。これを「胞子体が配偶体に寄生している」

と表現するわけです。

スギゴケの胞子体はどこにいる?

代ゼミのハイレベル・スタンダードでは植物の生活環の話をしましたね。

さて、スギゴケの胞子体とどこいるといいましたっけ?

そうそう、お母さん(雌性配偶体)の頭(?)の上にいるんでしたよね。

それが下の写真。

ほ~ら、これがスギゴケ。右のが雌性配偶体ね。頭に胞子体が付いているでしょう♪

お母さんの頭で子どもが暮らしているんだね。これを「胞子体が配偶体に寄生している」

と表現するわけです。

 

マグロは口を半開きにして泳ぐのです

講義でマグロの話をしましたね。マグロは口を半開きにして泳ぐと・・・

それでは写真で確かめてみましょう。

これは2010年の3月に行ったメキシコの沖で撮影したもの。

キハダというマグロで、上下に伸びた長いフィンが特徴です。

この個体は丸々していてすごく大きかったのですが、大堀よりは

大きかったですよ。同じくらいのがもう1匹いて、2匹並んで泳

いでいました。

さて、マグロの口、半開きになっていますよね♪ いっつも半開きです。

口からエラに水を流して、海水から酸素を取り入れているわけですね。

キハダマグロの肉はやや白っぽくて味はあっさり系。

大堀はクロマグロのほうが好きです。

クロマグロ、そのうち撮影したいなあ。

じゃ、いつ遺伝子理解するの?  春でしょう!!

受験生の皆さんこんにちは。さて、4月に入りましたね。

もちろん毎日勉強を進めていますよね?

特に英語と数学。だってこれら2科目が理系大学受験の

決め手ですから。

 

だからといって生物をまったくやらないというわけには

いきませんよね。

「でも、普段は英語と数学に時間を取られて生物はでき

ないし・・・」

 

じゃあいつ生物をやるのでしょう? 春と夏と冬しかありませんよね。これらの休業期間を

有効に使いましょう。

 

さて、春には苦手とする単元を1つでもつぶしておくことが望ましいのですが、皆さんが

苦手とし、かつ入試で重要なのは「遺伝子」でしょう。この分野はどんどん成長し、新しい

発見が毎日のように出てきています。入試でもそのような新しい発見をテーマにしたものが

どんどん出てきています。問題の分量も配点もまさに生物の中で最も高くなっている分野です。

なのに、この「遺伝子」、覚えること・やることが多い上にややこしくてとっつきにくいです

よね。そこで代ゼミの春期講習会「生物」で「遺伝子」の基本をつぶしてしまいましょう。

●ゲノムってなんだろう?

●遺伝子の正体がDNAであることはどうやってわかったの?

●遺伝子が複製されるってどういうこと?

●遺伝子はタンパク質の設計図、ではどういう設計図なの?

●遺伝子からタンパク質が合成される過程はどうなっているの?

●突然変異って何?

●などなど

この講義を受けておけば、これからの生物学習がとても楽になりますよ。

☆日程(①~④で1講座です)

本部校(新宿)

4月4日(木) ①9時00分~10時30分 ②11時00分~12時30分

4月5日(金) ③9時00分~11時30分 ④11時00分~12時30分

横浜校

4月6日(土) ①9時00分~10時30分 ②11時00分~12時30分

4月7日(日) ③9時00分~11時30分 ④11時00分~12時30分

(今年度から大堀は横浜校に出講しますよ!!)

 

☆ 大堀の講座は代ゼミ生だけでなくても受講OK!!

他の塾・予備校に通っている方、現役生など大歓迎です♪

☆ 受講の申し込みなど詳しい内容は代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/shunki/index.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラパゴス諸島の話4

今回は海岸を歩いてみましょう。

向こうの方に海が見えます。

どんな生き物がいるんでしょう♪

 

 

 

さて、海岸に着きました。 ん?何かいるぞ!

   

      おお!! これは・・・

 

 

 

      ウミイグアナだ!!

もともとは陸にすむイグアナだったのですが、
海の中の方が豊かなため海草を食べるように
なったものがウミイグアナと考えられています。

近寄ると、50センチくらいまで近づくと、「ブシュッ」
とくしゃみのようなものをしてしぶきを飛ばします。

そのしぶきに触れると、皮膚はただれ眼に入ると失明し・・


だったら恐ろしいのですが、ただの塩分が入った液体です。

”威嚇”の一種らしいのですが、あまり効き目がないようです。
もっとも天敵がいないのでこれでいいんでしょう。
ああ、今度はそのウミイグアナがガラパゴスアシカを

捕食しようとしていますっ!

あやうし、ガラパゴスアシカ・・・・

・・・・って、さっきウミイグアナは海草を食べると
書いたばっかりでしたね。

よほど接近しない限りは、お互い仲良くやって
いっているようです。

次回もいろんな生物が出てきますよ。お楽しみに♪

ガラパゴス諸島の話3

今回は別の島を見てみましょう。

前回の島よりは植物が多いです。

ちょっとした木もあります。

が・・・本当に緑が少ないです。

 

 

向こうの入り江に我々が乗ってきた船が見えます。

 

 

 

なんか花らしきものが咲いています。

 

 

 

寄ってみるとこんな感じです。

 

 

 

こういうところを歩いて行くわけです。

気温は日本の5月くらいかな。

でもほぼ赤道直下、凄い日差しなのです。

ちなみに、道からそれるとガイドさんに怒られます。

国立公園なので通路外に勝手に出てはいけないわけです。

 

 

 

 

ウチワサボテンです。

ガラパゴスとはゾウガメのことなんですが、

ゾウガメはこうしたサボテンを食べるわけです。

 

 

 

ガイドのガブさん。

大堀はしょっちゅう道からそれるのですごく怒られました。

だっていい写真を撮りたかったんだもん・・・

 

 

 

ガラパゴスには昆虫も非常に少ないのいですが、

クマバチが元気に飛んでいました。

日本のやつとだいたい同じ大きさなんですが、

胸部が黄色くなく全体が黒です。羽はちょっと紫っぽい黒です。

 

次回は海岸へ行ってみましょう\(^o^)/

ガラパゴス諸島の話2

ガラパゴス諸島にも空港があるんですよ。その近くの港から左の写真の船に乗り込むわけです。

大堀は7人くらいで行ったんですが、この7人で船を1隻借り切ってしまうのです。

船長さんやコックさんなどみんな乗ってます。なので料理とか掃除とかは別にしなくていいのです♪

ただし、コックさんには当たりハズレがあるんですよ。こっちの好みを全く無視するコックさんも

いればただ単純に腕が悪いコックさんもいるのです。1週間以上ここで生活するわけですから、

コックさんはすごく重要なんですよ。

船が最初に寄ったのはこんな島でした。島の名前は・・・忘れちゃった。

まあ見てください。荒涼としているでしょう?

ガラパゴス諸島ってこんな島が多いんです(そうでない島もありますが、それは後ほどお見せします〉。

だから陸上の生態系はそれほど豊かではありません。

 

 

あっ、そういえばこの島に上陸するとき、ペンギンがいましたっけ。

このペンギンは「ガラパゴスペンギン」っていうのですが、1997年のエルニーニョ現象で

その数がめちゃくちゃ減ってしまったんだそうです。

それにしてもこのときカメラのレンズが壊れてちゃんとピントが合わなくなってしまって、トホホ・・・

 

 

そしてけっこう有名らしい岩。

刺さったら痛そうだな。刺さらないか・・・

たしかこの岩の根元あたりにペンギンがいたんじゃなかったっけかなあ・・・

 

 

 

さて、植物を見てみましょう。

 

 

 

 

 

近くで見るとこんな感じ。

 

 

 

 

 

そして荒野ではお決まりのサボテン。

 

 

 

 

 

山登り。さっき自分たちが通ってきた道が見えます。

上の写真のサボテンはこんな所に生えていたんですよ。

 

 

 

 

そして頂上からの眺め。

う~、面白くない景色。

早くダイビングしたい・・・

 

 

 

さっきの刺さったら痛そうな岩も見えますね。

3隻のうちの一番左側のが我々が乗ってきた船です。

 

今回はあんまり生物が出てきませんでしたね。

実は次回もあんまり出てきません。ガラパゴス諸島の話4あたりからジャンジャン出てきますよ♪

ガラパゴス諸島の話

 3月に入りましたね。受験どうでした?

あとは国公立の後期試験を残すだけとなり

ましたね。

 

今回からシリーズでガラパゴス諸島をご案内し

ましょう。

実は2年前の今頃このシリーズを始めたんです

が、事情があって中断していました。今回はまた初めからやり直しで開始することにしました(^_^)/

 

みなさんはガラパゴス諸島ってご存知ですよね? そう、あのダ-ウェインが”自然選択”をひら

めき出すきっかけを作った場所ですね。えっ? 自然選択説は本当はウォーレスの手柄だって?

おお、大堀の講義をちゃんと覚えていたんだねえ、そこの君。

で、ガラパゴス諸島は地球のどこにあるのでしょう?

日本のだいたい裏側ですね。南米エクアドルの約1000km沖合に存在している島々です。

大堀は何度か訪れているのですが、まあ行くのが大変。いろいろなルートがあるんですが、

まず成田空港からヒューストンまで約11時間。で、つなぎの便がないのでヒューストンで

一泊です。次の日はこのヒューストンからエクアドルの首都キトまで飛行機。これはそれほど

時間がかからないんですけど、やっぱりつなぎの便がないのでここで一泊。このキト、赤道直下

の都市なんです。でもね、標高が3000m近くあるので涼しいし、なにしろ空気が薄い。

階段を登ると息が切れるし、しゃべっていると苦しいのです。

ところで、キトの宿の庭を歩いていたら、ウサギがいました。

宿の人に聞いたら、名前は「ブラウニー」。「黒いじゃん」って言ったら「最初は茶色

かったんだ」そうです。うう、条件遺伝子が大人になってから作用したのか・・・

ん? 条件遺伝子は黒を茶にするんだったな。逆条件遺伝子?

そういえばキトに1600mのタワーができるらしいですね。なんでも「ここが赤道だ」

ってことを示すための。でもエクアドルも日本と同じで地震が多い国。大丈夫かな、1600m

だぞ。東京スカイツリーよりさらに1000m高いんだぞ。

はっ、そうだ、ガラパゴスに行くんだったっけ。キトで一泊したら次の日にまた飛行機にのり

ます。で、この飛行機からの眺めが素晴らしいこと。あのアンデス山脈を越えるときの絶景!!

沖縄に行くとき、羽田から飛行機が飛び立つとすぐに富士山が見えますよね。そしてその左側

(西側)に南アルプス(=赤石山脈)が見えてきて、きれいだなあっていつも思うのですが、

あんなもんじゃない。ものすごく地形がダイナミックで・・・あっ、またそれちゃった。

ガラパゴスに行くんだっけ。まあ、とにかくやっとの思いでガラパゴス諸島に着くのです。

 

 

これはガラパゴス諸島の空港の飛行機ね。

 

 

 

 

ガラパゴス諸島はどこで寝起きするのかって?

大堀はジンベイザメを見るためにガラパゴス諸島に行ったのです。つまり、毎日ダイビング。

なので船で生活するのです。その船が最初の写真。あんまり大きそうに見えないのですが、

1人に1部屋あって、部屋の中はちゃんとベッド・トレイ・シャワーがあるんですよ。

さて、次回からはガラパゴス諸島のいろいろな生き物を見ていきましょう。お楽しみに~♪

12月9日「本日のクイズ」の解答(^。^)

 前回、左の写真はなんなのか?

というクイズを出したのですが、

もっと拡大してみると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 そろそろわかってきましたねえ!(^^)!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サナダムシです。

目黒寄生虫館では、長すぎるので左のように展示してありました。