夏期講習会2011年度 大堀求の「生物学的思考回路【遺伝編】」(その2)
今回は「自分は遺伝ができるのか? それともできないのか?」を調べてみましょう。
次の表はある国立大学の二次試験の問題に載っていた表です。
遺伝子Cに関する表現型 症状 個体数
F1 c2 陰性 8
F2 c2 陰性 97
c2 陽性 11
c1 陰性 11
c1 陽性 25
さて、これを見て何が見えますか? 「遺伝子Cって何の遺伝子?」とか「症状が
陽性とか陰性って何のこと?」なんて思ってしまった君、遺伝ができていない人です。
できる人はそんなところは見ませんよ。数字だけです。
「ああ、F1の自家受精で生じたF2の比が97:11:11:25ね。F1では遺伝子の
大文字どうし・小文字どうしが連鎖していて、さらに組み換えがあって、配偶子の
比が多分5:1:1:5ね」って思います。
「えっ? 問題文も書いていないのに何でわかるの?」って思いました?
そう、だって遺伝ができる人はイチイチ問題文なんか読まなくても、文章中の数字を
見ればだいたいどんな問題かをつかんでしまいます。問題文を読むのはそのあと。
「どうせできないよ」って腐らない腐らない。
大堀の「生物学的思考回路【遺伝編】」に出れば、君らも「ああ、これね」って絶対に
見抜けるようになりますよ♪ 大堀に任せておきなさい!!
また「センター試験でしか使わない」っていう学生さんもいると思いますが、そういう人にも
是非お勧めしますよ。遺伝に費やす時間が大幅に短縮でき、他の実験考察問題に時間を
かけられるようになりますからね。
☆大堀の講座は代ゼミ生はもちろん他の塾・予備校に通っている現役生・高校生・浪人生
でも参加OK。奮って参加してね♡