講演・執筆などのご依頼に関して。
申し訳ございませんが、現在このウェブサイト右上の「講演・執筆などの
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☆「大堀求」と検索していただければすぐに出てまいります(「大堀求」本名で
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題目に「11回目」とするところを、「10回目」にしてしまっていました。
訂正しておきました。
ご迷惑をおかけしました。
ハーディー・ワインベルグの法則が成り立つための条件は・・・
①「突然変異が起こらない」・②「自然選択が起こらない」・③「任意交配である」
④「集団に出入りがない」・⑤「集団が十分に大きい」なのですが・・・ではここで問題。
問1 ある集団(AA:Aa:aa=1:2:1)が任意交配をおこなった場合の、次代の遺伝子型の種類と
その比を答えなさい。
問2 集団が十分に大きくないとハーディー・ワインベルグの法則が成り立たないのはなぜ?
問3 遺伝的浮動と小進化の共通点を答えなさい。
さて、この辺、苦手とする学生さんが多いですね。まず「任意交配」ってなんでしょう?
どう解くんでしょうね? 講義でちゃんと説明します。つぎに「ハーディー・ワインベルグの法則」。
ここは「遺伝子頻度」が正しくわかっていないといけないんですが、このあたりは大丈夫ですか?
また法則が成り立つための条件⑤「集団が十分に大きい」の意味はわかっていますか? これが
問3の「遺伝的浮動」と深く関わっているのですが、その辺は理解していますか? もちろん講義
ではそこもちゃんと説明していきますからね。
それから進化ってなんですか? 「小進化」と「大進化」があるんですがどう違うのでしょうか?
講義ではこれらもちゃんと説明していきますから安心してくださいね。
●『大堀求の生物(腎臓・生体防御・神経・個体群・相互作用)』の講義範囲
第1章 腎臓の計算問題
第2章 神経
第3章 生体防御
第4章 個体群・相互作用
第5章 植生
●『大堀求の生物(生態系・進化・系統分類)』の講義範囲
第1章 生態系の構造
第2章 生命の起源と生物の進化・人類の進化
第3章 進化の仕組み(その1)
第4章 進化の仕組み(その2)
第5章 系統分類
●講義の内容
生命現象を「正しく理解」してもらうべく解説をおこない、そのあとで代表的な
例題を演習します。
●対象とする学生さん・レベル
受験に「生物」を使う学生さん。「生物」が苦手だ、または「生物」を初めて習うという学生さん。
代ゼミ以外の学生さんも大歓迎♪
●日程 :『大堀求の生物(腎臓・生体防御・神経・個体群・相互作用)』
名古屋校
7月17日(月)~7月21日(金) 5コマ目(17時30分~19時00分)
本部校(新宿)
7月31日(月)~8月4日(金) 4コマ目(15時30分~17時00分)
新潟校
8月14日(月)~8月18日(金) 4コマ目(15時30分~17時00分)
●日程:●『大堀求の生物(生態系・進化・系統分類)』
名古屋校
7月17日(月)~7月21日(金) 6コマ目(19時30分~21時00分)
本部校(新宿)
7月31日(月)~8月4日(金) 5コマ目(17時30分~19時00分)
新潟校
8月14日(月)~8月18日(金) 5コマ目(17時30分~19時00分)
☆ 大堀求の講座は、大堀求が出講していない校舎でもサテライン放映によって代ゼミの
すべての校舎で受講可能です。
☆ 大堀求の講座はすべて収録されますので、代ゼミ各校舎(=フレックス)・サテライン予
備校等で好きな日程・時間で受講することが可能です。
☆ これまで代ゼミに通っていなかった学生、他の塾・予備校に通っている学生さん、それ
から現役生も大歓迎です。ふるって参加してくださいねヽ(^。^)ノ
☆ 受講申し込みなどは代ゼミのHPをご覧ください。
みなさんこんにちは。受験勉強ははかどっていますか?
今回は講義で説明したスギゴケの配偶体の写真を載せますね。
大きさは5㎝くらいです。よく見ると、右の個体の上には
胞子体がくっついていますね。
このオオイソバナ。植物みたいだけれど、ク
ラゲ・イソギンチャク・サンゴ・ヒドラなどの
仲間で刺胞動物門に属します。
大きいと”うちわ”の直径が2m近くになるかな・・・
で、この動物に近づいてよ~く探すと、かわいいやつがいるんだな、これが。
ほ~ら、いた。色や模様がオオイソバナに
そっくりでうま~く擬態してでしょ?。
この魚はクダゴンベというんだけれど、
こういうのがいるって知ってて探さないと
普通は見過ごしてしまうね。
脊椎動物門・魚綱・スズキ目・ゴンべ科の魚で
大きさは10cm前後。細い口で小さな甲殻類
などを捕食するんだ。あんまり泳ぎ回らず、この写真のようにじっとしていて、たま~に思い出し
たかのようにス~ッと泳いでまたじっとする・・・を繰り返しているよ。
ちなみに、メガネゴンベという魚もいるけれど、機会があったら写真を載せるね。
「おいおい、相利共生シリーズじゃなかったのか?」
と言われそうでそうですが、「寄生シリーズ」もスタートです。
他にも「片利共生」「擬態」などもやりますね。
ハイレベルやスタンダードの講義では、大学で研究していたのが
「生物農薬だ」という話をしました。
で、大堀が手がけたテーマがスジコナマダラメイガとコクガヤドリチビアメバチ
なのです。下の写真はコクガヤドリチビアメバチ。
スジコナマダラメイガは体長1cmくらいのガで、その幼虫は米ぬかなどに
たかるのですが、これに寄生するのがコクガヤドリチビアメバチです。
ということは、このコクガヤドリチビアメバチを大量飼育して放てば、
スジコナマダラメイガを退治できるではないか!!
でも、コクガヤドリチビアメバチを大量飼育するには、その宿主となる
スジコナマダラメイガも大量に必要となりますね。スジコナマダラメイガを
退治するのにスジコナマダラメイガを大量に飼育してりゃあ世話ないね。
そこで、人口培地を開発して、その培地でコクガヤドリチビアメバチを
大量飼育しようということになったわけです。
で、その培地の開発が大堀の研究テーマだったのですが、とりあえず人口培地で
飼育した幼虫を成虫にすることには成功したました。
で、その成虫、なかなか立派だったので「飛ぶかな?」とシャーレの蓋を開けた
ところ、ちゃんと飛んだわけです。「やった!!」
ところがそのまま飛んで行っちゃったわけです・・・
まわりの先生・先輩方は「わかったから」と信じてくれません。
それからあとは人口培地によって成虫になったものはいたにはいたんだけれど、
ちゃんと飛べないし触覚が折れ曲がってるし、なんか情けないのばっかりでした。
その情けないのが下の写真の左側のやつです。右側のは普通にガの幼虫に寄生して
成虫になったものです。
ちなみに、このハチはメスしか確認されておらず、オスは存在するのかしないのか
わかっていません(当時)。
またハチとは言っても刺しません。
さて相利共生といえばこれでしょう。クマノミとイソギンチャク。
これは与那国島のダイビングで撮影したもの。
ただし、この相利共生はちょっと説明が難しい。
というのは「相利共生が三つ巴になっている」からだ。
イソギンチャクは種類によっていろんな色のものがいる
けれど、それはイソギンチャクに共生している褐虫藻の
色なんだ。
で、この褐虫藻は、光合成をおこなって炭水化物を合成し、
その炭水化物を栄養源にして生きているわけだ。
そしてその炭水化物の一部は、生息場所を提供してくれて
いりイソギンチャクにもわたされ、イソギンチャクの成長にも
役だっている。
つまり、イソギンチャクと褐虫藻も相利共生の関係になって
いるわけだ。
ところで、イソギンチャクはこの褐虫藻に光を当てるために
”体を開いた状態”にしなければならない。
で、ここにクマノミが役に立っているようなんだ。どうやら
クマノミがいる方が体を開いた状態にしやすいらしい。
実際にくまのみがいるイソギンチャクといないイソギンチャクを
比べると、前者の方が開いている時間が長いし、成長速度も
大きいという報告があるそうだ。