ガラパゴス

ガラパゴス諸島の話4

今回は海岸を歩いてみましょう。

向こうの方に海が見えます。

どんな生き物がいるんでしょう♪

 

 

 

さて、海岸に着きました。 ん?何かいるぞ!

   

      おお!! これは・・・

 

 

 

      ウミイグアナだ!!

もともとは陸にすむイグアナだったのですが、
海の中の方が豊かなため海草を食べるように
なったものがウミイグアナと考えられています。

近寄ると、50センチくらいまで近づくと、「ブシュッ」
とくしゃみのようなものをしてしぶきを飛ばします。

そのしぶきに触れると、皮膚はただれ眼に入ると失明し・・


だったら恐ろしいのですが、ただの塩分が入った液体です。

”威嚇”の一種らしいのですが、あまり効き目がないようです。
もっとも天敵がいないのでこれでいいんでしょう。
ああ、今度はそのウミイグアナがガラパゴスアシカを

捕食しようとしていますっ!

あやうし、ガラパゴスアシカ・・・・

・・・・って、さっきウミイグアナは海草を食べると
書いたばっかりでしたね。

よほど接近しない限りは、お互い仲良くやって
いっているようです。

次回もいろんな生物が出てきますよ。お楽しみに♪

ガラパゴス諸島の話3

今回は別の島を見てみましょう。

前回の島よりは植物が多いです。

ちょっとした木もあります。

が・・・本当に緑が少ないです。

 

 

向こうの入り江に我々が乗ってきた船が見えます。

 

 

 

なんか花らしきものが咲いています。

 

 

 

寄ってみるとこんな感じです。

 

 

 

こういうところを歩いて行くわけです。

気温は日本の5月くらいかな。

でもほぼ赤道直下、凄い日差しなのです。

ちなみに、道からそれるとガイドさんに怒られます。

国立公園なので通路外に勝手に出てはいけないわけです。

 

 

 

 

ウチワサボテンです。

ガラパゴスとはゾウガメのことなんですが、

ゾウガメはこうしたサボテンを食べるわけです。

 

 

 

ガイドのガブさん。

大堀はしょっちゅう道からそれるのですごく怒られました。

だっていい写真を撮りたかったんだもん・・・

 

 

 

ガラパゴスには昆虫も非常に少ないのいですが、

クマバチが元気に飛んでいました。

日本のやつとだいたい同じ大きさなんですが、

胸部が黄色くなく全体が黒です。羽はちょっと紫っぽい黒です。

 

次回は海岸へ行ってみましょう\(^o^)/

ガラパゴス諸島の話2

ガラパゴス諸島にも空港があるんですよ。その近くの港から左の写真の船に乗り込むわけです。

大堀は7人くらいで行ったんですが、この7人で船を1隻借り切ってしまうのです。

船長さんやコックさんなどみんな乗ってます。なので料理とか掃除とかは別にしなくていいのです♪

ただし、コックさんには当たりハズレがあるんですよ。こっちの好みを全く無視するコックさんも

いればただ単純に腕が悪いコックさんもいるのです。1週間以上ここで生活するわけですから、

コックさんはすごく重要なんですよ。

船が最初に寄ったのはこんな島でした。島の名前は・・・忘れちゃった。

まあ見てください。荒涼としているでしょう?

ガラパゴス諸島ってこんな島が多いんです(そうでない島もありますが、それは後ほどお見せします〉。

だから陸上の生態系はそれほど豊かではありません。

 

 

あっ、そういえばこの島に上陸するとき、ペンギンがいましたっけ。

このペンギンは「ガラパゴスペンギン」っていうのですが、1997年のエルニーニョ現象で

その数がめちゃくちゃ減ってしまったんだそうです。

それにしてもこのときカメラのレンズが壊れてちゃんとピントが合わなくなってしまって、トホホ・・・

 

 

そしてけっこう有名らしい岩。

刺さったら痛そうだな。刺さらないか・・・

たしかこの岩の根元あたりにペンギンがいたんじゃなかったっけかなあ・・・

 

 

 

さて、植物を見てみましょう。

 

 

 

 

 

近くで見るとこんな感じ。

 

 

 

 

 

そして荒野ではお決まりのサボテン。

 

 

 

 

 

山登り。さっき自分たちが通ってきた道が見えます。

上の写真のサボテンはこんな所に生えていたんですよ。

 

 

 

 

そして頂上からの眺め。

う~、面白くない景色。

早くダイビングしたい・・・

 

 

 

さっきの刺さったら痛そうな岩も見えますね。

3隻のうちの一番左側のが我々が乗ってきた船です。

 

今回はあんまり生物が出てきませんでしたね。

実は次回もあんまり出てきません。ガラパゴス諸島の話4あたりからジャンジャン出てきますよ♪

ガラパゴス諸島の話

 3月に入りましたね。受験どうでした?

あとは国公立の後期試験を残すだけとなり

ましたね。

 

今回からシリーズでガラパゴス諸島をご案内し

ましょう。

実は2年前の今頃このシリーズを始めたんです

が、事情があって中断していました。今回はまた初めからやり直しで開始することにしました(^_^)/

 

みなさんはガラパゴス諸島ってご存知ですよね? そう、あのダ-ウェインが”自然選択”をひら

めき出すきっかけを作った場所ですね。えっ? 自然選択説は本当はウォーレスの手柄だって?

おお、大堀の講義をちゃんと覚えていたんだねえ、そこの君。

で、ガラパゴス諸島は地球のどこにあるのでしょう?

日本のだいたい裏側ですね。南米エクアドルの約1000km沖合に存在している島々です。

大堀は何度か訪れているのですが、まあ行くのが大変。いろいろなルートがあるんですが、

まず成田空港からヒューストンまで約11時間。で、つなぎの便がないのでヒューストンで

一泊です。次の日はこのヒューストンからエクアドルの首都キトまで飛行機。これはそれほど

時間がかからないんですけど、やっぱりつなぎの便がないのでここで一泊。このキト、赤道直下

の都市なんです。でもね、標高が3000m近くあるので涼しいし、なにしろ空気が薄い。

階段を登ると息が切れるし、しゃべっていると苦しいのです。

ところで、キトの宿の庭を歩いていたら、ウサギがいました。

宿の人に聞いたら、名前は「ブラウニー」。「黒いじゃん」って言ったら「最初は茶色

かったんだ」そうです。うう、条件遺伝子が大人になってから作用したのか・・・

ん? 条件遺伝子は黒を茶にするんだったな。逆条件遺伝子?

そういえばキトに1600mのタワーができるらしいですね。なんでも「ここが赤道だ」

ってことを示すための。でもエクアドルも日本と同じで地震が多い国。大丈夫かな、1600m

だぞ。東京スカイツリーよりさらに1000m高いんだぞ。

はっ、そうだ、ガラパゴスに行くんだったっけ。キトで一泊したら次の日にまた飛行機にのり

ます。で、この飛行機からの眺めが素晴らしいこと。あのアンデス山脈を越えるときの絶景!!

沖縄に行くとき、羽田から飛行機が飛び立つとすぐに富士山が見えますよね。そしてその左側

(西側)に南アルプス(=赤石山脈)が見えてきて、きれいだなあっていつも思うのですが、

あんなもんじゃない。ものすごく地形がダイナミックで・・・あっ、またそれちゃった。

ガラパゴスに行くんだっけ。まあ、とにかくやっとの思いでガラパゴス諸島に着くのです。

 

 

これはガラパゴス諸島の空港の飛行機ね。

 

 

 

 

ガラパゴス諸島はどこで寝起きするのかって?

大堀はジンベイザメを見るためにガラパゴス諸島に行ったのです。つまり、毎日ダイビング。

なので船で生活するのです。その船が最初の写真。あんまり大きそうに見えないのですが、

1人に1部屋あって、部屋の中はちゃんとベッド・トレイ・シャワーがあるんですよ。

さて、次回からはガラパゴス諸島のいろいろな生き物を見ていきましょう。お楽しみに~♪

片利共生「ジンベイザメとコバンザメ」

ガラパゴス諸島に行ってきた時の写真です。

海の中にはジンベイザメが何匹かいて、一番

大きい個体は観光バスくらいの大きさでした。

 

 

 

 

さて、そのジンベイザメなのですが、たくさん

のコバンザメがついていました。

コバンザメは、背びれが変化した吸盤で海の中の

大きな動物(サメ・ウミガメ・エイなど)に吸い付く

のですが、船の底についていたり、場合によって

はダイバーにくっつくこともあります。この大堀

にもくっついたのですが、残念ながら撮影できま

せんでした。

コバンザメはいわゆるサメ(軟骨魚)ではなく硬骨

魚です。

そしていろんなところに入り込みます。

左の写真では、ジンベイザメの口と目の後ろに

ある穴に入り込んでいるのですが、ちょっと拡大

してみましょう。

目の後ろに穴が開いているのですが、コバンザメ

のしっぽが出ています。

わかりません?

それじゃあ・・・

 

 

 

・・・もっと拡大してみました。

 

 

 

 

 

さて、コバンザメは片利共生で出題されることが多いのですが、実際にはサメの体についている

「カイアシ」と呼ばれる寄生虫を食べているようです。なので相利共生ではないか?となるので

すが、入試では「片利共生」としておいたほうが無難です。

 

ジンベイザメのまわりにはカンパチという

魚もいました。

左の写真は、何匹かいたジンベイザメの中

でも小さめのやつだったのですが、その下

に魚がいるでしょう?その魚を拡大してみ

ると・・・

 

こんなやつです。これがカンパチ。

刺身にしたいですねえ・・・

 

 

 

 

 

ガラパゴスには他にもこんなサメがいまし

た。

ガラパゴスレモンザメというんだそうです。

かっこいいですよね。大きさは2mくらい。

 

 

 

ハンマーヘッド(シュモクザメ)は群れで

うじゃうじゃいましたが、撮影しようと

近寄ると逃げてしまうので難儀しました。

 

 

 

 

 

ガラパゴス諸島 この前の講義で見せられなかった写真(その3)

ガラパゴスアシカの赤ちゃんです。

寝ています。

 

 

 

 

 

あっ、起きた。

 

 

 

 

 

 

 こらっ、そんなに近寄ったらピンとが合わないって・・・

 

 

 

 

 

 

何もいい匂いしないでしょう?

 

 

 

 

 

 

そうそう、ちゃんとピントが合った。

ガラパゴス諸島 この前の講義で見せられなかった写真(その2)

 あっ、カメ~

 

 

 

 

 

 

 ん、こちらに勘づいたかな?

 

 

 

 

 

 

 おっ、こっちに来るの?

 

 

 

 

 

 

 あっ、来た来た~

 

 

 

 

 

 

 あれ? 行っちゃうの?

 

 

 

 

 

 

  はいどうも~

 

 

 

 

 

ガラパゴス諸島 この前の講義で見せられなかった写真(その1)

  講義ではガラパゴス諸島の写真を見せましたが、

 他にも見せたい写真がたくさんあるんですよ。

 

 「あっ、アシカがきた」 

 

 

  

 どんどん近付いてきて・・・

 

 

 

 

 

 

 もうすぐそこ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 もう触れる距離なのですが・・・

 

 

 

 

 

 体をくねらせて、

 

 

 

 

 

 

 行ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

  1mくらいの距離までくるけれど、

 絶対に触らせてもらえませんでした(^^;)

 

 

 

ガラパゴスアシカ

 

  ガラパゴス諸島は天敵がいないから、動物たち

はあんまり逃げない。アシカの母親も赤ちゃんを

放っておいてエサを採りに行ってしまいます。

  この子もやっぱり逃げない・・・5㎝くらいに近

寄って撮影しているんだけれどね。

 

スタンダードやハイレベルの講義ではそろそろ進化の話が始まります。進化といえば

ダーウィン(本当はウォーレスだ)、ダーウィンといえばガラパゴス。こうしたガラパゴスで

の写真をまじえて話すから、楽しみにしていてね(^_-)-☆

 

ウミガメとガラパゴスアシカ

  何年か前に行ったガラパゴス諸島でダイビン

 グしたときの写真です。カメはだいたいどこの

 海でもいるんだけれど、海域によって性格が違

 います。パラオや沖縄ではダイバーを見かける

 と逃げちゃうし、モルディブのは海底の海草を

 食べるのに必死で、触っても全然逃げないし、

向こうからこっちに寄ってくるのもいます。

  ガラパゴスにはガラパゴスアシカがいて可愛いんだけど、邪魔なんだよね。好奇心旺盛で人間

にまとわりついてきます。そのくせ撮影しようとしてもじっとしてないからぶれちゃうし・・・<`ヘ´>

★ カメの甲羅についているのは巻貝です。