授業日程
曜日 | 9:00~10:30 | 11:00~12:30 | 13:30~15:00 | 15:30~17:00 | 17:30~19:00 | 19:20~20:50 |
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月 | 名古屋 レギュラー |
名古屋 ハイレベル 生物① |
名古屋 ハイレベル 生物② |
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火 | 終日 収録授業 | 終日 収録授業 | 終日 収録授業 | |||
水 | 新潟/ ハイレベル 生物① |
新潟/ ハイレベル 生物② |
新潟/ ハイレベル 生物演習 |
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木 | 本部/ センター 生物基礎 |
本部/ 標準 生物演習 |
本部/ センター生物 |
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金 | 本部/ ハイレベル 生物演習 |
本部/★/ ハイレベル 生物① |
本部校/★/ ハイレベル 生物② |
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土 |
※表中のS★マークは全国サテライン放映を表します。詳細はお近くの代ゼミサテライン予備校や代ゼミ各校舎までお問い合わせ下さい。
主要担当講座
大堀の主要担当講座です。「ハイレベル生物①②」という表示で、週に2回の講義(①・②それぞれ1回ずつ)で1セットの講義となります。1学期「①12回・②12回」の計24回、2学期「①12回・②12回」計24回、全部合わせて48回の講義となります。これによって「生物基礎」と「生物」をマスターする講座です。なお、この講座を受講していれば、「センター生物」を受講する必要はありません。
センター生物
高校教科書の「生物」の全範囲を学習する、センター試験対策講座です。週に1回の講座となります。1学期12回、2学期12回、全部合わせて24回の講義となります。
ハイレベル生物演習
難関国公立大学・上位私大合格を狙う、週に1回の演習の講座です。1学期12回、2学期12回、合計24回の講義となります。範囲は「生物基礎」「生物」です。演習講座なので、あらかじめ問題を予習してくる必要があります。
標準生物演習
一般国公立大学・中堅私大を狙う、週に1回の演習の講座です。1学期12回、2学期12回、合計24回の講義となります。範囲は「生物基礎」「生物」です。演習講座なので、あらかじめ問題を予習してくる必要があります。
センター生物基礎
センター試験において、「生物基礎」を選択する学生向けの講座です。週に1回(この講座に限って60分授業)の講座となります。1学期12回、2学期12回、合計24回の講義となります。範囲は高校教科書の「生物基礎」です。
初学者が気をつけること
ハイレベル生物は前記のとおり生物を一度は習った学生が対象の講座ですが、初学者の方でも参考書片手に受講する人がいます。そういった人たちの中には、確かにそれで講義についてくることができる人たちもいるのですが・・・
でも、ちょっと待ってください。予備校のパンフレット的な「ハイレベル生物は早稲田・慶応・東京理科大学・国公立まで対応」というような説明には落と し穴があります。気がつきましたでしょうか。このように書いてあると、ほとんどの受験生はハイレベル生物を受講することになります。つまり「無理を してでも最初からこの講座を受講した方がいいのではないか」と考えてしまうのですね。でもこれは大きな誤りです。そしてこの大きな誤りは大学受験生物の作 問構造を理解していないためにおきてしまうのです。
生物の試験問題は大きく2つに分けられます。1つは名称や公式などの空欄補充問題で、これらは暗記学習でなんとかなります。中堅私大で最も多く出題 され、難関私大や国公立大では出題される生物問題の30~40%はこの設問形式です。当然、点数を落としたくないところですよね。ですから初学者はまずこ うした問題を確実に解答できるように、入試に出る語句を繰り返し学習する必要があります。そのための講座がスタンダード生物Ⅰ・Ⅱなのです。核になる語句 とそれに関連する語句がつながるようになるまで初学者はこちらの講座で勉強すべきです。
も う1つは実験考察力を問う問題で、表を読みグラフを見て解答する問題です。比較的簡単にグラフや表が読めてしまうような問題(=見慣れたグラフや表を用い た問題や予測可能な問題)はセンターでも出題されますが、慶応の医学部や東京理科大、東北大・大阪大・京大・東大などは、受験生が全く知らない最新の研究 事例などの表やグラフを読み取らせる問題を出題してきます。こうした問題は、核になる語句と関連語句を覚えていれば解けるというものではありません。解答 できるようになるには常に難易度の高い問題を解いて、経験値を増やして難問への耐性を身につけておかないといけません。そのための講座がハイレベル生物 Ⅰ・Ⅱであり、入試問題をあまり多くは扱いませんが、問題を解くための考え方を指導していくわけです。
このように、初学者は(既習者であっても)つけるべき知識をつけた上で次のステップ(実験考察問題への対応学習)へと進むべきなのに、目標となる大 学だけをみた講座選択をして基礎の繰り返しをおろそかにして上級の問題を解き(というか講師の解答とそのプロセスを聞いて)、わかった気になってその日そ の日を費やしてしまうわけです。
焦ってはいけません。基礎知識を踏まえて問題演習(もしくは演習講座の授業)で知識のアウ トプットを確実にしておけば、夏期講習などを利用することで、9月からはハイレベルの講座を受講できるまで学力を向上させることができます。方向感のない 「無理」や「努力」は、「見栄」でしかありませんよ。受験生はまず謙虚さをもって自分の「学力」を認識して学習に取り組むべきです。次に大体の目安を示し ておきます。
●生物の偏差値が50の半ば以上出ている、または今年のセンター試験で70点以上取ったという学生・・・ハイレベル受講OK
●生物を全く習ったことがない学生、すごく苦手な学生、生物の偏差値が50に達さない学生、今年のセンター試験で70点に届かなかった学生・・・まだハイレベル受講は控えたほうがよい
大堀式☆生物指導法
1.単純な知識問題
2.知識をもとにして考える問題
3.遺伝
4.計算問題
5.ひらめき問題・生物学的思考が試される問題
6.各種論述問題
7.新しく発見・解明された生命現象に基づく実験・考察問題
1.単純な知識問題
知っていれば解答できますが、知っていなければお手上げの問題です。対策としては「ただひたすらの暗記」となるのですが、いったい何をどのように覚えればよいのでしょうか。例えばセンター試験で過去に出題された次の問題は、どう対処しましょう。「ゾウリムシの大きさを次の中から選べ(単位はμm)。①0.015 ②0.15 ③1.5 ④15 ⑤150 ⑥1500」という問題。単純な知識問題ですね。正解は「⑤150」なのですが、では「ゾウリムシは150μmだ」と暗記しておかなければならなかったのでしょうか。いいえ、違います。ここで暗記しておくべきことは「1000μm=1mm」と「ゾウリムシはかろうじて肉眼で見える」ということです。この2つを知っておけば、選択肢の中から「かろうじて見える大きさ」を選べばよいことになりますね。「⑥1500μm=1.5mm」ですから肉眼で十分に見れます。また「④15μm=0.015mm」ですから肉眼では見れません。ということは解答は④と⑥の間の⑤だな・・・となるわけです。この例のような「何をどのように覚えればよいのか」を講義で説明していくのです。
さて、そのように覚えることを選別できても、その量は膨大です。そこで講義では、さらに暗記のコツを説明していくことになります。例えば、ホルモンの成分にはタンパク質、アミノ酸の誘導体、ステロイドがあります。では、いろいろあるホルモンのそれぞれはどの成分なのでしょうか。1つ1つ覚えるのでしょうか。いいえ、違います。アミノ酸誘導体、ステロイドのものは数例しかありません。だからこれらを暗記すればいいのです。残りの多数のホルモンはタンパク質ですから暗記する必要はありません。「残りは全部タンパク質」でいいのです。つまり「少ないものだけを覚える」というわけです。他にも「右脳を使って覚える(形で覚える)」「重要なものは細かく覚える」などなどいろいろなコツがありますが、それらを講義で説明していくわけです。楽しみにしていてください。
単純知識問題については主に「ハイレベル生物①②」「センター生物」「センター生物基礎」で解説します。「標準生物問題演習」「ハイレベル生物問題演習」でも扱います。ちなみに、ここまでマスターすると、センター試験で6割はとれるようになります。
2.知識をもとにして考える問題
実験の結果・グラフの読み取りなど、自分が持っている知識を使って考えて解く問題です。やはり、知識が必要なわけで、「1.単純な知識問題」をマスターしておかなくてはなりません。あとは「知識を使って考える練習」ということになります。
知識をもとにして考える問題については主に「標準生物問題演習」「ハイレベル生物問題演習」で扱います。ちなみに、ここまでマスターすると、センター試験で7割はとれるようになります。
3.遺伝
遺伝は生物という科目の中でも少し特殊です。知識はある程度必要ですが、「考えること」が主体となる単元だからです。正解を得るには、「遺伝現象を正しく理解していること」、そして、「確率の考え方」も必要になってきます。これらの対策として必要なのは、「遺伝現象の正しい理解」と「練習」と言えるでしょう。
「遺伝現象の正しい理解」は主に「ハイレベル生物①②」「センター生物」で解説します。「練習」は「標準生物問題演習」「ハイレベル生物問題演習」で解説します。ちなみに、ここまでマスターすると、センター試験で8割はとれるようになります。
4.計算問題
計算問題も、次のようにいろいろあります。例えば、化学の計算問題(化学反応式を使った問題)・遺伝子に関する問題(遺伝子の種類数・DNAやRNAの長さを求めるなど)・腎臓の計算問題・その他(遺伝子頻度・分子時計の計算)などです。とにかく、これらの対策として必要なのは、やはり「生命現象の正しい理解」と「練習」と言えるでしょう。ただし計算自体は、例外を除いて中学校レベルのものがほとんどです。あとは「生命現象を正しく理解しているか」ということになります。
「生命現象の正しい理解」は、主に「ハイレベル生物①②」「センター生物」「センター生物基礎」で解説します。「練習」は「標準生物問題演習」「ハイレベル生物問題演習」で解説します。 ちなみに、ここまでマスターすると、センター試験で9割を超えるようになるでしょう。
5.ひらめき問題・生物学的思考が試される問題
ひらめきとは、“何かわからない不思議な力”ではありません。知識と知識を融合させて新しい知識を作り出すことです。つまり、ひらめきには知識が必要で、知識のないところにはひらめきは生じないのです。対策としては「1.単純な知識問題」と「2.知識をもとにして考える問題」がマスターできていることが前提となり、あとは「知識どうしをつなぐ練習」ということになります。
もう1つの「生物学的思考が試される問題」というのは、例えば次のような問題です。「細菌の細胞壁の成分は細胞内で合成され、リピッドキャリアーと呼ばれる物質と結合し細胞膜の外へ運ばれる。では、このリピッドキャリアーの役割を述べよ」。さて、リピッドキャリアーとは何でしょうか。出来ない学生にありがちなのは「そんなの聞いたことがないからわかりません」という思考です(←これは思考ではなく、「思考停止」といいますね)。たしかに教科書には載っていません。では、「教科書に載っていないからできない」で済むのでしょうか。いいえ、「生物学的思考」ができる学生には解けるのです。そして、出題する大学側は、そのような思考ができる学生を欲しがっているということです。では、ここでいう「生物学的思考」とはどういうことでしょうか。まず、細胞膜はどのような構造をしているのでしょうか。これは「1.単純な知識問題」でやることですが、「外側から親水性・疎水性・親水性の3層構造になっている」ということがわかっていることが前提となります。そして、ここが重要なのですが、「そのような2つの相反する性質を持つ膜を、そう簡単には通過できないはず」と思考できるか…といことになります。これが「生物学的思考」です。つまり「親水性・疎水性、2つの性質を持つ膜を通過することを可能にする」というのが正解になるわけです。このような思考ができるようにしていくのも大堀の講義の特色と言えます。
これらは主に「標準生物問題演習」「ハイレベル生物問題演習」でおこないますが、「ハイレベル生物①②」「センター生物」「センター生物基礎」でも、折に触れて説明していきます。
6.各種論述問題
論述するには、当たり前ですが「生命現象の正しい理解」が必要です。わかっていなければ人に伝えることはできません。つまり、書いて説明することも不可能です。そして、もう1つ必要なのは「国語力(=表現力)」です。例えば、「遺伝子が転写されてRNAができ、そのRNAが翻訳されてタンパク質ができ、そのタンパク質によって生命現象が起こる」わけですが、このようにだらだら書いていたら時間もかかるし、解答に際して指定された字数もすぐにオーバーしてしまいます。ではどう書いたらいいのかというと、ただ「遺伝子が発現する」と表現すれば済むのです。つまり合格点に達する論述力をつけるには「生命現象の正しい理解」と、さらに「表現力の体得」が必要なのです。
これらは主に「標準生物問題演習」「ハイレベル生物問題演習」でおこないますが、「ハイレベル生物①②」でも折に触れて説明していきます。ちなみに、ここまでマスターすると、記述模試などの偏差値が65を超えてきます。
7.新しく発見・解明された生命現象に基づく実験・考察問題
このような出題は、東大・京大・阪大・その他のハイレベル国公立大、そして慶応の医学部・早稲田・東京理科大などでの出題が見られます。実験の方法・結果を読み、結論を考察していくのです。ここまでの生物学習の集大成ともいえる問題です。
このような新傾向・ハイレベル問題の対策をおこなうのが「ハイレベル生物問題演習」、冬期講習会Ⅱ期「大堀求の生物(頻出・最新・難解分野対策)」となります。
板書が参考書
板書を中心に授業を進めていきます。板書といいましてもたんなる単語の羅列ではありません。学生が板書を
ノートに写して、あとから読んだときにそのノートが参考書がわりになるよう工夫しています。つまり、大堀流の「生物まとめ文章」を板書にしているのです。
こうした板書をノートに書いておけば、復習のときに語句どうしのつながりや背景・知識がよみがえってくるはずです。また、まとめが解説のようになっている ため問題演習の復習にも役立ちます。もちろん入試の解答に必要な暗記すべき項目も上位私大(たとえば早稲田・東京理科大など)レベルで80%、それ以外の 私立大学・国公立大でも80%から90%はカバーしています。最後の最後まで使えるノートだと生徒から高い評価を受けています。受験科目で生物を選択する 受験生は受験科目も多く、生物に時間がかけられないと思いますが、たかが生物とあなどって市販の参考書で勉強していると膨大な時間を浪費することになりま すよ。
それに私はできるだけ教科書的な言い回しではなく、自分の言葉で授業をするように心がけています。受験科目の指導の方向はいろいろあると思いますが、私はアカデミックのにおいをぷんぷんさせた学問的なアプローチで生物を教えるのではなく、伸び悩む生徒の側に立ち「何かが分かる喜び」を、学生が常に感じられるように指導をしています。私の授業のわかりやすさの根源はここにあると思います。生物が苦手な受験生の方は 私の授業を一度受けてみて下さい。また、生物を受験科目にしている受験生の保護者の方は、是非ともお子様を私の授業に参加させてみて下さい。
不安にならないで
模試の受け方でも書きましたが、生物の場合、新年度の最初の模試から全範囲が出題され ます。そのため1学期は点数が上がらず、不安になる受験生がいます。特に現役生が多いですね。しかし、きちんと私の授業をきいて復習を行っていればその時 期ごとに自分に学力がついていることを実感できます。私を信用して授業についてきて下さい。
独学で生物を勉強する人へ
予備校で授業を受けなければ生物で合格点がとれないということは全くありません。いい 参考書や教科書、問題集を併用していけば大丈夫です。ただ、成績が思うように上がらないにもかかわず、現実から目を背けてやみくもに学習を進めてもいい結 果には結びつきませんよ。春期・夏期・冬期の講習講座でもいいですので私の講座を一度受けてみて下さい。講習でも学力はつきますし、その後は独学で学習するにしても、以後の生物学習の指針がはっきり見えるかもしれません。予備校に来てもらってもいいですよ。「HPを見たんですが」と言ってもらえれば、時間 の許す限りで相談も受けますよ。大歓迎です。レギュラー授業の出講表(リンク)で曜日と休み時間を確認して来て下さいね。
予習・復習の仕方
ハイレベル生物を受講する方
●1年間の「ハイレベル生物①②」の流れ
・1学期
ハイレベル生物①…「細胞」・「DNA」・「遺伝子とタンパク質」・「バイオテクノロジー」
ハイレベル生物②…「発酵」・「呼吸」・「光合成」・「生殖」・「細胞分裂」・「遺伝」・「発生」
・夏期講習会講座(講座の名称は予定であり、変更となる場合があります)
「大堀求の生物(腎臓・生体防御・神経・個体群・相互作用)」
「大堀求の生物(生態系・進化・系統分類)」
「ハイレベル生物(頻出問題対策)」「センター生物」など。
・2学期
ハイレベル生物①…「体液と恒常性」・「腎臓・肝臓」・「眼・耳」・「筋肉」・「動物の行動」・「神経系」・「ホルモン」
ハイレベル生物②…「免疫」・「植物の反応」・「バイオーム」・「個体群」・「相互作用」・「生態系」・「進化」・「系統分類」
・冬期講習会Ⅰ期(講座の名称は予定であり、変更となる場合があります)
「大堀求の生物(センター試験:実験考察問題対策)」
「センター生物」「センター生物テスト」「ハイレベル生物」
・冬期講習会Ⅱ期(講座の名称は予定であり、変更となる場合があります)
「大堀求の生物(頻出・最新・難解分野対策)」
●1年間の学習ペース
●他の教科との兼ね合い
理系であれば、まず数学と英語を優先してください。理系入試においては、「数学と英語ができて初めて受験の土俵にあがれるのだ」と思ってください。数学と英語を得意にして、生物は足を引っ張らない程度にする…というスタンスでいてください。というのは、数学と英語を仕上げるのには時間がかかるからです。それともう1つ、多くの大学ではこれら2教科の配点が、他の教科に比べて高いからです。従って生物の学習は、これら2教科の学習の合間を縫っておこなうことになります。また、国公立大の受験においてはセンター試験が必須となります。ここで問題になってくるのが国語です。国語の配点が高い大学を受験するのであれば、当然国語をおろそかにしてはいけません。センター試験で失敗すると、受験できる大学の選択肢は激減し、かつ2次試験での挽回はかなり厳しいものとなることを肝に銘じておきましょう。
●1年間の理想的な学習ペース
・1学期
1学期はほとんど数学・英語が中心になるでしょう。そうすると生物の予習・復習にあてる時間はほとんどありません。でもこれは仕方のないことです。前記したように、数学・英語ができなければ、どこの大学にも絶対に合格できませんからね。では、生物は、いつやったらいいのでしょう。それは、夏期しかありません。
・夏期
とにかく生物の全範囲の基本事項を頭に入れてください。なぜなら、2学期は再び数学・英語漬けになり、生物に時間がかけられなくなるからです。まず、すぐに1学期の復習をしてください。これには、のちに説明する「復習シート」を活用しましょう。復習が終わったら今度は2学期の予習をしてください。このとき、「夏期講習会講座」を利用しましょう。これは、2学期の範囲の中で、1人では学習しにくい分野を先取り学習するもので、「大堀求の生物(腎臓・生体防御・神経・個体群・相互作用)」と「大堀求の生物(生態系・進化・系統分類)」の2つがあります。
そして問題演習にも入りましょう。これには夏期講習会講座「ハイレベル生物(頻出問題対策)(←名称が変わる場合もあります)」を利用しましょう。さらに、志望校が決まっていて、かつ記述タイプの模試で偏差値が60以上あるような学生は、一度過去問を解いてみるのもよいでしょう。
・2学期
ここで夏期の予習が効いてくることになります。つまり、もうすでに学習済みの範囲を講義で聞くわけですから、2学期の講義がそのまま復習になるのです。夏期でわからなかった部分が解決するとともに、忘れかけていた基本事項を思い出すことができます。また、生物の復習にあてる時間がいらなくなるので、数学・英語に時間をかけることができます。
・12月
そろそろセンター試験の対策を始めましょう。センター試験は時間との勝負です。過去問・過去の模試を集めた問題集などを使って、60分以内(←ちゃんと時間を測って)で解き切るトレーニングをしましょう。このとき、本番より短く、「50分以内で解くように練習する」なんていう手もありますよ。
・冬期講習会Ⅰ期
「大堀求の生物(センター試験:実験考察問題対策)」「センター生物」「センター生物テスト」を利用しましょう。
「大堀求の生物(センター試験:実験考察問題対策)」は、その名の通り実験考察(遺伝も含む)問題対策をおこなう講座です。センター試験で、いつも考察問題・遺伝で点数を落としてしまう…という学生さんは是非利用してください。なお、この講座はセンター試験のみならず、国公立2次・私大の実験考察遺伝問題の対策にもなります。
「センター生物」は、センター試験に必要な事項の最終確認をする演習講座です。問題のレベル・解答法もセンター試験に準拠しています。
「センター生物テスト」は、90分講義の内の最初の30分は予想問題を“真剣に”解いてもらいます。そして次の60分で大堀が問題を解説します。解き終った直後に解説を受ける・・・わからなかったところ・できなかったところがその場で解決されるので、とても効果のある学習となります。
ところで、中には「センター試験模試では安定して90点以上とれる」という強者もいるでしょう。そのような学生さんには、冬期講習会講座「ハイレベル生物」をお勧めします。センター試験はもちろん、国公立2次・私大対策にもなる演習講座です。
・冬期講習会Ⅱ期
センター試験が終わったらすぐに国公立2次・私大の対策を始めましょう。過去問を時間内に解く→答え合わせをする→間違ったところをチェックして、暗記が不足していたところは暗記しなおす・・・を繰り返しましょう。また、国公立大・ハイレベル私大(早稲田・慶応・東京理科大など)を受験する学生さんは「大堀求の生物(頻出・最新・難解分野対策)」を利用するとよいでしょう。これらの大学では、必ず高度な実験考察問題が出題されます。
「与えられたデータからどのようなことがわかるのか」「この仮説を検証するには、どのような実験を組んだらよいのか」「この結論に至ったということは、どのような結果が得られたのか」などなど、高度な思考が試されます。そのような「考える力」を養います。
予習・復習方法
・生物がある程度以上できる受験生(センター試験模試等で70点はとれる受験生)
基本的に予習は必要ありません。空いた時間を数学・英語の学習にあてましょう。それでも心配な学生さんは、当HPに掲載する「復習シート」を活用しましょう。これは、1・2学期の「ハイレベル生物①②」の各講義ごとに作成したもので、その回で覚えるべき重要事項をほぼ完全に網羅した「問題集」です。このシートに目を通しておけば、その回におこなわれる内容を一望できるとともに、気になるところを調べておけば、講義の内容の理解度がかなり違ったものになるでしょう。ただし、生物が得意な学生さんは、復習に重点を置いた方がよいでしょう。講義が終わったらこのシートの問題を解けば、そのまま復習になります。
・生物が苦手な受験生(センター試験模試等で70点に達したことがない受験生)
苦手な学生さんは、基本的に予習をしてきましょう。その方法は、まず私の著書を使う方法があります。「大堀先生、高校生物をわかりやすく教えてください」(学研プラス)を用います。大堀が執筆したものですから、各単元の順番は、基本的に代ゼミのテキストとほぼ同じになっています。さらに講義で大堀がする説明を、前もって読んでおけます。各回の最初に代ゼミのテキストのもくじ・内容を確認し、私の著書の該当する部分を読んでくるとよいでしょう。もちろん、学校で使っていた生物の教科書で同じことをやっても構いません。そして講義の後で、復習シートを使って基本事項が頭に入っているかを確認する・・・を繰り返していきましょう。
・超初心者(生物を高校で習っていない受験生)
まず、生物基礎は大丈夫でしょうか。なるべくなら代ゼミの講義が始まる前に私の著書「改訂版 センター試験 生物基礎の点数が面白いほどとれる本」(KADOKAWA)・「センター・マーク標準問題集 分野別シリーズ 生物基礎」(代々木ライブラリー)などを使ってマスターしておくことを薦めます。あとは、「生物が苦手な学生さん」の項目で書いたように予習・復習してください。
センター生物を受講する方
・1学期
「細胞」・「発酵」・「呼吸」・「光合成」・「DNA」・「遺伝子とタンパク質」・「バイオテクノロジー」・「生殖」・「細胞分裂」・「遺伝」・「発生」
・夏期講習会(講座の名称は予定であり、変更となる場合があります)
「大堀求の生物(腎臓・生体防御・神経・個体群・相互作用)」
「大堀求の生物(生態系・進化・系統分類)」・「センター生物」など。
・2学期
「眼・耳」・「筋肉」・「動物の行動」・「神経系」・「植物の反応」・「個体群」・「相互作用」・「生態系」・「進化」・「系統分類」
・冬期講習会(講座の名称は予定であり、変更となる場合があります)
「大堀求の生物(センター試験:実験考察問題対策)」
「センター生物」「センター生物テスト」
●「ハイレベル生物①②」または「標準生物①②」も受講している学生さんへ
これらの講座を受講している学生さんは、この「センター生物」を受講する必要はありません。ただし、「ハイレベル生物①②」や「標準生物①②」を、大堀以外の先生に習っている、という学生さんは受講してもいいと思います。これは先生によって教え方が違うわけで、さらに生物の理解が深まるからです。ただし欲張り過ぎて、次に説明しているように他教科の学習の妨げにならないようにしましょう。
●他の教科との兼ね合い
まず、自分の志望校が課しているセンター試験の科目と配点を確認しましょう。おそらく数学・英語の配点に対して生物の配点は低いはずです。であれば、数学と英語の学習を優先してください。また、国語の配点が高い場合、当然国語をおろそかにしてはいけません。センター試験で失敗すると、受験できる大学の選択肢は激減し、かつ2次試験での挽回はかなり厳しいものになります。「とにかく、配点の高い科目を優先する」ということです。●生物基礎は必要か?
センター試験の「生物」では、生物基礎からの出題もあります。しかしそれよりも、「生物基礎」は「生物」を理解する土台となるものです。ですから、代ゼミの講義が始まる前にマスターしておくことが望ましいです。
●1年間の理想的な学習ペース
・1学期
1学期は、数学・英語・2次私大で使う理科科目の学習が中心になるでしょう。そうすると生物の予習・復習にあてる時間はほとんどありません。でもこれは仕方のないことです。前記したように、数学・英語ができなければ、どこの大学にも絶対に合格できませんからね。では、生物はいつやったらいいのでしょう。それは、夏期しかありません。
・夏期
とにかく生物の全範囲の基本事項を頭に入れてください。なぜなら、2学期は再び数学漬け・英語漬けになり、生物に時間がかけられなくなるからです。まず、すぐに1学期の復習をしてください。これには、のちに説明する「予習・復習シート」を活用しましょう。復習が終わったら、今度は2学期の予習をしてください。このとき、「夏期講習会講座」を利用しましょう。これは、2学期の範囲の中で、1人では学習しにくい分野を先取り学習するもので、「大堀求の生物(腎臓・生体防御・神経・個体群・相互作用)」と「大堀求の生物(生態系・進化・系統分類)」の2つがあります。また、夏期のうちに問題演習をしたいという学生さんは、夏期講習会講座「センター生物」を受講するとよいでしょう。
・2学期
ここで夏期の予習が効いてくることになります。つまり、もうすでに学習済みの範囲を講義で聞くわけですから、2学期の講義がそのまま復習になるのです。夏期でわからなかった部分が解決するとともに、忘れかけていた基本事項を思い出すことができます。また、生物の復習にあてる時間がいらなくなるので、数学・英語に時間をかけることができます。
・12月
そろそろセンター試験の対策を始めましょう。センター試験は時間との勝負です。過去問・過去の模試を集めた問題集などを使って、60分以内(←ちゃんと時間を測って)で解き切るトレーニングをしましょう。このとき、本番より短く、「50分以内で解くように練習する」なんていう手もありますよ。
・冬期講習会Ⅰ期
「大堀求の生物(センター試験:実験考察問題対策)」「センター生物」「センター生物テスト」を利用しましょう。
「大堀求の生物(センター試験:実験考察問題対策)」は、その名の通り、実験考察(遺伝も含む)問題対策をおこなう講座です。センター試験で、いつも考察問題・遺伝で点数を落としてしまう…という学生さんは是非利用してください。なお、この講座はセンター試験のみならず、国公立2次・私大の実験考察問題・遺伝問題の対策にもなります。
「センター生物」は、センター試験に必要な事項の最終確認をする演習講座です。問題のレベル・解答法もセンター試験に準拠しています。
「センター生物テスト」は、90分講義の内の最初の30分間で、予想問題を“真剣に”解いてもらいます。そして次の60分で大堀が問題を解説します。解き終った直後に解説を受ける・・・わからなかったところ・できなかったところがその場で解決されるので、とても効果のある学習となります。
予習・復習方法
・生物がある程度以上できる受験生(センター試験模試等で70点はとれる受験生)
基本的に予習は必要ありません。空いた時間を数学・英語の学習にあてましょう。それでも心配な学生さんは、当HPに掲載する「予習・復習シート」を活用しましょう。これは、1・2学期の「センター生物」の各講義ごとに作成するもので、その回で覚えるべき重要事項をほぼ完全に網羅した「問題集」になっています。このシートに目を通しておけば、その回におこなわれる内容を一望できるとともに、気になるところを調べておけば、講義の内容の理解度がかなり違ったものになるでしょう。ただし、生物が得意な学生さんは、復習に重点を置いた方がよいでしょう。講義が終わったら、このシートの問題を解くとよいでしょう。
・生物が苦手な受験生(センター試験模試等で70点に達したことがない受験生)
苦手な学生さんは、基本的に予習をしてきましょう。その方法は、まず私の著書を使う方法があります。「大堀先生、高校生物をわかりやすく教えてください」(学研プラス)を用います。大堀が執筆したものですから、各単元の順番は、基本的に代ゼミのテキストとほぼ同じになっています。さらに、講義で大堀がする説明を、前もって読んでおけます。各回の最初に代ゼミのテキストのもくじ・内容を確認し、私の著書の該当する部分を読んでくるとよいでしょう。もちろん、学校で使っていた生物の教科書で、同じことをやっても構いません。そして講義の後で、予習・復習シートを使って基本事項が頭に入っているかを確認する・・・を繰り返していきましょう。
・超初心者(生物を高校で習っていない受験生)
まず、生物基礎は大丈夫でしょうか。なるべくなら、代ゼミの講義が始まる前に私の著書「改訂版 センター試験 生物基礎の点数が面白いほどとれる本」(KADOKAWA)・「センター・マーク標準問題集 分野別シリーズ 生物基礎」(代々木ライブラリー)などを使ってマスターしておくことを薦めます。あとは、「生物が苦手な学生さん」の項目で書いたように予習・復習してください。
高2ハイレベル生物
予習方法
高2の段階ではまだ部活動もあるでしょうし、学校の課題などもたくさんあって予習は難しいでしょう。したがって基本的に予習してこなくても大丈夫なように懇切丁寧に説明してゆきます。それでも学校でまだ生物を習っていないなんていう学生は心配でしょう。そんな学生に配慮してテキストは予習・復習用に穴埋め形式になっています。まず、テキストの( )を埋めないで、どんな語句が入るのかを考え、入れられなかったら解答見て・・・を繰り返してきましょう。そうすればどんな講義が行われるかが把握できるはずです。
復習方法
予習のときに埋めなかったテキストの( )を、講義を受けたその日のうちに実際に鉛筆で埋めてゆきましょう。
これで復習はOKです。ただし、何日も経てば忘れてしまうことでしょう。その対策として夏期・冬期講習を利用しましょう。
夏期・冬期講習会では再び復習をするとともに入試問題を解いていきます。
模試の受け方
模試は、一喜一憂するために受けるものであはありません。「暗記のどこが足りていないのか」「ちゃんと理解できているのか」「どこが苦手なのか」「全体の中でどのくらいの位置なのか」などを知るための大切なツールです。極力受験するようにしましょう。
さて、模試では、講義で受講した範囲以外の分野・単元からも多数出題されます。なぜなら、本番の試験がそうだからというのもありますが、さまざまな生命現象はそれぞれ互いに密接に関係しあっていて、それらを分離して出題することは困難だからです。従って、まだ習っていない分野の問題は解けなくても、これは仕方ありません。既習の範囲の問題がきちんと解けているかどうかを確認しましょう。
また、習っていない範囲が多い学生さんは、少しでもそうした範囲が減るように生物の学習をどんどん進めいてってください。これには、やはり前記したように「改訂版 センター試験 生物基礎の点数が面白いほどとれる本」(KADOKAWA)・「センター・マーク標準問題集 分野別シリーズ 生物基礎」(代々木ライブラリー)・「大堀先生、高校生物をわかりやすく教えてください」(学研プラス)などを使うのが効果的です。
1.単純な知識問題