夏期講習会案内 大堀求の「生物学的思考回路【遺伝編】」その3
今回は第3章以降の紹介です。んが、ちょっとその前に、学生から次のような質問がありました。
「私はセンター試験でしか生物を使わないのですが、そのような学生にとってはこの講座はレベルが高すぎますか?」
とんでもありませんよ。センター試験でしか使わない学生でもOK!!
最近のセンター試験では遺伝がずいぶん簡単になっています。が、いつ難しくなるかわかりませんよ。センター試験って、何年かごとにいきなり難しくなる年があります。まんべんなく難しくなることもあれば、特定の単元が難しくなることもあります。当然、遺伝が難しくなることもありますよ。文系であっても一橋大学などを受けようという学生は生物、ぜったい落とせませんよね。万全を期すためにも受けておいて損は全くありません。
それから他の塾・予備校に通っている浪人生・高校生でも大丈夫。ぜったい遺伝が得意になりますよ。
それでは、第3章以降の内容を紹介しますね。
第3章:相互作用をやります。たとえばスイートピーの花の色には紫と白があって・・・9:7になるという「補足遺伝子」とか、カイコのマユの色には白と黄色があって・・・13:3になるという「抑制遺伝子」の話ですね。その他「条件遺伝子」や「同義遺伝子」など、入試に出やすい順番に説明していきます。
第4章:いろいろな遺伝現象を説明していきますよ。「不完全優性」・「貝の右巻き左巻き」・「胚乳の遺伝現象」・「種皮・さやの遺伝現象」、「ABO式血液型」そして「伴性遺伝」。第3・4章ともに解説と演習から構成されています。
どれも今の君たちにとっては「難しい~」かもしれませんが、大堀の第1・2章の講義を聞いていれば何ということはありません。安心してついてきてね。
第5章:最終回です。難しい問題を3題用意しています。今までの総集編です。難しくて涙がこぼれちゃうかも。なので予習の段階で解けないかもしれない。でも、それでもいいんです。大堀の解説を聞いてみてください。4日前の自分とは違う、力の付いた自分を感じることができるはずですよ。4日前の君たちだったら解説を聞いても何を言っているのかチンプンカンプンだったはず。でも「ああ、なるほど、遺伝の難しい問題って、結局は基本が組み合わさっているだけなんだあ」って実感しますよ。楽しみにしていてね♪
今回の紹介はここまでにしておきます。次回はこの【遺伝編】の一番の特徴を説明しますね(^o^)