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合格体験記 浜松医科大学 医学部合格 Hさん 2015年

2015年 浜松医科大学合格 Hさん

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強ていなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

生物は暗記科目だと思い、リードαを何度も解いたり、ノートをひたすら覚えたりしていました。生物は7科目の中では得意な方でした。

 

 ② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

私と同じようにリードαやノートを使っていました。

リードα、いまだに人気()アイテムですね。実はこの大堀も使っていましたよ。今でも当時のを持っていたりして(^_^;) 

で、Hさん、暗記することも大切なのですが、それだけじゃあだめなことは大堀の講義を聞いてわかりましたよね。

 

 ③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

浜松医科大学医学部医学科です。

 

④なぜ代ゼミを選んだのですか?

英文法の体験授業を受けました。そのとき中高のときにはただ丸暗記していたところも、ちゃんと分かるように説明してくれて感動しました。

 そうそう、講師の代ゼミ!! これから受験生になる学生さんはぜひ体験講義に出てみてください。絶対に「わかりやすい、他と違う~♪」って思うから。

 

 ⑤なぜ大堀の生物を選んだのですか?

一回目の授業を受けたとき、楽しいと感じたからです。話は面白いし、先生がしゃべるだけの一方通行の講義ではなく、自分も授業に参加してるという実感も湧きました。それから新しい知識も理解して頭に入れることができたので、受講し続けることに決めました。

 

 ⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

最初は細胞の話でした。たいていの授業ならこの単元は細胞小器官の名称やはたらきを説明することに終始するのですが、大堀先生の講義はそうではありませんでした。核や小胞体ができた過程や細胞外消化の発達など、原核細胞から真核細胞がどのようにして進化したのかまで説明してくれました。他にも学校では聞いたことないような話がたくさん出てきて、とても興味深かったです。それから生徒に問いかけながらの授業スタイルも、退屈することはありませんでした。

そう、大堀の講義は大堀がしゃべる一方の講義ではありません。衛星放送の講義であっても、自分の目の前で受講している学生を指して、答えていただきます。それは学生にも考えて欲しいからです。空手の道場で、師範がやるのを見ているだけでは強くなりませんよね。習った技を組み手のときに実際に使ってみる、この繰り返しによって強くなっていくのと同じです。

 

 この時期の予習・復習はどうしていましたか?(時間配分、他の科目との兼ね合いなど)

予習は全くやっていませんでした。復習はノートを見返すレベルで、生物にかける時間はほとんど無かったと思います。

 そうそう、「英語と数学」を中心に勉強するんでしたね。英語と数学ができなければ受験の土俵にも上がれないのです。特に国公立の医学部であれば、英語・数学の偏差値が両方とも60以上出ていないのであれば、生物なんてやっている場合ではありません。

2.1学期編 

 そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

授業中にたくさん質問してくれて、自分が当てられていなくても心の中で答えることで小テストを受けている気分になりました。自分の足りない部分が分かるので、復習が効率的にできました。

 いいですね。講義に“参加”していますね。受け身にならず、能動的に大堀の講義を利用できています。その調子で頑張っていきましょう。

 この時期はどのように生物を勉強していましたか? 

主に講義の復習と、問題演習の予習復習です。講義の復習は、授業中に見つけた自分の穴を埋めることが中心でした。問題演習は難しくて、復習段階でも100%に近づけることなど出来ず、また、数学の予習復習にも追われていたので、正直手薄になっていたと思います。

 1・2学期の『ハイレベル生物問題演習』は、問題がとても難しかったですね。でも予習の段階で解けなくてもOK。大堀の講義を聞いたときに「ああ、そういうことか」って思えれば成績は上がっていきますよ。それと数学中心、それでOKです。この時期は生物の偏差値が40台でもまだ大丈夫。

 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

マーク模試も記述模試も偏差値は65くらいでした。

いい感じじゃないですか。でも英語と数学は?

 

3.夏期編 

 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう? その講座をどのように活用しましたか?

『大堀求の生物(呼吸・同化・神経・腎臓)をとりました。1学期の授業中に「同化や進化が苦手な人は受けた方がいいというのを聞いて、受講を決めました。2学期の講義で扱う私の苦手な範囲だったので、先取り学習の形になり、後が楽になったと思います。

 夏期講習講座「大堀求の生物(呼吸・同化・神経・腎臓)」・「大堀求の生物(植生・個体群・進化・系統分類)」は夏期に受講すれば2学期の予習になります。そして2学期の授業を受講すると、それが夏期講習講座の復習になるわけです。効率よく生物が学習できるように編集したのです。

 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

学期中に比べたら生物にかける時間も十分あったので、生物の範囲全部を一度復習しました。あとは夏期講習のテキストの復習をやりました。問題演習の復習は、やっぱり手薄だったと思います。

 夏の間に生物の全範囲をやっておく、これはいいですね。これによって2学期からの生物の学習がかなり効率よくなりますよ。そりゃあ生物だって問題演習はやった方がいい。でも、何度も言いますが、英語・数学が仕上がっていないのに生物に時間をかけてはいけません。

 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

 マーク模試は偏差値65、全総は偏差値71くらいでした。

偏差値、70を超えてきましたね。いい調子です。

4.2学期編  

 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

夏期で生物の範囲を一通り終わらせたので、予習がほぼいらずに楽でした。

 ほ~ら、やっぱり、ね(^_-)  生物は夏で決める!!のです。

 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

1学期の復習は模試の前とかしかやらなかった気がします。よくないと分かってはいても、2学期の内容で精一杯だったかも。

 いいえ、それでいいんです。夏の間に仕上げてあるから、あとで復習すればすぐに思い出せますよ。それと、模試の活用法がうまいですね。模試があれば「やらなくちゃ」となりますよね。それに模試の結果が悪いと、受験勉強のモチベーション下がりますもんね。

 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

2学期で夏期講座と同じ内容を扱うときに、夏期講座のテキストを予習代わりに復習しました。

 センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか?どのようなことをしましたか?

生物のセンターは自信があったので、この時期には何もしていません。

  この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。このころ感じた不安などはありましたか?

マーク模試も全総も偏差値70くらいでした。けれど、医学部模試となると問題が難しくて偏差値もあまり出ないので、医学部の生物に恐怖を感じていました。

 そうなんです。一般的な記述模試でA判定でも、医学部などのハイレベル学部の受験では、実際に合格できるとは限らないのです。“恐怖”に感じるの、わかりますね。それでも前を見て、進んでいくしかないのです。頑張れ!!

5.冬期編 

 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

『大堀求の生物重要・難解分野総整理』をとりました。2学期の終わりごろに大堀先生に相談して決めました。医学部の入試にも出やすい分野だったので、直前に集中的にその分野の勉強ができてよかったです。

 『大堀求の生物重要・難解分野総整理』は、ハイレベル大学・ハイレベル学部で出題されやすい分野を、テーマ別に問題・解説をおこなう講義です。毎年、この講義から類似の問題が出ていますよ。

 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

ノートをパラパラめくって、覚えてないところを復習するくらいだったと思います。

 すごくいい調子です。夏に生物を仕上げていると、こうなるわけです。その分苦手な科目に時間を割いていきましょう。

 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

全総は偏差値70くらいでした。

 センター試験の対策はどうしていましたか?

年明けに始めました。センターの過去問を出来るだけ速く解く練習をしました。

 ですね。いくらセンター生物に自信があっても、そろそろ“できるだけ速く解く練習”をはじめましょう。何しろ、国公立大学はセンター試験でコケるともうおしまいですからね。油断大敵です。

 

6.直前期編

 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

私立の受験でわからなかった部分を勉強しなおして、本命の国立までにできるだけ穴をなくすようにしました。

 私立大学の受験を模試代わりにしていますね。すごく効率がいいやり方ですヽ(^^)

 何大学の何学部を受験しましたか?

浜松医科大学の医学部医学科です。

 受験の前の日・当日にやったことは?

過去問で形式確認→直前講習でやった範囲の確認→よく寝る→お守り代わりにノートを見る

 そうそう、よく寝ることもとても大切。でも緊張でよく眠れなかったとしても大丈夫。何しろ君たちは若いんだから、1日・2日寝なくたって大丈夫(^_-)

7.その他

 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

高1のころからずっと志望校は変わっていませんでしが、最終的に出願を決定したのはセンター後です。

 スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

夏あたり、どんなに数学を勉強しても偏差値が上がらなくて苦しかったけれど、今年は絶対に受かりたいんだ!!という強い気持ちを持って勉強し続けました。 最後まで劇的に偏差値が伸びることは無かったけれど合格することができました。

 「絶対に○○するんだ!!」と強く思う、受験でなくても何かを成し遂げようとするときにはとても大切なことです。大堀も代ゼミの講師になるときの試験で「絶対代ゼミの講師になるぞ~!!」と強く思いましたよ(^o^)

  ストレス解消法などありましたか?

外に出たり、カラオケで少しだけ歌ったり、寝たりしました。

 カラオケ、たまにはとてもいいですね。大堀は筋トレやジョギングがストレス解消法ですが・・・(^_-)

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

それから後輩たちへの応援メッセージなど

 大学では、まだ最初なので「生命の誕生」あたりを勉強しています。自然発生説をめぐる実験のところは、大学の授業はあっけなく進んでいきましたが、私には大堀先生のノートがあるので助かりました。それと、大堀先生の講義で身に着いた“自分で考えるくせ”は、いろいろな場面で役に立っています。

私は苦手科目があって、それを克服しようと自分なりに努力をしたけれど模試の結果はあまりよくありませんでした。もっと時間を割かなきゃと思っても限度があり、不安に駆られることもありました。けれどそんなときでも、粛々と勉強し続けることが大切だと思います。進みたい道があるのなら、決して途中で歩みをとめたりせず、ただひたすらに前に進んでください。

 大堀のノートは「大学でとっても役に立つ」と教え子からよく聞きます。嬉しい限りです。そして「物理受験で生物を習わないで入学してきた他の友達に教えてあげている」という声もよく聞きますね\(^o^)/

ゴールが見えないと不安に駆られるものです。この道でいいんだろうか・・・と。でも成功する人というのは、そう思っても、自分を信じてその道を進んでいくものです。Hさんも、自分を信じた結果成功者になりました。合格、おめでとう!!