コラム・お知らせ

合格体験記 2015年度新潟大学医学部合格(その1) S君

1.代ゼミ入学期編

 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強して

いましたか?また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。

それから「物理選択で全然勉強していなかった」なんて場合もあるでしょう。

それならばそれを書いてください。

膨大な暗記量を必要とする科目という印象で厄介な存在でした。高校時代は

授業を聞く以外ではテスト前に先生から「ここは絶対出すから絶対やれ」と

言われたところを徹夜で詰め込むくらいの勉強くらいしかしたことがありま

せん。もちろん苦手でした。

そうです。生物は暗記科目で、その量も膨大ですよね。でも暗記だけじゃあ

ダメなんですよね。特に国立大学医学部受験では特にそう。

 

 まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

周りの人は授業のノートをきっちりまとめたりセミナーをやったりしていた

ように思います。大変そうでした。

う~ん、セミナーってよく使われていますね(^_^;) あっ、セミナーがダメと

いうことじゃないですよ。セミナーでもリードαでもいいんです(大堀はリードα

を使いました)

でも、それだけじゃあダメということなんです。取り込んだ知識を使う練習も

必要ということです。大堀の講義ではその練習をするのです。

 

 この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

国立大の医学部です。

来た~、国立医学部~♪  がんばれ~!!

なぜ代ゼミを選んだのですか?

地元の塾で映像授業を受けたことがあって、その縁で決めました。

そうそう、こんなふうに塾で、予備校で、学校で代ゼミの映像講義を受講できる

状態だったら是非一度受けてみてください。

きっと代ゼミの良さがわかりますヽ(^^)

 

なぜ大堀の生物を選んだのですか?

生物の一番手の先生だからです。  

ありがとう。 でも代ゼミには大堀以外にも実力派生物講師がたくさんいますからね~。    

 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

板書もお話も受け入れやすくわかりやすくて安心しました。

扇子の音には最初から最後まで毎回びっくりしていました。

あはは、扇子ね・・・眠くならなくていいでしょう?(^_^;)

 この時期の予習・復習はどうしていましたか?(時間配分、他の科目との兼ね合いなど)

元々文系で未習の範囲があったので、先生に相談に行って指示を頂き、なるべく早く

全範囲を「見たことがある」「聞いたことがある」と思える程度には触れておくように

していました。授業の予復習はしていませんでした。

とてもいいですね。まずは早期に生物の全体像を捉える。そして次に細かく見ていく。

さらにいいのは生物の予習・復習はしないということ。その分英語と数学に時間を割こう!!

2.1学期編 

 そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

生物を得意科目にしようと呼びかけるのでなく、志望校に受かるための方法をトータルにコー

ディネートする視点にも立って生物を合格ラインに持っていくための授業を展開しているのが

印象的でした。この先生は間違いないだろうと大変心強く思っていました。

そうそう。「生物は得意だけれど英数はダメ」という学生は絶対に合格しません。

逆に「生物はダメだけど、英数はできる」という学生の方が合格する可能性が圧倒的に

高いです。なぜなら英数の方が配点が高いし、仕上げるのに時間がかかるから。

だから大堀は「生物を得意にしろ」とは言いません。生物は「足を引っ張らない程度」

でいいのです。その分英数をやるのです。

ただし、みなさん、医学部受験では英数は当然、生物もある程度得意にしなければなりませんよ。

 この時期はどのように生物を勉強していましたか? 

継続して未習範囲のキャッチアップを隙間の時間に少しずつやっていました。授業の予復習は

しませんでした。ただ、ハイレベルの2コマ続く間の休み時間は1コマ目の復習と2コマ目の予習に

充てていました。

 偉い!! やはり国立大の医学部に合格する学生は違いますね。生物は家に帰ってからの勉強時間

でやるのではなく、こうした休み時間・通学の電車内などの隙間時間を利用してやるものです。

時間の使い方がうまいし、そうした時間でも休まないでちゃんと勉強するのが偉い!!

 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

足を引っ張る側の科目には違いなかったです。記述で50台、マークで60台。

いいんです。この時期はこれで。今は英数の偏差値を上げることに集中しよう!!

3.夏期編 

 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を

取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう? 

その講座をどのように活用しましたか?

「大堀求の生物(呼吸・同化・神経・腎臓)」「大堀求の生物(植生・個体群・進化・系統分類)

2講座を受講しました。1学期の終わりころの授業で先生が夏期講座の内容と学習計画のモデル

を説明してくださった時に2学期のハイレベルの予習として活用できるものだと言われたので

そのつもりで受講を決意し、そのように活用しました。

夏期講習会講座「大堀求の生物(呼吸・同化・神経・腎臓)」「大堀求の生物(植生・個体群・

進化・系統分類)」は、主に代ゼミ2学期の独学しにくい分野を学習する講座です。これら

苦手分野を夏の間にマスターしておけば、2学期以降の学習がとても楽になります。

夏の間に生物全範囲を片付けてしまい、2学期の大堀の講義は復習として受講すればいい

のです。こうすることで、2学期も英数に集中することができるのです。

 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

1学期の復習は後回しでした。夏期の受講講座を通して受験生物の全体像を捉えられる

ようにすることに努めました。

そうそう、まずは全体像を捉えましょう。全体像を捉えた後の方が1学期の復習効果も

上がるのです。

 

 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

 記述が60台に乗り始めました。マークは依然60台。

来た~、記述模試の偏差値60越え~♪

4.2学期編  

 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

夏期講習に突入する際に計画していたように受験生物の全体像を捉えた状態には

達することができ、二学期のハイレベルは復習、粗さがし、といった位置づけで

受講できることになりました。

よ~し、いい調子だ。夏の間の頑張りで、2学期の大堀の生物は復習で聞

くような状態になるようにしておかないと、医学部は合格できません。

 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

授業にはなるべく毎回1学期のノートを持ち歩くようにして、少しでも不安が

見つかったらその場で確認するようにしていました。

う~ん、すばらしい。そのノートは大学生になってからも使えるからね(^_-)

 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

ハイレベルの授業の直前の休み時間に「予習」として復習しました。

これまた素晴らしい。「休み時間に」というのがさらにいい。

 センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか?どのようなことをしましたか?

2学期中は模試の見直し以外ではほとんどセンターに触れませんでした。2学期が終わって

初めて本格的に取り掛かりました。国語理科社会は2学期終わってすぐ、数学はクリスマス

くらい、英語は年明けからやりました。

「センター試験の勉強はいつくらいから始めたらいいですか?」という質問を受けますが、

それは人それぞれでしょう。普段の模試で9割は安定していとれるのであれば12月の

下旬くらいからでもいいし、そうでなければそうでないほど早めに始めた方がいい。

特にセンター試験模試がいつもイマイチで、かつセンターの配点がめちゃくちゃ高い大学を

受験する学生は、一年間センター試験の勉強だけしてもいいくらいですよ、はい。

 この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

このころ感じた不安などはありましたか?

最後の記述模試で生物偏差値72.0がとれました。センター模試は伸び悩みましたが

やってきたことに間違いは無いと思っていたし不安はなかったです。

ハイレベルで習ったはずのことをベースにして直前の直前まで追い込めば85点くらいは

死守できるという変な自信がありました。(結果として素点87点、得点調整で91点でした。)

来た~、記述模試偏差値70越え~ヽ(^^)

うん、大堀の講義に「おっ、これだ!!」っていう手応えを感じていたのならそれは

「変な自信」ではないぞ。この大堀も浪人生の1学期に数学で「おっ、来たな!!」

っていうのを感じたね。なので1学期の偏差値は40台だったけど全然気にしなかった。

案の定、2学期に入って一気に60代の後半まで行ってしまった。

5.冬期編 

 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? 

いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

センター後の講座は私大の受験の前に受講するつもりだったのですが、インフルエンザ

になってしまい受けられませんでした。

おっ、受験日にインフルエンザにかからなくてよかったねヽ(^。^)ノ

こんなふうに何でも都合のいいようにとれるようになったら人生は無敵だ!!!

 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

基本的には、問題を解いて見つかった穴に対して知識と理解をまとめなおすという

作業の中で復習していました。

うん、いい復習のしかただね。だいぶ仕上がってきたのがわかるね。

 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

センタープレで1社は8割に乗せられました。乗らなかったところでも、偏差値的には

それなりだったので特に真に受けず切り替えました。  

精神的にも強いね。いい調子だ。    

 

 

 

 センター試験の対策はどうしていましたか?

新課程の傾向を探るためセンター形式のマーク問題集をひたすら解いていました。

化学と一緒に解いて、間違ったところと再確認したいところについて、メモができる

大きな付箋にハイレベルのノートをベースにまとめなおしたメモを書いて該当ページに

貼っておき、休憩時間などに付箋を開いて問題を見直すというスタイルでやりました。

各予備校のを2冊ずつ買って2周しました。年明けにはZ会で同じことをしました。

過去問も新課程の範囲を出していた時期のやつを4~5年分くらいはやりました。

生物はお風呂に浸かりながらとかベッドに入ってからとか机が要らない場所でもできる

のでよくやりました。

う~ん、やっぱり時間の使い方がいいね。隙間をちゃんと利用できている。

与えられた時間は全員平等。それをどうやって配分するか、ということだね。うまい!!

6.直前期編

 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

過去問演習で粗さがしをして一つずつ穴を埋めていくというスタイルでした。

そうですね。もう過去問の演習を始めていいね。

過去問は2回解く。まずは受験勉強を始める時期に解く。これは自分が合格したい大学が

どんな問題を出すのか? そして自分はそのレベルに達しているのか? 達していない場合は

どのくらい離れているのかなどなどを確認するために解く。

そしてこの直前期にも解く。これは練習だ。時間通りに、そして受験日の時間割通りにやって

みるものいい。

 何大学の何学部を受験しましたか?

新潟大学医学部医学科です。

よっし、頑張れ~!!

 

 受験の前の日・当日にやったことは?

前日はホテルについてからしばらくは添削してもらった過去問の自分の答案を見返して

いました。夜は家族と電話をし、好きな人に愛を語り、早めに寝ました。当日は最後の

最後まで化学と生物の知識の詰め直しをしました。

いいね、家族と電話して、好きな人に愛を語るなんて(^^) 

前日はとにかくリラックスすることに努めよう。でも、これは直前になってどうすれば

リラックスするかって考えるのではなく、普段から自分はどういうことをするとリラッ

クスできるかを探しておこう。この大堀はもちろん筋トレだ(^_-)

7.その他

 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

センターの自己採点結果をみてから担任の先生方と相談して出願締め切り直前に決めました。

よっし、一度決めたらそれに向かって全力投球だ!!  

 スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

元々やるべきことが多すぎたので成績的なスランプを感じる暇は無かったですが、

どうも座ってばかりで肩がこる、頭が重いという時などは夜に小一時間走りに行っ

て思いっきり身体を追い込んでくたくたになって寝る、ということが一番効果的でした。

直前期でも週に1~2回は走りに行っていました。1度走りに行くと、ウォームアップや

クールダウンやシャワーを含めると2~3時間は奪われますが、翌日以降の学習効率は

間違いなく上がったし結果的に勉強量に関してはその間自習し続けていた場合と比べて

トントンかおつりが来ていたと思います。元運動部の人にはお勧めです。

筋トレやジョギングなど、体を動かすと頭もすっきりして勉強がはかどるし夜もよく

眠れるよね~。筋トレの時間がもったいない感じもするけれど、受験全体で考えたとき、

体はやはり動かしたほうがいい。人間は脳みそだけの存在ではないのだ。

  ストレス解消法などありましたか?

上に同じです。

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

それから後輩たちへの応援メッセージなど

大学の教養の生物でも役立っています。基礎医学系の講義が始まればまた役立つ

機会があると思います。 受講される皆さんには、ぜひライブで前列に座ることを

お勧めします。大堀先生は前の方の生徒をあてて下さいますが、そこで何は答え

られて何は答えられなかったのか、あてられた生徒は身に染みて覚えていられます。

それらの問いかけは生物受験においては絶対に外せない知識を問うものばかりですし、

大切なことほど時期をおいて何度もきいてくださるので、そのつもりで臨むことで

得られるものがかなり多くなると思います。 英語と数学を死ぬ気で頑張って、

生物は大堀先生についていけば間違いないです。頑張ってください。    

学生をあてるのは、ただ知識を仕入れようとするのではなく、考えるクセをつけて

ほしいから。「この問題は、この知識を持っていなかったからできなくでもしかたない」

というのは受験ではただの負け。その知識を持っていなくても、自分が持っている知識を

駆使してその知識を作り出すクセを付けてもらうためにあてるのです。それからあてた

ほうが眠くならないし、それにたまにとぼけたことを発表してくれる学生がいて楽しい

よね(^o^)  

さあ、第一志望に合格したいという君、来年は君が大堀の講義の最前列に座る番だ!!