コラム・お知らせ

2012年 夏期講習会 生物 「生物学的思考回路【遺伝編】」(その2)

今回は「自分は遺伝ができるのか? それともできないのか?」を調べてみましょう。

次の表はある国立大学の二次試験の問題に載っていた表です。

 

     遺伝子Cに関する表現型     症状     個体数

F1           c2              陰性       8

 

F2           c2               陰性         97

            c2               陽性       11

            c1              陰性      11

            c1            陽性      25

 

さて、これを見て何が見えますか? 「遺伝子Cって何の遺伝子?」とか「症状が

陽性とか陰性って何のこと?」なんて思ってしまった君、遺伝ができていない人です。

 

できる人はそんなところは見ませんよ。数字だけです。

「ああ、F1の自家受精で生じたF2の比が97:11:11:25ね。F1では遺伝子の

大文字どうし・小文字どうしが連鎖していて、さらに組み換えがあって、配偶子の

比が多分5:1:1:5ね」って思います。

 

「えっ? 問題文も書いていないのに何でわかるの?」って思いました?

そう、だって遺伝ができる人はイチイチ問題文なんか読まなくても、文章中の数字を

見ればだいたいどんな問題かをつかんでしまいます。問題文を読むのはそのあと。

 

「どうせできないよ」って腐らない腐らない。

大堀の「生物学的思考回路【遺伝編】」に出れば、君らも「ああ、これね」って絶対に

見抜けるようになりますよ♪ 大堀に任せておきなさい!!

また「センター試験でしか使わない」っていう学生さんもいると思いますが、そういう人にも

是非お勧めしますよ。遺伝に費やす時間が大幅に短縮でき、他の実験考察問題に時間を

かけられるようになりますからね。

 

☆大堀の講座は代ゼミ生はもちろん他の塾・予備校に通っている現役生・高校生・浪人生

でも参加OK。奮って参加してね♡

☆ 受講の受付などは夏期の代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/index.html