2012年 夏期講習会 生物 「生物学的思考回路【遺伝編】」(その1)
今回は夏期講習会大堀オリジナル講座「生物学的思考回路【遺伝編】」の案内です。
生物学の中では、なぜか遺伝は「難しい」ものとされています。なぜでしょう? あたりまえと言え
ばあたりまえなのですが「わからないから」でしょうねえ。
ではなぜわからないのでしょう? 大堀は次のように考えます。
多くの参考書などはまず遺伝を”記号遊び”みたいに教えます。こんな感じに・・・
Aa×Aa→AA:Aa:aa=1:2:1
そうして散々学生の頭に「遺伝は記号遊びだ~」って刷り込んでおいて、その遊びに慣れたところ
でいきなり「実はこれらは染色体上にあって・・だから連鎖が・・・だから組み換えが」ってくるので
す。学生はたまったものではありません。頭の中は「?????・・・」、パニックです。
たしかにこういうふうに教えたくなる気持ち、わかります。メンデルが遺伝の法則を発見したころは
染色体なんてものは知られていませんでした。で、そのあと染色体が発見されて減数分裂が
わかってきて、連鎖や組み換えなどもわかってきたのです。つまり生物学の歴史に沿って教えて
いこうというやり方ですね。大堀も分野によっては解明された歴史に沿って講義しています。
でも歴史の順で教えた方がいい場合とそうでない場合があります。遺伝を学生にわかってもうため
にはどっちがいいか? もちろん後者です。
だから大堀の講義ではまず染色体の動きから説明して行きます。
そして最初の方で独立と連鎖と組み換えを教えてしまいます。
そうした方が絶対学生が理解しやすいのを大堀は知っている
からです(^o^)v
今回の紹介はこのくらいにしておきますね。次回は他の講座も含めて内容をもっと詳しく説明して
いきま~す♪
☆ 遺伝の講座は、生物学的思考回路【生物Ⅰ・Ⅱ】を受講している学生さんは是非受けましょう。
☆ センター生物Ⅰを受講している学生さんにもお勧めです。
☆ 大堀求の講座は代ゼミ生以外も大歓迎。
他の予備校・塾に通っている学生さん、現役生、浪人生だれでもふるって参加してくださいね
☆ 受講受付などの詳しい方法は下記の代ゼミのホームページをご覧ください。