コラム・お知らせ

センター試験重視大学(学芸大学教育学部)合格 女子 

代ゼミ入学期編
代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか? また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。
 高校1年生のときに初めて学校の授業で「生物」という授業を受け、暗記科目だという印象を受けました。暗記は得意だったので、生物に対 しても苦手意識はありませんでした。けれど、どこが大切な部分で、どこまで覚えればいい、ということがわかっていなかったので、ただがむしゃらに教科書の隅から隅まで暗記しようとしていた覚えがあります。

まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?
 私が代ゼミに通い始めたのは高校2年生の夏期講習からです。この頃周りの友人たちは、模試を受け始めたり、学校や予備校の夏期講習に出ていたりしていました。

この時期は何大学の何学部を志望していましたか?
 現在通っている、東京学芸大学の教育学部を志望していました。

なぜ代ゼミを選んだのですか?
 
模試で代ゼミを何度も訪れているので、慣れていたことと、その時の校舎のきれいだった印象とで決めました。

なぜ大堀の生物を選んだのですか?
 高2の夏期講習が最初の授業だったのですが、その頃にはもうセンターで生物を使うと決めていたので、夏休みを使って生物を極めたいと思い、受講を決めました。大堀先生の生物を選んだのは、代ゼミのパンフレットの講師の先生方のコメント欄の、大堀先生のコメント「おれにまかせろ!!」を見て、ついていこうと思ったからです。

大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?
 体育会系の先生だな、とちょっとびくびくしていました。あと、扇子にも驚きました。でも、授業はとてもテンポがよくて、わかりやすかったです。

この時期の予習・復習はどうしていましたか?
 高校2年生の頃は主要3科目に力を注いでいました。理科や社会に関しては、まだ学校で範囲を終わっていないこともあり、英語・国語・数学に重点をおきました。予習というよりは復習に力を入れ、今までにやった範囲の問題の解き直しをしたりしました。 生物に関しても同じで、学校で使った問題集を解き直していました。

1学期編 
そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?
 高3の1学期は大堀先生の授業は高校の授業の関係で受講できませんでした。次の講義を受講しました。
●高2の夏期講習
●高3の春期講習・夏期講習
●高3の2学期

この時期はどのように生物を勉強していましたか?
 高3の1学期は学校で使っていた問題集を解き直したりしていましたが、問題を解くことに満足してしまっていて、全く暗記できていませんでした。

生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。
 センター模試では50点代くらいしかとれていませんでした。4つの選択肢のうち、2つにまでは絞れるのですが、最後の2つの選択で間違えてしまうというミスが多く、曖昧に覚えていたのだと思います。

夏期編 
夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?
 夏期講習は次のものをとりました。

●「センター生物Ⅰ」
●「生物学的思考回路[遺伝編]」

 受講は夏期講習のパンフレットができてすぐに決めました。夏から本格的に理社のセンター対策を始めようと思っていたので、「センター生物Ⅰ」に決めました。また、私は遺伝の範囲が苦手だったので、遺伝に強くなりたいと思い、「生物学的思考回路[遺伝編]」をとりました。 「センター生物」では、問題演習を通じて自分の覚えられていない場所や苦手な部分がわかったので、授業後のその部分を復習するようにしました。
 「生物学的思考回路[遺伝編]」では、5日間みっちり遺伝だけをやるので、とてもためになりました。この5日間で遺伝の基本が理解できたので、それ以降はどんな遺伝の問題を見ても、以前の「うわ、遺伝だ。いやだなー」といったような感情を持つことなく、楽しく解くことができるようになりました。

1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?
 ちょうどこの頃に、大堀先生が書かれた『生物Ⅰの点数が面白いほどとれる本』を先生自身から勧めていただき、その本を使って予習も復習もしていました。図が載っていたり、解説が生の授業のように詳しく書いてあったりと、とてもわかりやすかったです。読み終わったらまた最初から繰り返したり、問題を解いていてわからないところがあったら、その本を辞書のように使って覚えたりということをしました。

成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。
 全科目、どれもまだまだの成績でした。夏の模試ではどの模試でも第一志望はD判定か、よくてもC判定です。しかし、現役生はまだまだこれから伸びるという自信もあったので、諦めたりへこたれたりせずに、毎日勉強し続けました。
 生物に関しても1学期と大きく変わるということはありませんでしたが、毎日継続して自分で決めたノルマをこなしました。

2学期編  
夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?
 
夏は演習を解くよりも暗記に時間を費やしていたので、その成果が特に理社に関して現れてきました。また、どの科目に関しても、夏に苦手分野の対策をおこなったので、それが自信に繋がっていたと思います。
 
それまでの生物の勉強の仕方は「ただがむしゃらに全てを暗記する」というような形でしたが、大堀先生の授業を受けたことでどこがポイントかがわかり、「これを覚えていれば、他の部分はその場で考えればわかる」といったように効率良く暗記することができるようになりました。

2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?
 1学期分の復習は、問題演習を通じてわからなかったときに行うようにして、2学期の範囲の学習に重点をおきました。

夏期講習講座の復習はどうしましたか?
 
多くの講座をとっていたので、その全てのテキストを丸ごと解き直す時間はありませんでしたが、ノートは何回も見直しました。

センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか? どのようなことをしましたか?
 私の志望校はセンター重視の大学だったので、早いうちから対策をしていました。9月の後半頃から、英語・生物・地学・政経に関しては黒本、それ以外の科目は赤本を使って、センター試験の過去問を解き始めました。また、理社に関しては、それ以外にもマーク形式の問題集を買って解きました。 生物・地学・政経に関しては、1年分を解いたら間違えたところを復習し、解説を見るだけではなく、参考書を使ってその範囲を詳しく調べ、ノートに自分でまとめるようにしました。そのノートは受験直前期の時間のない時に見直すことができたので、とても役に立ちました。

この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。
 この頃から、やっと目に見える形で成績が伸び始めました。夏から本格的に勉強し始めた政経は、夏の時点で40点代というがっかりな結果でしたが、この頃6、7割とれるようになりました。主要3科目も安定し始めました。生物に関しては、6割は常にとれるようになり、冬期直前には7割~8割をとれるようになっていました。

このころ感じた不安などはありましたか? 
 
模試の成績が安定してきたとはいえ、まだC判定のことが多くて不安でした。また、時間が足りないと感じることが多かったように思います。学校の授業を受け、そのあとに自己学習の時間となると時間数が限られてきてしまいます。まだ覚えられていないことも多いのに、このままで大丈夫なのだろうか、という不安はありました。

冬期編 
冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?
 冬期講習はセンター対策の講座をとりました。生物・政経・地学・英語・数学のセンター対策の講座を受講しました。最後まで冬期講習講座をとるか悩んでいたので、決めたのはギリギリです。冬期は自習の時間にすべきかとも思いましたが、授業は授業、自習は自習と割り切って勉強することも大事だと思い、受講を決めました。
 
また、私はちょうど第一志望大学の公募推薦の発表がこの時期にあり、見事に落ちてしまって、やる気を失っていました。しかし、代ゼミに来て授業を受けているうちに、絶対に今度は一般入試で第一志望に受かってやる!とまたやる気を取り戻すことができました。大堀先生にも励ましていただき、がんばることができました。

1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?
この頃には、もうほとんどの問題集を解き終えてしまっていたので、チェックをつけておいた間違えた問題を解き直したりすることで、復習をしていました。

成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。
主要3科目については、ほぼ安定していましたが、理社に関してはまだ伸びていました。ギリギリまで理社は伸びると思い、怠ることなく毎日理社は勉強を続けました。

センター試験の対策はどうしていましたか?
ひたすらセンター試験の過去問を解き続けました。また、過去のセンター模試をもう一度解いてみたりもしました。理社に関しては特に、間違えたところをまとめたノートを暗記したり、見直したりしました。

直前期編
1・2月の生物の学習はどうしていましたか?
 大堀先生の参考書で、苦手な部分に付箋をはっておいたので、そこをもう一度読み直し、覚え直したりしました。また、授業中に書いたノートも見返し、大切な実験や苦手だった遺伝などを復習し、入試にのぞみました。

 何大学の何学部を受験しましたか? 
・東京学芸大学教育学部→合格
・武蔵野大学看護学部→合格
・東邦大学看護学部→不合格
・杏林大学保健学部→合格
・法政大学現代福祉学部→合格
・立教大学コミュニティ福祉学部→合格
 ☆私立校の東邦大学以外は、全てセンター利用で合格しました。

受験の前の日・当日にやったことは?
 前日はいつもと同じように同じ時間だけ勉強しました。その中で、自分が苦手だと思う科目を中心に復習をしました。
 当日は、自分がまとめたノートを持っていき、試験直前までそれに目を通していました。見慣れたノートに目を通すことで、落ち着くことができた気がします。

その他
受験校・学部が決定したのはいつごろですか?
 第一志望校は高1のときに決まっていました。それ以外の大学に関しては高3の夏あたりに絞りました。私の場合、将来やりたいことがはっきりとしていたので、それに通じる大学を選ぶ、という形でした。

スランプになった時期はありますか? またそれをどういうふうに克服しましたか?
 
9月から10月頃にスランプになりました。夏に勉強した時間数に比べて、思った以上に成績が伸びず、悩みました。また、成績が伸びないことから、今の自分の学習方法で本当に合格できるのだろうか、と不安にもなりました。
 
スランプに苦しみましたが、伸び悩む時期があるというのはやっているからこそだ!と割り切って考えるように努めました。また、悩んでも仕方ないのでとりあえず勉強しよう、と勉強をし続けました。そうしているうちに、冬の模試では結果が出てきていたので、やはり継続することが大切なのだなあと思いました。

ストレス解消法などありましたか?
 さすがに12月に入ってからはやりませんでしたが、それまでは1か月に1日、自由に使える日を作っていました。休む時は休んで、やる時はやる、という切り替えが大切だと思います。なので、その日は買い物をしたり映画を観たりして気分転換をしていました。そうすることで、次の日からスッキリして勉強ができ、次の休みの日までまたがんばろう、とも思え、とてもよかったと思います。

大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?それから後輩たちへの応援メッセージなど
 生理学や解剖学、薬理学など様々な授業で役立っています!!受験から時が経つにつれて、いろいろな知識を忘れてしまいがちですが、そんな時は受験期のように、辞書のようにして大堀先生の授業のノートや参考書を使っています。
 
 現役生にとって、受験は初めて経験するものだから、悩みや不安があるのは当たり前だと思います。そんな時は、誰か受験を経験した人を頼ってみてください。私の場合、それは代ゼミの講師の先生方でした。本当に親身になって相談にのってくれ、的確なアドバイスをしてくださいました。受験は、最後は自分1人で挑むものですが、でも1人で戦うのではなく、後ろにはたくさんのサポートがついているということを忘れないでください。