ガラパゴス

片利共生「ジンベイザメとコバンザメ」

ガラパゴス諸島に行ってきた時の写真です。

海の中にはジンベイザメが何匹かいて、一番

大きい個体は観光バスくらいの大きさでした。

 

 

 

 

さて、そのジンベイザメなのですが、たくさん

のコバンザメがついていました。

コバンザメは、背びれが変化した吸盤で海の中の

大きな動物(サメ・ウミガメ・エイなど)に吸い付く

のですが、船の底についていたり、場合によって

はダイバーにくっつくこともあります。この大堀

にもくっついたのですが、残念ながら撮影できま

せんでした。

コバンザメはいわゆるサメ(軟骨魚)ではなく硬骨

魚です。

そしていろんなところに入り込みます。

左の写真では、ジンベイザメの口と目の後ろに

ある穴に入り込んでいるのですが、ちょっと拡大

してみましょう。

目の後ろに穴が開いているのですが、コバンザメ

のしっぽが出ています。

わかりません?

それじゃあ・・・

 

 

 

・・・もっと拡大してみました。

 

 

 

 

 

さて、コバンザメは片利共生で出題されることが多いのですが、実際にはサメの体についている

「カイアシ」と呼ばれる寄生虫を食べているようです。なので相利共生ではないか?となるので

すが、入試では「片利共生」としておいたほうが無難です。

 

ジンベイザメのまわりにはカンパチという

魚もいました。

左の写真は、何匹かいたジンベイザメの中

でも小さめのやつだったのですが、その下

に魚がいるでしょう?その魚を拡大してみ

ると・・・

 

こんなやつです。これがカンパチ。

刺身にしたいですねえ・・・

 

 

 

 

 

ガラパゴスには他にもこんなサメがいまし

た。

ガラパゴスレモンザメというんだそうです。

かっこいいですよね。大きさは2mくらい。

 

 

 

ハンマーヘッド(シュモクザメ)は群れで

うじゃうじゃいましたが、撮影しようと

近寄ると逃げてしまうので難儀しました。