ギャラリー

今日のオンブバッタ

今日もオンブバッタがおんぶしていました。

下がメスで上がオスです。

近くには・・・

 

 

 

 

ナガコガネグモもいました。

以前紹介したコガネグモに比べると、ストライプ模様が細い

でしょ?

この個体はなかなか大きくてぷりぷりしていました。

足の部分をのぞいたら体長は2.5cmくらい。

 

 

 

 

 

こういうジョロウグモもたくさんいて

コガネグモよりも大きいんだけれど、

なんかいまいちだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カモメのくちばし 鍵刺激

今日はハイレベルの講義でカモメの

くちばしの話をしましたね。

右はセグロカモメの写真です。

北海道に遊びに行ったときに

宿の窓にやってきました。

さて、そのくちばしを見てみると・・・

 

 

 

 

ほら、これが鍵刺激。

くちばしの先端に赤い

斑があるでしょう?

これを見たひなは

「エサくれ~」って

始めてしまうです。

これぞクモ!! 

これぞクモでしょう。ザ クモ!!

写真は佐渡島に行ったときにいたコガネグモ。

今まで見た中で一番大きかったかな。

どっかの家の植木にいたのだけれど、その家の

おばさんが「クモは見つけ次第殺します」。

ええ~(>_<)なんで?

こいつは無事だったかなあ。

コガネグモはこうして足を2本ずつそろえて”X”型

になっています。

 

昼間はこうして木の葉の裏で待機

していました。

 

 

 

 

 

 

おっ、オンブバッタ\(^o^)/

オンブバッタと言えば「雄の精巣を取り出して

減数分裂の観察」なのでありますが、

今朝見たやつは雌の上に雄が2匹も乗ってたよ。

 

褐色の雌の上に緑色の雄が2匹も乗ってる~

(^◇^)♪

誰の瞳孔か?

  誰の瞳孔か?

それは・・

 

 

 

 

 

 コブシメの瞳孔です。

コブシメはイカの仲間(軟体動物門・頭足綱)。

皮膚の色を瞬時に自在に変えられるすごいやつです。

実物を見ればそれがわかるんだけど・・・

これは西表島の海で撮影したもの。

30センチくらいだったかな?

いろいろな視覚器2

瞳孔の形にはいろいろあるのですが、

こんなのはなかなかいないでしょう(^^;)

 

さて、この瞳孔の持ち主は・・・・

次回のお楽しみ(^_^)/~

いろいろな視覚器 

 こんにちは。2学期に入って最初のスタンダード・

ハイレベル生物Ⅰ・Ⅱの講義では「いろいろな視覚器」

をやりましたね。右はスズメバチの写真です。大きな

目がありますね。これが複眼です。

 

 

 

 

 

 

そしておでこには3つの丸いものが

ありますね。これが単眼です。単眼

は非常に感度が高い(=閾値が低い)

のです。なので感度が悪く、明け方

や夕暮れ時の薄明るいときに不向き

な複眼の補助的な役割を果たしてい

ると考えられています。

スズメバチのおでこのアップ。毛が生えてますねヽ(^。^)ノ

 

 

 次はカマキリの顔です。ここにもやはり複眼と、

その間に3つの単眼が見られますね。

 

 

 

 

 

 ハラビロカマキリというカマキリで、けっこう

どこにでもいます。

 

 

 

夏期講習会を効果的に受講するために・・・

みなさんこんにちは。受験勉強ははかどっていますか?

夏期講習会を申し込んだ学生さんたちにはそろそろテキストが届いているのではないで

しょうか?

もしそうなら、さっそく夏期講習会の準備をスタートさせましょう。

 

●生物学的思考回路【独学が難しい分野】を受講する学生さんは・・・

〈講義の受け方・予習のしかた〉をしっかり読んで、それに従って予習しましょう。

●生物学的思考回路【遺伝編】を受講する学生さんは・・・

基本的に予習はしなくてもいいです。が、復習はしっかりやりましょうね。

●ハイレベル生物演習(細胞・生殖と発生・遺伝・遺伝子)を受講する学生さんは・・・

どんどん問題を解いていきましょう。そしてわからなくても問題文を読み込んで、

答えを見てもいいから「どうしてそうなるのか?」「自分はどこがわからなかったのか?」

をはっきりさせておきましょう。

●センター生物Ⅰを受講する学生さんは・・・

どんどん問題を解いていきましょう。そしてわからなくても問題文を読み込んで、

答え合わせをして、知識問題なら足りない知識を補充し、考察問題なら「なぜそうなる

のか?」「どこがわからなくてできなかったのか?」を考えてみましょう。

 

☆ 大堀は、いつも「英語と数学ができないと受からないからこの2つをしっかりやれ!!」

と言ってきましたが、さすがに夏は生物もしっかりやりましょう。

でないと間に合わなくなりますよ・・・(^^;)

☆ 夏期講習会の申し込みはまだまだ間に合いますよ。

☆ 代ゼミの夏期講習会は代ゼミ生はもちろん、他の予備校・塾に通う学生さんでも

 受講大歓迎。浪人生・現役生ふるって参加してね

☆ 受講の受付などは夏期の代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/index.html

マグロは口を半開きにして泳ぐ(^O^)/

写真は2010年の3月に行ったメキシコの沖で撮影したもの。キハダマグロというマグロで、上下に伸びた長いフィンが特徴だよ。丸々していてすごく大きかったなあ。2mはなかったけれど、俺の身長くらいはあったかなあ。2匹並んで泳いでいたぞ。

さて、この前の講義で説明したけれど、マグロの口、半開きになっていますよね♪ いっつも半開きです。口からエラに水を流して、海水から酸素を取り入れているわけね。

キハダマグロの肉はやや白っぽくて味はあっさり系。大堀はクロマグロのほうが好きだな。クロマグロ、そのうち撮影したいなあ。

大学受験「生物」 新高3生の皆さん、そろそろ始めましょう!!

毎年のことなのですが、新学期になって(つまり4月も終わりくらいになって)

「生物を今年からはじめるんですけど、どうやって勉強したらいいですか?」

と質問に来る学生さんたちが少なからずいます。

そりゃあね「これこれこうしたらいい」って教えますよ。

でも正直もう少し早く始めていてほしかったなあ・・・

といつも思うわけです。そこで今回は生物はどうやって勉強するかのヒントとして

2月29日に載せたコラムをもう一度載せておきます。

 

①「生物苦手~!! 勉強法がどうもよくわからない」

②「そもそも生物嫌い。だって暗記ばっかりなんだもん」

③「一生けんめいやっているんだけれど、どうもその割には成績が伸びないなあ」

④「もっと効率良い勉強法はないかなあ」

・・・なんて言ってる人、いませんか?

これらの悩みは結局「生物は“単純な”暗記科目だ~」って思っているから生じるるんです。

①と②の人は「どこまで暗記したらいいか?」がわからないんですよね。

④の人は「たくさんの知識を効率よく覚えたい」というわけですよね。

で、③の人、実は最も生物の勉強法の核心に迫っている人たちなんですよ。

一生懸命暗記したんですよね。でも「なんか問題が解けない」と、こういうわけでしょ?

勉強法が間違っているんじゃないんですよ。一生懸命暗記するのは無駄ではないのです。

でもそれじゃあ半分なんですよ。すべての生命現象は根っこでつながって

いるんです。これがわかっていないから、成績が上がらないんです。例えば・・・

 

問1 次の細胞小器官のうちから膜構造のものをすべて選べ。

① 核   ② ミトコンドリア   ③ 葉緑体  ④中心体  ⑤ゴルジ体

⑥ 液胞   ⑦ 核小体   ⑧細胞膜

 

問2 問1の選択肢のうち、原核細胞にもあるものはどれか。すべて選べ。

(解答は最後に載せてあります)

 

さて、これらは全部覚えるんでしょうか? 「膜構造のものは、核とミトコンドリアと

葉緑体と・・・・」みたいに。

そうなんです、全部覚えるんですよ。だから②の人は生物が嫌いになってしまうんで

すよね。でもね、真核細胞って原核細胞が進化してできたものなんですよ。ここ!!

ここなんです!! 「どのように進化してきたのか?」がわかっていれば、いちいち

全部覚えなくてもその場で考えれば出てくるんですよ。

細胞小器官のほとんどは、その始まりが細胞膜なんです。細胞膜が陥入してDNAを

囲って核膜となり(つまり核が誕生し)、その核膜と細胞膜のつながった部分からゴルジ体が

でき、ミトコンドリアや葉緑体はそれぞれ好気性細菌・ラン藻と呼ばれる原核細胞だったから

細胞膜を持っていたわけで・・・などなどを知っていれば、いちいち暗記しなくても「膜構造の

ものは?」なんてその場で考えれば答えが出てくる、というわけです。

ほら、どうです? ②のみなさん、生物は暗記ばっかりじゃないですよね。①のみなさん、

生物は暗記とそれらの「なぜ?」の部分を勉強すればいいんですよ。④のみなさん、「なぜ?」

を知れば効率よく暗記できますよ。③のみなさん、知識はもうOKです。

あとは「なぜ?」を知って、それらの知識をつなげていけば成績はグングン上がりますよ。

生物は暗記が多いですが、

生物学の楽しさはこの「なぜ?」を知るところにあるのです

 

問1の解答  ① ② ③ ⑤ ⑥ ⑧   問2の解答  ⑧