ギャラリー
ウニ No.3
ウニの棘って触ると一本一本別々にワシャワシャ動くんだよ。面白いよね。このウニもそう。
八丈島の海は、いつも南国の海でダイビングをしている大堀にとってはちょっと暗い感じ。これは砂や岩が暗い色をしているからで、水の色ではないのです。一方、八丈島の海の透明度はピカイチ。50m先まで見えることもある!! え? 「50m先までしか見えないの?」だって? 確かに陸上で考えたら50m先までしか見えなかったらそれは霧かなんかのときだけれど、水中では50mはすごいんだよ。よく南国の海の写真、海が青くて奇麗に写っているけれど、もぐってみると透明度はそれほどよくないんだよ。パラオとかモルディブとか透明度は20mがいいところなんだよ。
ウニの季節です!!
なんでウニの季節かって、代ゼミの講義でちょうど「発生」に入るからです。発生といえばウニでしょう。まあ、カエルやイモリも出てきますけどね。
これから何回かにわたってウニを見ていきましょう。最初は右のウニ。ガンガゼというウニの一種です。この写真はメキシコの沖、ソコロで撮影したものですが、大堀が行った海、ガラパゴス、沖縄、パラオ、モルディブ、八丈島・・・どこにでもいる感じです。大きさはいろいろですが、中心の球体の部分はテニスボールくらいのが多いかなあ。棒でつつくと、トゲトゲをこっちへ向けてきます。トゲは長いと15㎝くらいで鋭く、刺さります。八丈島でタコをいじめていたら、岩の下に入っちゃったんだ。引っ張り出してやろうとして岩の下に手を入れたらこれがいたの~。トゲが刺さって痛かったなあ。毒はないんだけどね。
クマバチはガラパゴス諸島にもいた!!
「またクマバチ~?」って、いいじゃんか、クマバチが好きなんだから。
数年前にガラパゴス諸島に行ったんだ。あそこは海の中はすごく豊かなんだけれど、陸上は不毛の地。植物がすごく少なくて、サボテンとかばっかり。なので昆虫も少なかった。ところが以外なことに、クマバチはいた(左写真)。大きさもだいたい日本のと同じだったが、羽が紫色っぽいところと、黄色いチョッキを着忘れているところが違っていた。
そういえば、だれかちくったな?
「おめえ人のことクマバチとか言ってんじゃねえ」って堀川先生に怒られたぞ。
堀川先生がクマバチに似てるなんて言ってなくて、クマバチが堀川先生に似ているって言ったつもりなんだけど。あっ、これもまずいかな・・・^_^;