昆虫

複眼と単眼

みなさんごきげんよう。ハイレベルとスタンダードの講義では

受容器の話をしましたね。そのとき昆虫綱・甲殻綱の複眼と単眼

の話もしました。ではその写真をお見せしましょう。

これはスズメバチです。樹液を

吸いに来たものです。複眼が

はっきり見えますね。

 

 

 

 

 

 

 そして2つの複眼の

間にある3つの黒い丸が

単眼です。

 

 

 

 

単眼はセミ・バッタなどにもありますが、昆虫すべてに存在するわけではありません。

例えばクワガタやカブトムシにはありません。

 

複眼は薄暗いところは苦手なようで、そんなときに役に立つのが高感度の単眼と

考えられています。空の薄明かりと地面の暗色を見分けて飛ぶときの姿勢制御に使っ

ていると考えられています。

 

 

 

 

 

 

ガラパゴス諸島の話4

今回は海岸を歩いてみましょう。

向こうの方に海が見えます。

どんな生き物がいるんでしょう♪

 

 

 

さて、海岸に着きました。 ん?何かいるぞ!

   

      おお!! これは・・・

 

 

 

      ウミイグアナだ!!

もともとは陸にすむイグアナだったのですが、
海の中の方が豊かなため海草を食べるように
なったものがウミイグアナと考えられています。

近寄ると、50センチくらいまで近づくと、「ブシュッ」
とくしゃみのようなものをしてしぶきを飛ばします。

そのしぶきに触れると、皮膚はただれ眼に入ると失明し・・


だったら恐ろしいのですが、ただの塩分が入った液体です。

”威嚇”の一種らしいのですが、あまり効き目がないようです。
もっとも天敵がいないのでこれでいいんでしょう。
ああ、今度はそのウミイグアナがガラパゴスアシカを

捕食しようとしていますっ!

あやうし、ガラパゴスアシカ・・・・

・・・・って、さっきウミイグアナは海草を食べると
書いたばっかりでしたね。

よほど接近しない限りは、お互い仲良くやって
いっているようです。

次回もいろんな生物が出てきますよ。お楽しみに♪

ガラパゴス諸島の話3

今回は別の島を見てみましょう。

前回の島よりは植物が多いです。

ちょっとした木もあります。

が・・・本当に緑が少ないです。

 

 

向こうの入り江に我々が乗ってきた船が見えます。

 

 

 

なんか花らしきものが咲いています。

 

 

 

寄ってみるとこんな感じです。

 

 

 

こういうところを歩いて行くわけです。

気温は日本の5月くらいかな。

でもほぼ赤道直下、凄い日差しなのです。

ちなみに、道からそれるとガイドさんに怒られます。

国立公園なので通路外に勝手に出てはいけないわけです。

 

 

 

 

ウチワサボテンです。

ガラパゴスとはゾウガメのことなんですが、

ゾウガメはこうしたサボテンを食べるわけです。

 

 

 

ガイドのガブさん。

大堀はしょっちゅう道からそれるのですごく怒られました。

だっていい写真を撮りたかったんだもん・・・

 

 

 

ガラパゴスには昆虫も非常に少ないのいですが、

クマバチが元気に飛んでいました。

日本のやつとだいたい同じ大きさなんですが、

胸部が黄色くなく全体が黒です。羽はちょっと紫っぽい黒です。

 

次回は海岸へ行ってみましょう\(^o^)/

ハラビロカマキリ見つけたぜぃ~!!

ハラビロカマキリ見つけたぜい。

ハラビロカマキリ、お腹ぷりぷり~♪

卵が入っているのだろうなあ。

 

 

 

 

ナガコガネグモ見つけたぜい。

この時期にナガコガネグモを見るのはちと珍しいかな。

この個体は少し細身だな・・・

 

 

 

 

 

 

 

おお、ハラビロカマキリがナガコガネグモに

捕まった~(@_@;)

 

 

 

 

 

今度はナガコガネグモ、お腹ぷりぷり~♪

 

このナガコガネグモはこの前いなくなってしまったよん。

 

 

 

 

スズメバチ見つけたぜぃ~!!

 昔は線路の枕木は文字通り”木”だったのだ。

いらなくなった枕木は、今ではたまに柵とし

て利用されているのを見かける。

で、枕木に線路を固定するために杭(犬釘という)

を使ったんだけれど、その杭を打ち込んだ穴に

ハチのお尻が見えたわけだ。ふふ~ん、おそらく

スズメバチだろうなあと、つついてみたら・・・

 

やっぱり、スズメバチだった♪

時期からして新女王だろうなあ。ここで冬を

越して来年、この1匹が巣を作り始めるのだ。

でも、この穴はちょっと冬越し無理じゃない

かなあ・・・(^^;)

案の定、しばらくしたらどこかへ行ってしまった。

来年巣ができたら見せてね~\(^o^)

今日のオンブバッタ

今日もオンブバッタがおんぶしていました。

下がメスで上がオスです。

近くには・・・

 

 

 

 

ナガコガネグモもいました。

以前紹介したコガネグモに比べると、ストライプ模様が細い

でしょ?

この個体はなかなか大きくてぷりぷりしていました。

足の部分をのぞいたら体長は2.5cmくらい。

 

 

 

 

 

こういうジョロウグモもたくさんいて

コガネグモよりも大きいんだけれど、

なんかいまいちだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっ、オンブバッタ\(^o^)/

オンブバッタと言えば「雄の精巣を取り出して

減数分裂の観察」なのでありますが、

今朝見たやつは雌の上に雄が2匹も乗ってたよ。

 

褐色の雌の上に緑色の雄が2匹も乗ってる~

(^◇^)♪

いろいろな視覚器 

 こんにちは。2学期に入って最初のスタンダード・

ハイレベル生物Ⅰ・Ⅱの講義では「いろいろな視覚器」

をやりましたね。右はスズメバチの写真です。大きな

目がありますね。これが複眼です。

 

 

 

 

 

 

そしておでこには3つの丸いものが

ありますね。これが単眼です。単眼

は非常に感度が高い(=閾値が低い)

のです。なので感度が悪く、明け方

や夕暮れ時の薄明るいときに不向き

な複眼の補助的な役割を果たしてい

ると考えられています。

スズメバチのおでこのアップ。毛が生えてますねヽ(^。^)ノ

 

 

 次はカマキリの顔です。ここにもやはり複眼と、

その間に3つの単眼が見られますね。

 

 

 

 

 

 ハラビロカマキリというカマキリで、けっこう

どこにでもいます。

 

 

 

スズメバチの複眼・単眼

  う~ん、本当はミンミンゼミの複眼と単眼を載せた

 かったんだけれど、どこかに行っちゃって・・・

 どこに行ってしまったのかなあ。

 パソコンの中のどこかにあると思うんだけど・・・

  この写真は参考書にも載せてあるから知っている人も

 多いと思うけど、それにしても立派な顔だよね。

 スズメバチは主に他の昆虫を捕まえて食べるんだけれど、

 そのために大顎が非常に発達しているんだよ。スズメバチ

に襲われるときは、刺されるだけでなくこれで噛みつかれます。

他の昆虫も捕食するけれど、この写真のように樹液も吸いに来きて、カナブンやコクワガタを蹴散

らして占領してしまいます。たまにカブトムシとやりあっているのを見かけます♪

さて、左の写真、二つの大きな複眼の間

に3つの黒い丸がありますね。これが単

眼です。単眼の数は0個、2個など昆虫に

よって異なるんだけれど、この3個の場合

どんなはたらきがあるのでしょう?

 それはね・・・訳があってここでは秘密。

そのうち説明しますね。

 

スズメバチ(複眼・単眼)

ハイレベルとスタンダードでは視覚器の話をしましたね。

そして複眼と単眼の説明で写真を見せましたが、このHPでもお見せします。

まず、左がコガタスズメバチの女王です(もしかしたら違うかも^_^;)。”コガタ”とはいっても女王なので大きかったですよ。

なんとも立派な顔つきですね。そしてカッコイイ!!

どうしてこういう顔になったんでしょうねえ。

それにしても複眼の前に自分の太い触角があって目障りじゃないんでしょうか。

そして頭部を拡大すると・・・

 

 

「あっ、毛が生えてる!!」じゃなくて~

3つの単眼が見えますね。

背単眼というやつです。性能は良くなくて、明暗くらいしかわかりません。

スズメバチは前の年にワーカー(はたらきバチ)はすべて死んでしまって、新女王だけが生き残って越冬します。そして4・5月くらいに越冬から覚めて、最初はその新女王1匹で巣作りをはじめます。撮影は5月の初めくらいだったので、状況判断からして女王でしょう。大きかったしね。

 

 

ハラビロカマキリです。腹部が広いからでしょうけど、なんとも単純なネーミングです。

都心部でも緑があれば普通に見られますよ。

このカマキリも複眼と複眼の間に単眼が見られます。

さっそく頭部を拡大して見ると・・・

 

 

ほうら、あるでしょう、単眼が。

カマキリの複眼に黒い点が見えますよね。

どっちから見ても必ず黒い点がこっちをみています。

面白いね♪

そろそろこうしたカマキリの立派な成虫が出現してきますよ。

この前も、マンションの40階以上という高さにもかかわらず、

コカマキリの成虫(メス)がいました。産卵する場所を探しているうちに登ってきてしまったんでしょうねえ。