私の難関大学合格体験記

名古屋大学農学部合格 2015年 Sさん

2015年 名古屋大学農学部合格 Sさん

1.代ゼミ入学期編

 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

 生物は暗記する科目だと認識していました。生物が好きだったのもあって自己流で、授業で習ったことや参考書等の内容を暗記するような勉強が中心でした。さらに演習をしてその解き方を憶えていました。他の科目に比べて生物は得意科目でした。もっとも分野による得意・不得意はありました。

まずは自己流でもなんでもいいから「いろいろ暗記する」のは、実は大切なこと。でもこれだけじゃダメなのは後でわかったんだよね。

 まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

 学校の授業で使われていたプリントの穴埋めを赤シート等で隠して暗記していました。それから参考書・教科書を読むなどで憶えることが中心でした。

 この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

北海道大学・総合入試理系・生物重点選抜群です。

なぜ代ゼミを選んだのですか?

 “講師の代ゼミ”とも言われ、教え方がうまいということに期待が持てました。それから代ゼミには学校の同級生がほとんど来ておらず、知り合いのいない環境で受験勉強に集中しようと思いました。

「みんなが行くからその予備校に行く」・・・という学生がほとんどなのではないでしょうか。でも本当にそれでいいのでしょうか? Sさんはきちんとその部分も考えて予備校を選択したのですね。

なぜ大堀の生物を選んだのですか?

 映像講義ではいろいろな先生がいましたが、対面で授業を受けたいと思い、大堀先生を選びました。

 映像講義と対面講義はそれぞれ一長一短がありますね。映像講義なら自分の好きな日にち・時間に受講できるけれど、対面講義はそれができません。でも対面講義は、Sさんが次に書いていますが、“迫力”“緊張感”がありますよね。特に大堀は講義中に学生をあてて答えさせますからね。眠くなること・退屈することはまずないわけです(^_-)

 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

 予備校でも授業中に生徒をあてる先生がいるのか…と思いました。それに他の講師に比べて凄いエネルギッシュだな~と。高校で習った生物はおいといて、一から先生の授業で入れ直そうと思いました。

 エネルギッシュでした?(^^;) とにかく退屈する講義をやったらそれは「講師の負け」と思っていますからね。講義中に学生をあてるのは、やはり「緊張感を持ってもらいたいから」・「受け身なって欲しくないから」・「考えるクセを付けいてほしいから」・「退屈させたくないから」・「学生がどの程度の学力を持っているのか知りたいから」などなどです。でも「珍解答が出て楽しいから」・・・というのもありますね。みなさん本当に講義を楽しくしてくれましたね。

 この時期の予習・復習はどうしていましたか?(時間配分、他の科目との兼ね合いなど)

・予習:「ハイレベル生物」は、授業が始まる前の休憩時間に代ゼミのテキスト読みました。「トップレベル問題演習」は、大堀先生が「これを解いてきなさい」といった問題を解いてから講義に臨みました。

・復習:帰るときの移動時間を使って、次の授業までにノートを2回読み返しました。

・全体:勉強時間は、大堀先生が初回の授業時に言った通り英語・数学の予習復習・化学の復習にかけました。

そうそう、初回の講義でみなさんにいいましたね。「英語と数学ができなかったら受験の土俵にも上がれないんだよ」と。それを忠実に守ってくれたんですね。いい調子です。もちろん生物だって予習・復習・講義以外の問題演習などをやった方がいいに決まっています。でも、それをやっていいのは「英語と数学の偏差値が100万以上の人だ」と何度も言いましたね。

2.1学期編 

 そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

 生物という科目が分かりやすく整理されて頭に入ってくるのを感じました。授業は“ちゃんと復習したか?”“無教養!”のプレッシャーを感じながらの受講ではありましたが生物の“正しい理解”を感じていました。

 そうそう、「無教養っ!!」ってみなさん何度も大堀に言われましたね(^_^;)。でも1年間の講義でずいぶん教養がついたでしょ? 

生物という科目は、暗記することがとても重要。でもその知識に「正しい理解」が伴っていないと使えない。それから「得た知識と知識をつないで新しい知識を作り出す力を付ける」ことが重要。大堀の講義ではそれらを重点的にやっていきましたね。

 この時期はどのように生物を勉強していましたか? 

 代ゼミの授業以外には何もしていませんでした。

 それでいいんです。大堀の講義だけで十分。他のことをやる暇があったら英語と数学に時間をかけてください。

 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

 現役の頃とほとんど変わらずの成績で推移していました。(センター模試:八割程度記述模試:偏差値60前半程度)。

 この時期に生物がそれだけの成績だったら十分です。とにかく英語と数学の学力をみがきましょう。

3.夏期編 

 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう? その講座をどのように活用しましたか?

1学期の講義中に大堀先生が「大堀求の生物(呼吸・同化・神経・腎臓)「大堀求の生物(植生・個体群・進化・系統分類)を勧めていました。そのときこれら2つの講座では「二学期の内容を先にやる」ということを聞きました。先取りすることで二学期の生物に余裕が持てると思い、受講することに決めました。実際、これらの講座は二学期のレギュラー授業の予習になりました。

1・2学期の講義で「生物基礎」「生物」のすべてが揃うわけですが、入試でも頻出の「生態系」「進化・系統分類」が終了するのが12月の初めころ。これだと、問題演習するまもなくセンター試験を迎えることになってしまいます。そこで夏のうちに2学期の範囲を仕上げてしまい、2学期の講義は復習のつもりで受講するとうまくいきます。Sさんもその通りにやって勝利をものにしたわけですね。

 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

 一学期の復習はノートの読み直しや代ゼミのテキストの演習問題を解きました。二学期の範囲は夏期講習講座「大堀求の生物(呼吸・同化・神経・腎臓)「大堀求の生物(植生・個体群・進化・系統分類)を受講することで、予習になりました。

 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

  センター模試は8割程度、記述模試は偏差値60後半程度でした。

いい感じじゃないですか~。生物はもうこのまままっすぐに進めばいいですよ。あとは英語と数学を仕上げていきましょう。

4.2学期編  

 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

 2学期の授業は復習のような感じで受講していました。ほぼ生物の全範囲を学習し終えたため記述問題も書きやすくなりました。

「ほぼ生物の全範囲を学習し終えたため記述問題も書きやすくなった」とありますが、これこれ、これがいいんです。生物というのはどの分野もつながっていて、1つの問題の中にいろいろな分野にまたがった出題があるものです。でも生物の全体を終えているため、こういう問題にも積極的に取り組んでいけいるようになるわけです。

 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

 二学期の授業の予習復習は一学期とほぼ同様です。一学期の範囲の復習は模試のある直前にノートの読み返し程度をしていました。

模試の活用法がうまいですね。模試があれば「やらなくては」ってなりますよね。そして生物は「ノートの読み返し程度」でいいんです。何度も言いますが英語と数学を中心に勉強していきましょう。

 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

 2学期の授業で取り扱われる分野の予習用として夏期講座のテキストを活用しました。そしてその読み返しと2学期の授業が夏期講習講座の復習になりました。

そうそう、夏期講習講座「大堀求の生物(呼吸・同化・神経・腎臓)」・「大堀求の生物(植生・個体群・進化・系統分類)」は夏期に受講すれば2学期の予習になるし、2学期の授業がこれら夏期講習講座の復習になるわけです。効率よく生物が学習できるように編集したのです。

 センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか?どのようなことをしましたか?

二学期のレギュラー授業終了後(12月初めころ)、本試験・追試験の過去問をあるだけ全て解きました。センター試験直前まで、出来る限り過去問が解けるように時間・日にちの配分計画をたて、解答時間を一回40分以内と決めて解くようにしました。

いいですね~、40分。実際は60分あるわけですが、日ごろから40分で解くように練習しておけば、本番は余裕すら感じるのではないでしょうか? 

国公立大学はセンター試験でこける(・・・)ともうおしまい。なるべく早期に自分が受験する大学のセンター試験と2次試験の配点比率を確認しておきましょう。特にセンター試験の配点が高い大学ならばセンター試験で勝ち逃げするくらいの気持ちで対策を練りましょう。

 この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。このころ感じた不安などはありましたか?

センター模試は8割5分程度、記述模試は偏差値70前後でした。それでもセンター模試の点数が初めの頃とほとんど変わっていないことや、名大プレの点数が思うようにとれなくて化学よりも悪かったことなどに多少の不安を感じていました。

いえいえ、なかなかいい調子だと思いますよ。医学部などであればもう少し欲しいかな・・・というところですが、農学部であればかなり有望。ゴールが見えてきましたよ。

5.冬期編 

 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?

 冬期Ⅱ期「大堀求の生物重要・難解分野総整理」をとりました。2学期の講義中に大堀先生が勧めていたときの説明を聞いて受講したいと思いました。それから、センター試験の結果で名古屋大を受験することに決めたとき、受講することにしました。名古屋大学は、あまり発展しすぎたことは出題せず基礎を中心に出題してきます。それでも中には字数の多い記述・論述問題もあり、そういった問題の練習にもなると感じたため受講することにしました。それから試験当日見たことのない実験等の記述問題が出題された時の対策にもなると思いました。

そうですね。名古屋大学では、それほど難しい問題は出題されません。それでも「見たことのない実験・考察問題」は頻出です。それから論述も多いですね。そういった大学の対策にも「大堀求の生物重要・難解分野総整理」はうってつけです。

 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

 一学期・二学期のテキストに載っている演習問題の解き直しをしていました。

 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

センター模試・記述模試とも特に変化はありませんでした。

この時期はそろそろ現役生が伸び始めてくる時期です。したがって実際に成績が変化していない浪人生であれば、その偏差値は下がるはず。それが下がっていないということは、成績が伸びていることになります。

6.直前期編

 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

 記述対策はレギュラー授業のテキストの演習問題を解き直し、センター試験後は名古屋大の過去問を解きました。

この時期は過去問を時間通りに解いて、出題形式になれておくことが重要ですね。

 何大学の何学部を受験しましたか?

名古屋大学・農学部・生物環境科学科を受験しました。

 受験の前の日・当日にやったことは?

自分の授業ノートの読み直し・直前対策講義のテキスト見直しをしました。

新しいことに手を出さず、これまで習ったことを信じて突き進もう!!

 

7.その他

 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

志望を名古屋大学に決定したのは九月頃、受験校の最終決定はセンター試験の自己採点後です。

 スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

 スランプというほどのことは無かったように思います。

  ストレス解消法などありましたか?

 授業間の30分に代ゼミの周りをぶらついていました。それから大学でやりたいことを考えたりしました。

 

ストレス解消法は人それぞれ。でも「未来のことを考える」、これってすごくいいですね。将来のことを考えてワクワクしてくれば、それだけで受験勉強のモチベーションも上がるというものです♪

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

それから後輩たちへの応援メッセージなど

 大堀先生が講義中に言っていた“ひらめき力”がつきました。それからこれも大堀先生が講義中に言っていたことですが“正しく理解すること”の大切さもわかりました。このことは生物だけでなく、どの教科にも言えることだと思います(正しく理解すると細かいところまで暗記できるようになるのですが、そのせいで今のところ大学の生物の授業が退屈です)

 大堀先生が最初の講義で言っていたように「受験は英語と数学」でおおかた決まります。なのでまずはこれらを集中してやりましょう。そして夏期や冬期の講習会講座もできるだけ取るといいと思います。そして代ゼミのテキストには重要なことは全て入っています。ですからあまり多くのものに手を出さなず、テキスト中心でやっていくのがいいと思います。数学・英語もそうですが、自分の努力の成果は模試の結果にはすぐには表れないものです。それでも焦らずコツコツやっていくことが勝利へつながります。

 

Sさんはこの大堀の講義を本当に一生懸命受講していましたね。そしてすごくよくあてられて、そのたびにいろいろと罵声(!?)を浴びせられましたね()。でもへこまずによく頑張りました。毎年学生を見ていますが、Sさんのようにコツコツやっている学生はまず合格します。なのでSさんに関してはわりと安心してみていたんですよ。

本当に合格おめでとう♪

 

 

合格体験記 岡山大学医学部合格(女子)2014年

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?

また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強

していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

→私はもともと生物が得意科目でした。考察問題を解くことが楽しすぎて、重要問題集などを何回も解いていました。現役生のころの前期日程・後期日程不合格が判明してから、生物をやりすぎたせいで、どちらかというと苦手な英語や数学を解く時間がつぶされてしまっていたと考え、(違う意味で)印象の悪い科目でした。

 

そうなんです。何でもできるようになってくると、楽しくってそればっかりやってしまいがちになりますよね。一番大切なのは「苦手科目をなくすこと」です・・・大堀

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

→教科書に緑色のチェックペンで、重要単語などを塗りつぶし、赤色のシートで隠しながら覚えていました。

 

だいたい生物の勉強ってこんな感じだとイメージしている学生が多いですよね。重要な単語を覚えることは大事ですよ。でもそれだけでは不十分・・・大堀

 

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

→もともと岡山大学医学部医学科を志望していましたが、現役生のころはひどいセンターの点だったので、とりあえず香川大学医学部医学科に出願したという感じです。見事に不合格で、代ゼミに行くことになりました…笑

 

そうそう、現役生ってセンター試験を軽く見がち。で、ひどい目に遭って浪人・・・というパターン・・・って、おれもそうだったんだけど・・・(^_^;)大堀

 

 

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

→岡山に三大予備校は代ゼミしかない、授業用のうち50万円が減額になったこと、家から通えること、私の兄も代ゼミ岡山校に1年間在籍して岡山大学医学部医学科に合格したためです。

 

うう~ん、すばらしい。

兄・妹そろって岡山大学医学部合格。それも代ゼミで習って・・・ヽ(^^)ノ大堀

 

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

→代ゼミの1学期が始まる前に、前年度の授業の第1講を見る体験授業で、大堀先生の「ハイレベル生物Ⅰ・Ⅱ」を受講しました。その中で、「英語と数学!」「生物は知識をつなげることが大事」という大堀先生の言葉が深く同感したので、その場で大堀先生の授業を1学期以降も受講することを決めました。

 

そうなんです。英語と数学ができて初めて受験の土俵に上がることができるのです(>_<)大堀

知識と知識をつなげて新しい知識を作り出せるようになってくると、生物の偏差値はあっという間に70を超えてしまうのです・・・ヽ(^^)ノ大堀

 

 

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

→えらく元気な先生だなとおもいました() 「英語と数学!」という言葉は、私がなぜ現役合格しなかったのかという理由を思い知ることができるきっかけとなったものでした。

 

えらく元気だったでしょう? しかも一年中半袖だし・・・ヽ(^^)ノ大堀

 

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?(時間配分、他の科目との兼ね合いなど)

→「ハイレベル生物Ⅰ・Ⅱ」の章末問題、「東大・京大・トップレベル生物問題演習」の予習は必ずしました。復習は模試の前に大堀先生の「ハイレベル生物Ⅰ・Ⅱ」のノートを見る程度でした。とにかく英語と数学に時間を割きました。

 

そうそう、一に英数・二に英数・三四に英数・五に生物、ね・・・(>_<)大堀

 

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

→生物は知識をつなげることがだんだん講義を通してわかるようになってきました。配偶体、胞子体あたりの話は、現役生のころは苦手でしたが、ようやくわかるようになりました。「花屋さんではなくて胞子体屋さんと呼ぼう」という大堀先生の言葉は今でも覚えています()

  胞子体・配偶体、嫌いな学生さんが多いですよね。なんで嫌いかという「わからないから」。わかれば楽しくなってくる(^o^)

「まあ綺麗な花束♪」ではなくて、正しくは「まあ綺麗な胞子体束♪」ですよね・・・ヽ(^^)ノ大堀

 

 

② この時期はどのように生物を勉強していましたか? 

→相変わらず、生物は予習を欠かさずにしましたが、全体的にはあまり時間は使わず、英語と数学をたくさんしていました。模試の前にはノートを見返し、模試返却後には直しを繰り返しました。

 そうそう、英数・英数・英数・英数・余った時間で生物ね・・・ヽ(^^)ノ大堀

 

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→センター模試は9割台をキープ、全国総合模試では85分、国公立記述は7割ちょっとでした。生物の成績は現役のころとあまり変わらない状態で、英語と数学の成績が上がってきたので、理想的な形になってきました。

 よっしゃ、英数の成果が出てきたね。トンネルの向こうに明かりが見えてきたぞ・・・ヽ(^^)ノ大堀

 

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

→受講しませんでした。

 うん、君くらい生物ができる人は英数にじゃんじゃん時間をかけてOK(^o^)

でもできない人は効率よく学習を進めるうえでも夏期講座は受講しましょう・・・ヽ(^^)

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→復習は苦手な部分のノートを何回も見て、右脳で覚えました(=図ごと覚える)。当時、選択分野であった、進化と系統分類、生態系とその保全という分野に自信がなかったので、大堀先生の本を用いて何度か知識の定着を行いました。

 そうそう、進化・系統分類・生態系は教科書の後半。終了が入試本番直前期になりがち。夏の間に仕上げておこう。この辺が苦手な学生さんには夏期講習会講座「大堀求の生物(植生・個体群・進化・系統分類)」がおすすめ・・・!(^^)!大堀

 

③ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

 →逆に今度は生物をやらなさ過ぎて、記述問題の減点が目立つようになり、若干の焦りを感じた時もありましたが、学習の手引きを何度も読んで、答案に必要なキーワードは何かを常に意識して復習をしました。

 うん、やらなさすぎて“勘”を失うことってありますね。落ち着いてそれを克服しているところは見事です・・・ヽ(^^)ノ大堀

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

→進化と系統分類、生態系とその保全は特に入念に夏の間に勉強していたので、大堀先生の講義では、なるほど、と思えることが多くありました。

 夏の勉強が活きてきましたね♪ 夏のうちに生物全体を終わらせておいて、2学期は復習のつもりで大堀の講義を聞くのがベスト!! ・・・大堀

 

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

1学期に学んだ知識は忘れないように、何度かノートを見返しつつ、2学期の予習も頑張りました。「東大・京大・トップレベル生物問題演習」の問題は1学期に増して難易度が上がり、予習だけでは理解できないところもありましたが、あきらめずに取り組みました。「ハイレベル生物Ⅰ・Ⅱ」の章末問題は1学期と異なり、復習として解くようにしました。

 そうそう、1学期の内容にも触れておかないと忘れてしまいますよね。毎日少しずつでもやっておこう・・・(^o^)大堀

 

 ③ 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

→受講していません

 さっきも書きましたが君くらい生物ができるのであれば英数に時間をかけましょう。でも苦手な学生さんは・・・2学期の範囲の難しいところは夏のうちに克服しておこう。特に自分でできそうにない人は夏期講習会講座「大堀求の生物(呼吸・同化・神経・腎臓)」などを受講してものにしておこう・・・ヽ(^^)ノ大堀

 

④ センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか? どのようなことをしましたか?

二次の対策をしていればセンター試験の点数は安定して9割台を取り続けることができたので、あまり2学期中にはセンター試験のための勉強は特にしていませんでした。

 そうですね。普段のセンター模試で9割台で安定しているような学生さんであれば、特にセンター試験対策はいりません。でも、そうでない学生さんは・・・ちゃんと対策を練らないといけないよ・・・(^_^;)大堀

 

⑤ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。このころ感じた不安などはありましたか?

→記述模試の生物でまさかの全国1位と、偏差値84.2がそれぞれ1回ずつ起こりました!夏ごろ感じていた、記述力低下も解消されたようで、現役生のころよりもかなり成績は安定してきたので、不安は特にありませんでした。ただし、土曜日にあった、センター試験対策演習の生物の問題がかなり難しくて一瞬だけ不安が襲ってきました。

 きた~!! 全国1位ヽ(^o^)丿 

そうそう、土曜日のセンター試験対策では、たまに油断しないように難しい問題を載せるのです・・・(^_-)大堀

 

5.冬期編 

① 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

→自分の苦手な分野はわかっていたので、講習会は取らずに、理系の生徒が苦手としやすい社会(私は地理選択でした)と国語を毎日行い、生物はその苦手な分野を、生物の教科書や資料集、大堀先生のノートを見返していました。

 あなたの場合は、センター模試で安定して9割台が出ていたのでまあ対策はいりませんね。でもそうでない学生さんはこの時期はセンターの対策をしっかりやりましょう。冬期講習会講座「大堀求の生物(センター攻略編)」がおすすめ。センターでこけると第一志望はおろか、受験できるが大学がまったくなくなってしまうことを、特に現役生は肝に銘じておきましょう・・・(^_^;)大堀

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→先ほども申し上げましたが、苦手な分野をよく知っていたので、その分野を何度も繰り返し見返しました。また、当時選択分野だった、進化と系統分類、生態系とその保全のうち、進化と系統分類に絞って学習を進めていきました。(岡山大学では選択分野を両方とも必須問題として出題することはなかったので。)模試に関してはマーク模試の復習を入念に行いました。今まで現役のころに間違えた問題も引っ張り出して解いたりもしました。

 自分の苦手分野を把握して、そこを中心に攻める。非常に効率のいい学習ですね。それから模試の復習もしっかりしていてgoodです。毎年のように模試から類似の問題が出題されるしね・・・(^_-)大堀

 

 ④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→この時期は、センター系の模試も多い中、岡大プレや熊大プレが返却された時期でした。生物に関しては共に7割ちょっとでした。2学期に起こった著しく良い成績をとることはあまりありませんでしたが、相変わらず安定した点を取り続けました。センター系の模試は9割台を保つようにしました。

 生物はかなり仕上がってきましたね。あとは油断しないで日々の努力を続けるのみ・・・(^o^)大堀

 

⑤ センター試験の対策はどうしていましたか?

→センター試験の本試験の過去問は現役生のころに解いたことがあったので、追試験をおもに解きました。模試では真似出来ていない、センター試験独特の雰囲気にも慣れるようにしておきました。

 そう、雰囲気になれるためにも模試の受験はおすすめ。それに本番と違って1日で全科目を受験するので、集中力を持続させる訓練にもなりますね・・・(^o^)大堀

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

→センター試験が終わるまではセンター試験のことのみ、センター試験あとは休むことなく、記述の問題に取りかかりました。記述の対策を扱った参考書を1冊センター試験後に購入して、何度も解いて、採点基準やキーワードを覚えるようにしました。

 「センター試験が終わるまではセンター試験のことのみ」、すばらしい!! 二次試験も気になりますが、まずはセンター試験。センター試験でこけると、特に医学部だったらおしまいです。さらにすばらしいのは、センター試験が終わっても浮かれないですぐに二次試験対策を始めたこと。合格する人はこういうところが違うんだねえ、やっぱり・・・(^_-)大堀

 

② 何大学の何学部を受験しましたか?

(1次=学科試験、2次=小論文・面接等。すべて医学部医学科です。)

→前期日程の前に、本番の雰囲気を味わおうと、産業医科大学を受験しました。学科試験には無事合格して、小論・面接試験の受験権利をもらいましたが、小論・面接試験の日程が後期日程と重なっていたので、小論・面接試験は棄権しました。

前期日程は岡山大学医学部医学科を受験しました。(1次=学科試験、2次=面接試験)

後期日程は香川大学医学部医学科に出願しました(岡山大学医学部医学科は後期日程が廃止されました)

 

やっぱり岡山はきびだんごで、香川ならうどんですね♪

 

 

あっ、おまえどこから入ってきた!! すみません、ナッピーが勝手に入ってきてしまって・・・(^_^;)大堀

 

③ 受験の前日・当日にやったことは?

→その大学に頻出な分野を、教科書などを用いてざっと目を通しました。前日はとにかくしっかりと睡眠をとって行きました!

そう、前日はしっかり睡眠をとりましょう。ご飯もしっかり食べましょう・・・(^O^)大堀

 

 7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

→高校1年生の秋です。それまでは実は薬学部志望でした。現役生のころはわずかな可能性を信じて香川大学医学部医学科を受験しましたが、本当の志望校は高校1年生の秋以来ずっと岡山大学医学部医学科でした。

 

② スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

→センター試験直前期です。私はどちらかというと、二次試験の対策が好きだったので、それをやる割合を減らして、センター試験対策をするのは非常に苦痛でした。しかも、センター英語などは解くほど点数が少し下がったりしたときもあり、不安がたまりました。センター試験本番では、そんな不安は忘れてとにかく解くことに集中してきたら、普段通りの点数が出せました。

 センター試験は時間との勝負。苦痛でも「時間内にきちんと解き切る」練習は不可欠ですね。それにしてもこの時期、模試とか過去問で悪い点数を取ると不安になりますよねえ~、おれもそうだった・・・(>_<)大堀

 

 ③ ストレス解消法などありましたか?

→模試において、第一志望校の判定で、A判定をとった回数分の日にちだけ遊ぶというご褒美です!笑11月くらいまではこのご褒美制度をやっていました。結局3~4日ほど遊ぶこと(映画を見に行くなど)ができました。A判定をもらうために、模試を頑張る、また代ゼミ以外の他業者の模試も受験しに行くという感じでした。

あとは細かいことですが、良く寝ることですね。受験生でしたが浪人中は必ず7~8時間は寝ていました。その分、絶対に授業中は寝ませんでした。浪人生は徹夜をしても無駄なことが多いと考えていました。浪人している時点で、現役生よりも余分に勉強しているわけですから。

 人間、ずっとそればっかりやっていると煮詰まってしまうもので、どこかで息抜きが必要です。が、それにしてもその息の抜き方がとてもうまいですね。

それと、「ちゃんと寝る」のはとても大切。徹夜しても結局そのつけはどこかで払わなくてはならなくなるものです・・・(^_^;)大堀

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

それから後輩たちへの応援メッセージなど

→めちゃくちゃ役に立っています!1回生の前期には「医学生物」という授業があるのですが、全部知っている内容です。物理選択者にたまに教えているくらいです。医学部には生物は絶対に必要な科目だと思いますし、大堀先生の授業はすごく役に立っています。今でもたまにノートを見返しているくらいです。大堀先生、本当に1年間ありがとうございました!

 そうでしょう? おれのノート、役に立つでしょ♪ 何しろ大学の講義は○×△ですからね・・・(^_^;)

それにしても医学部ではぜったいに「生物」が必要になるのに、受験に生物が必須でないのが不思議です・・・(_>)大堀

 

 

 あと、大堀先生の講義を受けている後輩さんたちへ。ここまで述べてきた勉強方法、成績推移は人それぞれです。私がおすすめするのは自分に合った勉強スタイルを確立することです。そして、浪人生ならば、自分がなぜ受験で失敗したのかを考える自己分析が非常に大切です。1年間はあっという間です。すぐにセンター試験はやってきます。第一志望校に合格するためには思いっきり勉強していくと良いと思います。勉強と息抜きのバランスを考えて、頑張りましょう。あとは、私は生物とは「右脳を使う科目」だと思っています。重要単語を唱えるようにして覚えても良いですが、私は図ごと右脳で覚えました。図ごと覚えて頭の中で動かしながら、流れを意識して理解していきました(転写・翻訳、PCR法、発生の過程あたりの話)。発生の過程は、インターネットで調べれば、動画で見ることができるので、うまく活用しても良いかもしれません。右脳で覚えだすと、生物は決して暗記ばっかりな科目だとは思わなくなりました。是非お勧めなので、実践してみてください。

 

自己分析、大切ですね。失敗はだれでもするもの。失敗からどれだけ学べるかがその人の価値を決めますね。

そうそう、右脳を使いましょう。生物は右脳の科目です・・・(^_-)大堀

 

 最後になりましたが、稚拙な文章失礼いたしました。生物がもともと得意な人がこの大堀先生の合格体験記を書いてよいのか、と思っていますが、少しでも役立つことがあれば幸いです。ありがとうございました!

 

合格体験記、ありがとう。きっと多くの学生さんの参考になりますよ。大学生活、楽しんでください・・・ヽ(^^)ノ大堀

 

合格体験記 新潟大学 教育学部 (女子)2014年

1.代ゼミ入学期編

 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強ていなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

「生物は暗記科目だと考えており、参考書を隅々まで読んで暗記する学習をしていました。特に苦手意識はありませんでしたが、点数が良いときと悪いときの差が大きく、点数が安定していませんでした。」

 まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

「参考書を読むことに重点を置いて学習している人がいたり、高校で使用していた問題集を解いている人もいました。」

 この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

「新潟大学 教育学部を志望していました。」

なぜ代ゼミを選んだのですか?

「先輩が一年代ゼミに通って志望校に合格した話を聞き、代ゼミなら志望校合格が果たせると思ったからです。また、代ゼミに見学に行った際、静かで勉強に集中できる環境が整っていると感じたからです。」

なぜ大堀の生物を選んだのですか?

 「大堀先生の授業が分かりやすいという評判を聞いたからです。」

 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

「分かりやすいのはもちろん、大堀先生の問いかけるような話し方にも魅力を感じました。」

 この時期の予習・復習はどうしていましたか?(時間配分、他の科目との兼ね合いなど)

「生物の予習はほとんどしておらず、授業が始まる前にテキストを眺める程度でした。その分復習に力を入れ、授業ノートと参考書を読み返して理解を深めていました。平日は他教科の予習・復習に追われて生物を学習する時間ができなかったため、休日に時間を確保してやっていました。」

 

2.1学期編 

 そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

「大堀先生の授業では教養講座の時間が設けられることがあり、生物を通して教養を身に付けられる授業だと感じようになりました。また常に『なぜ?』と疑問を持ちながら講義を聴くことで授業の理解がより深まると気づきました。」

 この時期はどのように生物を勉強していましたか? 

 「授業ノートを見返して理解した上で、暗記すべきことは何度も何度も書いて覚えました。その後テキストの演習問題を解いて、知識の確認をするようにしました。」

 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

「まだ点数に大きな変化は見られませんでしたが、何となく解答するのではなく、一題一題自信を持って解けるようになってきました。」

3.夏期編 

 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう? その講座をどのように活用しましたか?

「大堀求の生物(遺伝)」という講座をとりました。遺伝を得点源にしたいという思いがあり、夏季講座の案内が出てすぐに受講を決めました。この講座は基本的な考え方から試験で出題されるような実践的な問題まで学べるようになっていたので、基本的な演習問題は夏のうちに完璧にし、実践問題は冬休みに解き直すというふうに活用していました。」

 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

「1学期の範囲はテキストの復習のほかに、リードαという問題集をやりました。2学期の範囲の勉強にはあまり時間が割けず問題集等を解くことはできなかったため、参考書のまとめのペーを読んで知識の確認だけしました。」

 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

 「不安定であった点数が安定してきて、7割を下回ることがなくなってきました。」

4.2学期編  

 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

「夏の学習で理解したことや覚えたことが得点に繋がる嬉しさを実感できたことで、2学期も頑張ろうという学習意欲に繋がったと思います。」

 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

「2学期は普段は2学期のテキストの予習・復習が中心でした。1学期の範囲は模試の前にノートを見返したり、テキストの以前間違えた問題だけ解き直して忘れないようにしていました。」

 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

「夏期講習講座は受講直後に復習し、冬に実践問題だけ解き直しました。しかし、冬にやったときに忘れていることが多かったので、苦手な問題や間違えた問題だけでも模試の前に復習するなどの工夫が必要だったと思います。」

 センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか?どのようなことをしましたか?

「2学期の終わり頃からセンター試験の過去問題を解き始めました。それまではテキストの復習と模試の復習に力を入れていました。特に力を入れていた模試の復習は、自分が間違えたポイントを参考書に書き込んだり抜けていた知識を紙に何度も書いて覚えたりして、同じ間違いを二度としないという気持ちで取り組んでいました。模試やテスト演習の復習が力を伸ばす一番の近道だと思います。」

 この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。このころ感じた不安などはありましたか?

「偏差値が65まで上がり、安定してきました。遺伝の問題を解くのに時間がかかりすぎてしまうことが多く、模試などでの時間配分が安定しないことに不安を感じていました。しかし、問題を解くスピードを上げるには演習の積み重ねしかないと思い、2学期の終わりから冬期にかけて遺伝の問題にたくさん取り組みました。」

5.冬期編 

 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講

座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

「やはり問題を解くスピードや時間配分に不安を感じていたので、テスト形式の講座を受講しました。」

 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

「2学期の終わり~冬期前半は2学期の範囲の復習に力を入れました。具体的には授業ノートを見返し、テキストの演習問題を間違えたところにチェックを入れながら解き、苦手な分野はリードαという問題集で補強しました。その後は1,2学期のテキストのチェックが入った問題の解き直しをしました。」

 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

「2学期同様、生物の偏差値は65のまま安定していました。」

 センター試験の対策はどうしていましたか?

「不安を感じていた遺伝は12月のうちにセンター試験の過去問題集の遺伝分野だけを8年分解きました。その他、予想問題集を時間を計って解きました。」

 6.直前期編

 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

「多くの問題を解くことを心がけました。センター試験の過去問題は本番を意識して時間を計り、緊張感を持って取り組みました。習の後は復習に時間をかけすぎず、なぜ間違えたのかという確認のほか、解説をざっと読んで抜けている知識がないかの確認だけしました。」

 何大学の何学部を受験しましたか?

「新潟大学 教育学部です」

 受験の前の日・当日にやったことは?

「模試やテキストの復習等でポイントを書き込んだ参考書を念入りに見直して、知識の確認をしました。今まで使い込んできたものを見ることで安心できました。」

 

7.その他

 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

「受験校は4月に代ゼミに入学した頃から一度も変えることなく受験しました。」

 スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

「スランプというのか分かりませんが、1学期は勉強をしているはずなのになかなか偏差値が上がらず悔しい思いをしました。しかし、勉強の質は誰にも負けない自信があったので、これから上がると自分に言い聞かせて勉強を続けました。」

  ストレス解消法などありましたか?

「友だちと話すことが私のストレス解消法になっていました。一人で長時間机に向かっているのはやはり孤独で苦しいですが、それは皆同じです。代ゼミの友だちと悩みや不安を共有することで心が楽になったり、また頑張ろうと思えました。」

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

それから後輩たちへの応援メッセージなど

 ただ暗記する学習ではなく「なぜなのか」とまず疑問を持ってみる姿勢を大堀先生の授業で身に付けることができたので、大学でも自発的に学ぶことができています。もちろん生物だけでなく他教科でもです。自分から進んで学ぶことで得られるものがたくさんあるし、何より楽しいです。今このように感じられているのも大堀先生のおかげだと思います。本当に感謝の気持ちで一杯です。今受験勉強に励んでいる皆さん、合格するまで、最後の最後まで、自分と闘い続けてください。悩みや不安でいっぱいなとき、代ゼミには助けてくれる人がたくさんいます。味方がたくさんいることを忘れないでください。皆さんの思いと努力が合格に繋がることを心より祈っています。」

合格体験記 熊本大学 医学部合格(男子) 2012年

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していました

か? また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

 「私は『物理、生物選択』だったのですが、生物は他の主要教科と比べてだいぶ苦手でした。特に物理と比べて3倍の手間がかかると感じていました。

ゴチャゴチャ覚えることが多くて勉強にもあまり熱心にはなれませんでした。ハッキリ言えば、一番面白くないと思っていた科目です。

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

「わかりません。」

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

「筑波大学 医学部です」

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

「他の予備校に比べて開放的なイメージがあったからです。」

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

「(他の先生より)知識体系がかなりまとまっているのと、講義中に飽きない大堀先生の面白さがあったからです。」

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

「講義内容が非常に体系だっているのと情報量がとても多いと感じました。大堀先生の講義は教室全体で参加しているとも感じました。」

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?

  • 「スタンダード生物」
  • 「生物問題演習(フレックス)」
  • 「東大・京大・医学部生物演習」を受講してました。

 「『スタンダード生物』は特に予習はなしで、復習中心にノートを見直しする程度でした。『生物問題演習』は基本チェック問題も含めてかなり時間をかけてやりました。予習の段階でわからない所はスタンダード生物のノートを見て自分の解答を作り、講義の時は半分復習のような感じで受けてました。そのかわり復習はそれ程多くはやりませんでした。生物演習の講義はスタンダード生物と被る内容も多いので、とてもいい復習になりました。『東大京大医学部生物演習』は予習中心で、わからないながらも自分の解答を必ず作りました。この講座は他の講座より圧倒的に難しかったのでつらかったです。知識というよりも生物的思考と経験値と頭の使い方を多く学びました。」   

 

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

 「とにかく大堀先生の講義は情報量が多くて、全然おぼえきれなかったので少し不安を感じていました。『スタンダード生物』は教室全体で和やかな雰囲気があり、受験の緊張感や不安感を緩和させてくれて助かりました。『東大京大医学部生物演習』は大変難しく、予習で全くわからないことが多々あり何度も挫けそうになりました。私には『生物演習』がやりがいもあり、問題のレベルも適切でした。この講座の勉強に一番時間と手間をかけました。」

② この時期はどのように生物を勉強していましたか?

「基本的にテキストだけで参考書、問題集は使いませんでした。生物演習をよくやっていました。」

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など

「あまり覚えていませんが、安定してなかったと思います。特にセンター模試はあまり良くなかったです。」

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講

座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

  • 「ハイレベル生物演習」を取りました。

「演習系の講座を取ることによって強制的にハイレベルの問題をやりたかったからです。ハイレベルの問題は自分でやっても思考方法やポイントが捉えづらかったので、この講座を取ろうと思いました。基本的に予習中心で、講義で自分の知識の抜けや弱点を見つけ復習しました。また、夏は一学期の復習に「理系生物達人への道」をやっていました。穴埋め形式で自分のわかっていない所がわかるので一学期の復習に最適だと感じました。」

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

「『理系生物達人への道』で予習と復習。『生物演習』のテキストの解き直しをしました。2学期の範囲よりも1学期の復習中心で行いました。」

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

「夏の終わりに受けた模試では、すこぶる生物は良く。他の教科の足を引っ張ることはなくなりました。」

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

「1学期、夏期講習と大堀先生講義を受けて、だいぶ慣れてきたので2学期からは講義の時には前から2番目の席に座り大堀先生にあてられるようにしました。大堀先生にあてられて答えられなかったら大変悔しく必ずそこを覚えるようになり、答えられるように熱心に予習するようになりました。受け身になりがちな生物の講義を能動的に参加でき、大変ためになったと思います。」

  

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

「基本的に2学期の範囲の勉強しかしなかったです。ただし、模試の復習、講義やセンター実践問題集で一学期の範囲を扱う時はテキストやノートを見直して一学期の範囲の学習を行いました。」

③ 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

「二学期中は、ほとんどやりませんでした。夏中と冬にノートを見直した程度です。」

④ センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか? 

どのようなことをしましたか?

「11月頃から過去問10年分と実践問題集白、青、黒、緑本は全部やりました。実践問題集で間違えた所をおぼえるようにして知識の穴をひとつずつ潰していき、大問別に点数を記録していき自分の弱点を見つけて、そこを中心にテキストやノートで勉強しました。」勉強のかいあってか、センター本番は唯一生物だけ100点とれました。

⑤ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

「総合模試や北大プレではとても良い成績を得ることができましたが、肝心のセンター模試や熊大プレはイマイチでした。」

⑥ このころ感じた不安などはありましたか?

「 学力自体は上がってる感じがしましたが、センター模試や熊大プレが良くなかったので大分不安でした。偏差値でいうと良い時と悪い時で10近く差がありました。」 

 

5.冬期編 

① 冬季講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?

  • 「ハイレベル生物演習」
  • 「難関大生物直前対策」を取りました。

「この時期は、ほっておくとセンターの勉強しかしないと感じたのでこの講座を取りました。夏と同じく予習中心でやりました。」

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

「センター実践問題集をやりながら、不安に感じた範囲を1,2学期のテキスト、ノートを見直しました。センター外の範囲は「ハイレベル生物演習」の予習、復習で補いました。」

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

「ずっと良くなかったセンター模試が直前で高得点を出せるようになりました。」

⑤ センター試験の対策はどうしていましたか?

「ひたすら実践問題集をやりました。」

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

「センターまでは実践問題集で、センター後は三学期講義の予習、復習でした。その後大堀先生の「難関大生物直前対策」の予習、復習をやりました。それが終わったら、熊大の過去問をやれるだけやり、熊大とレベルの近い大学(岡山、広島、神戸、鹿児島等)の過去問を毎日1~2年分やりました。そこで間違えた所や弱点を見つけ今までのノートやテキストで復習しました。」  

② 何大学の何学部を受験しましたか?

「熊本大学 医学部医学科 → 合格」 

③ 受験の前の日・当日にやったことは?

「前の日は、一年分だけ残しておいた熊大の過去問をやりました。当日は何もしなかったです。」

 

7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

「夏の真ん中くらいです。」

② スランプになった時期はありますか? またそれをどういうふうに克服しましたか?

「1学期の終わりから2学期の始めくらいは、中だるみ的な感じでした。やる気がない時でも演習講座の予習だけは必ずやるようにしたり問題集をやったり夏期講習を入れたりして気分を盛り上げることで克服できたと思います。」

③ ストレス解消法などありましたか?

「あまりお勧めしませんが私の場合コーヒー400mlを1日3本、コーラ500mを1日3本飲んでストレス解消しました。ただ昼以降にコーヒーを飲むと夜に眠れなくなるので、午前中にコーヒーは消費する必要があります。」

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

はい、役に立ってると感じます。遺伝子の難関分野や代謝を大学では詳しくやります。大学の講義は代ゼミほど解りやすくないので生物未選択者はもちろん、生物選択者も苦労しています。しかし大堀先生の講義をうけていた私は「ああ、大堀先生が講義で話してたあのことかー」と結構余裕でいます。熊本大学医学部の場合生物選択したほうが、大学に入った後は未選択者よりずいぶん楽です。」

 

それから後輩たちへの応援メッセージなど

「大堀先生の講義は情報量が多くて大変だと思いますが、頑張って喰らいついてください!受け身にならず、問題を解いて、質問して大堀先生の講義についていければ自然と成績は上がると思います。最終的に私は生物の偏差値をとても高くだしましたが、それでも物理の2倍近く手間と時間をかけました(偏差値は最後まで物理の方が高かったです)。おかげで生物は好きになりましたが、理科の選択は自分の得意不得意を良く考えて選択した方がいいと感じました。では受験生の皆さん頑張ってください!!」    

合格体験記 東邦大学 医学部合格(女子) 2012年

東邦大学医学部合格

1.代ゼミ入学期編

 

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していました

か? また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

→高校では物理を選択していたので、生物を勉強したのは大学に入ってからです。ただ内容もレベルも、受験にそのまま使えるようなものではありませんでした。それでも物理は苦手だったことと、高校時代、前問でミスをするとそれ以降は全て間違うという物理特有の失点を経験したことがあり、少しでも着実に点を取れそうな生物で受験しようと考えていました。

受験勉強を始めた時点で予備知識があったのはだいたい全体の12割程度です。志望校でよく出題される遺伝、恒常性、刺激と反応、といった分野ほど手をつけたことがないのを不安に思っていた一方で、暗記すればどうにかなるだろうと高をくくっていたところもありました。再受験を決めたのが代ゼミに入る3ヶ月前程前で、その時から易しめの参考書を買って少しずつ読み進め、1学期が始まる前に1周通して読む計画でいましたが、現実は途中で何度もつまずき、その半分ぐらいしかできませんでした。今考えれば初学者が1人でやることには限界があったのだと思います。もう一度当時に戻るとしたら、自力でどうにかしようとせずに先生について教えてもらうことを選びます。

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

→まわりは皆、生物を高校や予備校などで勉強したことがあり、一通り内容を知っていました。確認事項などの抜けがあれば補いながら、問題集やテキストで演習を中心にやっていたようです。

 

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

→私立大学の医学部医学科を志望していました。最初はセンター利用方式も視野に入れていましたが、どっちつかずになると考えて2学期の始め頃に一般入試だけにしようと決めました。

 

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

→学費の一部免除があったことと、建物が新しくてきれいだったことが理由です。また入った後で分かったことですが、サテラインなどを利用して時間割を自由に組めるところは、得意・不得意な科目がはっきりしている自分には良かったです。

 

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

→はじめから生物は大堀先生と決めていたわけではなく、時間割の都合上で初回の講義を受けることになったのがきっかけです。ただ、この講義の最初に先生が話した内容はとても重要で、受験勉強における指針になりました。生物を使うかどうかに限らず受験生全員が肝に銘じておくべきことだと思いますし、その内容に深く共感し、先生に信頼感を持てたことが決め手のひとつです。授業の面でも、初めて習う分野であっても「先生の説明がわからない」ということが全くなく、自分にとって分かりやすく印象に残る解説だと感じたことも理由です。

 

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

→初回の授業前、どんな先生だろうと思って緊張しながら待っていたらスポーツ選手みたいな人が入ってきてびっくりしたのを覚えています。とても生物の先生だとは思えませんでした。

 

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?(時間配分、他の科目との兼ね合いなど)

→数学45%、生物45%、化学10%と、勉強時間の大半を数学と生物に費やしていました。英語に関しては、高校時代から成績が良かったこと、帰国子女であるということもありさほど不安はなかったです。化学は既習だったので、偏差値40台という苦手な数学と未習の生物がある以上どうしても後回しにせざるを得ませんでした。数学は通常授業に加えてⅢCの高校講座をサテラインで取っていました。この頃の生物は知識の補充がメインでした、というより問題演習をしようとしてもほとんどできなかったです。授業以外でノートを作ることはあまりせず、手持ちの参考書や大堀先生のセンター対策本などを何度も繰り返し読んでいました。

 

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていました

か?

1学期はスタンダード生物と生物問題演習の授業に出ていました。周囲の人たちにつられてハイレベル生物を取ってしまいそうになりましたが、自分の現状を冷静に考えて思いとどまりました。スタンダード生物は易しすぎず、難しすぎず自分にちょうどいいレベルだったと思います。1日の終わりの授業でしたが、毎回活気ある授業で楽しみにしていました。

 

② この時期はどのように生物を勉強していましたか?

→先生からのアドバイスもあって、夏前までに一通りすべての分野に目を通すことを目標にしていました。毎回の授業の前までには参考書に目を通すようにすることと、問題演習の予習は、知らないことが多すぎて手がつけられないことがほとんどだったので、テキストの問題でどうしても出来ないところはあきらめて、該当分野を事前に読んで行くようにしていました。それから私は授業を全て録音して、手持ちぶさたな時に早回しで聴いていました。先生が質問をしたところで一時停止して考えたりしたことがとてもいい復習になったと思います。授業で集中してすべて吸収してしまえれば効率がいいとは思いますが、初めて学ぶことをたった一度で覚えるのは無理だったので、反復して何度もやることを意識していました。

 

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

1学期の模試は、偏差値50後半~60くらいで自分が思っていたよりは良いものでしたが、知識問題も多かったので、たまたま自分のしていた勉強で得点がとれただけだと思います。

 

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?

→夏期講習が始まる直前に、「生物学的思考回路【難解分野】」と「生物学的思考回路【遺伝編】」を取ることに決めました。1学期の勉強で手薄になっていた所や、自分でやろうとしてうまくいかなかった分野が扱われるので役に立つだろうと思ったからです。夏期の間に1度復習をした後、必要だと感じたときに何回もテキストを読み返しました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→数学と生物を優先的に、1学期の授業で扱った問題を解き直すことを中心にやっていました。

 

③ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→英語で毎回偏差値7275くらいを安定して取れていた以外は、あまり出来はよくありませんでした。他教科はこのころ偏差値50半ば~後半くらいです。8月の模試が全ての中で一番良かったのですが、現在通っている大学はその時C判定でした。

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

→夏期のあいだに、2学期で扱う分野の図のスケッチをいくつかやったのですが、イメージがしやすくなり勉強の助けになりました。

 

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

1学期の授業で聞いた内容がその後も出てきて、知識がつながっていくのを感じていました。大堀先生の授業は、1学期の雑談が2学期の内容の伏線になっていることもあり、「雑談がただの雑談で終わらない」ことが多かったと思います。

 

③ 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

→夏期の間に1度通して復習した後、気になったときにその都度読み返していました。

 

④ センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか?

どのようなことをしましたか?

→センター試験は受験しませんでした。

 

⑤ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

→この時期の生物は偏差値50前半と以前に比べて落ちてしまいました。ただ苦手な分野がはっきりしたので、その後の勉強に最も役に立った模試だったと思います。

 

⑥ このころ感じた不安などはありましたか? 

→生物に関しては初期に比べれば知っていることは格段に増えたものの、まだ知らないことも多く入試に間に合うのか不安でいました。2学期が始まったあたりから少しずつ過去問に目を通すようになりましたが、難しいという印象を持っていました。過去問を本格的に始めたのは11月終わり頃で、量をこなしていくうちにやり方をつかんだ気がします(志望校の入試が早かったので、もっと早く始めるべきだったとは思います)

 

5.冬期編 

① 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?

→試験日(1月下旬~2月上旬にかけて)が目前に迫っていたので、小論文・面接対策以外の冬期講習は取りませんでした。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→冬期の間は過去問を中心にやっていました。答え合わせのときに気になった部分を確認し、知らなかった知識を付け足したり、今までやったテキストなどを参照したりして復習しました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→最後まで悪かったです。志望校を書く欄は毎回6つすべて埋めていましたが、E判定がほとんどでした。

 

⑤ センター試験の対策はどうしていましたか?

→センター試験は受験しませんでした。

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

→直前期にもなると、生物であれば腎の計算問題や細胞周期といったように、自分の苦手な範囲はほとんど把握できていました。その中でも特に志望校でよく出そうな分野の問題を手持ちの問題集から探しては解くということを繰り返ししました。

 

② 何大学の何学部を受験しましたか?

(1次=学科試験、2次=小論文・面接等。すべて医学部医学科です。)

東邦大学正規合格

藤田保健衛生大学正規合格

●杏林大学→1次合格 2次補欠(繰り上げ合格なし)

●北里大学、聖マリアンナ医科大→1次合格 2次棄権

愛知医科大学、獨協医科大学、東京女子医科大学1次不合格

 

③ 受験の前の日・当日にやったことは?

→前もって参考書やノートなどの、見直したいであろうページに付箋を貼っておき、試験が始まる直前までそこを中心に見ていました。それに加えて1日の試験が終わった後、解答速報などをチェックして、できなかったところを見直ししていました。大学は違ってもその年ごとの傾向があるのか、前の日の試験で解いた内容が次の日も出るといったことが何度もあり、勇気がいるけれどやってよかったと思いました。

 

7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

→私大の医学部医学科を受けることは代ゼミに入る前から決めていたものの、実際の受験校は出願直前まで迷っていました。

 

② スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

9月下旬から11月終わり頃にかけて勉強が手につかない時間が増え、自分自身にいらいらすることが多くなっていました。受験勉強と並行して医学部の編入試験を受験していたのですが、チャンスが増える有難さの反面、結果待ちの期間が長く精神的には苦しんだ印象が強いです。特に1次合格後と、最終結果待ちの前は勉強していてもどこか浮ついたところがあり、この時期に受けた模試にそれがそっくり反映されました(問題文の読み飛ばしや答えの写し間違いといった単純なミスを多発)。面接での手ごたえに反して結果は2次不合格だったことから、一般入試でリベンジしようという思いより、学科試験でどんなに得点しても面接で落とされてしまうのではないかと思いこみ、絶望的な気持ちでいました。

スランプを克服できたかどうかは正直分かりませんが、とにかく勉強を続けることが大事だと思ったので、授業は休まずに出て、たとえ集中できなくても机の前にいるようにしていたら、少しずつですがいつものリズムに戻っていけたと思います。

 

③ ストレス解消法などありましたか?

→帰り道に雑貨店に寄って買い物をしたり、家でテレビを見たりしていました。

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?それから後輩たちへの応援メッセージなど

→入学して間もなく実習で動物の解剖をやることになり、生物をやったことが早くも役に立ちました。今はまだ一般教養の科目がほとんどですが、医療現場で活躍されている先生のお話を聞く授業もあり、生物を勉強したことがある方が理解しやすい場面が多いと思います。

受験生にひとつ伝えるとしたら、時期が来てからでいいので、過去問などで志望校の対策を必ずすることです。私の場合は偏差値ではなく、対策を十分にしたかどうかで合否がきれいに分かれ、その重要性を実感しました。

受験生活は調子がいいときばかりではないと思います。苦しいときも諦めずに、細々でもいいから勉強を続けていってください。きっとそのことが入試本番での自分を強く 後押しする力になると思います。

 

 

合格体験記「偏差値45からの医学部合格 先輩はどうやって勉強したか?」(名古屋市立大学医学部合格 Mさん)

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?

また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉

強していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

生物は理解すべき科目というよりは暗記するべき科目だと思っていました。そして僕自身

暗記が苦手だったので苦手意識を持っていました。

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

僕の高校はほとんどが指定校推薦やAO推薦で進学したため、高校を卒業するために勉

強していたといった感じでした。

上記から察しがつく通り、高校全体としても一般入試での進学は考えられていませんでし

た。ですので一般入試組は自分たちで先生を捕まえて、教科書をベースに勉強するというス

タンツでした。

 

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

将来生物系の研究者になりたいと思っており、獣医学部か医学部のどちらにしようか悩ん

でいました。獣医学部なら近場だからという理由で岐阜大学、医学部なら全国どこでも良い

ので国公立を志望していました。

 

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

高3の夏から受験勉強を始めたのですが、その時友達が代ゼミに通っていたためここを選

びました。

 

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

その友達が大堀先生の授業を取ってたからです。

 

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

 エネルギッシュで活発な人だなという印象を受けました。

 

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?

全科目において事前知識がほとんどなく、予習はできませんでした。なので復習中心で勉強し

ていました。またどの教科も同等に時間を配分していました。

※これらの回答からわかるように僕の高校は大学の一般入試のことをほとんど考えておらず、高

校の偏差値も大体45ぐらいだったと思います。また、僕自身の高校卒業時の偏差値も同じくら

いでした。

 

 

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

今まで暗記していたことがらを、なぜそうなるのか?どこが覚えるべきポイントでどこが理解す

べきポイントなのか?という視点で進められていて僕にとっては斬新でした。また理解しようとす

る姿勢が大切なのだと気が付きました。

 

② この時期はどのように生物を勉強していましたか?

高校でもらった生物の資料集を常に持っていました。予習では資料集の該当箇所を読み、テキ

ストの問題を解き、復習では初めて知った事柄や忘れていた事柄をその資料集にどんどん書き

込んでいました。

 

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

すでに授業でやった範囲は知識問題も考察問題も間違えることはなく、まだやっていない範囲

でも考察問題では理論的に考えれるようになりました。なので模試を受ける度に偏差値は上がっ

ていき、夏前には60を超えることもありました。

 

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか?いつごろその講座を取ること

を決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しまし

たか?

夏は生物学的思考回路~遺伝編~(講座名あってますか?)を受けました。遺伝の計算問題は

いつもなんとなく解けていましたが、しっかりした知識と理解がないことは薄々感じていました。な

ので1学期のレギュラーの授業で先生がこの講座の宣伝をしたときに受けようと決めました。この

講座を受けることで、センター生物や二次の生物での遺伝計算問題で時間を大量消費すること

がなくなりました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

夏期講習が始まる前に1学期の復習を終わらせ、講習期間の空きコマに、一般参考書(リードア

ルファ)を一周終わらせました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

 参考書を一周終わらせたこともあって知識問題は完答し、考察問題も手がつけられないという状

態はほとんどなくなりました。

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

上記のお通り2学期が始まった時点で参考書は一周終わっていました。なので予習もできるように

なり、より授業効率が上がりました。

 

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

1学期の範囲を学習はほとんどすべて生物資料集に反映されているので、資料集を読み返すこと

で1学期の学習を復習していました。また2学期の範囲の学習は1学期同様どんどん資料集に書き

込んでいました。

 

③ 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

生物に関しては夏期講習のテキストを目で通すだけでした。また他の教科の復習は(1学期も夏期

も含め)土日に行い、11月にはすべての教科の復習が一周は終わっていました。

 

④ センター試験対策はどうしたか?いつ頃始めましたか?どのようなことをしましたか?

2学期の授業が終わり、その復習も終わり次第だんだんセンター対策の比重を多くしていきました。

12月中旬以降はセンター対策のみをしていました。その内容は、社会や古文などの暗記科目はテキ

ストと参考書を読み返すなどして一通り知識を再インプットし直し、それが終わったらいわゆる赤本、青

本、白本、黒本、緑本のセンター実践問題をひたすら解きました。

 

⑤ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

全体的に偏差値も安定して65を取れるようになっていました。特に理科2科目は偏差値70もとれる

ようになり、自信が付きました。

 

⑥ このころ感じた不安などはありましたか?

数学の偏差値が不安定でした。でも不安になってもしょうがないと思い、ひたすら勉強しました。

 

 

5.冬期編 

① 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決め

ましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?

知識の総整理をするとともにその知識のアウトプットの練習がしたいと思い考察系の講座を1つだけ取

りました。この講座以外は講習を受けず、復習とセンター対策を行いました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

 2学期が終わり次第、2学期の復習をしました。1学期の復習をしているとセンター対策が間に合わない

と思い、それはセンター後にやろうと考えました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

相変わらず数学が不安定でしたが他は心配がなく、安定した成績でした。

 

⑤ センター試験の対策はどうしていましたか?

質問4-4参照

 

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

授業ノートと資料集を傍らに置き参考書(夏にやったリードアルファ)ももう一度解きました。

また、志望校や出題傾向の似ている大学の赤本を解きました。

 

② 何大学の何学部を受験しましたか?

名古屋市立大学医学部医学科

 

③ 受験の前の日・当日にやったことは?

前日は早く寝て、当日は授業ノートなどを読み返すことしかしていません。何か特別なことをや

ると余計プレッシャーがかかりそうな気がしたので。

 

7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

国公立は夏期間に決めました。私立は10月近くに決めました。

 

② スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

春の時点で偏差値が相当低かったので1年間ずっと上昇し、スランプは感じませんでした。

 

③ ストレス解消法などありましたか?

 日曜日は自習室が早く閉まるので、日曜夜から月曜朝にかけて十分な睡眠時間を確保し、ストレ

ス解消をしていました。

 

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?それから後輩たちへの応援メッセージなど

 

大堀先生の授業を受け、理解する勉強法がどれ程大切でどれ程後の自分に役に立つかを学びまし

た。そしてその学習スタイルは大学でも通用し学問の楽しさの片鱗に触れる機会が多々ありました。受

験というのは大学へ入るために課せられた試練なのではなく、大学に入った後や社会人になった時に

目の前の課題にどう対処するべきかを考えるきっかけなのではないかと思います。

大堀先生にあえて本当によかったです。ありがとうございました。

そして浪人生の皆さん、辛くても前へ進み続ければいつかはゴールのたどりつけます。頑張ってください

先輩たちの「合格大作戦」(その6) 神戸大学農学部合格

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していました

か? また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。

それから「物理選択で全然勉強していなかった」なんて場合もあるでしょう。

それならばそれを書いてください。

→ 私は昔から理科がとても好きで、生物に関しては受験科目というよりも単なる好奇心で

勉強していました。その分、勉強していた時間も長く、知識問題に関してはあまり困る事は

ありませんでした。

 しかし受験科目として実際に生物の問題に取り組むと、なかなか

解けずとても得意科目とは言えませんでした。

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

生物を勉強している友達に文系の友達が多かったからかもしれませんが、私の友達は基本

的に「センター形式の問題をひたすら解く」といったより演習に特化した学習をしていました。

 

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

神戸大学の農学部です。受験勉強を始めたときから第1志望でした。

 

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

私の兄が代ゼミサテラインに通っていて、とても勧められたからです。

兄は代ゼミの講師の方々(亀田先生、為近先生など)の魅力

とにかく強調していて、実際、本人も志望校であった大阪大学に合格したので、私も

代ゼミに通う事にしました。

 

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

当時は、代ゼミサテラインの受講のしくみもよく分からず、ただ教室チーフの方に

「生物を受講するなら大堀しかないよ!」と言った口調で勧められました。

 

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

「声が大きいな!」と思いました。インパクトのある喋り方でしたし、授業の合間に

生物の面白い話なども入れてくれていて、「この授業なら、眠たくはならなさそう!!」

と思えました。

 

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?

(時間配分、多の科目との兼ね合いなど)

正直、生物に関して予習はしていませんでした。予習をするような科目は英語と数学に

限って、生物・化学においては予習をせず「授業の内容をしっかり理解し、ノートにまとめ

て復習する」といったスタンスで勉強しました。

 

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていました

か?

私が取っていたのが「ハイレベル生物Ⅰ・Ⅱ」だったからでしょうか・・・授業に慣れてくると、

講義のレベルの高さに気づくようになりました。「教科書や、学校でやるような参考書には載っ

ていない、ハイレベルな思考を養える場だな」と実感するとともに、「本当に基礎的な知識は、

あらかじめ知っておくべきだな」と感じました。

 

② この時期はどのように生物を勉強していましたか?

引き続き、復習に力を入れていました。上でも言っている通り、基礎知識の定着は大事だと

思いましたが、その点では私は特に問題ではないと感じていたため予習はしませんでした。

もしもこの当時私に基礎知識が抜けていたのであれば、授業前に予習の必要があったのだと

います。

 

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

自分の中では受験勉強を始めてから、ずっと頭が良くなっているように感じていましたが、

実際の模試の成績は秋まで伸びる事はありませんでした。夏休みが終わった頃から模試の

点数が急に良くなって、入試本番までその成績が大きく落ちる事はありませんでした。

 

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講

座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

夏期講習は受講していませんでした。サテラインだったので、

夏休みから2学期の授業を受講していました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

夏休みの生物の取り組み方としては、「2学期の授業を見ながら、1学期にまとめたノートを

見返す」と言った感じでした。

 

③ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

点数自体に変化はあまりありませんでしたが、夏の終わりの方になると、答え合わせの際に

解説を見て、理解ができないような問題はほとんどなくなりました。

 

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

なんといっても自信です。私は部活を6月に引退したので、夏はガッツリ勉強に励む事が

できました。実際に夏の勉強によって定着した多くの知識なども2学期の勉強に影響を与え

ましたが、何より「1学期の範囲は、授業も見たしノートで復習もしたから大丈夫!」とい

う自信が、2学期からのモチベーションに大きな影響を与えました。

 

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしたか?

特に問題はありませんでした。むしろ、大堀先生の授業そのものには、受ければ受ける程

慣れていったので、2学期の授業は1学期よりもスムーズに頭に入りました。また、2学期

の授業の中で先生が「1学期にやりましたね!?」といった呼びかけをたくさんしていた事

も、私にとって非常に嬉しかった事でした。

 

③ センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか?

初めて行った生物のセンター試験対策は学校の先生による夏期特別演習でした。これを受

けて、センター試験対策の必要性を感じ、青本などを始めました。また、その中で冬期講習

では大堀のセンター試験対策講座「生物学的思考回路【センター

攻略編】」を受けようと決めました。

 

④ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

夏が終わって、センター試験対策の演習(この頃は基本的に参考書を買って自分自身で

進めていました)を始めると、面白いくらいに模試の点数が上がり始めました。

 

⑤ このころ感じた不安などはありましたか?

特にありませんでした。模試などで急に点数が下がったりするとヘコみましたが、大きい

スパンでみると成績は上がり続けていたので、あまり気にしませんでした。

勉強のモチベーションが保たれていたのは正直な所、本当に代ゼミの先生たちのおかげだと

思います。

 

5.冬期編 

① 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講

座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

生物学的思考回路【センター攻略編】を取りました。講座を取るのを決めたのはとても早く、

上で述べたような理由で、センター試験対策の重要性を感じたので受講しました。何より、

「大堀先生の問題へのアプローチの仕方をより理解・応用したい!」

という考えがありました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

基本的には、自分でまとめたノートを見返していました。1学期・2学期の授業を見て、しっ

かり復習してノートにまとめていたのが良かったのだと思っています。

 問題集などを解いて、新しい情報が出てきた時には、そのまま新しく自分のノートに書き加え

ました。

 

③ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

この頃になると、センター模試などで、失敗しても7割は取れるようになりました。

 

④ センター試験の対策はどうしていましたか?

11月の終わりから、赤本を始めました。センターの対策は基本的に自分で問題集を買って

おこなっていましたが、「分からなくなった時にはノート見返す」というスタンスで、授業で

まとめた知識を有効活用しました。

 

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

受験勉強の期間で、この時期ほど生物の勉強が楽しかった期間はありません。

センター直前と比べ、1科目に充てる時間が多かったため、楽しく(悪く言えば、あまり受験に

関係のない分野まで)勉強する事ができました。イメージでいうと、広く浅かった知識が、いろ

んな所で、どんどん深まっていくような感じでした。

 

② 何大学の何学部を受験しましたか?

私立は立命館大学の文学部心理学科を受験しました。(文系なのですが・・・笑)

国公立は前期で神戸大学の農学部を受けたので、実際私が受験した大学は2つだけでした。

 

③ 受験の前の日・当日にやったことは?

前の日は、とにかく自分を満足・納得させるために、今までまとめた各科目のノートを

見返していました。そうする事で、不安は消え去り、安眠できました。当日は、ひたすら

自己暗示です(笑)

 朝起きてから、試験開始の合図がなるまで、いえ、試験中ですら「俺ならできる!俺なら

解ける!」と思い続けました。当時は、心のどこかで「意味がないな」と思いながら自分に

自己暗示をかけていましたが、今、冷静になって思えば、ああする事で分からない問題に

ぶち当たっても諦めず根気よく点を狙いにいけたのだと思います。

 

7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

部活を引退して、本格的に受験勉強を始めた6月です。私はとにかく農学部に行きたかった

ので、近場だと京都大学が理想でしたが、京都大学は現実的に厳しい所があり諦めました。

 

② スランプになった時期はありますか?

またそれをどういうふうに克服しましたか?

スランプになった時期はあまりありませんでした。もしかしたら、代ゼミの先生たちの

熱い講義で常にモチベーションが保たれていたので、スランプになっても、

自分自身でスランプだと感じていなかっただけかもしれません。

 

③ ストレス解消法などありましたか?

ストレスの解消法は、森に行く事でした。私は高校まで自転車通学だったのですが、自宅か

高校までの間に自然公園があって、なんだか体にダルさを感じた朝はいつも自然公園に寄っ

て、15分程ボーッとしました。(その後の1限はだいたい遅刻してしまっていたのですが・・・笑)

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

それから後輩たちへの応援メッセージなど

とっても役に立っています!!!!!!

大堀先生の授業を受けてまとめたノートは、分野別にとても分かりやすくまとまっていて、

今でもしょっちゅう見返しては、新しい知識を書き足しています。(もう書く所がないぐらい

に書き込まれたノートになっています)

 何より、大堀先生が授業中に言ったちょっとした生物関連の雑談など・・・今でも凄く覚えて

いて、大学の友達との飲み会でも、豆知識として披露したら皆が感嘆します。

 あと、これは非常に個人的なものですが・・・私は昔から海がとても好きだったので大堀先生

のダイビングの写真は、当時の私に絶大な影響を与えました。私が大学に入ってすぐOW

ライセンスを取ったのも大堀先生の影響があったと思います。そういう意味でも講義は大学に

なってからでも大変良い影響を私に与えてくれました。

 後輩たちへのメッセージは、とにかく「苦手分野を疎かにしない事!」です。私は生物が

好きですし、正直、生物を勉強する時が一番楽しかったです。今でも、大学ではもはや、

ほとんど生物と化学しか勉強していませんし、より自分の好きな分野に特化していっている

感じです。でも、受験中に私が一番勉強していた科目は数学です。私は数学が一番苦手で、

一番嫌いでした。受験の1年は長いので、確かに生物など好きな科目を勉強する事でモチベー

ションは保てますが、やり過ぎは禁物です。

 辛い事ですが、受験の1年間は自分が一番苦手で一番嫌いな科目を一番頑張るようにして

ください!!

それが英語や数学なのならば、なおさらだと思います。

先輩たちの「合格大作戦」(その5) 東京農工大学農学部合格

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

→生物は得意科目でした。普段は教科書をベースに、学校で配られた教材や先生に勧められた市販の問題集を解いていました。

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

→私とだいたい同じやり方で、学校の教材や市販の問題集を解いていたと思います。ただ、内容が複雑になってくるとむやみに暗記してしまっている人もいました。

 

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

→東京農工大学農学部応用生物科学科です。

 

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

→高校で代ゼミの先生方の講演会が開かれたり、サテラインが受けられたりしていて元々代ゼミに親近感があったからです。校舎がきれいなことも決め手になりました。

 

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

→代ゼミのホームページの講師紹介欄を見て、とにかく頼れそうな感じがしたので(笑)

「自分勝手に勉強しないでおれの言った通りにやり、おれの言ったことだけをすれば成績は必ず伸びる」「生物はこのおれにまかせておけ」というのを読みながら、直感的に、あ、この先生についていけば間違いないな!と思いました。

 

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

→とてもエネルギッシュで爽やかな先生だなと思いました。正直、初回講義前は怖そうな先生だったらどうしよう、とか授業スタイルが独特すぎて自分に合わなかったらどうしよう、といった不安はありましたが、全然そんなことはありませんでした。90分があっという間に感じられるテンポの良い授業で、やはりこの先生の講座を選んで正解だったと思いました。

 

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?

→生物は得意だったこともあり、ほとんどしていませんでした。大堀先生が普段は英語と数学を重点的にやるように、とおっしゃっていたのをいいことに、とにかく苦手な数学に時間を割いていました。

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

→以前は無理に覚えようとしていた部分も、大堀先生の説明だとその分野の全体像や流れがつかめるので、すんなり理解できて面白かったです。また、生物に関するお話の延長で前方の席の人が当てられる問題を自分でも考えるようにしていたので、楽しみながら知識を繋げる練習ができました。

 

② この時期はどのように生物を勉強していましたか?

→数学の予復習に時間がかかってしまい、生物の勉強はあまりできませんでした。そのかわりに普段受けている『ハイレベル生物ⅠⅡ』の授業を集中して受け、授業中にすべて理解するよう心掛けていました。

 

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→だいたい全国偏差値60後半から70後半ぐらいでした。志望校判定はAが出ていましたが、時期も時期なのであまり気にしませんでした。

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?

→『生物学的思考回路【難解分野】』と『ハイレベル生物講義(サテライン)』をとりました。どちらの講座でも自分がやや苦手だな、とっつきにくいなと感じる分野が集中的に扱われていたので、効率よく学習できました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→持っていた問題集で演習をし、つまずいたら1学期のノートを見直すようにしていました。2学期の範囲は軽く目を通す程度でした。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

 →ほぼ1学期と同じくらいの成績でしたが、夏期講習で苦手分野の対策ができたおかげか、特に記述模試の偏差値が上がりました。

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

→代ゼミの先生方からは「夏には1日10時間は勉強するように(もちろんただ時間をこなすのではなく集中して)」、と言われていたものの、思ったより勉強がはかどらず、手薄になってしまった部分がありました。なので、2学期はそれを見つけたらテキストやノートを見直すようにしていました。

 

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしたか?

 →全範囲の見直しは時間的に厳しかったので、どちらも苦手分野だけ集中的に勉強していました。

 

③ 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

 →通常授業が始まると、そちらの予復習に追われてあまり時間がとれなかったので、テキストのできなかったところや苦手な単元にしぼって解き直したりノートを見直したりしました。

 

④ センター試験対策はどうしましたか?いつ頃始めましたか?どのようなことをしましたか?

→センター数学の分野別演習をしていたぐらいで生物に関しては特に何もしていませんでした。本格的にセンターを意識しだしたのは12月あたりからです。

 

⑤ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

→生物に関しては、やはり勉強量が少なかったので多少下降気味になりました。志望校判定はだいたいAかBでしたが、あまり気にしませんでした。

 

⑥ このころ感じた不安などはありましたか?

思うように伸びない数学が不安でした。志望校を変えるつもりは全くなかったのですが、何となく自分の生き方に悩んだりしました。

5.冬期編 

① 冬期講習講座はとりましたか?何という講座を取りましたか?いつごろその講座を取ることを決めましたか?その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?

→センター前には自分の勉強に抜けがないかチェックするため、『生物学的思考回路【センター試験攻略編】』をとり、二次試験前には『難関大生物直前対策 ―今、やるべきこと―』をとりました。『難関大生物直前対策 ―今、やるべきこと―』の記述問題は難しめのものも多かったですが、解説の授業が面白かった(特にトンボの話が印象的でした)ので勉強している感覚はあまりなく、楽しんで受けていました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→模試で比較的自信のない発生、呼吸、光合成、進化、系統分類あたりのノートをまとめ直しました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→二次対策はセンターが終わってからやるつもりでいたので、この時期にはこれといって二次向けの勉強をせず、どちらかといえばセンターに重きを置いて勉強していました。そのため、12月の記述模試の成績はかなり悪かったです。しかし元々そのつもりだったのであまり気にしませんでした。志望校判定は相変わらずAかBでした。

⑤ センター試験の対策はどうしていましたか?

→過去問は現役のときにほぼ全部解ききってしまっていたので、センター形式の問題集をやることにしました。少し難しめの問題がやりたくて、いわゆる黒本を解いていました。

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

→センター前はひたすらセンター形式の問題演習をし、二次試験前は苦手分野のノートをもう一度まとめたり、生物Ⅱの範囲を中心に記述問題を解いたりしました。冬期の『難関大生物直前対策 ―今、やるべきこと―』をはじめ、普段から難しめの問題に多くあたっていたので、試験当日は問題がとても易しく感じられ、練習問題の要領ですらすら解けました。

② 何大学の何学部を受験しましたか?

→東京農工大農学部応用生物科学科を受験しました。他の大学は受かっても行くつもりがなかったので、私立や公立大学は一切受けませんでした。

 

③ 受験の前の日・当日にやったことは?

→センター前日はぼーっとしてしまってあまり勉強に身が入らなかったので、暗記ものを少しやる程度にして、当日の持ち物やスケジュールを確認し、なるべく早めに寝るようにしました。

 試験当日の休み時間は、周りの話し声を聞いて不安にならないよう、ずっと映画のサントラを聴いていました。(歌詞があるものだと試験中に頭の中をループする可能性があって危険なのでメロディーだけのものがおすすめです。) 昼食は、午後の試験で眠くならないよう軽めに済ませ、お腹がすいたらウイダー飲んでいました。

 二次試験前には大堀先生をはじめ、お世話になった先生方にサインをいただいてお守りにしました。

7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

→一貫して東京農工大農学部応用生物科学科志望でしたが、最終的に決めたのはセンター後でした。

 

② スランプになった時期はありますか?

またそれをどういうふうに克服しましたか?

→生物では特にありませんでしたが、直前期になって英語の成績が落ちて焦りました。また、少しずつ伸びてはいたものの、安定しない数学も不安でした。数学の小林清隆先生や英語の高橋伸行先生からアドバイスをいただきながら地道に問題演習をこなしていました。

 

③ ストレス解消法などありましたか?

 →友達とごはん食べに行ったり、カラオケに行ったりしていました。あとは好きな音楽を聴いたり、ひたすら手の込んだ料理を作ったりしていました。

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

→役立っています。入学後すぐに始まった生物学はほとんど高校内容の復習みたいなものですが、大学の参考書は同じ事項でも小難しく書いてあることが多いので、説明がわかりやすい大堀先生の授業のノートを参考に学習しています。

 

それから後輩たちへの応援メッセージなど

→受験生活を振り返って、志望校合格には


目標を明確に持つこと


周りに流されないこと


自分が受かるところをイメトレすること

の3つがカギになったと思います。将来なりたい自分になるためには、今何をしなければいけないのか。それ見極め、妨げになるものは思いきって封印しましょう。(ついつい時間をとられるケータイ、パソコン、テレビ…などなど。1年くらいなくても何とかなりました。)それから、受験期はどうしてもマイナス思考になりがちですが、自己暗示か何かの類で、落ちたらどうしよう、などだめな自分を想像してしまうと本当にそうなってしまいます。もちろんそれを裏付けるだけの努力が必要ですが、普段から合格することをイメージトレーニングするといいです。

  受験勉強は過酷です。誰しも好き好んで受験勉強なんかしません。しかし、本気で勉強して自分がどこまでやれるか挑戦するのは一生にそう何度もできない貴重な経験ですし、合格が決まったときには何ものにも代えがたい喜びがあります。

  大学生活は人生の夏休み、と言われるくらいで、専門的な勉強、サークル、バイト、趣味…などとにかく世界が広がり、自分の興味のあることにたくさん打ち込める楽しい時期です。

  限られた受験生活、悔いのないよう最大限の努力をして、最高の夏休みを手に入れてください。

先輩たちの「合格大作戦」(その4) 東邦大学医学部合格

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?

また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強

していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

→高校では物理を選択していたので、生物を勉強したのは大学に入ってからです。

ただ内容もレベルも、受験にそのまま使えるようなものではありませんでした。

それでも物理は苦手だったことと、高校時代、前問でミスをするとそれ以降は全て間違う

という物理特有の失点を経験したことがあり、少しでも着実に点を取れそうな生物で受験

しようと考えていました。

受験勉強を始めた時点で予備知識があったのはだいたい全体の12割程度です。

志望校でよく出題される遺伝、恒常性、刺激と反応、といった分野ほど手をつけたことが

ないのを不安に思っていた一方で、暗記すればどうにかなるだろうと高をくくっていた

ところもありました。再受験を決めたのが代ゼミに入る3ヶ月前程前で、その時から易しめの

参考書を買って少しずつ読み進め、1学期が始まる前に1周通して読む計画でいましたが、

現実は途中で何度もつまずき、その半分ぐらいしかできませんでした。

今考えれば初学者が1人でやることには限界があったのだと思います。

もう一度当時に戻るとしたら、自力でどうにかしようとせずに先生について教えてもらう

ことを選びます。

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

→まわりは皆、生物を高校や予備校などで勉強したことがあり、一通り内容を知っていました。

確認事項などの抜けがあれば補いながら、問題集やテキストで演習を中心にやっていたようで

す。

 

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

→私立大学の医学部医学科を志望していました。最初はセンター利用方式も視野に入れていまし

が、どっちつかずになると考えて2学期の始め頃に一般入試だけにしようと決めました。

 

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

→学費の一部免除があったことと、建物が新しくてきれいだったことが理由です。また入った

後で分かったことですが、サテラインなどを利用して時間割を自由に組める

ところは、得意・不得意な科目がはっきりしている自分には良かったです。

 

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

→はじめから生物は大堀先生と決めていたわけではなく、時間割の都合上で初回の講義を受ける

ことになったのがきっかけです。ただ、この講義の最初に先生が話した内容はとても重要で、

受験勉強における指針になりました。生物を使うかどうかに限らず受験生全員が肝に銘じておく

べきことだと思いますし、その内容に深く共感し、先生に信頼感を持てたことが決め手のひとつ

です。授業の面でも、初めて習う分野であっても「先生の説明がわからな

い」ということが全くなく、自分にとって分かりやすく印象に残る解説だと感じたこ

も理由です。

 

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

→初回の授業前、どんな先生だろうと思って緊張しながら待っていたらスポーツ選手みたいな人

が入ってきてびっくりしたのを覚えています。とても生物の先生だとは思えませんでした。

 

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?(時間配分、他の科目との兼ね合いなど)

→数学45%、生物45%、化学10%と、勉強時間の大半を数学と生物に費やしていました。

英語に関しては、高校時代から成績が良かったこと、帰国子女であるということもあり

さほど不安はなかったです。化学は既習だったので、偏差値40台という苦手な数学と未

習の生物がある以上どうしても後回しにせざるを得ませんでした。数学は通常授業に加

えてⅢCの高校講座をサテラインで取っていました。この頃の生物は知識の補充がメイ

ンでした、というより問題演習をしようとしてもほとんどできなかったです。授業以外

でノートを作ることはあまりせず、手持ちの参考書や大堀先生のセンター対策本などを

何度も繰り返し読んでいました。

 

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

1学期はスタンダード生物Ⅰ・Ⅱと生物問題演習の授業に出ていました。周囲の人たちにつら

れてハイレベル生物を取ってしまいそうになりましたが、自分の現状を冷静に考えて思いとど

まりました。スタンダード生物は易しすぎず、難しすぎず自分にちょうどいいレベルだったと

思います。1日の終わりの授業でしたが、毎回活気ある授業で楽しみにしていました。

 

② この時期はどのように生物を勉強していましたか?

→先生からのアドバイスもあって、夏前までに一通りすべての分野に目を通すことを目標に

していました。毎回の授業の前までには参考書に目を通すようにすることと、問題演習の

予習は、知らないことが多すぎて手がつけられないことがほとんどだったので、テキストの

問題でどうしても出来ないところはあきらめて、該当分野を事前に読んで行くようにしてい

ました。

それから私は授業を全て録音して、手持ちぶさたな時に早回しで聴いていました。先生が質問を

したところで一時停止して考えたりしたことがとてもいい復習になったと思います。授業で集中

してすべて吸収してしまえれば効率がいいとは思いますが、初めて学ぶことをたった一度で覚え

るのは無理だったので、反復して何度もやることを意識していました。

 

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

1学期の模試は、偏差値50後半~60くらいで自分が思っていたよりは良いものでしたが、

知識問題も多かったので、たまたま自分のしていた勉強で得点がとれただけだと思います。

 

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を

取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

夏期講習が始まる直前に、「生物学的思考回路【難解分野】」と

「生物学的思考回路【遺伝編】」を取ることに決めました。

1学期の勉強で手薄になっていた所や、自分でやろうとしてうまくいかなかった分野が扱われる

ので役に立つだろうと思ったからです

夏期の間に1度復習をした後、必要だと感じたときに何回もテキストを読み返しました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→数学と生物を優先的に、1学期の授業で扱った問題を解き直すことを中心にやっていました。

 

③ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→英語で毎回偏差値7275くらいを安定して取れていた以外は、あまり出来はよくあり

ませんでした。他教科はこのころ偏差値50半ば~後半くらいです。8月の模試が全ての

中で一番良かったのですが、現在通っている大学はその時C判定でした。

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

→夏期のあいだに、2学期で扱う分野の図のスケッチをいくつかやったのですが、イメー

ジがしやすくなり勉強の助けになりました。

 

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

1学期の授業で聞いた内容がその後も出てきて、知識がつながっていくのを感じていま

した。大堀先生の授業は、1学期の雑談が2学期の内容の伏線になっていることもあり、

「雑談がただの雑談で終わらない」ことが多かったと思います。

 

③ 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

→夏期の間に1度通して復習した後、気になったときにその都度読み返していました。

 

④ センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか?

どのようなことをしましたか?

→センター試験は受験しませんでした。

 

⑤ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

→この時期の生物は偏差値50前半と以前に比べて落ちてしまいました。

ただ苦手な分野がはっきりしたので、その後の勉強に最も役に立った模試だったと思います。

 

⑥ このころ感じた不安などはありましたか?

→生物に関しては初期に比べれば知っていることは格段に増えたものの、まだ知らないことも

多く入試に間に合うのか不安でいました。2学期が始まったあたりから少しずつ過去問に目を

通すようになりましたが、難しいという印象を持っていました。

過去問を本格的に始めたのは11月終わり頃で、量をこなしていくうちにやり方をつかんだ気が

します(志望校の入試が早かったので、もっと早く始めるべきだったとは思います)

 

5.冬期編 

① 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講

座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

→試験日(1月下旬~2月上旬にかけて)が目前に迫っていたので、小論文・面接対策

以外の冬期講習は取りませんでした。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→冬期の間は過去問を中心にやっていました。答え合わせのときに気になった部分を確認し、

知らなかった知識を付け足したり、今までやったテキストなどを参照したりして復習しました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→最後まで悪かったです。志望校を書く欄は毎回6つすべて埋めていましたが、E判定が

ほとんどでした。

 

⑤ センター試験の対策はどうしていましたか?

→センター試験は受験しませんでした。

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

→直前期にもなると、生物であれば腎の計算問題や細胞周期といったように、自分の苦

手な範囲はほとんど把握できていました。その中でも特に志望校でよく出そうな分野の

問題を手持ちの問題集から探しては解くということを繰り返ししました。

 

② 何大学の何学部を受験しましたか?

(1次=学科試験、2次=小論文・面接等。すべて医学部医学科です。)

東邦大学正規合格

藤田保健衛生大学正規合格

●杏林大学→1次合格 2次補欠(繰り上げ合格なし)

●北里大学、聖マリアンナ医科大→1次合格 2次棄権

愛知医科大学、獨協医科大学、東京女子医科大学1次不合格

 

③ 受験の前の日・当日にやったことは?

→前もって参考書やノートなどの、見直したいであろうページに付箋を貼っておき、

試験が始まる直前までそこを中心に見ていました。

それに加えて1日の試験が終わった後、解答速報などをチェックして、できなかった

ところを見直ししていました。大学は違ってもその年ごとの傾向があるのか、前の日

の試験で解いた内容が次の日も出るといったことが何度もあり、勇気がいるけれど

やってよかったと思いました。

7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

→私大の医学部医学科を受けることは代ゼミに入る前から決めていたものの、

実際の受験校は出願直前まで迷っていました。

 

② スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

9月下旬から11月終わり頃にかけて勉強が手につかない時間が増え、自分自身にいらいら

することが多くなっていました。受験勉強と並行して医学部の編入試験を受験していたの

ですが、チャンスが増える有難さの反面、結果待ちの期間が長く精神的には苦しんだ印象が

強いです。特に1次合格後と、最終結果待ちの前は勉強していてもどこか浮ついたところが

あり、この時期に受けた模試にそれがそっくり反映されました(問題文の読み飛ばしや答え

の写し間違いといった単純なミスを多発)。面接での手ごたえに反して結果は2次不合格だ

たことから、一般入試でリベンジしようという思いより、学科試験でどんなに得点しても

面接で落とされてしまうのではないかと思いこみ、絶望的な気持ちでいました。

スランプを克服できたかどうかは正直分かりませんが、とにかく勉強を続けることが大事だ

と思ったので、授業は休まずに出て、たとえ集中できなくても机の前にいるようにしていたら、

少しずつですがいつものリズムに戻っていけたと思います。

 

③ ストレス解消法などありましたか?

→帰り道に雑貨店に寄って買い物をしたり、家でテレビを見たりしていました。

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

それから後輩たちへの応援メッセージなど

→入学して間もなく実習で動物の解剖をやることになり、生物をやったことが早くも役に

立ちました。今はまだ一般教養の科目がほとんどですが、医療現場で活躍されている先生

のお話を聞く授業もあり、生物を勉強したことがある方が理解しやすい場面が多いと思います。

受験生にひとつ伝えるとしたら、時期が来てからでいいので、過去問などで志望校の対策を

必ずすることです。私の場合は偏差値ではなく、対策を十分にしたかどうかで合否がきれい

に分かれ、その重要性を実感しました。

受験生活は調子がいいときばかりではないと思います。苦しいときも諦めずに、細々でもいい

から勉強を続けていってください。きっとそのことが入試本番での自分を強く後押しする力に

なると思います。

 

先輩たちの「合格大作戦」(その3) ICU合格

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強して

いましたか? また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。

それから「物理選択で全然勉強していなかった」なんて場合もあるでしょう。

それならばそれを書いてください。

現役の時から生物が大好きかつ得意だったので、生物だけはノートを綺麗に

まとめてみたり、記述問題を中心に問題量を多くこなしていました。

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

問題集をこなして学校の先生とか塾の先生に質問にいくという人が多かった気がします。

 

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

東京大学理科ニ類です。

 

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

他の予備校の没個性的な授業に魅力を感じなかったのが一番です。

面白い先生方がたくさん居そうだな、って思いました(笑)

 

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

パンフレット開いて、「あ!このお兄さんかっこいい!」みたいな(笑)

あとは元々知り合いだった代ゼミの先生に相談したりもして、大堀先生についていく事に

決めました。

 

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

パンフレットよりかっこいいしムキムキだな、と(笑)      

授業自体は断片的な知識を繋げていってくれるので

とてもわくわくしました。

 

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?(時間配分、多の科目との兼ね合いなど)

生物はもともと割と完成に近かったので、授業の予習と復習を1時間ずつくらいやるだけに

絞っていました

 

 

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

大堀先生の授業の良い点はやっぱり知識が繋がるところです。

生物は暗記教科になりがちですが、ちゃんとそのバックグラウンドとか流れを説明してくれる

ので、「なるほどー」と思って楽しく授業を受けていました。+αで面白い知識を教えてくれる

のも魅力的でした。

 

② この時期はどのように生物を勉強していましたか?

「ハイレベル生物」と「東大・京大ハイレベル演習」の予習・復習に絞っていました。

そのかわり、わからないところがあったら大堀先生のもとに質問して、

全て理解するように心がけていました。

 

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

生物は、第一回の国公立模試で全国一位でした。

 

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を

取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように

活用しましたか?

生物は大堀先生が担当される「ハイレベル生物演習」をとっていました。

他の先生が担当されている東大演習よりも、普段から慣れている大堀先生の授業に

しようと最初から決めていました。

レギュラー授業と同じように、予習・復習・質問で自分の穴を埋めていきました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

一学期のノートの要点を全てまとめなおしました。他教科ではノートのまとめなおしは時間の

無駄になることもありますが、生物では知識が身につくので良い復習方法だと思います。

二学期の範囲は資料集をパラパラする程度でした。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

東大模試などでも常に全国十位以内はキープしていました。

 

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

夏期中にあまり二学期の範囲はやらなかったので、二学期の範囲を思い出すのに時間

かかりました。

 

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

二学期の範囲を中心に、授業で出てきた一学期の範囲を復習するようにしていました。

 

③ 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

夏期に集中的にやってしまったので、二学期にはあまりやりませんでした。

 

④ センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか? どのようなことをしましたか?

生物のセンター対策は二学期中には何も始めていませんでした。

 

⑤ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

常に十位以内はキープしていました。

 

⑥ このころ感じた不安などはありましたか?

国語や英語が伸びてくるにしたがって、大学で学びたい事の幅が増え始めたので、

受験学部を少し悩み始めました。

 

5.冬期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を

取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう ?その講座をどのように

活用しましたか?

一期は「ハイレベル生物演習」、

二期は大堀先生の単科講座「難関大生物直前対策【今やるべきこと】」

をとりました。

一期は今までの確認として、二期の単科講座は、

考察問題のネタなどに使われる面白い生物の話題がたくさん詰

まっていて魅力的だったので取ろうと思いました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

生物は十分二次試験で点がとれるレベルだったので、他の教科に集中していました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

センターは満点でした。

 

⑤ センター試験の対策はどうしていましたか?

生物はセンター二週間前くらいから大堀先生の黄色い本を2周くらいよんで、

青本を一通り解いただけでした。

 

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

苦手分野に絞って東大の過去問を解いて、大堀先生に質問に行ったり、

先生の時間があるときは添削してもらったりしていました。

 

② 何大学の何学部を受験しましたか?

東京大学 理科ニ類

ICU 教養学部

 

③ 受験の前の日・当日にやったことは?

ノートや資料集を眺めたりしていました。

 

7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

東大は高3の春から目指していました。

しかし、浪人の秋以降からリベラルアーツに興味が沸き始めたので、

ICUも視野に入れて勉強していました。

 

② スランプになった時期はありますか?

またそれをどういうふうに克服しましたか?

生物は比較的順調でしたが、他教科で躓いて辛い時期もありました。

代ゼミでは中の良い友達を作らないようにしていたのですが、その代わりに

大堀先生や現代文の船口先生、英語の西先生といった多くの先生に

励ましていただいたり、元気をもらっていました。

何よりも代ゼミの授業が面白かったことがモチベーションの維持

につながりました。

 

③ ストレス解消法などありましたか?

代ゼミの授業は面白いので、授業に出ている事自体でたくさん

笑ってストレス解消になっていました。

あと、やる気が入らない時はお化粧してみたりすると気分がシャキッとして集中できました。

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

それから後輩たちへの応援メッセージなど

合格するかしないかは、やはり自分自身がどう過ごすかに全てが懸かっていると思い

ます。私の周りにも周囲に流されて受験に失敗してしまったひとも多くいます。

でも自分の目的も見失わなければ、面白い授業や親身になってくれる先生に出会える

最高の場となります。

一年間を代ゼミで過ごしたあとに思ったのは、受験勉強だけじゃなくて人間的な幅が

広がったな、ということです。大堀先生の生物はもちろんおすすめしますが、自分に

合った方式や先生を見極めて、有意義な一年間にしてください!  応援しています。