コラム・お知らせ

夏期講習会生物 2012年 生物学的思考回路【遺伝編】(その3)

みんさん、勉強の進み具合はどうですか?

今回は夏期講習会「生物学的思考回路【遺伝編】」の内容をもう少し詳しく説明しますよ。

 

まずはいきなり一番最後の第5章をのぞいてみると・・・・む、難しい。こんな難しい問題、

解けるようになるんでしょうか? もちろんです。解けるようにするためにこの講座を作っ

たのです。この大堀が教えれば絶対に解けるようになりますからご安心を

 

第1章 多くの学生はここでコケる

● まずは語句の説明から始めます。対立遺伝子と対立形質とかもちゃんと説明しますよ。

遺伝子型って何? 表現型って何? 純系・雑種ってなんですか? すべて説明します。

● Aa × Aa → F1 AA : Aa : aa =1 : 2 : 1

さて、このF1の自家受精で生じるF2はどうやって求めるんですか?

えっ? わからないって? それは「自家受精」という語句を正しく理解してないからですよ。

ほ~ら、語句を正しく理解していないと、痛い目にあいますよ~。

語句をおろそかにしていると、センター試験の選択肢が「何を言っているのかわからん」

となるんですよ~。

● そしてこの章のメインである独立と連鎖。多くの学生がここでコケます。もっとも大堀の

説明を受けた人はコケませんが。

第2章 組換えなんか何でもない!!

なんか組み換えって、学校の教科書とかでは遺伝の最後の方に載っていて、

いかにも「これまでの応用だぞ、難しいぞ」って言っているみたいなんだけれど、

教える人がちゃんと教えれば応用でもなんでもなく、遺伝現象を考えるときの基本中の

基本なんですよ。もし「組み換えがわかんない」っていう学生さんがいたら、それはただ

”減数分裂”をわかっていないだけ。大堀はこの減数分裂からちゃんと組み換えを教え

るのでご安心を♪

● 第1章・第2章が最も重要な部分で、あとの第3・4・5・章はこの第1・2章を使って

考えていくことになります。

第3章 相互作用

連鎖・組み換えに次いで出題率が高いのがこの相互作用。特に補足遺伝子と

抑制遺伝子は教科書にも載っているのでセンター試験での出題率が高いのです。

でも第1章・第2章をクリアーしてきた人ならどうということはありません。問題の演習を

積んでいきましょう。

第4章 いろいろな遺伝現象

不完全優性・致死遺伝子・複対立遺伝子・胚乳(3n)の遺伝現象・伴性遺伝など、

これらも第1・2章をクリアーしてきた人なら何でもありません。

第5章 難しい・・・でももう4日前の君らとは違うはずだ

さあ、仕上げの章です。一番最初に書いたとおり難しい問題が載っています。

4日前の君たちはこの章の問題を見て「?? 全然わかんな~い」って思っていました。

さあ、改めてこの章の問題を見てみましょう。ほ~ら、「ああ、これかあ」ってなっていませんか?

そう、この大堀の講座を第4章まで受けていれば何ということはない。

「あれ? 遺伝てこんなもんだったっけ?」となっていること間違いなし。

 

☆ 大堀の講座は代ゼミ生はもちろん、他の塾・予備校に通っている現役生・高校生・

予備校生など参加大歓迎。ふるって受講してね♡

☆ 受講の受付などは夏期の代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/index.html

 

2012年:合格体験記 熊本大学医学部合格(男子)

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?

また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強

していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

→私は「物理、生物選択」だったのですが、生物は他の主要教科と比べてだいぶ苦手でした。

特に物理と比べて3倍の手間がかかると感じていました。ゴチャゴチャ覚えることが多くて

勉強にもあまり熱心にはなれませんでした。ハッキリ言えば、一番面白くないと思っていた

科目です。

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

→他の友人がどのように勉強していたかは知りません。

 

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

→筑波大学 医学部

 

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

→他の予備校に比べて開放的なイメージがあったからです。

 

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

→(他の先生より)知識体系がかなりまとまっているのと、講義中に飽きない大堀先生の

面白さがあったからです。

 

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

→講義内容が非常に体系だっているのと情報量がとても多いと感じました。

大堀先生の講義は教室全体で参加しているとも感じました。

 

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?

→「スタンダード生物」・「生物問題演習(フレックス)」・「東大・京大・医学部生物演習」

を受講してました。

  「スタンダード生物」は特に予習はなしで、復習中心にノートを見直しする程度でした。

「生物問題演習」は基本チェック問題も含めてかなり時間をかけてやりました。予習の段階

でわからない所はスタンダード生物のノートを見て自分の解答を作り、講義の時は半分復習

のような感じで受けてました。そのかわり復習はそれ程多くはやりませんでした。生物演習

の講義はスタンダード生物と被る内容も多いので、とてもいい復習になりました。

 「東大京大医学部生物演習」は予習中心で、わからないながらも自分の解答を必ず作りま

した。この講座は他の講座より圧倒的に難しかったのでつらかったです。知識というよりも

生物的思考と経験値と頭の使い方を多く学びました。

 

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

→とにかく大堀先生の講義は情報量が多くて、全然おぼえきれなかったので少し不安を感じ

ていました。「スタンダード生物」は教室全体で和やかな雰囲気があり、受験の緊張感や不

安感を緩和させてくれて助かりました。

 「東大京大医学部生物演習」は大変難しく、予習で全くわからないことが多々あり何度も

挫けそうになりました。

 私には「生物演習」がやりがいもあり、問題のレベルも適切でした。この講座の勉強に

一番時間と手間をかけました。

② この時期はどのように生物を勉強していましたか?

→基本的にテキストだけで参考書、問題集は使いませんでした。生物演習をよくやっていま

した。

 

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→あまり覚えていませんが、安定してなかったと思います。特にセンター模試はあまり良く

なかったです。

 

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を

取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう? その講座をどのよう

に活用しましたか?

→「ハイレベル生物演習」を取りました。

演習系の講座を取ることによって強制的にハイレベルの問題をやりたかったからです。

ハイレベルの問題は自分でやっても思考方法やポイントが捉えづらかったので、この講座を

取ろうと思いました。基本的に予習中心で、講義で自分の知識の抜けや弱点を見つけ復習

しました。

また、夏は一学期の復習に「理系生物達人への道」をやっていました。穴埋め形式で自分の

わかっていない所がわかるので一学期の復習に最適だと感じました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→「理系生物達人への道」で予習と復習。「生物演習」のテキストの解き直しをしました。

2学期の範囲よりも1学期の復習中心で行いました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→夏の終わりに受けた模試では、すこぶる生物は良く。他の教科の足を引っ張ることはなく

なりました。

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

→1学期、夏期講習と大堀先生講義を受けて、だいぶ慣れてきたので2学期からは講義の時には

前から2番目の席に座り大堀先生にあてられるようにしました。大堀先生にあてられて答えられ

なかったら大変悔しく必ずそこを覚えるようになり、答えられるように熱心に予習するようにな

りました。受け身になりがちな生物の講義を能動的に参加でき、大変ためになったと思います。

 

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

→基本的に2学期の範囲の勉強しかしなかったです。ただし、模試の復習、講義やセンター実践

問題集で一学期の範囲を扱う時はテキストやノートを見直して一学期の範囲の学習を行いました。

 

③ 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

→2学期中は、ほとんどやりませんでした。夏中と冬にノートを見直した程度です。

 

④ センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか?どのようなことをしましたか?

→11月頃から過去問10年分と実践問題集白、青、黒、緑本は全部やりました。実践問題集で

間違えた所をおぼえるようにして知識の穴をひとつずつ潰していき、大問別に点数を記録して

いき自分の弱点を見つけて、そこを中心にテキストやノートで勉強しました。

勉強のかいあってか、センター本番は唯一生物だけ100点とれました。

 

⑤ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

→総合模試や北大プレではとても良い成績を得ることができましたが、肝心のセンター模試や

熊大プレはイマイチでした。

 

⑥ このころ感じた不安などはありましたか?

→学力自体は上がってる感じがしましたが、センター模試や熊大プレが良くなかったので大分

不安でした。偏差値でいうと良い時と悪い時で10近く差がありました。

 

5.冬期編 

① 冬季講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取る

ことを決めましたか?

その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?

 →「ハイレベル生物演習」・「生物学的思考回路【難関大生物直前対策】」を取りました。

この時期は、ほっておくとセンターの勉強しかしないと感じたのでこの講座を取りました。

夏と同じく予習中心でやりました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→センター実践問題集をやりながら、不安に感じた範囲を1,2学期のテキスト、ノートを見直し

ました。センター外の範囲は「ハイレベル生物演習」の予習、復習で補いました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→ずっと良くなかったセンター模試が直前で高得点を出せるようになりました。

 

⑤ センター試験の対策はどうしていましたか?

→ひたすら実践問題集をやりました。

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

→センターまでは実践問題集で、センター後は三学期講義の予習、復習でした。その後大堀先生の

「生物学的思考回路【難関大生物直前対策】」の予習、復習をやりました。それが終わったら、

熊大の過去問をやれるだけやり、熊大とレベルの近い大学(岡山、広島、神戸、鹿児島等)の

過去問を毎日1~2年分やりました。そこで間違えた所や弱点を見つけ今までのノートやテキスト

で復習しました。

 

② 何大学の何学部を受験しましたか?

→熊本大学(医学部医学科)を受験して合格しました。

 

③ 受験の前の日・当日にやったことは?

→前の日は、一年分だけ残しておいた熊大の過去問をやりました。当日は何もしなかったです。

 

7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

→夏の真ん中くらいです。

 

② スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

→1学期の終わりから2学期の始めくらいは、中だるみ的な感じでした。やる気がない時でも

演習講座の予習だけは必ずやるようにしたり問題集をやったり夏期講習を入れたりして気分を

盛り上げることで克服できたと思います。

 

③ ストレス解消法などありましたか?

→あまりお勧めしませんが私の場合コーヒー400mlを1日3本、コーラ500mlを

1日3本飲んでストレス解消しました。ただ昼以降にコーヒーを飲むと夜に眠れなくなるので、

午前中にコーヒーは消費する必要があります。

 

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

→はい、役に立ってると感じます。遺伝子の難関分野や代謝を大学では詳しくやります。

大学の講義は代ゼミほど解りやすくないので生物未選択者はもちろん、生物選択者も苦労

しています。しかし大堀先生の講義をうけていた私は「ああ、大堀先生が講義で話してた

あのことかー」と結構余裕でいます。熊本大学医学部の場合生物選択したほうが、大学に

入った後は未選択者よりずいぶん楽です。

 

それから後輩たちへの応援メッセージなど

→大堀先生の講義は情報量が多くて大変だと思いますが、頑張って喰らいついてください!

受け身にならず、問題を解いて、質問して大堀先生の講義についていければ自然と成績は

上がると思います。

最終的に私は生物の偏差値をとても高くだしましたが、それでも物理の2倍近く手間と時間を

かけました(偏差値は最後まで物理の方が高かったです)。おかげで生物は好きになりましたが、

理科の選択は自分の得意不得意を良く考えて選択した方がいいと感じました。

では受験生の皆さん頑張ってください!!

 

夏期講習会 生物 2012年 生物学的思考回路【遺伝編】(その2)

今回は「自分は遺伝ができるのか? それともできないのか?」を調べてみましょう。

次の表はある国立大学の二次試験の問題に載っていた表です。

 

     遺伝子Cに関する表現型     症状     個体数

F1           c2              陰性       8

 

F2           c2               陰性         97

            c2               陽性       11

            c1              陰性      11

            c1            陽性      25

 

さて、これを見て何が見えますか? 「遺伝子Cって何の遺伝子?」とか「症状が

陽性とか陰性って何のこと?」なんて思ってしまった君、遺伝ができていない人です。

 

できる人はそんなところは見ませんよ。数字だけです。

「ああ、F1の自家受精で生じたF2の比が97:11:11:25ね。F1では遺伝子の

大文字どうし・小文字どうしが連鎖していて、さらに組み換えがあって、配偶子の

比が多分5:1:1:5ね」って思います。

 

「えっ? 問題文も書いていないのに何でわかるの?」って思いました?

そう、だって遺伝ができる人はイチイチ問題文なんか読まなくても、文章中の数字を

見ればだいたいどんな問題かをつかんでしまいます。問題文を読むのはそのあと。

 

「どうせできないよ」って腐らない腐らない。

大堀の「生物学的思考回路【遺伝編】」に出れば、君らも「ああ、これね」って絶対に

見抜けるようになりますよ♪ 大堀に任せておきなさい!!

また「センター試験でしか使わない」っていう学生さんもいると思いますが、そういう人にも

是非お勧めしますよ。遺伝に費やす時間が大幅に短縮でき、他の実験考察問題に時間を

かけられるようになりますからね。

 

☆大堀の講座は代ゼミ生はもちろん他の塾・予備校に通っている現役生・高校生・浪人生

でも参加OK。奮って参加してね♡

☆ 受講の受付などは夏期の代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/index.html

2012年 合格体験記 東邦大学医学部合格(女子)

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?

また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強

していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

→高校では物理を選択していたので、生物を勉強したのは大学に入ってからです。

ただ内容もレベルも、受験にそのまま使えるようなものではありませんでした。

それでも物理は苦手だったことと、高校時代、前問でミスをするとそれ以降は全て間違う

という物理特有の失点を経験したことがあり、少しでも着実に点を取れそうな生物で受験

しようと考えていました。

受験勉強を始めた時点で予備知識があったのはだいたい全体の12割程度です。

志望校でよく出題される遺伝、恒常性、刺激と反応、といった分野ほど手をつけたことが

ないのを不安に思っていた一方で、暗記すればどうにかなるだろうと高をくくっていた

ところもありました。再受験を決めたのが代ゼミに入る3ヶ月前程前で、その時から易しめの

参考書を買って少しずつ読み進め、1学期が始まる前に1周通して読む計画でいましたが、

現実は途中で何度もつまずき、その半分ぐらいしかできませんでした。

今考えれば初学者が1人でやることには限界があったのだと思います。

もう一度当時に戻るとしたら、自力でどうにかしようとせずに先生について教えてもらう

ことを選びます。

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

→まわりは皆、生物を高校や予備校などで勉強したことがあり、一通り内容を知っていました。

確認事項などの抜けがあれば補いながら、問題集やテキストで演習を中心にやっていたようで

す。

 

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

→私立大学の医学部医学科を志望していました。最初はセンター利用方式も視野に入れていまし

が、どっちつかずになると考えて2学期の始め頃に一般入試だけにしようと決めました。

 

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

→学費の一部免除があったことと、建物が新しくてきれいだったことが理由です。また入った

後で分かったことですが、サテラインなどを利用して時間割を自由に組める

ところは、得意・不得意な科目がはっきりしている自分には良かったです。

 

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

→はじめから生物は大堀先生と決めていたわけではなく、時間割の都合上で初回の講義を受ける

ことになったのがきっかけです。ただ、この講義の最初に先生が話した内容はとても重要で、

受験勉強における指針になりました。生物を使うかどうかに限らず受験生全員が肝に銘じておく

べきことだと思いますし、その内容に深く共感し、先生に信頼感を持てたことが決め手のひとつ

です。授業の面でも、初めて習う分野であっても「先生の説明がわからな

い」ということが全くなく、自分にとって分かりやすく印象に残る解説だと感じたこ

も理由です。

 

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

→初回の授業前、どんな先生だろうと思って緊張しながら待っていたらスポーツ選手みたいな人

が入ってきてびっくりしたのを覚えています。とても生物の先生だとは思えませんでした。

 

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?(時間配分、他の科目との兼ね合いなど)

→数学45%、生物45%、化学10%と、勉強時間の大半を数学と生物に費やしていました。

英語に関しては、高校時代から成績が良かったこと、帰国子女であるということもあり

さほど不安はなかったです。化学は既習だったので、偏差値40台という苦手な数学と未

習の生物がある以上どうしても後回しにせざるを得ませんでした。数学は通常授業に加

えてⅢCの高校講座をサテラインで取っていました。この頃の生物は知識の補充がメイ

ンでした、というより問題演習をしようとしてもほとんどできなかったです。授業以外

でノートを作ることはあまりせず、手持ちの参考書や大堀先生のセンター対策本などを

何度も繰り返し読んでいました。

 

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

1学期はスタンダード生物Ⅰ・Ⅱと生物問題演習の授業に出ていました。周囲の人たちにつら

れてハイレベル生物を取ってしまいそうになりましたが、自分の現状を冷静に考えて思いとど

まりました。スタンダード生物は易しすぎず、難しすぎず自分にちょうどいいレベルだったと

思います。1日の終わりの授業でしたが、毎回活気ある授業で楽しみにしていました。

 

② この時期はどのように生物を勉強していましたか?

→先生からのアドバイスもあって、夏前までに一通りすべての分野に目を通すことを目標に

していました。毎回の授業の前までには参考書に目を通すようにすることと、問題演習の

予習は、知らないことが多すぎて手がつけられないことがほとんどだったので、テキストの

問題でどうしても出来ないところはあきらめて、該当分野を事前に読んで行くようにしてい

ました。

それから私は授業を全て録音して、手持ちぶさたな時に早回しで聴いていました。先生が質問を

したところで一時停止して考えたりしたことがとてもいい復習になったと思います。授業で集中

してすべて吸収してしまえれば効率がいいとは思いますが、初めて学ぶことをたった一度で覚え

るのは無理だったので、反復して何度もやることを意識していました。

 

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

1学期の模試は、偏差値50後半~60くらいで自分が思っていたよりは良いものでしたが、

知識問題も多かったので、たまたま自分のしていた勉強で得点がとれただけだと思います。

 

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を

取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

夏期講習が始まる直前に、「生物学的思考回路【難解分野】」と

「生物学的思考回路【遺伝編】」を取ることに決めました。

1学期の勉強で手薄になっていた所や、自分でやろうとしてうまくいかなかった分野が扱われる

ので役に立つだろうと思ったからです

夏期の間に1度復習をした後、必要だと感じたときに何回もテキストを読み返しました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→数学と生物を優先的に、1学期の授業で扱った問題を解き直すことを中心にやっていました。

 

③ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→英語で毎回偏差値7275くらいを安定して取れていた以外は、あまり出来はよくあり

ませんでした。他教科はこのころ偏差値50半ば~後半くらいです。8月の模試が全ての

中で一番良かったのですが、現在通っている大学はその時C判定でした。

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

→夏期のあいだに、2学期で扱う分野の図のスケッチをいくつかやったのですが、イメー

ジがしやすくなり勉強の助けになりました。

 

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

1学期の授業で聞いた内容がその後も出てきて、知識がつながっていくのを感じていま

した。大堀先生の授業は、1学期の雑談が2学期の内容の伏線になっていることもあり、

「雑談がただの雑談で終わらない」ことが多かったと思います。

 

③ 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

→夏期の間に1度通して復習した後、気になったときにその都度読み返していました。

 

④ センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか?

どのようなことをしましたか?

→センター試験は受験しませんでした。

 

⑤ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

→この時期の生物は偏差値50前半と以前に比べて落ちてしまいました。

ただ苦手な分野がはっきりしたので、その後の勉強に最も役に立った模試だったと思います。

 

⑥ このころ感じた不安などはありましたか?

→生物に関しては初期に比べれば知っていることは格段に増えたものの、まだ知らないことも

多く入試に間に合うのか不安でいました。2学期が始まったあたりから少しずつ過去問に目を

通すようになりましたが、難しいという印象を持っていました。

過去問を本格的に始めたのは11月終わり頃で、量をこなしていくうちにやり方をつかんだ気が

します(志望校の入試が早かったので、もっと早く始めるべきだったとは思います)

 

5.冬期編 

① 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講

座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

→試験日(1月下旬~2月上旬にかけて)が目前に迫っていたので、小論文・面接対策

以外の冬期講習は取りませんでした。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→冬期の間は過去問を中心にやっていました。答え合わせのときに気になった部分を確認し、

知らなかった知識を付け足したり、今までやったテキストなどを参照したりして復習しました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→最後まで悪かったです。志望校を書く欄は毎回6つすべて埋めていましたが、E判定が

ほとんどでした。

 

⑤ センター試験の対策はどうしていましたか?

→センター試験は受験しませんでした。

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

→直前期にもなると、生物であれば腎の計算問題や細胞周期といったように、自分の苦

手な範囲はほとんど把握できていました。その中でも特に志望校でよく出そうな分野の

問題を手持ちの問題集から探しては解くということを繰り返ししました。

 

② 何大学の何学部を受験しましたか?

(1次=学科試験、2次=小論文・面接等。すべて医学部医学科です。)

東邦大学正規合格

藤田保健衛生大学正規合格

●杏林大学→1次合格 2次補欠(繰り上げ合格なし)

●北里大学、聖マリアンナ医科大→1次合格 2次棄権

愛知医科大学、獨協医科大学、東京女子医科大学1次不合格

 

③ 受験の前の日・当日にやったことは?

→前もって参考書やノートなどの、見直したいであろうページに付箋を貼っておき、

試験が始まる直前までそこを中心に見ていました。

それに加えて1日の試験が終わった後、解答速報などをチェックして、できなかった

ところを見直ししていました。大学は違ってもその年ごとの傾向があるのか、前の日

の試験で解いた内容が次の日も出るといったことが何度もあり、勇気がいるけれど

やってよかったと思いました。

7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

→私大の医学部医学科を受けることは代ゼミに入る前から決めていたものの、

実際の受験校は出願直前まで迷っていました。

 

② スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

9月下旬から11月終わり頃にかけて勉強が手につかない時間が増え、自分自身にいらいら

することが多くなっていました。受験勉強と並行して医学部の編入試験を受験していたの

ですが、チャンスが増える有難さの反面、結果待ちの期間が長く精神的には苦しんだ印象が

強いです。特に1次合格後と、最終結果待ちの前は勉強していてもどこか浮ついたところが

あり、この時期に受けた模試にそれがそっくり反映されました(問題文の読み飛ばしや答え

の写し間違いといった単純なミスを多発)。面接での手ごたえに反して結果は2次不合格だ

たことから、一般入試でリベンジしようという思いより、学科試験でどんなに得点しても

面接で落とされてしまうのではないかと思いこみ、絶望的な気持ちでいました。

スランプを克服できたかどうかは正直分かりませんが、とにかく勉強を続けることが大事だ

と思ったので、授業は休まずに出て、たとえ集中できなくても机の前にいるようにしていたら、

少しずつですがいつものリズムに戻っていけたと思います。

 

③ ストレス解消法などありましたか?

→帰り道に雑貨店に寄って買い物をしたり、家でテレビを見たりしていました。

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

それから後輩たちへの応援メッセージなど

→入学して間もなく実習で動物の解剖をやることになり、生物をやったことが早くも役に

立ちました。今はまだ一般教養の科目がほとんどですが、医療現場で活躍されている先生

のお話を聞く授業もあり、生物を勉強したことがある方が理解しやすい場面が多いと思います。

受験生にひとつ伝えるとしたら、時期が来てからでいいので、過去問などで志望校の対策を

必ずすることです。私の場合は偏差値ではなく、対策を十分にしたかどうかで合否がきれい

に分かれ、その重要性を実感しました。

受験生活は調子がいいときばかりではないと思います。苦しいときも諦めずに、細々でもいい

から勉強を続けていってください。きっとそのことが入試本番での自分を強く後押しする力に

なると思います。

 

 

夏期講習会 生物 2012年 センター生物Ⅰ (その1)

今回は夏期講習会「センター生物Ⅰ」のご案内です。

みなさん、生物の対策はできていますか?

えっ? バッチリだって?

そんな学生さんはいないはずです。

なぜなら主要科目である英語・数学(文系なら英語・国語など)で手いっぱいのはずですからね。

そうです。それでいいんです。なぜなら英語・数学の配点は他の科目より高く最も差がつくからです。

これらができて初めて受験の土俵に立つことができるわけですからね。

で~も~、やっぱり生物も80点・90点を越えたいですよね。

ではどうすればいいのか?

夏を活用するのです。

この夏をどう使うかでセンター試験での生物のできが決まると思ってくださいよ。

 

さて、夏期講習会講座「センター生物Ⅰ」は次の内容を扱います。

範囲:生物Ⅰの全範囲

テキストの形式:演習形式(君たちが前もって家で問題を解いてきてください)

講義の形式:大堀が、君たちが解いてきた各問題の「暗記のポイント」・「考察のしかた」を

詳しく解説して行きます。

効能:今後の生物の勉強の効率が上がります。

なぜなら「自分がどの分野の暗記が弱いのか?」「それまで如何に知識があいまいだったか」

「どのタイプの実験考察問題が苦手なのか?」などなど「自分の弱点」が見つかるからです。

 

☆ 今回の案内はここまでにしておきますね。なお、代ゼミの講習会は他の塾・予備校に通っている現役生・

高校生・浪人生などなど参加大歓迎!! ふるって参加してね。

☆ 受講の受付などは夏期の代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/index.html

夏期講習会 生物 2012年 ハイレベル生物演習 (その1)

今回は夏期講習会「ハイレベル生物演習」のご案内です。今回はこの講座のレベル・どんな範囲を学習するか・講義形式を説明しますね。

レベル:”ハイレベル”というくらいですから、それなりの難易度の講座です。目標とする大学は国立なら名古屋大学・大阪大学・東北大学・北海道大学・九州大学・東京農工大学・海洋大など全国の中堅以上の国立大学、私立なら早稲田大学・東京理科大学・慶応大学医学部、その他公立大学医学部・首都大学東京などです。

ただし、めちゃくちゃ難しい問題は載せていません。「本番でこのくらいの問題をキチンと解答できれば合格圏に達する」というレベルの問題を演習するわけです。

夏期講習で扱う範囲:細胞分裂・生体膜・呼吸・遺伝(独立や連鎖)など・遺伝子(DNA・RNA)・発生などです。細胞分裂といっても「次の図を分裂の正しい順番に並べよ」とか「固定とは何か」などというセンター試験レベルの問題は扱いませんよ。「前期でみられる染色体の動きを100字以内で説明せよ」とか「放射性チミジンを使って細胞周期各期の時間を求める問題」などを扱うのです。生体膜だって浸透圧問題なんかは扱いませんよ。与えられたグラフから、その生体膜(細胞膜)の性質を探るような問題を扱いますからね。

なお、上記以外の範囲は冬期講習会で扱います。

講義形式:演習の講座です。ですから予習をしてきましょう。家で問題を解いてくるわけです。じっくり時間をかけて予習してくださいね。講義では、その問題を解くのに必要な知識、考え方、論述のポイントなどを解説していきます。

:さて、「この講座を受けようかなあ」と思ってくださったそこの君、ちょっと待ってくださいよ。「目標とする大学のレベルが高いから”ハイレベル”の講座を受けなくてはならないのか?」を考えてくださいね。まずは自分の現在のレベルを確認してください。偏差値が50代にも達していない学生がこの講座を受けても「何を言っているのかわかんな~い」と思っているうちにどんどん講義が進み、結局最後までわからないまま・・・なんてこともあるわけです。それは時間とお金の無駄ですね。この講座を受けることでさらに学力向上が望める学生は、記述模試などの偏差値が50代後半以上です。そういう学生を60代後半~70代にしてしまおうという講座ですからね。くれぐれも背伸びをし過ぎないようにしてくださいよ。

また偏差値が50代後半以上の学生がこの講座に出れば、成績が伸びること間違いなし。君が持っている生物学的知識が融合して、生物学的な思考回路が構築されることでしょう。毎時間、「ああ、こういうふうに考えればいいんだ~!!」という発見がたくさんあるでしょう。楽しみにしていてくださいね♪

 

なお、代ゼミの学生でなくてもぜひ受講してくださいね。他の塾・予備校の現役生・高校生・浪人生などなど大歓迎です。大堀の講義の”すばらしさ”をぜひ伝えたいと思っています。

今回はここまでにしておきます。「その2」ではこの講座の特徴などを説明しますね。

☆ 受講受付などの詳しい方法は下記の代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/index.html

夏期講習会 生物 2012年 生物学的思考回路【遺伝編】(その1)

今回は夏期講習会大堀オリジナル講座「生物学的思考回路【遺伝編】」の案内です。

生物学の中では、なぜか遺伝は「難しい」ものとされています。なぜでしょう? あたりまえと言え

ばあたりまえなのですが「わからないから」でしょうねえ。

ではなぜわからないのでしょう? 大堀は次のように考えます。

多くの参考書などはまず遺伝を”記号遊び”みたいに教えます。こんな感じに・・・

Aa×Aa→AA:Aa:aa=1:2:1

そうして散々学生の頭に「遺伝は記号遊びだ~」って刷り込んでおいて、その遊びに慣れたところ

でいきなり「実はこれらは染色体上にあって・・だから連鎖が・・・だから組み換えが」ってくるので

す。学生はたまったものではありません。頭の中は「?????・・・」、パニックです。

たしかにこういうふうに教えたくなる気持ち、わかります。メンデルが遺伝の法則を発見したころは

染色体なんてものは知られていませんでした。で、そのあと染色体が発見されて減数分裂が

わかってきて、連鎖や組み換えなどもわかってきたのです。つまり生物学の歴史に沿って教えて

いこうというやり方ですね。大堀も分野によっては解明された歴史に沿って講義しています。

でも歴史の順で教えた方がいい場合とそうでない場合があります。遺伝を学生にわかってもうため

にはどっちがいいか? もちろん後者です。

だから大堀の講義ではまず染色体の動きから説明して行きます。

そして最初の方で独立と連鎖と組み換えを教えてしまいます。

そうした方が絶対学生が理解しやすいのを大堀は知っている

からです(^o^)v

今回の紹介はこのくらいにしておきますね。次回は他の講座も含めて内容をもっと詳しく説明して

いきま~す♪

☆ 遺伝の講座は、生物学的思考回路【生物Ⅰ・Ⅱ】を受講している学生さんは是非受けましょう。

☆ センター生物Ⅰを受講している学生さんにもお勧めです。

☆ 大堀求の講座は代ゼミ生以外も大歓迎。

他の予備校・塾に通っている学生さん、現役生、浪人生だれでもふるって参加してくださいね

☆ 受講受付などの詳しい方法は下記の代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/index.html

2012年 夏期講習会生物 生物学的思考回路【独学が難しい分野】

みなさんこんにちは。英語と数学の進み具合はどうですか? そう、今は英語と数学に全力を注いでくださいね。でも、夏はさすがに生物をやらないと、間に合わなくなりますよ。今回は大堀のオリジナル講座「生物学的思考回路【独学が難しい分野】」の案内です。そのカリキュラムは・・・

   第1章 酵素:特に生物Ⅱの分野(競争阻害・アロステリック効果など)

   第2章 呼吸:嫌気呼吸(アルコール発酵・乳酸発酵)・好気呼吸

   第3章 同化:光合成・化学合成・窒素同化・窒素固定

   第4章 生態:成長曲線・生存曲線・相互作用・標識再捕法・

                            生態系のエネルギーの移動・C4植物

   第5章 進化・系統分類:5界説・動物の系統分類・植物の系統分類

☆ これらの分野を「正しく理解」してもらうべく解説をおこない、そのあとで代表的な

例題を演習します。

☆ 対象とする学生さん:受験に生物Ⅱを使う学生さん。生物が苦手だ、または生物Ⅱを

初めて習うという学生さん。代ゼミ以外の学生さんも大歓迎♪

 

カリキュラムをご覧になってわかると思いますが、題名のとおり、自分で勉強するのが嫌になる単元ばっかりですよね。例えば次の図・・・

・・・これは、生物Ⅱを勉強した学生さんはおわかりですね? 呼吸の経路を示した図ですが、これをどう勉強するのでしょう? 覚えるのでしょうか? そう覚えるのです。でもどこまで覚えたらいいかわかりますか? 果糖二リン酸とかそんなところまで暗記するのでしょうか? クエン酸とかケトグルタル酸とかすべて覚えるのでしょうか? それから意味がわかって暗記していますか? 活性酢酸の「活性」ってどういう意味ですか?  「酸素がなくなると電子伝達系とクエン酸回路が停止するが、解糖系は停止しない」ってどうしてですか? 説明できますか? いや、そもそも呼吸って何ですか? 説明できますか? 意味がわからないことを暗記するのは苦痛ではありませんか?

昨年これらの疑問を抱えたままとにかく暗記した学生さんたち、辛かったですよね。その苦痛をがんばって乗り越えて、そしてその結果はどうでしたか? 生物の成績は上がりましたか? 上がりませんでしたよね? つまり勉強の方法が間違っているのです。やはり「意味がわからないとダメ」ということです。ではどうしたらいいのでしょうか?

だからこの講座を作ったのです。講義を受ければ意味がわかります。「ああ。呼吸ってこういうことだったのか」って、すごくすっきりしますよ。すると面白いようにさっきの図が頭に入ってきます。どこまで暗記すればいいのかもわかります。成績も伸びていきます。

実は代ゼミのスタンダード生物Ⅰ・Ⅱやハイレベル生物Ⅰ・Ⅱの2学期でもこの単元は扱うのですが、夏期にこの分野を正しく理解してしまった学生さんとの差は2学期に大きなものとなって現れてきます。夏期のうちにやっておけば、問題集などで練習を積むことができます。そして2学期のこれらの単元は復習として聞くことができます。2学期になって初めてこれら生物Ⅱの分野を習うとどうでしょう? 2学期も1学期と同様英語と数学で手いっぱいなはずです。いつ問題練習をするのでしょう? あっという間にセンター直前です。そうなったらもうセンター対策に必死にならなければなりません。いつ復習をするのでしょう? センターが終わった後しかありませんよね。でももうその時期は大学別の対策を始める時期です。ちょっと遅くありませんか? 生物が苦手な学生さん、生物Ⅱを初めて習う学生さんはぜひ受講してくださいね。

 

☆ 大堀の講義は代ゼミの学生さんはもちろん、他の塾・予備校に通っている現役生・浪人生も大歓迎。ふるって参加してね。

☆ 受講の受付などは夏期の代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/index.html

 

2012年 生物 夏期講習会のご案内

代ゼミでは夏期講習会の受講受付が始まっています。みなさんは度の講座を受講するか

決めましたか?

これから大堀が担当する夏期講習会の各講座の内容を詳しく説明してきますよ。

今回はまずどんな講座があるのか、その日程と全体像からお話ししましょう。

 

 

●生物学的思考回路【独学が難しい分野】(大堀オリジナル講座)

その名称の通り、呼吸・光合成・窒素同化・窒素固定・生態・系統分類・C4回路など、

独学では難しい分野を扱います。2学期のハイレベルⅠ・Ⅱやスタンダード1・Ⅱで

も扱いますが、こういう難しい生物Ⅱの分野は集中して夏のうち仕上げておいた

ほうがのちのち楽ですよ~!!

☆演習問題も載せていますが、主に解説の講義になります。

☆範囲はほとんどが生物Ⅱです。

 

●生物学的思考回路【遺伝編】(大堀オリジナル講座)

遺伝分野を5回の講義で仕上げる講座です。基本語句から始まって国公立2次試験

の標準レベルまでもっていきます。遺伝が苦手ならぜひ受けよう!!

☆ 演習と解説の講義になります。

☆ 1学期のセンター生物Ⅰを受講している人にお勧めです。

☆ Ⅰ・2学期の生物学的思考回路【生物Ⅰ・Ⅱ】を受講している学生さんは

是非受講しましょう。

 

●センター生物Ⅰ

センター試験で高得点を狙うための講座です。センター生物Ⅰを受験する学生さんや、

センター試験ではなくても生物Ⅰの範囲だけの学生さん(例えば生物学的思考回路【看護系

基礎生物】)にもお奨めできる講座です。

☆ 演習の講座です。予習で問題を解いてきましょう。講義では大堀が「この問題を解く

のに必要な知識」・「どう考えて解くのか?」などをわかりやすく説明します。

 

●ハイレベル生物演習(細胞・発生・遺伝・分子遺伝)

主に国公立・私立のハイレベルな過去問を演習する講座です。偏差値55以上の学生さん

向きです。範囲は主に代ゼミの1学期(ハイレベル生物Ⅰ・Ⅱ、スタンダード生物Ⅰ・Ⅱ)と

なります。

☆ 演習の予習で問題を解いてきましょう。講義では大堀が「この問題を解く

のに必要な知識」・「どう考えて解くのか?」などをわかりやすく説明します。

普段の講義では出てこないような内容も説明していきますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合格体験記:2012年 神戸大学農学部合格(男子)

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していました

か? また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。

それから「物理選択で全然勉強していなかった」なんて場合もあるでしょう。

それならばそれを書いてください。

→ 私は昔から理科がとても好きで、生物に関しては受験科目というよりも単なる好奇心で

勉強していました。その分、勉強していた時間も長く、知識問題に関してはあまり困る事は

ありませんでした。

 しかし受験科目として実際に生物の問題に取り組むと、なかなか

解けずとても得意科目とは言えませんでした。

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

生物を勉強している友達に文系の友達が多かったからかもしれませんが、私の友達は基本

的に「センター形式の問題をひたすら解く」といったより演習に特化した学習をしていました。

 

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

神戸大学の農学部です。受験勉強を始めたときから第1志望でした。

 

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

私の兄が代ゼミサテラインに通っていて、とても勧められたからです。

兄は代ゼミの講師の方々(亀田先生、為近先生など)の魅力

とにかく強調していて、実際、本人も志望校であった大阪大学に合格したので、私も

代ゼミに通う事にしました。

 

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

当時は、代ゼミサテラインの受講のしくみもよく分からず、ただ教室チーフの方に

「生物を受講するなら大堀しかないよ!」と言った口調で勧められました。

 

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

「声が大きいな!」と思いました。インパクトのある喋り方でしたし、授業の合間に

生物の面白い話なども入れてくれていて、「この授業なら、眠たくはならなさそう!!」

と思えました。

 

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?

(時間配分、多の科目との兼ね合いなど)

正直、生物に関して予習はしていませんでした。予習をするような科目は英語と数学に

限って、生物・化学においては予習をせず「授業の内容をしっかり理解し、ノートにまとめ

て復習する」といったスタンスで勉強しました。

 

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていました

か?

私が取っていたのが「ハイレベル生物Ⅰ・Ⅱ」だったからでしょうか・・・授業に慣れてくると、

講義のレベルの高さに気づくようになりました。「教科書や、学校でやるような参考書には載っ

ていない、ハイレベルな思考を養える場だな」と実感するとともに、「本当に基礎的な知識は、

あらかじめ知っておくべきだな」と感じました。

 

② この時期はどのように生物を勉強していましたか?

引き続き、復習に力を入れていました。上でも言っている通り、基礎知識の定着は大事だと

思いましたが、その点では私は特に問題ではないと感じていたため予習はしませんでした。

もしもこの当時私に基礎知識が抜けていたのであれば、授業前に予習の必要があったのだと

います。

 

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

自分の中では受験勉強を始めてから、ずっと頭が良くなっているように感じていましたが、

実際の模試の成績は秋まで伸びる事はありませんでした。夏休みが終わった頃から模試の

点数が急に良くなって、入試本番までその成績が大きく落ちる事はありませんでした。

 

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講

座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

夏期講習は受講していませんでした。サテラインだったので、

夏休みから2学期の授業を受講していました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

夏休みの生物の取り組み方としては、「2学期の授業を見ながら、1学期にまとめたノートを

見返す」と言った感じでした。

 

③ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

点数自体に変化はあまりありませんでしたが、夏の終わりの方になると、答え合わせの際に

解説を見て、理解ができないような問題はほとんどなくなりました。

 

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

なんといっても自信です。私は部活を6月に引退したので、夏はガッツリ勉強に励む事が

できました。実際に夏の勉強によって定着した多くの知識なども2学期の勉強に影響を与え

ましたが、何より「1学期の範囲は、授業も見たしノートで復習もしたから大丈夫!」とい

う自信が、2学期からのモチベーションに大きな影響を与えました。

 

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしたか?

特に問題はありませんでした。むしろ、大堀先生の授業そのものには、受ければ受ける程

慣れていったので、2学期の授業は1学期よりもスムーズに頭に入りました。また、2学期

の授業の中で先生が「1学期にやりましたね!?」といった呼びかけをたくさんしていた事

も、私にとって非常に嬉しかった事でした。

 

③ センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか?

初めて行った生物のセンター試験対策は学校の先生による夏期特別演習でした。これを受

けて、センター試験対策の必要性を感じ、青本などを始めました。また、その中で冬期講習

では大堀のセンター試験対策講座「生物学的思考回路【センター

攻略編】」を受けようと決めました。

 

④ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

夏が終わって、センター試験対策の演習(この頃は基本的に参考書を買って自分自身で

進めていました)を始めると、面白いくらいに模試の点数が上がり始めました。

 

⑤ このころ感じた不安などはありましたか?

特にありませんでした。模試などで急に点数が下がったりするとヘコみましたが、大きい

スパンでみると成績は上がり続けていたので、あまり気にしませんでした。

勉強のモチベーションが保たれていたのは正直な所、本当に代ゼミの先生たちのおかげだと

思います。

 

5.冬期編 

① 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講

座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

生物学的思考回路【センター攻略編】を取りました。講座を取るのを決めたのはとても早く、

上で述べたような理由で、センター試験対策の重要性を感じたので受講しました。何より、

「大堀先生の問題へのアプローチの仕方をより理解・応用したい!」

という考えがありました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

基本的には、自分でまとめたノートを見返していました。1学期・2学期の授業を見て、しっ

かり復習してノートにまとめていたのが良かったのだと思っています。

 問題集などを解いて、新しい情報が出てきた時には、そのまま新しく自分のノートに書き加え

ました。

 

③ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

この頃になると、センター模試などで、失敗しても7割は取れるようになりました。

 

④ センター試験の対策はどうしていましたか?

11月の終わりから、赤本を始めました。センターの対策は基本的に自分で問題集を買って

おこなっていましたが、「分からなくなった時にはノート見返す」というスタンスで、授業で

まとめた知識を有効活用しました。

 

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

受験勉強の期間で、この時期ほど生物の勉強が楽しかった期間はありません。

センター直前と比べ、1科目に充てる時間が多かったため、楽しく(悪く言えば、あまり受験に

関係のない分野まで)勉強する事ができました。イメージでいうと、広く浅かった知識が、いろ

んな所で、どんどん深まっていくような感じでした。

 

② 何大学の何学部を受験しましたか?

私立は立命館大学の文学部心理学科を受験しました。(文系なのですが・・・笑)

国公立は前期で神戸大学の農学部を受けたので、実際私が受験した大学は2つだけでした。

 

③ 受験の前の日・当日にやったことは?

前の日は、とにかく自分を満足・納得させるために、今までまとめた各科目のノートを

見返していました。そうする事で、不安は消え去り、安眠できました。当日は、ひたすら

自己暗示です(笑)

 朝起きてから、試験開始の合図がなるまで、いえ、試験中ですら「俺ならできる!俺なら

解ける!」と思い続けました。当時は、心のどこかで「意味がないな」と思いながら自分に

自己暗示をかけていましたが、今、冷静になって思えば、ああする事で分からない問題に

ぶち当たっても諦めず根気よく点を狙いにいけたのだと思います。

 

7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

部活を引退して、本格的に受験勉強を始めた6月です。私はとにかく農学部に行きたかった

ので、近場だと京都大学が理想でしたが、京都大学は現実的に厳しい所があり諦めました。

 

② スランプになった時期はありますか?

またそれをどういうふうに克服しましたか?

スランプになった時期はあまりありませんでした。もしかしたら、代ゼミの先生たちの

熱い講義で常にモチベーションが保たれていたので、スランプになっても、

自分自身でスランプだと感じていなかっただけかもしれません。

 

③ ストレス解消法などありましたか?

ストレスの解消法は、森に行く事でした。私は高校まで自転車通学だったのですが、自宅か

高校までの間に自然公園があって、なんだか体にダルさを感じた朝はいつも自然公園に寄っ

て、15分程ボーッとしました。(その後の1限はだいたい遅刻してしまっていたのですが・・・笑)

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

それから後輩たちへの応援メッセージなど

とっても役に立っています!!!!!!

大堀先生の授業を受けてまとめたノートは、分野別にとても分かりやすくまとまっていて、

今でもしょっちゅう見返しては、新しい知識を書き足しています。(もう書く所がないぐらい

に書き込まれたノートになっています)

 何より、大堀先生が授業中に言ったちょっとした生物関連の雑談など・・・今でも凄く覚えて

いて、大学の友達との飲み会でも、豆知識として披露したら皆が感嘆します。

 あと、これは非常に個人的なものですが・・・私は昔から海がとても好きだったので大堀先生

のダイビングの写真は、当時の私に絶大な影響を与えました。私が大学に入ってすぐOW

ライセンスを取ったのも大堀先生の影響があったと思います。そういう意味でも講義は大学に

なってからでも大変良い影響を私に与えてくれました。

 後輩たちへのメッセージは、とにかく「苦手分野を疎かにしない事!」です。私は生物が

好きですし、正直、生物を勉強する時が一番楽しかったです。今でも、大学ではもはや、

ほとんど生物と化学しか勉強していませんし、より自分の好きな分野に特化していっている

感じです。でも、受験中に私が一番勉強していた科目は数学です。私は数学が一番苦手で、

一番嫌いでした。受験の1年は長いので、確かに生物など好きな科目を勉強する事でモチベー

ションは保てますが、やり過ぎは禁物です。

 辛い事ですが、受験の1年間は自分が一番苦手で一番嫌いな科目を一番頑張るようにして

ください!!

それが英語や数学なのならば、なおさらだと思います。