コラム・お知らせ

合格体験記 新潟大学医学部合格(その2) G君

1.代ゼミ入学期編

 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

 生物は物理とは対照的で暗記科目だと思っていました。特に現役の頃は、なんとなくで問題が解けていた部分もあり、高校で配られた問題集を言われるがままにやっていました。当時はまだセンター試験が生物Ⅰだったこともあり、センターは得意でした。でも記述の問題や生物Ⅱ範囲になると、途端に解答できなくなっていたのを覚えています。

そうですよね。最初は言われるがままに配られた問題集(リードαとかセミナー生物)をやるだけ・・・という学生がほとんどだと思います。でも生物を根本から理解していないから「記述の問題や生物Ⅱの範囲になると、途端に解答できなくなって」しまうわけです。

 まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

友達たちも自分と同じように、主に高校で配られた問題集をこなしていたと思います。

その配られた問題集を言われるがままにやる・・・というのはそれはそれでいいと思うのですよ、最初はね。でもそれだけじゃあダメなわけです。

 この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

 当時も変わらず、新潟大学の医学部を志望していました。

なぜ代ゼミを選んだのですか?

自宅から通うことができ、かつスカラシップ制度などで授業料が安くかったのが大きな理由です。

なぜ大堀の生物を選んだのですか?

 生物の講義と問題演習を両方とも同じ先生で受けたかったので、空いているコマの中から最初は割と機械的に選びました。

 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

 勢いがすごくてとても熱くて親しみやすい先生だなと思いました。

熱かったでしょ? だからおもれ暑くていつも半袖なわけです(^o^)

 

 この時期の予習・復習はどうしていましたか?(時間配分、他の科目との兼ね合いなど)

 予習はしてなかったと思います。復習は授業前にノートを軽く見たりするくらいでした。先生に、まずは英語と数学だと繰り返し言っていただいたおかげで効率よく勉強できていたと思います。

その通り!!英語と数学ができなければ、受験の土俵にすら上がれないのです。講義でも何度も言いましたよね。

 2.1学期編 

 そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

 ただ覚えろというのではなくきちんと流れや過程を説明してくれていたのでわかりやすかったです。自分がすでに理解している部分の説明でも応用的な話や先生のエピソードがとても面白かったので楽しく受講することができていたと思います。

流れや過程がわかれば知識が頭に入りやすくなるし、いちいち細かく暗記していなくてもその場で考えて知識を作り出すことができるようになるわけです。

 この時期はどのように生物を勉強していましたか? 

 勉強時間はなるべく英語と数学に充てようとしていたので、生物は授業前や模試前にノートやテキストを軽く見返す程度でした。

そうそう、生物はその程度でいいんです。「一に英数・二に英数・三四に英数・五に生物」を実践していますね。授業前や模試前にノートを見返すのはGood!!

 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

 この時期の範囲は生物の中でも得意だったこともあり成績は高めだったと思います。

 3.夏期編 

 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう? その講座をどのように活用しましたか?

 生物の講座は取りませんでした。生物は得意だったので、自分で勉強することができると思ったからです。

生物の成績が高めなのであればそれはそれでいいと思いますよ。でも生物ができない学生は、とにかく夏の間に生物の全範囲を仕上げておかないといけない。特に2学期の難しい範囲「神経の電位の正しい理解・生態系・進化・系統分類」などは自分では学習しにくい分野です。夏期講習会の「大堀求の生物」を利用するなどして、何としても生物の全範囲に触れておくこと!!

 

 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

 一学期の復習はノートを中心に見直しました。驚いたのが、ノートを見返していると大堀先生の授業のときの風景や声が聞こえてくることがあるんですよね!! だから復習も楽しみながらできていました。 二学期の範囲は参考書を軽く読む程度でした。とにかく一学期の復習を徹底しようと決めて夏を過ごしました。

でしょう? 

そう思って板書を工夫し、そしてどんなエピソードを話すかを考えているのですヽ(^。^)ノ

 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

  生物は記述模試でも70前後の偏差値を取っていました。でもまだ数学と、特に英語で納得のできる点数を取れていなかったですね。

生物は十分みたいですね。でも国公立の医学部に合格したいなら英数の偏差値は70は必要。英数を得意科目にして、生物は足を引っ張らない程度でいいのです。

4.2学期編  

 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

 夏にしっかりと勉強をできたことで二学期の授業には安心感をもって臨めました。

夏にしっかり生物の全範囲を仕上げておいて、2学期の大堀の講義は復習のつもりで受講する・・・というのが必勝パターンです。で、うまくそのパターンになってきましたね。

 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

 少しでも不安なところが見つかったら、そのたびに一学期のノートやテキストを見て確認するようにしていました。

いい調子、いい調子、それでいいのです。

 

 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

 生物の講座は取らなかったのですが、二学期の範囲は先生の講義を聞いて理解しなおせたところをその都度確実に定着させるようにしていました。

講義をうまく活用できていますね。自分で学習するとどうしてもわからない・理解できない部分が出てくるもの。そういうところを講義で解決していくのです。

 センター試験対策はどうしましたか? いつ頃始めましたか? どのようなことをしましたか?

 特別にセンター試験対策というわけではないですが、自分がよく忘れる部分や間違えた部分は小さいノートを作ってまとめておきました。点数も取れていたので過去問演習は冬期に入るまでしませんでした。

偏差値が70出ていれば、特にセンター試験対策はしなくてもいいでしょう。あとは冬期講習会の時期くらいから時間内に解く練習をしていいいですね。一方そうでない学生は、もう少し早めに対策をはじめないといけない。

 この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。このころ感じた不安などはありましたか?

 生物は同じように推移していました。この頃は特に不安はなかった気がします。このまましっかりやっていけば大丈夫だと思っていました。

いい調子ですね。油断せずに前進するのみ!!

5.冬期編 

 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?

 冬も生物の講座は取りませんでした。生物は余裕があったので自分で勉強することにしました。

偏差値が70出ていればそれでいいでしょう。そうでない学生は、センター試験用の講座などを活用して仕上げていきましょう。

 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

 夏と同様にノートとテキストを中心に見直しました。生物Ⅱの範囲は少し不安だったので、特に重点的に復習しました。

大堀の板書を写したノートは復習のときに威力を発揮するのです!! そして大学に入っても使えるのです(^_-)

 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

 マーク模試は安定して取れていました。記述模試では若干点数が下がるときもありましたが、本番前でよかったと考え、穴を埋めていくようにしました。

模試は結果に一喜一憂するために受けるのではなく、自分の弱点を発見するために受けるのです。それがちゃんとできていますね。そう、模試では間違えていいのです。本番で点数をとれればいいのです。

 センター試験の対策はどうしていましたか?

 新課程で受けるつもりでいたので、過去問よりもマーク問題集をやっていました。受験期間を通じて使っていた小さいまとめノートでさっと確認してから問題を解いた後に、さらに抜けがあったら書き足し、間違えた箇所は徹底して潰していくという形で勉強しました。細かい知識は、先生が教えてくれる効率的な覚え方をするのもいいと思います。自分のおすすめは、他の人から教わる覚え方も頭のスミに置きつつ、自分なりの覚え方を見つけることです。自分で考えた分あとから思い出しやすいと思います。

「覚え方」はいろいろ講義で教えましたよね。「くらいそさんひどい」とか(^o^)他にうまいのがあったら教えてね。

6.直前期編

 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

 二次試験の勉強は、過去問を解いて形式などを確認し、よく聞かれる分野やその記述問題を中心に勉強しました。

そうそう、過去問で形式を確認するのは重要。ただしいきなり形式がガラッと変わってしまう年もあるので、そういう心構えも必要だ。

 何大学の何学部を受験しましたか?

 新潟大学の医学部を受験しました。

初志貫徹、頑張れ!!

 受験の前の日・当日にやったことは?

 前日は、とにかく早く寝ることを第一として、苦手な英語を読んだり暗記科目の知識を確認するなどのことをサッとやりました。当日の朝や休み時間に確認する最低限のものを予めまとめておくと、本番も落ち着いて試験に臨めると思います。

「当日の朝や休み時間に確認する最低限のものを予めまとめておく」というのはとってもいいね。試験当日というものは緊張するし、試験会場へ行くと周りが自分よりできそうに見えて気おくれしてしまうもの。そんなとき「試験会場へ行ったらこの科目のこの部分を試験開始まで確認する」と決めておけば、余計なことを考えなくて済むし、その確認に集中することで緊張感もほぐれるというものです。ちなみに大堀が受験生のとき、前日に確認したところバッチリ出題されたことがあります。

7.その他

 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

元々、医学部を志望していて、センター試験で無事に点数が取れたので、代ゼミの担任の方や講師の方と話して地元の大学に出願することをセンター後数日で決めました。

センター試験でうまくいくと「よ~し、この勢いで入試突破だ!!」ととても弾みがつきます。そういう心理的な面でもセンター試験は重要なんですよ。

 スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

 スランプというか、思うように点数が取れなかったときでも、やることをやれば問題は解けるようになると信じて、何が足りないのか、どの分野を勉強しなければならないのかなどを自己分析するようにしていました。

一喜一憂するのではなく「何が足りないのか、どの分野を勉強しなければならないのか」という自己分析、すごくいいねヽ(^。^)ノ 

  ストレス解消法などありましたか?

 自宅から通っていたので、たまに自分の好きなお菓子を買い食いしたり模試の日の夜は外食をしてみるなど、主に食欲の面でストレスを解消していました。個人的なポイントは、不意にお菓子を食べたくなっても我慢して、一週間の終わりの日曜日や勉強ノルマをクリアした時の自分へご褒美にすることですね笑

自分へのご褒美作戦はなかなかいいよね。でもご褒美の内容は人それぞれだけど・・・(^。^)

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?それから後輩たちへの応援メッセージなど

 大堀先生の講義では、教科書の内容よりも詳しく、そして楽しく教えてくれるので、表面的ではない知識がすんなりと身に付きました。それは大学の教養でも役に立っていますし、先生から教わる生物科目の理解のしかたは、これから医学を勉強していく上でも大切なものになると思っています。  また、先生の講義で特徴的なのは、先生が生徒に頻繁にあててくれることです。自分はサテライン授業だったのでカメラ越しではありましたが、常に自分もあてられているつもりで考えていました。先生が聞いてくださる知識は復習にもなり大切なものなので、答えられなかったときはしっかり自分で復習することで確実な知識になると思います。先生の講義を受ければすぐわかると思いますが、生物は大堀先生にお任せすれば大丈夫です。そして受験は辛いものかもしれませんが、今頑張れば明るい大学生活が待っています。自分の目指すものに妥協せずに頑張ってください。  

そう、大堀は学生に質問します。それは与えられるだけじゃなく、常にその与えられたことを使って考えてほしいから。それにいつあてられるかわからないという緊張感から講義に集中しますよね。   G君、改めて合格おめでとう。よく頑張りましたヽ(^。^)ノ