コラム・お知らせ
冬期講習会 生物 大堀求の「難関大生物直前対策-今、やるべきこと-」
みなさん、生物Ⅱの復習は順調ですか?
そうすると、形質転換と形質導入というのが出てきますよね。
前者は細胞から細胞へ遺伝子が直接移動する現象。
後者は細胞から細胞へ誰かが遺伝子を運ぶ現象。
そのだれかをベクターと呼び、これにはウィルスとプラスミドがありましたね。
さて、ウィルスが遺伝子を運ぶにしろ、プラスミドが遺伝子を運ぶにしろ、人間に役立てることができ
ます。ウィルスの場合はあのiPS細胞の作製にも用いられますし、プラスミドもいろいろな細胞に
遺伝子を送り込むのに使いますね。
では、形質転換は役に立てることはできないのでしょうか?
これ、じつはちゃんとあるんですよ。この講座「難関大生物直前対策-今、やるべきこと-」では
例題とともにバッチリ説明していきますよ。
☆ 大堀の講座は代ゼミ生だけでなくでも受講OK!!
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冬期講習会 生物Ⅱ・二次私大対策 「難関大生物直前対策 -今、やるべきこと-」
今回はこの講座「難関大生物直前対策-今、やるべきこと-」の特徴の1つである”最新の話題”
について紹介しましょう。
第10問~第13問
昨年、話題となったり世間を騒がせたりした生物学に関する話題はなんでしょう?
まずはiPS細胞ですよね。これは2年前からその成果がクローズアップされていますね。
ではiPS細胞ってなんですが? 何が大発見であり、どのようなことに応用できるのでしょう?
ES細胞とはどう違うのですか? 問題点は何ですか?
この講座では第10問~第13問の大問4題を使って詳しく説明して行きますよ。
第19問
薬剤耐性菌、これも昨年の話題になりましね。薬剤耐性菌ってなんですか?
薬剤耐性菌にはどのようなものが在するか答えられますか?
なぜ薬剤耐性菌が出現するのですか?
薬剤耐性菌のなにが問題なのですか?
この講座では薬剤耐性菌についても詳しく説明して行きます。
第21問
昨年の宮崎県、そして今年も韓国で口蹄疫が流行っていますね。
さて、口蹄疫ってなんでしょう? ちゃんと説明できますか?
☆ この講座ではこれら最新の話題にも詳しく答えてゆきますからね。
☆ 大堀の講座は代ゼミ生以外も受講大歓迎。
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生物Ⅱの遺伝子分野総復習 「大堀講義生中継 分子生物学」
センター試験が終わって「生物Ⅱの復讐をしよう」としたときに、とくに困るのが分子生物学。つまり遺伝子DNAのところです。今現在、生物学の最先端分野であり、どんどん新しいことが発見されています。それが入試問題にも反映されて、毎年新しい今までにない内容が出題されているのです。しかし、それらの過去問を解こうとしても「何が何やらわからない」という学生さんも多いのでは?
そんなときはこの参考書を活用してくださいね。
構成はあの”ナッピー”が大堀と対話しながら進んでいきます。ナッピーがぼけて大堀が突っ込む♪ ナッピーファン必見の書!?です。
しか~も、オペロン説・形質導入・岡崎フラグメント・テロメア・PCR法などなど
はっきり言って大堀の講義よりわかりやすく詳い!!
ん、こんなこと書いちゃっていいのかな・・・^。^;
冬期直前講習会 生物 二次・私大対策「難関大生物直前対策-今、やるべきこと-」
「難関大生物直前対策-今、やるべきこと-」
今回はとりあえず、全33問の簡単な内容をご紹介します。詳しい内容は次回説明する予定です。
第1問:セントラルドグマって何?
第2問:遺伝子発現の調節にはどのようなタイプがあるのか?
第3問:利根川進博士の研究
第4問:アンチセンスRNA
第5問:RNA干渉
第6問:アポトーシス
第7問:「ガン細胞 VS p53」
第8問:ガン促進遺伝子とガン抑制遺伝子
第9問:ヒトパピローマウィルス=HPV16
第10問:ES細胞
第11問:「ES細胞 VS iPS細胞」
第12問:iPS細胞がガン化する? 遺伝子c-Myc
第13問:「ES細胞 VS iPS細胞」(ノックアウトマウス編)
第14問:オペロン説
第15問:モノクローナル抗体
第16問:モノクローナル抗体その2
第17問:形質転換の利用
第18問:テロメア・PCR法・iPS細胞
第19問:薬剤耐性菌
第20問:系統樹の作成
第21問:口蹄疫
第22問:BSE・プリオン
第23問:筋節の収縮速度
第24問:フィトクローム
第25問:レトロウィルスの変異速度
第26問:助細胞の働き(被子植物)
第27問:両逆数プロット
第28問:カエルの性転換
第29問:ベラ・クマノミの性転換
第30問:ミヤマカワトンボの戦略
第31問:「HIV VS T細胞」
第32問:SNPと環境ホルモン
第33問:tRNA遺伝子の変異
次回は、もう少し詳しい内容を説明して行きますね。
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冬期講習会 生物 二次・私大対策「難関大生物直前対策-今、やるべきこと-」
センター試験と国公立二次・私大の違いは、次のような点もあります。
それは「何がテーマになっているのか?」がわからないと全滅する可能性があることです。
テーマってなんでしょう?
それでは、この講座「難関大生物直前対策-今、やるべきこと-」の第2問を例にして説明してみましょう。
第2問には、ある細胞(細胞X)の遺伝子Aと遺伝子Bの図が示されています。1・2・3などととなっている部分はエキソン(=エクソン)を示すわけです。それ以外の-で示されている部分はイントロンです。
で、遺伝子Aのイントロンもエキソンもすべて転写されてできたのがmRNA前駆体①、
遺伝子Bのイントロンもエキソンもすべて転写されてできたのがmRNA前駆体②です。
そして次の段階でmRNA①②ができているわけですが、遺伝子Aは1・2・3・4・5、
遺伝子Bは6・7・8であるのにも関わらず、mRNAはそれぞれ1・3・4・5と6・7になっ
ています。
そう、RNAスプライシングによってイントロンとエキソン2・8が削除されたわけです。
図はこれだけ。さて、続く問題は次のようなものです。
問2「mRNA①は細胞Xでのみ見られるが、mRNA②はいろいろな細胞でみられる。このことから
どのようなことがわかるのか」。
さらに問3は「mRNA①が細胞Xでしかみられないことは何を示唆しているのか」。
ここまで読んで「な~んだあ」と思った人は”テーマ”が分かった学生さん。
では「全然わからない」という学生さん、次のようなことを知っていますか?
ある遺伝子が発現するかどうか(あるタンパク質が合成されるかどうか)はどのようにして決まるのか?
①転写レベルでの調節
(その遺伝子が転写されるかどうかでそのタンパク質が合成されるかどうかが決まる)
②RNAスプライシングレベルでの調節
(スプライシングによってそのタンパク質が合成されるかどうか決まる)
③翻訳レベルでの調節
(作られたmRNAが翻訳されるかどうかでそのタンパク質が合成されるかどうか決まる)
と、これらのことを知っていれば「ああ、この問題は、図と問題文の事実から、遺伝子A・Bそれぞれは①②③のどれによって発現が調節されているのかを考えさせるんだなあ=これがこの問題のテーマだ」と気がつくわけです。
が、知らなければ「え?何を言っているの??????」で終わってしまうのです。
知っていればどうということはないけれど知らないとどうしようもない問題が国公立二次・私大では
出題されるのです。
つまり、「どのようなことがテーマになるのか?」をどれだけたくさん
知っているかが二次・私大での得点力を上昇させるのです。
この「難関大生物直前対策-今、やるべきこと-」ではそうした「どのようなことがテーマになるのか?」
をできる限り伝えていきますよ。
☆ 大堀の講座は代ゼミ生だけではなく、他の塾・予備校に通っている学生さん・現役生・高校生など
だれでも受講OKですよ。ふるって参加してね♪
冬期直前講習会 生物 「難関大生物直前対策-今、やるべきこと-」
前回はセンター試験では必要ないけれど、二次・私大で要求される”勘”って何なの?
を説明する約束でしたね。
では、ホルモンがテーマとなって出題される場合を、インスリンを例に説明してみましょう。
インスリンは細胞表面に存在する受容体に結合することによって、その細胞のグルコース吸収を
促進し、またその細胞が肝臓・筋肉の細胞であれば吸収したグルコースをグリコーゲンにして
貯蔵するわけです。で、この部分がセンター試験で出題されるとこんな感じなります。
問1:このことに関する説明として、次の①~④のうちから最も適当なものを1つ選べ。
① インスリンが分泌されると血糖値が低下し、それがすい臓に受容されてグルカゴンの分泌
が増加する。
② インスリンが分泌されると血糖値が低下し、それが脳下垂体に受容されてアドレナリンの
分泌が増加する。
③ インスリンが分泌されると血糖値が低下し、それが間脳視床下部に受容されてさらに
インスリンの分泌が増加する。
④ インスリンが分泌されると肝臓・筋肉内のグリコーゲンの貯蔵量が減少する。
一方、この部分が国公立二次・私大で出題されるとこんな感じになります。
問2 この事実から、糖尿病の原因について、考えられることを2つ書け。
問3 インスリンだけではなく、ホルモンはすべて細胞に存在する受容体に結合する
ことでその細胞に作用する。このことから、ホルモンと形が類似した物質が体外
から侵入してきた場合、どのようなことが起こると考えられるか。
さて、センター試験と国公立二次・私大の間の違いがわかったでしょうか?
センター試験(問1・答え①)では生物Ⅰの教科書に載っていることしか出題しないのです。つ
まり教科書をちゃんと読んでいればできるわけです。もちろん遺伝や実験考察問題は別ですよ。
一方の国公立二次・私大(問2・3)では、生物Ⅰ・Ⅱの教科書に載っていないことも聞かれる
わけです。
問2の解答:すい臓に異常があり、インスリンが分泌されない。受容体に異常があって
インスリンが存在しても血糖値が低下しない。
問3の解答:受容体に体外から侵入した物質が結合して、本来のホルモンが結合する
のを妨げたり、本来のホルモンと同じ作用を細胞に及ぼす。
どうでしたか?ちゃんと答えられましたか? 聞けば「ああ、そうか」ですよね。
つまり解答に”ひらめき(=勘)”が要求されるのです。たまたま知っていれば答えられる
でしょうけれど。では、”ひらめき力”をつけるにはどうすればよいのでしょう?
それは”知識”をつけることです。無からひらめきは生じないのです。だから知識を
つけなくちゃあいけないのです。
では、どんな知識をつければ”ひらめき力”がつくのでしょう。
そのためにこの講座「難関大生物直前対策-今、やるべきこと-」を作ったのです。
この講座では、知っておくと応用が利く(=ひらめき力がつく)知識をたくさん教えていきます
からね。
ちなみに1・2学期では教えてないことがテンコ盛りですから楽しみにしていてくださいね♪
☆ 大堀の講座は代ゼミ生ではなくても受講OK!!
他の予備校、塾、現役生・高校生・浪人生などなどふるってご参加くださいね♪
★ 受講の受付などの詳しい内容は、下の代ゼミのHPをご覧くださいね。