コラム・お知らせ

夏期講習会案内 大堀求の「生物学的思考回路【遺伝編】」その4

こんにちは、みなさん。代ゼミではもう夏期講習会が始まっていますね。調子はどうですか?

実はこの【遺伝編】ももう始まっているのですが、講義を進めて行くにつれ、学生たちの顔が”いい顔”に変わっていくのを感じます。「おお、わかった!!」ってね。いやいや嬉しい限りです。

さて、もう始まっているにもかかわらず、まだご案内をさせていただきますね。まだ案内が完結していないので・・・。

あっ、ちなみに始まってしまったといっても、大宮校・本部校ではこの講座は最初から受講可能ですからね。大宮校では7月26日~30日(13時30分~15時)、本部校では8月9日~8月13日(13時30分~15時)に同じ講座をやりますよ。それからフレックスならいつでも受講可能です。

さて、今回はこの講座の特徴について説明しましょう。

特徴1:問題集などで勉強をしていると、解答がきれ~いに書いてありますね。で、確かに読めば「そうなんだあ・・・」とわかるのですが、何か腑に落ちない。なんてことありますよね。それはなぜかというと 「なんでそういう考え方をひらめいたのか?」っていう部分がわからないんですよね。これって書いていませんよね~。この講座ではその部分も説明していきますよ。「大堀はどう考えて解いていったのか」の過程も説明していくわけです。するとこんなことがわかりますよ。「ああ、大堀も電光石火のごとくパッと解けるんじゃないんだなあ」って。そうなんです。大堀も考えながら、悩みながら解いていくのです。その過程も見せちゃいますよ。つまり「どうしてその考え方に至ったのか」がわかるんです。

特徴2:「遺伝が得意な人ってこういう目で問題を見ているんだよ」っていうのを体験させちゃいます。たとえば次の例を見てみましょう。

           F1                 F2

             すべて     〔丸・黄〕:〔丸・緑〕:〔しわ・黄〕:〔しわ・緑〕

        〔丸・黄〕      99  :   13  :   10    :    25

 遺伝ができる人なら「ああ、F1はAaBbで、AとB、aとbが連鎖していて組み換えが起こっているのね」ってすぐわかっちゃうんです。「え? 問題文も書いていないのに、なんでそんなことまでわかるの?」だって? そう、できる人はこの数値を見ただけでその問題がどういう問題かをだいたい掴んでしまいます。でも大丈夫。この講座に出れば、君たちも「ああ、これね♪」ってわかるようになりますよ。つまりできる人の考え方を君たちの脳みそにインストールするのです。

特徴3:大堀の講義では板書が多くて書き写すのが大変なのですが、この講座【遺伝編】と【2学期先取り編】では穴埋め形式にしているので、楽ですよ♪

さて、これで夏期講習会「生物学的思考回路【遺伝編】」の案内は完結。みなさん、ふるってご参加くださいね。

他の予備校・塾に通っている浪人生・高校生の方たちも大歓迎ですからね(^o^)♪

夏期講習会案内 大堀求の「ハイレベル生物講義」その3

今回は、夏期講習会「ハイレベル生物講義」の特徴、各章(第4・5章)の代表的な問題を紹介しますね。

第4章「遺伝子」

演習1:最初からパワー全開問題。いわゆるDNA・RNAなどの遺伝子問題とメンデル遺伝とが融合した問題。両者が頭の中でちゃんとつながっていますか? 前半の「終止コドンが終止でなくなってしまう」という突然変異問題。さらにその変異を抑制する変異の考察にはひらめきも要求されますよ。

演習3:一難去ってまた一難。演習1でさえ難しいのに、これは・・・国語力・生物学的知識がそろっていないと「何を言っているのかわかんな~い」で終わってしまう問題。大堀の講義で理解を深めましょう。

演習4:プラスミドを使って遺伝子を導入する問題。実験考察問題なのですが、こうした先端技術問題は、一度解いておくと他の問題に使い回しが効く知識をたくさん得られますよ。

第5章「生殖・生活環・発生」

 演習1:問 下線部「裸子植物であるスギ・マツは花粉管を伸ばして受精にいたる。したがって、同じ裸子植物であるイチョウとソテツの精子の発見は、植物の生殖方法の進化を考える上で重要な意味を持ち、世界の植物学会を揺るがせた」とあるが、精子の発見が植物の生殖方法の進化を考える上でどのような意味を持っていたのかを簡潔に説明せよ。

さあ、いったい何を書いたらいいんでしょう? 以前、この問題の模範回答として「イチョウやソテツの精子の発見は、陸上植物は、胞子体を発達させ配偶体を退化させることで乾燥に適応していったことを示している」というのをみかけましたが・・・

よく「夏は問題集をやろうと思うのですが、何か良いものはありますか?」という質問を受けます。この質問、けっこう困るんですよね。なぜなら、それが”良い問題集”であるかどうかは、その学生の能力によってしまうからです。前記の模範解答を読んだとき、文の意味すらわからない学生は、はっきり言って問題集をやってもそれは時間の無駄です。素直に夏期講習会を受けましょう。入試の勝利者になる者、いや、入試以外でも勝利者になれるものは、素直に自分のダメなところを認め、そしてそれを解決するために素直に人に頼れる人です。

ちなみに、さっきの模範解答を読んで「なんだこれ? この解答はこの問の答えになってないよ」とまで見抜けた学生は、問題集によって学力を伸ばせるでしょう。

演習2:遺伝の問題なのですが、生活環が正しく理解できていないと解けません。演習1と合わせて生活環の理解を深めよう。

演習3以降では発生の実験考察問題・知識論述問題を多数載せていますよ。

 

というわけで、夏期講習会案内「ハイレベル生物講義」その3ではどのような問題を扱うのか、代表的な問題を紹介しました。よさそうだなあと思った学生さんはぜひ受講してくださいね。代ゼミ生だけでなく、他の塾・予備校の学生さん、浪人生、現役生でも大歓迎ですからね。あっ、それから、この「その3」だけでなく、「その1」「その2」も読んでおいてくださいね。

それでは、教室でお会いしましょう♪

夏期講習会案内 大堀求の「センター生物Ⅰ」 その3

今回は、センター試験で出題される問題のタイプ(←その2でも書きました)と、夏期講習「センター生物Ⅰ」で扱う問題がどのタイプなのかを紹介しますね。

1.単純な知識問題・・・・・ほとんどすべてにのっています。講義では「こういうのも知っておいた方がいいぞ」というように、その問題から派生させていろいろな知識を教えますよ。

2.複合知識問題・・・・・・・知識と知識を融合させ、新しい知識を生み出して解く問題。センター試験の知識問題の大部分を占めるのがこのタイプ。「知識を融合させて新しい知識を作りだす」作業に慣れましょう。演習1・3・5・6・19・24・25など。

3.知識考察複合問題・・・実験考察問題なのですが、あらかじめ必要な知識があって、それを使って考えて解く問題。センター試験の実験考察問題で最も多いタイプ。これらの攻略なくしてセンター90点越えはありえません。演習5・8・17・18・20・23などで練習を積みましょう。

4.ビシバシ実験考察問題・・・真の実験考察問題。なんの知識も使わないで、その場で考えて解くタイプの問題。出題頻度は高くはないのですが、出されると多く受験生が点数を落とすのがこのタイプ。演習1・2・7・16・21・22などを通して、「こういう問題と出会ったとき、どういう心構えで解くのか?」を解説していきますよ。

5.遺伝問題・・・・・・・・・演習9~14。不完全優性・致死遺伝子・補足遺伝子・独立と連鎖・伴性遺伝・形質転換(DNA)などセンターの範囲をほぼカバーしています。レベルも、簡単なものからセンター試験として標準(←最近のレベルからするとやや難し目)のものまでそろっていますよ。

これだけ問題を解いて、そうして大堀の解説を聞いたらかなり力が付きますよ。請うご期待!!

センターで高得点を得たいという学生さんたちは、ぜひ受講してくださいね。それから代ゼミ生だけでなく、他の塾・予備校に通っている現役生・浪人生でも大歓迎ですからね。皆さんふるって受講してね♪

 

 

夏期講習会案内 大堀求の「センター生物Ⅰ」その2

センター試験で出題される問題には次のようなタイプがあります。

1.単純な知識問題・・・・・あまり問題数は多くありませんが、みんな解けてしまうので絶対落とせないわけです。たとえば人物名を答える問題などがこれにあたります。どんな知識が問われるのか、人物名ならよく出題される人物名があるわけですが、 皆さん、ちゃんと把握していますか?

2.複合知識問題・・・・・・・知識と知識を融合させ、新しい知識を生み出して解く問題。たとえばどんな問題がそれにあたるのか? どう対処したらいいのか? 自信がありますか?

3.知識考察複合問題・・・実験考察問題なのですが、あらかじめ必要な知識があって、それを使って考えて解く問題。センター試験の実験考察問題で最も多いタイプ。これは知識で解く問題なのか? それとも考えて解くのか? 判断できますか? 解き終わって問題集の解説を読んだとき、この知識は覚えたほうがいいのか? それとも覚えなくていいのか? 判断できますか?

4.ビシバシ実験考察問題・・・真の実験考察問題。なんの知識も使わないで、その場で考えて解くタイプの問題。出題頻度は高くはないのですが、出されると多くの受験生が点数を落とすのがこのタイプ。どうやってトレーニングしたらいいのでしょう?

5.遺伝問題・・・・・・・・・すごく簡単なものから難しいものまで出題される。ここ数年は簡単な問題が多いけれど、そろそろ難しいのがガツンときそうな予感・・・。

夏期講習会「センター生物Ⅰ」では、上に書いた”?”の部分に答えていきますよ。センターで高得点を得たいという学生さんたちは、ぜひ受講してくださいね。それから代ゼミ生だけでなく、他の塾・予備校に通っている現役生・浪人生でも大歓迎ですからね。皆さんふるって受講してね♪

夏期講習会案内 大堀求の「ハイレベル生物講義」 その2

今回は、夏期講習会「ハイレベル生物講義」の特徴、各章(第1~3章)の代表的な問題を紹介しますね。

 第1章「細胞分裂」

 演習1:ウォーミングアップ問題。トノサマバッタの雌雄の染色体数を求める問題があります。「トノサマバッタの染色体数なんて知らない」なんて言わないでよ。考えて算出するんです。

 演習2:「〇〇分裂の△△期の図を描け」とか「〇〇期の染色体の動きを100字以内で説明せよ」など知識論述・描図問題。

 演習3:第1章の山場。「細胞に放射性チミジンを取り込ませ、細胞分裂各期の長さを求める問題」の中でもこれはかなり手ごわいぞ。おそらくこのタイプのチミジン問題を見たことがある人はいないんじゃないかなあ。

 

第2章「呼吸・光合成」

 演習1:前半は次のような表をもとにして、問題を解いていきます。

          培地中の窒素源    気相      細菌X  細菌Y  細菌Z           

            な  し     空気      生育    -      -

            硝酸塩     窒素ガス        -     生育   生育

細菌X・Y・Zはどのような細菌なのでしょう。こうした表は、どこに注目したらいいんでしょうね。もちろん必要な知識があって、それをもとにして考えてゆくのです。講義では「いったいどんな知識が必要なのか」を説明していきますよ。中盤は、突然変異によって起こる増殖率の変化から「いったいどのような遺伝子が変異を起こしたか」を推定する問題。知識と生物学的な思考を要求されますよ。後半は教科書などではあまり説明がなされていない脱窒素細菌に関する問題。生態系の分野で名前が出るくらいなんですが、一体どういう細菌なのか、この問題で理解を深めよう!!

 

第3章「浸透圧・生体膜」

演習2:グラフから「グルコースの輸送がどのように行われているか」を考察する問題。”生体膜”の問題なんだけれど、意外なところで”酵素”の知識が役に立ってしまう。つまり、物質の輸送も酵素も・・・あとは講義でのお楽しみ♪

というわけで、夏期講習会案内「ハイレベル生物講義」その2では第1~3章でどのような問題を扱うのか、代表的な問題を紹介しました。よさそうだなあと思った学生さんはぜひ受講してくださいね。代ゼミ生だけでなく、他の塾・予備校の学生さん、浪人生、現役生でも大歓迎ですからね。あっ、それから、この「その2」だけでなく、「その1」も読んでおいてくださいね。次回「その3」では第4・5章を説明します。

夏期講習会案内 大堀求の「高1・2生物」「高2ハイレベル生物」 その1

高1・2生のみなさん。期末試験、お疲れさんでした。で、結果はどうでしたか?

 試験がやっと終わって夏休みだ~♪って喜んでいるところでしょうけれど、これを読んでくれている皆さんは「いやいや、遊んでばかりもいられないぞ」っと気を引き締めなおしている、やる気満々の学生ですね。

その通り、高2の夏をどう過ごすかで高3の受験勉強への入りやすさが変わってきますからね。

 おそらく皆さんはこれを読んでいるくらいですから、受験科目として生物を使おうと思っていることでしょう。でも、「生物ってどんなことをするんだろう」と思っている学生さん(←まだ学校で生物を習っていない学生さん)や「高1のときやったけど、もう忘れてしまったなあ」という学生さん(←高2の学生さん)、「今習っているけれど、入試ではどんな問題が出るのか?」なんてハイレベルなことを考えている学生さん(←高1・2の学生さん)などいろいろでしょう。

 そこで、高1・2の現役生向けに、2種類の生物講座「高1・2生物」と「高2ハイレベル生物」を用意しました。今回はこの2つの講座の全体像を説明しますね。

高1・2生物:「生物を受験に使うつもりだけれど、どんな科目だろう」という、まだ生物を習っていない高校生・習ったけれど「もう忘れてしまったなあ」という高校生などが対象です。予習をしてこなくても大丈夫なくらい懇切丁寧に生命現象を説明していきますよ。予習はしなくても大丈夫だけれど、復習はしましょう。テキストはその復習をしやすいように( )形式にしてあります。( )を埋めていけばその日習ったことが復習ができてしまいますからとっても便利♪ 範囲は「細胞」・「細胞分裂」・「生体膜」・「生殖・発生」・「組織・酵素」です。おもに解説が中心で、それが終わったらやさし目な問題を解いていきます。なお、代ゼミ1学期の「高2ハイレベル生物」を受講していた学生さんは、この「高1・2生物」ではなく次に説明する「高2ハイレベル生物」を受講することをお勧めします。

 高2ハイレベル生物:今ちょうど生物を習っていて「生物を受験に使うつもりだ」という学生さん・高1のときに習ってしまっていて「生物にもっと磨きをかけたい」という高2生などが対象です。”高2”となっていますが、高1生でも参加OKですよ。「高1・2生物」と違い、生命現象の詳しい説明は短時間ですませ、問題演習に時間を割きますよ。つまり、予習として家で問題を解いてくることになります。講義では「この問題を解くにはどのような知識・考え方が必要か?」などを説明していきます。テキストは各生命現象を思い出してもらうために穴埋め形式の解説がついています。( )を埋めれば以前に習った内容の復習ができてとっても便利♪

 

 

なお、どちらの講座も普段代ゼミに来ていない学生、他の塾・予備校に通っている学生でも大歓迎です。

 次回”その2”では範囲をもう少し詳しく説明しますね。

夏期講習会案内 大堀求の「センター生物Ⅰ」 その1

高校生・浪人生の皆さん、こんにちは。代ゼミの1学期もとうとう最終週に入りますね。

今回は夏期講習会「センター生物Ⅰ」の案内でっす♪

対象とする学生:センター生物Ⅰというくらいですからセンター試験を受けようと考えている高3生・浪人生が対象となります。毎年のことですが、数人ほど高2生も受講していますが、もちろんOKですよ。あ、もちろん高1生もね。また、センター試験は受けないけれど、受験科目が生物Ⅰだという学生もOKです。無駄にはなりませんよ。

扱う範囲:§1「細胞と生物体」・§2「生殖と発生」・§3「遺伝」・§4「環境と動物の反応」・§5「環境と植物の反応」です。つまり、生物Ⅰのほぼ全範囲ということですね。

講義内容:演習講座です。したがって家で問題を解いてきましょう(←予習が必要ということね)。講義では、「この問題を解くにはこういう知識が必要だ」とか「こういうふうに考えて解くんだ」などを解説していきますよ。

扱う問題:知識問題、実験考察問題、遺伝などセンター試験の出題形式をすべて網羅しています。

次回はどんな問題を扱うのかをもっと詳しく説明しますね。それから、代ゼミ生でなくてもどしどし受講してくださいね。他の塾・予備校に通っている現役生・浪人生など大歓迎です。大堀の生物のすばらしさを是非体感してね♪