コラム・お知らせ

ガードン博士・山中伸弥博士・利根川進博士

ガードン博士と山中伸弥博士が同時にノーベル医学生理学賞

を受賞しましたが、ガードン博士は何を研究した人か知って

いますか?

彼は、除核したアフリカツメガエルの未受精卵に、アフリカ

ツメガエルの腸の上皮細胞の核を移植し、正常に発生するか

どうかを調べたわけです。そして、確率は低いものの、正常

な成体にまで発生する場合があることを確認したわけです。

さて、これと山中伸弥博士のiPS細胞とどうつながるか、説明

できますか?

さらにこれらの研究と関係があるのが利根川進博士の抗体の

多様性の研究。どういう関係があるのか説明できますか?

今年の入試で絶対狙われるこの分野、『難関大生物直前対策-今、やるべきこと―』では、この辺

もばっちり説明していきますから、受講する学生さんたちは楽しみにしていてくださいね(^_^)/

 

「難関大生物直前対策-今、やるべきこと-」を生講義で受講する場合の日程

大宮校:1月27日(日)・28日(月)

本部校:1月29日(火)・30日(水)

大宮も本部も5コマ目(17時30分~19時00分)・6コマ目(19時30分~21時00分)で

全4回講義です。

☆この講座は収録され、全国の代ゼミ・提携予備校で自由な日時・時間で受講可能です。

☆ 大堀の講座は代ゼミ生ではなくても受講OK!!

他の予備校、塾、現役生・高校生・浪人生などなどふるってご参加くださいね♪

★ 受講の受付などの詳しい内容は、下の代ゼミのHPをご覧くださいね。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/toki/index.html

 

生物Ⅰ・Ⅱ ハイレベル私大・国公立2次対策

みなさん、生物Ⅱの復習は進んでいますか?

ところで、センター試験と国公立の2次試験や私立大学の

問題はどのように違うのでしょうか?

具体的な違いを、インスリンを例にして説明してみましょう。

インスリンは細胞表面に存在する受容体に結合することに

よって、その細胞のグルコース吸収を促進し、またその細胞が

肝臓・筋肉の細胞であれば吸収したグルコースをグリコーゲン

にして貯蔵するわけです。で、この部分がセンター試験で出題

されるとこんな感じなります。

 

問1:このことに関する説明として、次の①~④のうちから最も適当なものを1つ選べ。

① インスリンが分泌されると血糖値が低下し、それがすい臓に受容されてグルカゴンの分泌

が増加する。

② インスリンが分泌されると血糖値が低下し、それが脳下垂体に受容されてアドレナリンの

分泌が増加する。

③ インスリンが分泌されると血糖値が低下し、それが間脳視床下部に受容されてさらに

インスリンの分泌が増加する。

④ インスリンが分泌されると肝臓・筋肉内のグリコーゲンの貯蔵量が減少する。

一方、この部分が国公立二次・私大で出題されるとこんな感じになります。

問2  この事実から、糖尿病の原因について、考えられることを2つ書け。

問3  インスリンだけではなく、ホルモンはすべて細胞に存在する受容体に結合する

          ことでその細胞に作用する。このことから、ホルモンと形が類似した物質が体外

         から侵入してきた場合、どのようなことが起こると考えられるか。

さて、センター試験と国公立二次・私大の間の違いがわかったでしょうか?

センター試験(問1・答え①)では生物Ⅰの教科書に載っていることしか出題しないのです。つ

まり教科書をちゃんと読んでいればできるわけです。もちろん遺伝や実験考察問題は別ですよ。

一方の国公立二次・私大(問2・3)では、生物Ⅰ・Ⅱの教科書に載っていないことも聞かれる

わけです。

問2の解答:すい臓に異常があり、インスリンが分泌されない。受容体に異常があって

インスリンが存在しても血糖値が低下しない。

問3の解答:受容体に体外から侵入した物質が結合して、本来のホルモンが結合する

のを妨げたり、本来のホルモンと同じ作用を細胞に及ぼす。

どうでしたか?ちゃんと答えられましたか? 聞けば「ああ、そうか」ですよね。

つまり解答に”ひらめき(=勘)”が要求されるのです。たまたま知っていれば答えられる

でしょうけれど。では、”ひらめき力”をつけるにはどうすればよいのでしょう?

それは”知識”をつけることです。無からひらめきは生じないのです。

だから知識をつけなくちゃあいけないのです。

では、どんな知識をつければ”ひらめき力”がつくのでしょう。

そのためにこの講座を作っ

たのです。この講座では、知っておくと応用が利く(=ひらめき力がつく)知識をたくさん教え

ていきますからね。

ちなみに1・2学期では教えてないことがテンコ盛りですから楽しみにしていてくださいね♪

「難関大生物直前対策-今、やるべきこと-」を生講義で受講する場合の日程

大宮校:1月27日(日)・28日(月)

本部校:1月29日(火)・30日(水)

大宮も本部も5コマ目(17時30分~19時00分)・6コマ目(19時30分~21時00分)で

全4回講義です。

☆この講座は収録され、全国の代ゼミ・提携予備校で自由な日時・時間で受講可能です。

☆ 大堀の講座は代ゼミ生ではなくても受講OK!!

他の予備校、塾、現役生・高校生・浪人生などなどふるってご参加くださいね♪

★ 受講の受付などの詳しい内容は、下の代ゼミのHPをご覧くださいね。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/toki/index.html

生物Ⅱの復習を急ごう!!

 センター試験お疲れ様。

どうでした?

うまくいった人は浮かれていないで、そうでなかった人は

いつまでもくよくよしていないで、生物Ⅱの復習を始めよう。

学校で使っていた教科書を用いるのもいいし、授業で板書

を写したノートを用いるのもいいし、大堀が書いた参考書

「大堀に聞け! 理系生物達人への道」を使うとなおよろしい♪

生物Ⅱの範囲を効率よく復習できるように編集してあるぞ(^O^)/

 

センター試験生物Ⅰの心得

もうすぐセンター試験ですね。そこで今回はセンター試験に挑む際の心得を1つ書いてみようと

思います。

 

これは2006年の本試第5問の図1です。もうこの時期ですから「あっ、これ知っている」と

いう学生さんも多いでしょう。

さて

これを見たときどう思いましたか? 本番

でこの問題と出会ったら自分はどう感じて

いたでしょう?

「わあ、見たことがないグラフだ」→

「見かけの光合成速度とか光の強さとか温度

とか、特に蒸散速度なんてすごく複雑そう」

→「きっと難しい問題だ(>_<)」となるんじゃないでしょうか?

でもね

落ち着いて考えてみましょう。

まず一番厄介に見えるP/Tを考えてみよう。きちんと書いてみると・・・

見かけの光合成速度/(P)蒸散速度(T)

・・・という分数だね。

なので分母(T)が大きくなればP/Tは小さくなり、分子(P)が大きくなればP/Tは大きくなり

ますよね。

逆に

P/Tが大きくなったということは「Tが小さくなった」または「Pが大きくなった」という

ことだし、P/Tが小さくなったということは「Tが大きくなった」または「Pが小さくなった」

ということですよね。

では

P/Tが変化したのは「Tが変化したから」なのか、それとも「Pが変化したから」なのか?

だから

グラフ中にはTのグラフも載せてあるわけです。Tの変化がわかれば、P/Tが変化した理由

がわかるでしょ?

つまり

この問題は「見かけの光合成速度」とか「蒸散速度」とか生物学的なことを知らなくても、

小学校・中学校レベルの算数・数学ができれば解ける問題なのですよ。

センター試験は“うまい”の一言に尽きるなあと、毎年思うのです。一見難しそうに見せるのが

本当にうまい。

 

 

精神的な影響は侮れません。「これはきっと難しい問題だ」と思った瞬間にその問題は、実際には簡単だったとしても、本当に難しい問題に変わってしまうのです。だから逆に君たちは、知らない図・グラフの問題が出てもこのことを思い出してくださいね。ぜったいそんなに難しくはないのです。

今日は大雪でした(^_^;)

電車が止まってしまって、大堀は遅刻してしまいましたよ。

1時間前に着くように出たんですけどねえ、講義が始まって

1時間後に到着するとは・・・(>_<)

講義を受けるために待っていた学生さん、ごめんなさいね<(_ _)>

 

明日はきっと路面が凍結します。気を付けてきてくださいね。

生物学的思考回路【センター試験攻略編】では・・・

本日(2013年1月2日5コマ目)始まる大堀求の冬期講習会講座

「生物学的思考回路【センター試験攻略編】」では定規を使いますからね。

忘れずに持ってきましょう(^o^)