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合格体験記 浜松医科大学 医学部合格 Hさん 2015年

2015年 浜松医科大学合格 Hさん

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強ていなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

生物は暗記科目だと思い、リードαを何度も解いたり、ノートをひたすら覚えたりしていました。生物は7科目の中では得意な方でした。

 

 ② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

私と同じようにリードαやノートを使っていました。

リードα、いまだに人気()アイテムですね。実はこの大堀も使っていましたよ。今でも当時のを持っていたりして(^_^;) 

で、Hさん、暗記することも大切なのですが、それだけじゃあだめなことは大堀の講義を聞いてわかりましたよね。

 

 ③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

浜松医科大学医学部医学科です。

 

④なぜ代ゼミを選んだのですか?

英文法の体験授業を受けました。そのとき中高のときにはただ丸暗記していたところも、ちゃんと分かるように説明してくれて感動しました。

 そうそう、講師の代ゼミ!! これから受験生になる学生さんはぜひ体験講義に出てみてください。絶対に「わかりやすい、他と違う~♪」って思うから。

 

 ⑤なぜ大堀の生物を選んだのですか?

一回目の授業を受けたとき、楽しいと感じたからです。話は面白いし、先生がしゃべるだけの一方通行の講義ではなく、自分も授業に参加してるという実感も湧きました。それから新しい知識も理解して頭に入れることができたので、受講し続けることに決めました。

 

 ⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

最初は細胞の話でした。たいていの授業ならこの単元は細胞小器官の名称やはたらきを説明することに終始するのですが、大堀先生の講義はそうではありませんでした。核や小胞体ができた過程や細胞外消化の発達など、原核細胞から真核細胞がどのようにして進化したのかまで説明してくれました。他にも学校では聞いたことないような話がたくさん出てきて、とても興味深かったです。それから生徒に問いかけながらの授業スタイルも、退屈することはありませんでした。

そう、大堀の講義は大堀がしゃべる一方の講義ではありません。衛星放送の講義であっても、自分の目の前で受講している学生を指して、答えていただきます。それは学生にも考えて欲しいからです。空手の道場で、師範がやるのを見ているだけでは強くなりませんよね。習った技を組み手のときに実際に使ってみる、この繰り返しによって強くなっていくのと同じです。

 

 この時期の予習・復習はどうしていましたか?(時間配分、他の科目との兼ね合いなど)

予習は全くやっていませんでした。復習はノートを見返すレベルで、生物にかける時間はほとんど無かったと思います。

 そうそう、「英語と数学」を中心に勉強するんでしたね。英語と数学ができなければ受験の土俵にも上がれないのです。特に国公立の医学部であれば、英語・数学の偏差値が両方とも60以上出ていないのであれば、生物なんてやっている場合ではありません。

2.1学期編 

 そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

授業中にたくさん質問してくれて、自分が当てられていなくても心の中で答えることで小テストを受けている気分になりました。自分の足りない部分が分かるので、復習が効率的にできました。

 いいですね。講義に“参加”していますね。受け身にならず、能動的に大堀の講義を利用できています。その調子で頑張っていきましょう。

 この時期はどのように生物を勉強していましたか? 

主に講義の復習と、問題演習の予習復習です。講義の復習は、授業中に見つけた自分の穴を埋めることが中心でした。問題演習は難しくて、復習段階でも100%に近づけることなど出来ず、また、数学の予習復習にも追われていたので、正直手薄になっていたと思います。

 1・2学期の『ハイレベル生物問題演習』は、問題がとても難しかったですね。でも予習の段階で解けなくてもOK。大堀の講義を聞いたときに「ああ、そういうことか」って思えれば成績は上がっていきますよ。それと数学中心、それでOKです。この時期は生物の偏差値が40台でもまだ大丈夫。

 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

マーク模試も記述模試も偏差値は65くらいでした。

いい感じじゃないですか。でも英語と数学は?

 

3.夏期編 

 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう? その講座をどのように活用しましたか?

『大堀求の生物(呼吸・同化・神経・腎臓)をとりました。1学期の授業中に「同化や進化が苦手な人は受けた方がいいというのを聞いて、受講を決めました。2学期の講義で扱う私の苦手な範囲だったので、先取り学習の形になり、後が楽になったと思います。

 夏期講習講座「大堀求の生物(呼吸・同化・神経・腎臓)」・「大堀求の生物(植生・個体群・進化・系統分類)」は夏期に受講すれば2学期の予習になります。そして2学期の授業を受講すると、それが夏期講習講座の復習になるわけです。効率よく生物が学習できるように編集したのです。

 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

学期中に比べたら生物にかける時間も十分あったので、生物の範囲全部を一度復習しました。あとは夏期講習のテキストの復習をやりました。問題演習の復習は、やっぱり手薄だったと思います。

 夏の間に生物の全範囲をやっておく、これはいいですね。これによって2学期からの生物の学習がかなり効率よくなりますよ。そりゃあ生物だって問題演習はやった方がいい。でも、何度も言いますが、英語・数学が仕上がっていないのに生物に時間をかけてはいけません。

 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

 マーク模試は偏差値65、全総は偏差値71くらいでした。

偏差値、70を超えてきましたね。いい調子です。

4.2学期編  

 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

夏期で生物の範囲を一通り終わらせたので、予習がほぼいらずに楽でした。

 ほ~ら、やっぱり、ね(^_-)  生物は夏で決める!!のです。

 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

1学期の復習は模試の前とかしかやらなかった気がします。よくないと分かってはいても、2学期の内容で精一杯だったかも。

 いいえ、それでいいんです。夏の間に仕上げてあるから、あとで復習すればすぐに思い出せますよ。それと、模試の活用法がうまいですね。模試があれば「やらなくちゃ」となりますよね。それに模試の結果が悪いと、受験勉強のモチベーション下がりますもんね。

 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

2学期で夏期講座と同じ内容を扱うときに、夏期講座のテキストを予習代わりに復習しました。

 センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか?どのようなことをしましたか?

生物のセンターは自信があったので、この時期には何もしていません。

  この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。このころ感じた不安などはありましたか?

マーク模試も全総も偏差値70くらいでした。けれど、医学部模試となると問題が難しくて偏差値もあまり出ないので、医学部の生物に恐怖を感じていました。

 そうなんです。一般的な記述模試でA判定でも、医学部などのハイレベル学部の受験では、実際に合格できるとは限らないのです。“恐怖”に感じるの、わかりますね。それでも前を見て、進んでいくしかないのです。頑張れ!!

5.冬期編 

 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

『大堀求の生物重要・難解分野総整理』をとりました。2学期の終わりごろに大堀先生に相談して決めました。医学部の入試にも出やすい分野だったので、直前に集中的にその分野の勉強ができてよかったです。

 『大堀求の生物重要・難解分野総整理』は、ハイレベル大学・ハイレベル学部で出題されやすい分野を、テーマ別に問題・解説をおこなう講義です。毎年、この講義から類似の問題が出ていますよ。

 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

ノートをパラパラめくって、覚えてないところを復習するくらいだったと思います。

 すごくいい調子です。夏に生物を仕上げていると、こうなるわけです。その分苦手な科目に時間を割いていきましょう。

 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

全総は偏差値70くらいでした。

 センター試験の対策はどうしていましたか?

年明けに始めました。センターの過去問を出来るだけ速く解く練習をしました。

 ですね。いくらセンター生物に自信があっても、そろそろ“できるだけ速く解く練習”をはじめましょう。何しろ、国公立大学はセンター試験でコケるともうおしまいですからね。油断大敵です。

 

6.直前期編

 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

私立の受験でわからなかった部分を勉強しなおして、本命の国立までにできるだけ穴をなくすようにしました。

 私立大学の受験を模試代わりにしていますね。すごく効率がいいやり方ですヽ(^^)

 何大学の何学部を受験しましたか?

浜松医科大学の医学部医学科です。

 受験の前の日・当日にやったことは?

過去問で形式確認→直前講習でやった範囲の確認→よく寝る→お守り代わりにノートを見る

 そうそう、よく寝ることもとても大切。でも緊張でよく眠れなかったとしても大丈夫。何しろ君たちは若いんだから、1日・2日寝なくたって大丈夫(^_-)

7.その他

 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

高1のころからずっと志望校は変わっていませんでしが、最終的に出願を決定したのはセンター後です。

 スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

夏あたり、どんなに数学を勉強しても偏差値が上がらなくて苦しかったけれど、今年は絶対に受かりたいんだ!!という強い気持ちを持って勉強し続けました。 最後まで劇的に偏差値が伸びることは無かったけれど合格することができました。

 「絶対に○○するんだ!!」と強く思う、受験でなくても何かを成し遂げようとするときにはとても大切なことです。大堀も代ゼミの講師になるときの試験で「絶対代ゼミの講師になるぞ~!!」と強く思いましたよ(^o^)

  ストレス解消法などありましたか?

外に出たり、カラオケで少しだけ歌ったり、寝たりしました。

 カラオケ、たまにはとてもいいですね。大堀は筋トレやジョギングがストレス解消法ですが・・・(^_-)

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

それから後輩たちへの応援メッセージなど

 大学では、まだ最初なので「生命の誕生」あたりを勉強しています。自然発生説をめぐる実験のところは、大学の授業はあっけなく進んでいきましたが、私には大堀先生のノートがあるので助かりました。それと、大堀先生の講義で身に着いた“自分で考えるくせ”は、いろいろな場面で役に立っています。

私は苦手科目があって、それを克服しようと自分なりに努力をしたけれど模試の結果はあまりよくありませんでした。もっと時間を割かなきゃと思っても限度があり、不安に駆られることもありました。けれどそんなときでも、粛々と勉強し続けることが大切だと思います。進みたい道があるのなら、決して途中で歩みをとめたりせず、ただひたすらに前に進んでください。

 大堀のノートは「大学でとっても役に立つ」と教え子からよく聞きます。嬉しい限りです。そして「物理受験で生物を習わないで入学してきた他の友達に教えてあげている」という声もよく聞きますね\(^o^)/

ゴールが見えないと不安に駆られるものです。この道でいいんだろうか・・・と。でも成功する人というのは、そう思っても、自分を信じてその道を進んでいくものです。Hさんも、自分を信じた結果成功者になりました。合格、おめでとう!!

 

 

名古屋大学農学部合格 2015年 Sさん

2015年 名古屋大学農学部合格 Sさん

1.代ゼミ入学期編

 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

 生物は暗記する科目だと認識していました。生物が好きだったのもあって自己流で、授業で習ったことや参考書等の内容を暗記するような勉強が中心でした。さらに演習をしてその解き方を憶えていました。他の科目に比べて生物は得意科目でした。もっとも分野による得意・不得意はありました。

まずは自己流でもなんでもいいから「いろいろ暗記する」のは、実は大切なこと。でもこれだけじゃダメなのは後でわかったんだよね。

 まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

 学校の授業で使われていたプリントの穴埋めを赤シート等で隠して暗記していました。それから参考書・教科書を読むなどで憶えることが中心でした。

 この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

北海道大学・総合入試理系・生物重点選抜群です。

なぜ代ゼミを選んだのですか?

 “講師の代ゼミ”とも言われ、教え方がうまいということに期待が持てました。それから代ゼミには学校の同級生がほとんど来ておらず、知り合いのいない環境で受験勉強に集中しようと思いました。

「みんなが行くからその予備校に行く」・・・という学生がほとんどなのではないでしょうか。でも本当にそれでいいのでしょうか? Sさんはきちんとその部分も考えて予備校を選択したのですね。

なぜ大堀の生物を選んだのですか?

 映像講義ではいろいろな先生がいましたが、対面で授業を受けたいと思い、大堀先生を選びました。

 映像講義と対面講義はそれぞれ一長一短がありますね。映像講義なら自分の好きな日にち・時間に受講できるけれど、対面講義はそれができません。でも対面講義は、Sさんが次に書いていますが、“迫力”“緊張感”がありますよね。特に大堀は講義中に学生をあてて答えさせますからね。眠くなること・退屈することはまずないわけです(^_-)

 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

 予備校でも授業中に生徒をあてる先生がいるのか…と思いました。それに他の講師に比べて凄いエネルギッシュだな~と。高校で習った生物はおいといて、一から先生の授業で入れ直そうと思いました。

 エネルギッシュでした?(^^;) とにかく退屈する講義をやったらそれは「講師の負け」と思っていますからね。講義中に学生をあてるのは、やはり「緊張感を持ってもらいたいから」・「受け身なって欲しくないから」・「考えるクセを付けいてほしいから」・「退屈させたくないから」・「学生がどの程度の学力を持っているのか知りたいから」などなどです。でも「珍解答が出て楽しいから」・・・というのもありますね。みなさん本当に講義を楽しくしてくれましたね。

 この時期の予習・復習はどうしていましたか?(時間配分、他の科目との兼ね合いなど)

・予習:「ハイレベル生物」は、授業が始まる前の休憩時間に代ゼミのテキスト読みました。「トップレベル問題演習」は、大堀先生が「これを解いてきなさい」といった問題を解いてから講義に臨みました。

・復習:帰るときの移動時間を使って、次の授業までにノートを2回読み返しました。

・全体:勉強時間は、大堀先生が初回の授業時に言った通り英語・数学の予習復習・化学の復習にかけました。

そうそう、初回の講義でみなさんにいいましたね。「英語と数学ができなかったら受験の土俵にも上がれないんだよ」と。それを忠実に守ってくれたんですね。いい調子です。もちろん生物だって予習・復習・講義以外の問題演習などをやった方がいいに決まっています。でも、それをやっていいのは「英語と数学の偏差値が100万以上の人だ」と何度も言いましたね。

2.1学期編 

 そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

 生物という科目が分かりやすく整理されて頭に入ってくるのを感じました。授業は“ちゃんと復習したか?”“無教養!”のプレッシャーを感じながらの受講ではありましたが生物の“正しい理解”を感じていました。

 そうそう、「無教養っ!!」ってみなさん何度も大堀に言われましたね(^_^;)。でも1年間の講義でずいぶん教養がついたでしょ? 

生物という科目は、暗記することがとても重要。でもその知識に「正しい理解」が伴っていないと使えない。それから「得た知識と知識をつないで新しい知識を作り出す力を付ける」ことが重要。大堀の講義ではそれらを重点的にやっていきましたね。

 この時期はどのように生物を勉強していましたか? 

 代ゼミの授業以外には何もしていませんでした。

 それでいいんです。大堀の講義だけで十分。他のことをやる暇があったら英語と数学に時間をかけてください。

 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

 現役の頃とほとんど変わらずの成績で推移していました。(センター模試:八割程度記述模試:偏差値60前半程度)。

 この時期に生物がそれだけの成績だったら十分です。とにかく英語と数学の学力をみがきましょう。

3.夏期編 

 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう? その講座をどのように活用しましたか?

1学期の講義中に大堀先生が「大堀求の生物(呼吸・同化・神経・腎臓)「大堀求の生物(植生・個体群・進化・系統分類)を勧めていました。そのときこれら2つの講座では「二学期の内容を先にやる」ということを聞きました。先取りすることで二学期の生物に余裕が持てると思い、受講することに決めました。実際、これらの講座は二学期のレギュラー授業の予習になりました。

1・2学期の講義で「生物基礎」「生物」のすべてが揃うわけですが、入試でも頻出の「生態系」「進化・系統分類」が終了するのが12月の初めころ。これだと、問題演習するまもなくセンター試験を迎えることになってしまいます。そこで夏のうちに2学期の範囲を仕上げてしまい、2学期の講義は復習のつもりで受講するとうまくいきます。Sさんもその通りにやって勝利をものにしたわけですね。

 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

 一学期の復習はノートの読み直しや代ゼミのテキストの演習問題を解きました。二学期の範囲は夏期講習講座「大堀求の生物(呼吸・同化・神経・腎臓)「大堀求の生物(植生・個体群・進化・系統分類)を受講することで、予習になりました。

 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

  センター模試は8割程度、記述模試は偏差値60後半程度でした。

いい感じじゃないですか~。生物はもうこのまままっすぐに進めばいいですよ。あとは英語と数学を仕上げていきましょう。

4.2学期編  

 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

 2学期の授業は復習のような感じで受講していました。ほぼ生物の全範囲を学習し終えたため記述問題も書きやすくなりました。

「ほぼ生物の全範囲を学習し終えたため記述問題も書きやすくなった」とありますが、これこれ、これがいいんです。生物というのはどの分野もつながっていて、1つの問題の中にいろいろな分野にまたがった出題があるものです。でも生物の全体を終えているため、こういう問題にも積極的に取り組んでいけいるようになるわけです。

 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

 二学期の授業の予習復習は一学期とほぼ同様です。一学期の範囲の復習は模試のある直前にノートの読み返し程度をしていました。

模試の活用法がうまいですね。模試があれば「やらなくては」ってなりますよね。そして生物は「ノートの読み返し程度」でいいんです。何度も言いますが英語と数学を中心に勉強していきましょう。

 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

 2学期の授業で取り扱われる分野の予習用として夏期講座のテキストを活用しました。そしてその読み返しと2学期の授業が夏期講習講座の復習になりました。

そうそう、夏期講習講座「大堀求の生物(呼吸・同化・神経・腎臓)」・「大堀求の生物(植生・個体群・進化・系統分類)」は夏期に受講すれば2学期の予習になるし、2学期の授業がこれら夏期講習講座の復習になるわけです。効率よく生物が学習できるように編集したのです。

 センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか?どのようなことをしましたか?

二学期のレギュラー授業終了後(12月初めころ)、本試験・追試験の過去問をあるだけ全て解きました。センター試験直前まで、出来る限り過去問が解けるように時間・日にちの配分計画をたて、解答時間を一回40分以内と決めて解くようにしました。

いいですね~、40分。実際は60分あるわけですが、日ごろから40分で解くように練習しておけば、本番は余裕すら感じるのではないでしょうか? 

国公立大学はセンター試験でこける(・・・)ともうおしまい。なるべく早期に自分が受験する大学のセンター試験と2次試験の配点比率を確認しておきましょう。特にセンター試験の配点が高い大学ならばセンター試験で勝ち逃げするくらいの気持ちで対策を練りましょう。

 この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。このころ感じた不安などはありましたか?

センター模試は8割5分程度、記述模試は偏差値70前後でした。それでもセンター模試の点数が初めの頃とほとんど変わっていないことや、名大プレの点数が思うようにとれなくて化学よりも悪かったことなどに多少の不安を感じていました。

いえいえ、なかなかいい調子だと思いますよ。医学部などであればもう少し欲しいかな・・・というところですが、農学部であればかなり有望。ゴールが見えてきましたよ。

5.冬期編 

 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?

 冬期Ⅱ期「大堀求の生物重要・難解分野総整理」をとりました。2学期の講義中に大堀先生が勧めていたときの説明を聞いて受講したいと思いました。それから、センター試験の結果で名古屋大を受験することに決めたとき、受講することにしました。名古屋大学は、あまり発展しすぎたことは出題せず基礎を中心に出題してきます。それでも中には字数の多い記述・論述問題もあり、そういった問題の練習にもなると感じたため受講することにしました。それから試験当日見たことのない実験等の記述問題が出題された時の対策にもなると思いました。

そうですね。名古屋大学では、それほど難しい問題は出題されません。それでも「見たことのない実験・考察問題」は頻出です。それから論述も多いですね。そういった大学の対策にも「大堀求の生物重要・難解分野総整理」はうってつけです。

 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

 一学期・二学期のテキストに載っている演習問題の解き直しをしていました。

 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

センター模試・記述模試とも特に変化はありませんでした。

この時期はそろそろ現役生が伸び始めてくる時期です。したがって実際に成績が変化していない浪人生であれば、その偏差値は下がるはず。それが下がっていないということは、成績が伸びていることになります。

6.直前期編

 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

 記述対策はレギュラー授業のテキストの演習問題を解き直し、センター試験後は名古屋大の過去問を解きました。

この時期は過去問を時間通りに解いて、出題形式になれておくことが重要ですね。

 何大学の何学部を受験しましたか?

名古屋大学・農学部・生物環境科学科を受験しました。

 受験の前の日・当日にやったことは?

自分の授業ノートの読み直し・直前対策講義のテキスト見直しをしました。

新しいことに手を出さず、これまで習ったことを信じて突き進もう!!

 

7.その他

 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

志望を名古屋大学に決定したのは九月頃、受験校の最終決定はセンター試験の自己採点後です。

 スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

 スランプというほどのことは無かったように思います。

  ストレス解消法などありましたか?

 授業間の30分に代ゼミの周りをぶらついていました。それから大学でやりたいことを考えたりしました。

 

ストレス解消法は人それぞれ。でも「未来のことを考える」、これってすごくいいですね。将来のことを考えてワクワクしてくれば、それだけで受験勉強のモチベーションも上がるというものです♪

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

それから後輩たちへの応援メッセージなど

 大堀先生が講義中に言っていた“ひらめき力”がつきました。それからこれも大堀先生が講義中に言っていたことですが“正しく理解すること”の大切さもわかりました。このことは生物だけでなく、どの教科にも言えることだと思います(正しく理解すると細かいところまで暗記できるようになるのですが、そのせいで今のところ大学の生物の授業が退屈です)

 大堀先生が最初の講義で言っていたように「受験は英語と数学」でおおかた決まります。なのでまずはこれらを集中してやりましょう。そして夏期や冬期の講習会講座もできるだけ取るといいと思います。そして代ゼミのテキストには重要なことは全て入っています。ですからあまり多くのものに手を出さなず、テキスト中心でやっていくのがいいと思います。数学・英語もそうですが、自分の努力の成果は模試の結果にはすぐには表れないものです。それでも焦らずコツコツやっていくことが勝利へつながります。

 

Sさんはこの大堀の講義を本当に一生懸命受講していましたね。そしてすごくよくあてられて、そのたびにいろいろと罵声(!?)を浴びせられましたね()。でもへこまずによく頑張りました。毎年学生を見ていますが、Sさんのようにコツコツやっている学生はまず合格します。なのでSさんに関してはわりと安心してみていたんですよ。

本当に合格おめでとう♪