講習情報

夏期講習会案内 大堀求の「ハイレベル生物講義」 その1

「ハイレベル生物講義」のご案内です。今回はこの講座のレベル・どんな範囲を学習するか・講義形式を説明しますね。

あっ、ちなみに左の写真は「ハイレベル総合生物」ってなってますけど、今年度から名称が「ハイレベル生物講義」に変更になったのです。

レベル:”ハイレベル”というくらいですから、それなりの難易度の講座です。目標とする大学は国立なら名古屋大学・大阪大学・東北大学・北海道大学・九州大学・東京農工大学など全国の中堅以上の国立大学、私立なら早稲田大学・東京理科大学・慶応大学医学部、その他公立大学医学部・首都大学東京などです。ただし、めちゃくちゃ難しい問題は載せていません。「本番でこのくらいの問題をキチンと解答できれば合格圏に達する」というレベルの問題を演習するわけです。

夏期講習で扱う範囲:細胞分裂・生体膜・呼吸・光合成・生殖・発生などです。細胞分裂といっても「次の図を分裂の正しい順番に並べよ」とか「固定とは何か」などというセンター試験レベルの問題は扱いませんよ。「前期でみられる染色体の動きを100字以内で説明せよ」とか放射性チミジンを使って細胞周期各期の時間を求める問題などを扱うのです。生体膜だって浸透圧問題なんかは扱いませんよ。与えられたグラフから、その生体膜(細胞膜)の性質を探るような問題を扱いますからね。

講義形式:演習の講座です。ですから予習をしてきましょう。家で問題を解いてくるわけです。じっくり時間をかけて予習してくださいね。講義では、その問題を解くのに必要な知識、考え方、論述のポイントなどを解説していきます。

:さて、「この講座を受けようかなあ」と思ってくださったそこの君、ちょっと待ってくださいよ。目標とする大学のレベルが高いから”ハイレベル”の講座を受けなくてはならないのか?を考えてくださいね。まずは自分の現在のレベルを確認してください。偏差値が50代にも達していない学生がこの講座を受けても「何を言っているのかわかんな~い」と思っているうちにどんどん講義が進み、結局最後までわからないまま・・・なんてこともあるわけです。それは時間とお金の無駄ですね。この講座を受けることでさらに学力向上が望める学生は、記述模試などの偏差値が50代後半以上です。そういう学生を60代後半~70代にしてしまおうという講座ですからね。くれぐれも背伸びをし過ぎないようにしてくださいよ。

また偏差値が50代後半以上の学生がこの講座に出れば、成績が伸びること間違いなし。君が持っている生物学的知識が融合して、生物学的な思考回路が構築されることでしょう。毎時間、「ああ、こういうふうに考えればいいんだ~!!」という発見がたくさんあるでしょう。楽しみにしていてくださいね♪

なお、代ゼミの学生でなくてもぜひ受講してくださいね。他の塾・予備校の現役生・高校生・浪人生などなど大歓迎です。大堀の講義の”すばらしさ”をぜひ伝えたいと思っています。

今回はここまでにしておきます。「その2」ではこの講座の特徴などを説明しますね。

夏期講習会案内 大堀求の講座・・・日程と時間割

こんにちは。大学受験生のみんさん、勉強ははかどっていますか?

 今までこのHPでは、夏期講習会の日程が2009年度のものになっていたので、新しく2010年度のものに更新しました。以下にも2010年度夏期講習会の日程・時間割を書いておきますが、全体的な日程・時間割は「講習情報」のコーナーを見てくださいね。なお、大堀求の講座はすべて代ゼミのフレックス、全国の提携サテライン予備校・塾などでも受講することができます。

大堀求の講座には次のようなもの(1~6)があります。なお、★マークが付いている講座は、生講義を行うとともに、サテライン講座として全国に放映されます。

 

1.生物学的思考回路【遺伝編】:その名の通り遺伝の講座です。遺伝現象を説明するとともに、問題を解いていきますよ。基礎からsセンター・私大・国立大学まで幅広く対応しています。「遺伝が苦手だ~」という人、夏のうちに遺伝を得点源にしてしまいましょう。詳しい内容はこのHPの「コラム・お知らせ」に数回にわたって載せてありますよ。

       場所              日程             時間         

      本部校★          7月12日~7月16日    17時30分~19時 

      名古屋校          7月19日~7月23日      15時30分~17時

      大宮校             7月26日~7月30日      13時30分~15時       

        本部校             8月9日~8月13日       13時30分~15時

             

2.生物学的思考回路【2学期先取り編】:要するに生物Ⅱのややこしいところをやっつけてしまう講座です。遺伝子・呼吸・光合成・化学合成・窒素同化・腎臓の計算問題・神経の電位グラフ・生態系・免疫・進化・系統分類などを説明すると共に、問題演習を行う講座です。対象となる学生は、記述模試の偏差値が40代の後半から50代前半くらい。【2学期先取り編】と書いてありますが、代ゼミ生だけでなく、他の予備校・塾・現役生・高校生でも受講OKですよ。特に生態系・系統分類は、現役生は見逃せませんよ~!! なにしろ、学校で習っていると、ここを履修するのは大学受験本番間際ですからね。夏のうちにこれらの単元を終わらせてしまいましょう。詳しい内容はこのHPの「コラム・お知らせ」のコーナーに数回にわたって載せてありますよ。

       場所               日程             時間         

      本部校★         7月12日~7月16日    19時20分~20時50分

      名古屋校         7月19日~7月23日    13時30分~15時

      本部校          8月9日~8月13日     15時30分~17時

 

 3.ハイレベル生物講義:その名の通りハイレベルな内容。国立大学なら東北大・北海道大・大阪大学・名古屋大学・その他公立大医学部、そして私大なら慶応大学医学部・東京理科大学・早稲田大学などを目指します。問題もそれなりのレベルのものを載せた演習の講座です。ただし、めちゃくちゃ難しい問題は載せていません。「これらの大学なら標準的なもの」にしてあります。扱う範囲は細胞分裂・生体膜・代謝・生殖・発生です。内容は知識問題・論述・実験考察・グラフ・表の読み取りなど広範囲に及びます。また、頻出する論述問題には〈論述のポイント〉をつけ、論述対策もできるようにしてあります。もっと詳しい内容は、今後「コラム・お知らせ」のコーナーで説明していく予定です。なお、演習の講座ですから、問題を家で解いてきましょう。講義ではそれらの問題を解説していきます。記述模試などの偏差値が50代後半~60代前半くらいの学生が対象で、60代後半から70代を目指しましょう。 

       場所              日程             時間

      大宮校          7月26日~7月30日    17時30分~19時

      本部校★         8月2日~8月6日      15時30分~17時

 

 4.センター生物Ⅰ:センター試験で高得点を狙う講座です。また、センター試験を受けるわけではないが、生物Ⅰのみしか必要でないという学生も受講OK。範囲は生物Ⅰの範囲全部で、知識問題・実験考察問題・遺伝の応用などを扱います。演習の講座ですから家で問題を解いてきましょう。そして講義では「この問題を解くにはこういう知識が必要だ・こういうふうにすると速く解ける」などを解説していきます。もっと詳しい内容は、今後「コラム・お知らせ」のコーナーで説明していく予定です。

       場所              日程             時間

      本部校★           7月12日~7月16日    15時30分~17時 

      名古屋校         7月19日~7月23日    17時30分~19時

      大宮校          7月26日~7月30日    15時30分~17時  

 

5.高1・2生物:まだ高1・2の現役生対象の講座。生物を学校で全然習っていない高校生でも大丈夫。それほど基礎から説明していいくということです。講義は生命現象の解説中心(細胞・顕微鏡操作・浸透圧・細胞分裂・組織・生殖・発生)。そして少し問題を解きましょう。「大学受験で生物を使うつもりなんだけれど、生物ってどんなものか?」という学生、「高1で習ったけれど、どんなことをやったか忘れてしまった」という高校2年生などなど、ぜひぜひ受講してください。大堀の生物講義の”凄さ”を実感できるでしょう。なお、1学期の「ハイレベル高2生物」を受講していた学生は、次の「6.ハイレベル高2生物」を受けましょう。もっと詳しい内容は、今後「コラム・お知らせ」のコーナーで説明していく予定です。

       場所             日程             時間

      本部校★         8月9日~8月13日    17時30分~19時

6.高2ハイレベル生物:ある程度生物を習った高1・2生が対象。最初に生命現象の解説(復習:細胞・顕微鏡操作・浸透圧・細胞分裂・組織・生殖・発生)。をサッとやって問題演習に取り組みます。「大学受験ではどのような問題を解くのか?」「どんなところで差がつくのか」などを体感してもらいますよ。もっと詳しい内容は、今後「コラム・お知らせ」のコーナーで説明していく予定です。

       場所             日程             時間

      本部校★         8月2日~8月6日     17時30分~19時 

 

夏期講習会案内 大堀求の「生物学的思考回路【遺伝編】」その3

今回は第3章以降の紹介です。んが、ちょっとその前に、学生から次のような質問がありました。

「私はセンター試験でしか生物を使わないのですが、そのような学生にとってはこの講座はレベルが高すぎますか?」

とんでもありませんよ。センター試験でしか使わない学生でもOK!! 

最近のセンター試験では遺伝がずいぶん簡単になっています。が、いつ難しくなるかわかりませんよ。センター試験って、何年かごとにいきなり難しくなる年があります。まんべんなく難しくなることもあれば、特定の単元が難しくなることもあります。当然、遺伝が難しくなることもありますよ。文系であっても一橋大学などを受けようという学生は生物、ぜったい落とせませんよね。万全を期すためにも受けておいて損は全くありません。

それから他の塾・予備校に通っている浪人生・高校生でも大丈夫。ぜったい遺伝が得意になりますよ。

それでは、第3章以降の内容を紹介しますね。

第3章:相互作用をやります。たとえばスイートピーの花の色には紫と白があって・・・9:7になるという「補足遺伝子」とか、カイコのマユの色には白と黄色があって・・・13:3になるという「抑制遺伝子」の話ですね。その他「条件遺伝子」や「同義遺伝子」など、入試に出やすい順番に説明していきます。

第4章:いろいろな遺伝現象を説明していきますよ。「不完全優性」・「貝の右巻き左巻き」・「胚乳の遺伝現象」・「種皮・さやの遺伝現象」、「ABO式血液型」そして「伴性遺伝」。第3・4章ともに解説と演習から構成されています。

どれも今の君たちにとっては「難しい~」かもしれませんが、大堀の第1・2章の講義を聞いていれば何ということはありません。安心してついてきてね。

 第5章:最終回です。難しい問題を3題用意しています。今までの総集編です。難しくて涙がこぼれちゃうかも。なので予習の段階で解けないかもしれない。でも、それでもいいんです。大堀の解説を聞いてみてください。4日前の自分とは違う、力の付いた自分を感じることができるはずですよ。4日前の君たちだったら解説を聞いても何を言っているのかチンプンカンプンだったはず。でも「ああ、なるほど、遺伝の難しい問題って、結局は基本が組み合わさっているだけなんだあ」って実感しますよ。楽しみにしていてね♪

今回の紹介はここまでにしておきます。次回はこの【遺伝編】の一番の特徴を説明しますね(^o^)

夏期講習会案内 大堀求の「生物学的思考回路【2学期先取り編】」その2

今回は「2学期先取り編」の内容をもっと詳しく説明していきますよ(写真は「実験考察・達人への道」ってなっているけれど、今年度から名称を「2学期先取り編」に変更しました。その方が講座の内容を的確に表現していますからね)。

全体像:前回にも説明しましたが、内容は代ゼミの1学期のややこしいところ(呼吸・光合成・化学合成・窒素同化・遺伝子など)と2学期のややこしいところ(腎臓の計算問題・神経の電位のグラフ・生態系・系統分類など)で、解説と問題演習をおこないます。腎臓以外は生物Ⅱの範囲です。

こんな学生向き:「生物Ⅱを今年から始めた」、「生物が苦手だ」という学生向けですね。数字で表すと、記述模試の偏差値がいっつも60に達さない(偏差値40代~50代)という学生向けです。代ゼミ以外の塾・予備校生・現役生でもOKOK大歓迎♪

内容(第1講目)遺伝子をやりましょう。DNA・RNAです。いわゆるメンデル遺伝(AA、Aa、aa)ではありませんよ。まず典型的な計算問題をやりましょう。「DNAの長さとかDNA内にはいくつの遺伝子が存在するか」を計算するのです。この問題の解説を通して、DNAの構造などを復習しましょう。次にこれまた典型的な「タンパク質の合成」に関する問題を解きます。転写・翻訳など遺伝子が「どのようにタンパク質を設計しているのか」を復習しましょう。そして「遺伝子突然変異」の問題を解きます。点突然変異(塩基置換・付加・欠失)を復習しましょう。これで遺伝子の典型的な問題は解き終わりますよ。

内容(第2講目):代謝(酵素・呼吸・光合成・化学合成・窒素同化)をやりましょう。特に化学合成窒素同化を中心にやりますよ。その他をやらないというわけじゃないですが、呼吸とか光合成ってなんだかんだ言いながら、頻出分野なので勉強している学生が多いんです。その一方で化学合成と窒素同化は、これもまた頻出分野なのにも関わらずやらない学生が多い。なんでかというと「わけがわからない」から。大堀も学生のとき、この分野、「わけがわからない」でしたよ。ややこしくって何言っているのかわかりませんでした。自分で学習しようとしてもする気にならない。というわけで、化学合成と窒素同化を中心にやります。でも呼吸・光合成もこと細かく解説を付けたからバッチリだよ。さて講義では、まず酵素の実験考察問題を解きましょう。次にこの分野特有の「化学反応式」の問題。「この化学反応式はなんという反応のものですか?」みたいな。さすがに次の式はわかりますよね?

      6CO+12HO→C12+6O+6H

 そうですね。光合成の式ですね。じゃあ、これは?

      4FeCO+O+6HO→4Fe(OH)+4CO

え? こんな式見たこともないって? それが正解。だって教科書・参考書にはこの式、めったに載っていませんからね。でも出題されているわけです。本番でこういう見たことのない式と出会ったらどうします? 大堀の講義に出れば、いちいち暗記していなくても「ああ~、あれね!」ってわかるようになりますよ♪ いいですか、暗記していなくてもわかるってところが大事なんですよ。 楽しみにしていてくださいね。

 次に典型的な光合成のグラフ・計算問題を解きましょう。そして最後は窒素同化・窒素固定のグラフ問題。この問題を通して窒素同化・窒素固定の復習をしましょう。「初めてだ」っていう大学受験生にもわかるように丁寧に説明していくからね。

内容(第3講目以降):第3講は腎臓の計算問題(原尿量を求めたり水の再吸収率を求めたり)、神経の電位のグラフ問題をやりましょう。第4講はホルモンと免疫、第5講は生態系と進化・系統分類をやりますよ。高校生のみなさん、特にこの辺は生物Ⅱの教科書では後半に載っていて、高校の授業では受験間際に習うなんていうことにもなりかねない分野ですよ。夏のうちにマスターしておきましょうね。

今回はここまでにしておきます。次回は第3講目以降の内容を詳しく説明していきますね。

夏期講習会案内 大堀求の「生物学的思考回路【遺伝編】」その2

夏期講習会「生物学的思考回路【遺伝編】」の案内の2回目です。今回は第1章と第2章について詳しく説明していきますよ。

第1章:ここでは高校生が遺伝でもっともつまずくところである「独立・連鎖」を説明します。

前回でも説明しましたが、最初に多くの高校生は記号で遺伝を習います。

 AaBb×AaBb → 

 〔AB〕:〔Ab〕:〔aB〕:〔ab〕=9:3:3:1

という感じに。最初のうちはこれでいいんですけどね。で、これに慣れたころに、「応用=難しいこと」としていきなり連鎖が出てきます。

すると、AaBb×AaBb→〔AB〕:〔Ab〕:〔aB〕:〔ab〕が9:3:3:1にならず、3:0:0:1や2:1:1:0、さらには64:9:9:16になることもある。記号だけを見ていたら「どれもAaBb×AaBb→〔AB〕:〔Ab〕:〔aB〕:〔ab〕で同じなのに、なんで答えが違ってくるの????」。パニックになって当然です。そこで第1章で「独立と連鎖」を教えてしまいす。連鎖は応用でもなんでもなく、基本中の基本です。

第2章では「組み換え」を教えます。

多くの高校生は、前述した「独立と連鎖」でつまずきます。頭が「???」となっているところに待ち構えているのが「組み換え」です。これでとどめを刺され「遺伝は難しい」、あげくには「生物を受験に使うのをやめよう」となってしまうのです。でもね、組み換えはちっとも難しくないんです。ではなぜ組み換えがわからないのか? それは減数分裂がわかっていないからなのです。では何で減数分裂がわからないのか? それは間期での染色体の動きがわかっていないからです。さらに染色体と遺伝子(A、a)が頭の中でつながっていないからなのです。だから大堀は第2章でちゃんと減数分裂も教えます。大丈夫、大堀の説明を聞けば「あれ、組み換えってこんなに簡単なことなの?」って驚くことでしょう。

遺伝でもっとも重要なのがこの第1章「独立・連鎖」と第2章「組み換え」なのです。あとの遺伝現象はこれらをもとにして考えていくのです。

遺伝が苦手な学生諸君、絶対にできるようになるから楽しみにしていてね(^o^)

 ところで「ふだん、大堀の講義を聞いていないとついていけないのでは?」という質問があるのですが、いいえ、そんな心配はありませんよ。講義では遺伝を理解するのに必要なことはすべて説明しますから、安心して受講してください。したがって他の塾・予備校に通っている高校生・浪人生でも問題なしです。

 それからレベルなのですが、基本から説明していきます。なので「偏差値が30・40代だ~」なんて学生でも大丈夫!!

今回はこのくらいにしておきますね。次回は第3章以降ではどんなことをするのかを説明していきますよ♪

夏期講習会案内 大堀求の「生物学的思考回路【2学期先取り編】」

 今回は大堀のオリジナル講座「生物学的思考回路【2学期先取り編】」を紹介します。

「えっ? 実験考察達人への道って書いてあるけど・・・」って? そうそう、左の写真は昨年のテキストで、内容をより的確に示すために「2学期先取り編」に名前を変えたのです。

この講座で扱う範囲は代ゼミの1学期のややこしいところ(呼吸・光合成・化学合成・窒素同化・遺伝子など)と2学期のややこしいところ(腎臓の計算問題・神経の電位のグラフ・生態系・系統分類など)で、解説と問題演習をおこないます。大学受験の科目に生物Ⅱが必要な学生には特にはずせない分野です。

「2学期先取りということは、代ゼミの学生のためのもの?」

いえいえ、他の塾・予備校にかよっている学生でも参加OKだし、現役生も大歓迎ですよ。生物Ⅱを夏のうちに仕上げておきたい高校生にもお勧め。もちろん代ゼミの学生にもぜひ受講してほしいです。

講座のレベルとしては「生物Ⅱを今年から始めた」、「生物が苦手だ」という学生向けですね。数字で表すと、記述模試の偏差値がいっつも60に達さない(偏差値40代~50代)という学生向けです。

今回の紹介はこのくらいにしておきますね。のちのちどんな問題を解くのかなんかをもっと詳しく解説していきます(^o^)

夏期講習会案内  大堀求の「生物学的思考回路【遺伝編】」

 こんにちは。今回は大堀のオリジナル講座「生物学的思考回路【遺伝編】」を紹介します。

 受験生の間では、なぜか遺伝は「難しい」ものとされています。なぜでしょう? 

あたりまえなのですが、「わからないから」でしょうねえ。

ではなぜわからないのでしょう? 大堀は次のように考えます。

多くの参考書などはまず遺伝を記号遊びみたいに教えます。こんな感じに・・・

   Aa×Aa→AA:Aa:aa=1:2:1

そうして散々学生の頭に「遺伝は記号遊びだ~」って刷り込んでおいて、その遊びに慣れたところでいきなり「実はこれらは染色体上にあって・・だから連鎖が・・・だから組み換えが」ってくる。学生はたまったものではありません。頭の中は「?????・・・」、パニックです。

たしかにこういうふうに教えたくなる気持ち、わかります。メンデルが遺伝の法則を発見したころは染色体なんてものは知られていませんでした。で、そのあと染色体が発見されて減数分裂がわかってきて、連鎖や組み換えなどもわかってきた。つまり生物学の歴史に沿って教えていこうというやり方ですね。大堀も分野によっては解明された歴史に沿って講義しています。でも歴史の順で教えた方がいい場合とそうでない場合があります。遺伝を学生にわかってもうためにはどっちがいいか? もちろん後者です。

だから大堀の講義ではまず染色体の動きから説明して行きます。そして最初の方で独立と連鎖と組み換えを教えてしまう。そうした方が絶対学生が理解しやすいのを大堀は知っていますから(^o^)

今回の紹介はこのくらいにしておきますね。次回は他の講座も含めて内容をもっと詳しく説明していきま~す♪