生物受験生

2012年 夏期講習会 生物 「生物学的思考回路【独学が難しい分野】」(その1)

みなさんこんにちは。英語と数学の進み具合はどうですか? そう、今は英語と数学に全力を注いでくださいね。でも、夏はさすがに生物をやらないと、間に合わなくなりますよ。今回は大堀のオリジナル講座「生物学的思考回路【独学が難しい分野】」の案内です。そのカリキュラムは・・・

   第1章 酵素:特に生物Ⅱの分野(競争阻害・アロステリック効果など)

   第2章 呼吸:嫌気呼吸(アルコール発酵・乳酸発酵)・好気呼吸

   第3章 同化:光合成・化学合成・窒素同化・窒素固定

   第4章 生態:成長曲線・生存曲線・相互作用・標識再捕法・

                            生態系のエネルギーの移動・C4植物

   第5章 進化・系統分類:5界説・動物の系統分類・植物の系統分類

☆ これらの分野を「正しく理解」してもらうべく解説をおこない、そのあとで代表的な

例題を演習します。

☆ 対象とする学生さん:受験に生物Ⅱを使う学生さん。生物が苦手だ、または生物Ⅱを

初めて習うという学生さん。代ゼミ以外の学生さんも大歓迎♪

 

カリキュラムをご覧になってわかると思いますが、題名のとおり、自分で勉強するのが嫌になる単元ばっかりですよね。例えば次の図・・・

・・・これは、生物Ⅱを勉強した学生さんはおわかりですね? 呼吸の経路を示した図ですが、これをどう勉強するのでしょう? 覚えるのでしょうか? そう覚えるのです。でもどこまで覚えたらいいかわかりますか? 果糖二リン酸とかそんなところまで暗記するのでしょうか? クエン酸とかケトグルタル酸とかすべて覚えるのでしょうか? それから意味がわかって暗記していますか? 活性酢酸の「活性」ってどういう意味ですか?  「酸素がなくなると電子伝達系とクエン酸回路が停止するが、解糖系は停止しない」ってどうしてですか? 説明できますか? いや、そもそも呼吸って何ですか? 説明できますか? 意味がわからないことを暗記するのは苦痛ではありませんか?

昨年これらの疑問を抱えたままとにかく暗記した学生さんたち、辛かったですよね。その苦痛をがんばって乗り越えて、そしてその結果はどうでしたか? 生物の成績は上がりましたか? 上がりませんでしたよね? つまり勉強の方法が間違っているのです。やはり「意味がわからないとダメ」ということです。ではどうしたらいいのでしょうか?

だからこの講座を作ったのです。講義を受ければ意味がわかります。「ああ。呼吸ってこういうことだったのか」って、すごくすっきりしますよ。すると面白いようにさっきの図が頭に入ってきます。どこまで暗記すればいいのかもわかります。成績も伸びていきます。

実は代ゼミのスタンダード生物Ⅰ・Ⅱやハイレベル生物Ⅰ・Ⅱの2学期でもこの単元は扱うのですが、夏期にこの分野を正しく理解してしまった学生さんとの差は2学期に大きなものとなって現れてきます。夏期のうちにやっておけば、問題集などで練習を積むことができます。そして2学期のこれらの単元は復習として聞くことができます。2学期になって初めてこれら生物Ⅱの分野を習うとどうでしょう? 2学期も1学期と同様英語と数学で手いっぱいなはずです。いつ問題練習をするのでしょう? あっという間にセンター直前です。そうなったらもうセンター対策に必死にならなければなりません。いつ復習をするのでしょう? センターが終わった後しかありませんよね。でももうその時期は大学別の対策を始める時期です。ちょっと遅くありませんか? 生物が苦手な学生さん、生物Ⅱを初めて習う学生さんはぜひ受講してくださいね。

 

☆ 大堀の講義は代ゼミの学生さんはもちろん、他の塾・予備校に通っている現役生・浪人生も大歓迎。ふるって参加してね。

☆ 受講の受付などは夏期の代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/index.html

 

2012年 夏期講習会 生物 「生物学的思考回路【遺伝編】」(その3)

みんさん、勉強の進み具合はどうですか?

今回は夏期講習会「生物学的思考回路【遺伝編】」の内容をもう少し詳しく説明しますよ。

 

まずはいきなり一番最後の第5章をのぞいてみると・・・・む、難しい。こんな難しい問題、

解けるようになるんでしょうか? もちろんです。解けるようにするためにこの講座を作っ

たのです。この大堀が教えれば絶対に解けるようになりますからご安心を

 

第1章 多くの学生はここでコケる

● まずは語句の説明から始めます。対立遺伝子と対立形質とかもちゃんと説明しますよ。

遺伝子型って何? 表現型って何? 純系・雑種ってなんですか? すべて説明します。

● Aa × Aa → F1 AA : Aa : aa =1 : 2 : 1

さて、このF1の自家受精で生じるF2はどうやって求めるんですか?

えっ? わからないって? それは「自家受精」という語句を正しく理解してないからですよ。

ほ~ら、語句を正しく理解していないと、痛い目にあいますよ~。

語句をおろそかにしていると、センター試験の選択肢が「何を言っているのかわからん」

となるんですよ~。

● そしてこの章のメインである独立と連鎖。多くの学生がここでコケます。もっとも大堀の

説明を受けた人はコケませんが。

第2章 組換えなんか何でもない!!

なんか組み換えって、学校の教科書とかでは遺伝の最後の方に載っていて、

いかにも「これまでの応用だぞ、難しいぞ」って言っているみたいなんだけれど、

教える人がちゃんと教えれば応用でもなんでもなく、遺伝現象を考えるときの基本中の

基本なんですよ。もし「組み換えがわかんない」っていう学生さんがいたら、それはただ

”減数分裂”をわかっていないだけ。大堀はこの減数分裂からちゃんと組み換えを教え

るのでご安心を♪

● 第1章・第2章が最も重要な部分で、あとの第3・4・5・章はこの第1・2章を使って

考えていくことになります。

第3章 相互作用

連鎖・組み換えに次いで出題率が高いのがこの相互作用。特に補足遺伝子と

抑制遺伝子は教科書にも載っているのでセンター試験での出題率が高いのです。

でも第1章・第2章をクリアーしてきた人ならどうということはありません。問題の演習を

積んでいきましょう。

第4章 いろいろな遺伝現象

不完全優性・致死遺伝子・複対立遺伝子・胚乳(3n)の遺伝現象・伴性遺伝など、

これらも第1・2章をクリアーしてきた人なら何でもありません。

第5章 難しい・・・でももう4日前の君らとは違うはずだ

さあ、仕上げの章です。一番最初に書いたとおり難しい問題が載っています。

4日前の君たちはこの章の問題を見て「?? 全然わかんな~い」って思っていました。

さあ、改めてこの章の問題を見てみましょう。ほ~ら、「ああ、これかあ」ってなっていませんか?

そう、この大堀の講座を第4章まで受けていれば何ということはない。

「あれ? 遺伝てこんなもんだったっけ?」となっていること間違いなし。

 

☆ 大堀の講座は代ゼミ生はもちろん、他の塾・予備校に通っている現役生・高校生・

予備校生など参加大歓迎。ふるって受講してね♡

☆ 受講の受付などは夏期の代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/index.html

 

2012年 夏期講習会 生物 「生物学的思考回路【遺伝編】」(その2)

今回は「自分は遺伝ができるのか? それともできないのか?」を調べてみましょう。

次の表はある国立大学の二次試験の問題に載っていた表です。

 

     遺伝子Cに関する表現型     症状     個体数

F1           c2              陰性       8

 

F2           c2               陰性         97

            c2               陽性       11

            c1              陰性      11

            c1            陽性      25

 

さて、これを見て何が見えますか? 「遺伝子Cって何の遺伝子?」とか「症状が

陽性とか陰性って何のこと?」なんて思ってしまった君、遺伝ができていない人です。

 

できる人はそんなところは見ませんよ。数字だけです。

「ああ、F1の自家受精で生じたF2の比が97:11:11:25ね。F1では遺伝子の

大文字どうし・小文字どうしが連鎖していて、さらに組み換えがあって、配偶子の

比が多分5:1:1:5ね」って思います。

 

「えっ? 問題文も書いていないのに何でわかるの?」って思いました?

そう、だって遺伝ができる人はイチイチ問題文なんか読まなくても、文章中の数字を

見ればだいたいどんな問題かをつかんでしまいます。問題文を読むのはそのあと。

 

「どうせできないよ」って腐らない腐らない。

大堀の「生物学的思考回路【遺伝編】」に出れば、君らも「ああ、これね」って絶対に

見抜けるようになりますよ♪ 大堀に任せておきなさい!!

また「センター試験でしか使わない」っていう学生さんもいると思いますが、そういう人にも

是非お勧めしますよ。遺伝に費やす時間が大幅に短縮でき、他の実験考察問題に時間を

かけられるようになりますからね。

 

☆大堀の講座は代ゼミ生はもちろん他の塾・予備校に通っている現役生・高校生・浪人生

でも参加OK。奮って参加してね♡

☆ 受講の受付などは夏期の代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/index.html

2012年 夏期講習会 生物 「生物学的思考回路【遺伝編】」(その1)

今回は夏期講習会大堀オリジナル講座「生物学的思考回路【遺伝編】」の案内です。

生物学の中では、なぜか遺伝は「難しい」ものとされています。なぜでしょう? あたりまえと言え

ばあたりまえなのですが「わからないから」でしょうねえ。

ではなぜわからないのでしょう? 大堀は次のように考えます。

多くの参考書などはまず遺伝を”記号遊び”みたいに教えます。こんな感じに・・・

Aa×Aa→AA:Aa:aa=1:2:1

そうして散々学生の頭に「遺伝は記号遊びだ~」って刷り込んでおいて、その遊びに慣れたところ

でいきなり「実はこれらは染色体上にあって・・だから連鎖が・・・だから組み換えが」ってくるので

す。学生はたまったものではありません。頭の中は「?????・・・」、パニックです。

たしかにこういうふうに教えたくなる気持ち、わかります。メンデルが遺伝の法則を発見したころは

染色体なんてものは知られていませんでした。で、そのあと染色体が発見されて減数分裂が

わかってきて、連鎖や組み換えなどもわかってきたのです。つまり生物学の歴史に沿って教えて

いこうというやり方ですね。大堀も分野によっては解明された歴史に沿って講義しています。

でも歴史の順で教えた方がいい場合とそうでない場合があります。遺伝を学生にわかってもうため

にはどっちがいいか? もちろん後者です。

だから大堀の講義ではまず染色体の動きから説明して行きます。

そして最初の方で独立と連鎖と組み換えを教えてしまいます。

そうした方が絶対学生が理解しやすいのを大堀は知っている

からです(^o^)v

今回の紹介はこのくらいにしておきますね。次回は他の講座も含めて内容をもっと詳しく説明して

いきま~す♪

☆ 遺伝の講座は、生物学的思考回路【生物Ⅰ・Ⅱ】を受講している学生さんは是非受けましょう。

☆ センター生物Ⅰを受講している学生さんにもお勧めです。

☆ 大堀求の講座は代ゼミ生以外も大歓迎。

他の予備校・塾に通っている学生さん、現役生、浪人生だれでもふるって参加してくださいね

☆ 受講受付などの詳しい方法は下記の代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/index.html

2012年 合格体験記 東京農工大学 応用生物学科合格(女子)

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

→生物は得意科目でした。普段は教科書をベースに、学校で配られた教材や先生に勧められた市販の問題集を解いていました。

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

→私とだいたい同じやり方で、学校の教材や市販の問題集を解いていたと思います。ただ、内容が複雑になってくるとむやみに暗記してしまっている人もいました。

 

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

→東京農工大学農学部応用生物科学科です。

 

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

→高校で代ゼミの先生方の講演会が開かれたり、サテラインが受けられたりしていて元々代ゼミに親近感があったからです。校舎がきれいなことも決め手になりました。

 

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

→代ゼミのホームページの講師紹介欄を見て、とにかく頼れそうな感じがしたので(笑)

「自分勝手に勉強しないでおれの言った通りにやり、おれの言ったことだけをすれば成績は必ず伸びる」「生物はこのおれにまかせておけ」というのを読みながら、直感的に、あ、この先生についていけば間違いないな!と思いました。

 

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

→とてもエネルギッシュで爽やかな先生だなと思いました。正直、初回講義前は怖そうな先生だったらどうしよう、とか授業スタイルが独特すぎて自分に合わなかったらどうしよう、といった不安はありましたが、全然そんなことはありませんでした。90分があっという間に感じられるテンポの良い授業で、やはりこの先生の講座を選んで正解だったと思いました。

 

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?

→生物は得意だったこともあり、ほとんどしていませんでした。大堀先生が普段は英語と数学を重点的にやるように、とおっしゃっていたのをいいことに、とにかく苦手な数学に時間を割いていました。

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

→以前は無理に覚えようとしていた部分も、大堀先生の説明だとその分野の全体像や流れがつかめるので、すんなり理解できて面白かったです。また、生物に関するお話の延長で前方の席の人が当てられる問題を自分でも考えるようにしていたので、楽しみながら知識を繋げる練習ができました。

 

② この時期はどのように生物を勉強していましたか?

→数学の予復習に時間がかかってしまい、生物の勉強はあまりできませんでした。そのかわりに普段受けている『ハイレベル生物ⅠⅡ』の授業を集中して受け、授業中にすべて理解するよう心掛けていました。

 

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→だいたい全国偏差値60後半から70後半ぐらいでした。志望校判定はAが出ていましたが、時期も時期なのであまり気にしませんでした。

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?

→『生物学的思考回路【難解分野】』と『ハイレベル生物講義(サテライン)』をとりました。どちらの講座でも自分がやや苦手だな、とっつきにくいなと感じる分野が集中的に扱われていたので、効率よく学習できました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→持っていた問題集で演習をし、つまずいたら1学期のノートを見直すようにしていました。2学期の範囲は軽く目を通す程度でした。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

 →ほぼ1学期と同じくらいの成績でしたが、夏期講習で苦手分野の対策ができたおかげか、特に記述模試の偏差値が上がりました。

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

→代ゼミの先生方からは「夏には1日10時間は勉強するように(もちろんただ時間をこなすのではなく集中して)」、と言われていたものの、思ったより勉強がはかどらず、手薄になってしまった部分がありました。なので、2学期はそれを見つけたらテキストやノートを見直すようにしていました。

 

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしたか?

 →全範囲の見直しは時間的に厳しかったので、どちらも苦手分野だけ集中的に勉強していました。

 

③ 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

 →通常授業が始まると、そちらの予復習に追われてあまり時間がとれなかったので、テキストのできなかったところや苦手な単元にしぼって解き直したりノートを見直したりしました。

 

④ センター試験対策はどうしましたか?いつ頃始めましたか?どのようなことをしましたか?

→センター数学の分野別演習をしていたぐらいで生物に関しては特に何もしていませんでした。本格的にセンターを意識しだしたのは12月あたりからです。

 

⑤ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

→生物に関しては、やはり勉強量が少なかったので多少下降気味になりました。志望校判定はだいたいAかBでしたが、あまり気にしませんでした。

 

⑥ このころ感じた不安などはありましたか?

思うように伸びない数学が不安でした。志望校を変えるつもりは全くなかったのですが、何となく自分の生き方に悩んだりしました。

5.冬期編 

① 冬期講習講座はとりましたか?何という講座を取りましたか?いつごろその講座を取ることを決めましたか?その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?

→センター前には自分の勉強に抜けがないかチェックするため、『生物学的思考回路【センター試験攻略編】』をとり、二次試験前には『難関大生物直前対策 ―今、やるべきこと―』をとりました。『難関大生物直前対策 ―今、やるべきこと―』の記述問題は難しめのものも多かったですが、解説の授業が面白かった(特にトンボの話が印象的でした)ので勉強している感覚はあまりなく、楽しんで受けていました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→模試で比較的自信のない発生、呼吸、光合成、進化、系統分類あたりのノートをまとめ直しました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→二次対策はセンターが終わってからやるつもりでいたので、この時期にはこれといって二次向けの勉強をせず、どちらかといえばセンターに重きを置いて勉強していました。そのため、12月の記述模試の成績はかなり悪かったです。しかし元々そのつもりだったのであまり気にしませんでした。志望校判定は相変わらずAかBでした。

⑤ センター試験の対策はどうしていましたか?

→過去問は現役のときにほぼ全部解ききってしまっていたので、センター形式の問題集をやることにしました。少し難しめの問題がやりたくて、いわゆる黒本を解いていました。

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

→センター前はひたすらセンター形式の問題演習をし、二次試験前は苦手分野のノートをもう一度まとめたり、生物Ⅱの範囲を中心に記述問題を解いたりしました。冬期の『難関大生物直前対策 ―今、やるべきこと―』をはじめ、普段から難しめの問題に多くあたっていたので、試験当日は問題がとても易しく感じられ、練習問題の要領ですらすら解けました。

② 何大学の何学部を受験しましたか?

→東京農工大農学部応用生物科学科を受験しました。他の大学は受かっても行くつもりがなかったので、私立や公立大学は一切受けませんでした。

 

③ 受験の前の日・当日にやったことは?

→センター前日はぼーっとしてしまってあまり勉強に身が入らなかったので、暗記ものを少しやる程度にして、当日の持ち物やスケジュールを確認し、なるべく早めに寝るようにしました。

 試験当日の休み時間は、周りの話し声を聞いて不安にならないよう、ずっと映画のサントラを聴いていました。(歌詞があるものだと試験中に頭の中をループする可能性があって危険なのでメロディーだけのものがおすすめです。) 昼食は、午後の試験で眠くならないよう軽めに済ませ、お腹がすいたらウイダー飲んでいました。

 二次試験前には大堀先生をはじめ、お世話になった先生方にサインをいただいてお守りにしました。

7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

→一貫して東京農工大農学部応用生物科学科志望でしたが、最終的に決めたのはセンター後でした。

 

② スランプになった時期はありますか?

またそれをどういうふうに克服しましたか?

→生物では特にありませんでしたが、直前期になって英語の成績が落ちて焦りました。また、少しずつ伸びてはいたものの、安定しない数学も不安でした。数学の小林清隆先生や英語の高橋伸行先生からアドバイスをいただきながら地道に問題演習をこなしていました。

 

③ ストレス解消法などありましたか?

 →友達とごはん食べに行ったり、カラオケに行ったりしていました。あとは好きな音楽を聴いたり、ひたすら手の込んだ料理を作ったりしていました。

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

→役立っています。入学後すぐに始まった生物学はほとんど高校内容の復習みたいなものですが、大学の参考書は同じ事項でも小難しく書いてあることが多いので、説明がわかりやすい大堀先生の授業のノートを参考に学習しています。

 

それから後輩たちへの応援メッセージなど

→受験生活を振り返って、志望校合格には


目標を明確に持つこと


周りに流されないこと


自分が受かるところをイメトレすること

の3つがカギになったと思います。将来なりたい自分になるためには、今何をしなければいけないのか。それ見極め、妨げになるものは思いきって封印しましょう。(ついつい時間をとられるケータイ、パソコン、テレビ…などなど。1年くらいなくても何とかなりました。)それから、受験期はどうしてもマイナス思考になりがちですが、自己暗示か何かの類で、落ちたらどうしよう、などだめな自分を想像してしまうと本当にそうなってしまいます。もちろんそれを裏付けるだけの努力が必要ですが、普段から合格することをイメージトレーニングするといいです。

  受験勉強は過酷です。誰しも好き好んで受験勉強なんかしません。しかし、本気で勉強して自分がどこまでやれるか挑戦するのは一生にそう何度もできない貴重な経験ですし、合格が決まったときには何ものにも代えがたい喜びがあります。

  大学生活は人生の夏休み、と言われるくらいで、専門的な勉強、サークル、バイト、趣味…などとにかく世界が広がり、自分の興味のあることにたくさん打ち込める楽しい時期です。

  限られた受験生活、悔いのないよう最大限の努力をして、最高の夏休みを手に入れてください。

2012年 夏期講習会 「センター生物Ⅰ」(その1)

今回は夏期講習会「センター生物Ⅰ」のご案内です。

みなさん、生物の対策はできていますか?

えっ? バッチリだって?

そんな学生さんはいないはずです。

なぜなら主要科目である英語・数学(文系なら英語・国語など)で手いっぱいのはずですからね。

そうです。それでいいんです。なぜなら英語・数学の配点は他の科目より高く最も差がつくからです。

これらができて初めて受験の土俵に立つことができるわけですからね。

で~も~、やっぱり生物も80点・90点を越えたいですよね。

ではどうすればいいのか?

夏を活用するのです。

この夏をどう使うかでセンター試験での生物のできが決まると思ってくださいよ。

 

さて、夏期講習会講座「センター生物Ⅰ」は次の内容を扱います。

範囲:生物Ⅰの全範囲

テキストの形式:演習形式(君たちが前もって家で問題を解いてきてください)

講義の形式:大堀が、君たちが解いてきた各問題の「暗記のポイント」・「考察のしかた」を

詳しく解説して行きます。

効能:今後の生物の勉強の効率が上がります。

なぜなら「自分がどの分野の暗記が弱いのか?」「それまで如何に知識があいまいだったか」

「どのタイプの実験考察問題が苦手なのか?」などなど「自分の弱点」が見つかるからです。

 

☆ 今回の案内はここまでにしておきますね。なお、代ゼミの講習会は他の塾・予備校に通っている現役生・

高校生・浪人生などなど参加大歓迎!! ふるって参加してね。

☆ 受講の受付などは夏期の代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/index.html

2012年 夏期講習会 生物 「生物学的思考回路【独学が難しい分野】」(その1)

みなさんこんにちは。英語と数学の進み具合はどうですか? そう、今は英語と数学に全力を注いでくださいね。でも、夏はさすがに生物をやらないと、間に合わなくなりますよ。今回は大堀のオリジナル講座「生物学的思考回路【独学が難しい分野】」の案内です。そのカリキュラムは・・・

   第1章 酵素:特に生物Ⅱの分野(競争阻害・アロステリック効果など)

   第2章 呼吸:嫌気呼吸(アルコール発酵・乳酸発酵)・好気呼吸

   第3章 同化:光合成・化学合成・窒素同化・窒素固定

   第4章 生態:成長曲線・生存曲線・相互作用・標識再捕法・

                            生態系のエネルギーの移動・C4植物

   第5章 進化・系統分類:5界説・動物の系統分類・植物の系統分類

☆ これらの分野を「正しく理解」してもらうべく解説をおこない、そのあとで代表的な

例題を演習します。

☆ 対象とする学生さん:受験に生物Ⅱを使う学生さん。生物が苦手だ、または生物Ⅱを

初めて習うという学生さん。代ゼミ以外の学生さんも大歓迎♪

 

カリキュラムをご覧になってわかると思いますが、題名のとおり、自分で勉強するのが嫌になる単元ばっかりですよね。例えば次の図・・・

・・・これは、生物Ⅱを勉強した学生さんはおわかりですね? 呼吸の経路を示した図ですが、これをどう勉強するのでしょう? 覚えるのでしょうか? そう覚えるのです。でもどこまで覚えたらいいかわかりますか? 果糖二リン酸とかそんなところまで暗記するのでしょうか? クエン酸とかケトグルタル酸とかすべて覚えるのでしょうか? それから意味がわかって暗記していますか? 活性酢酸の「活性」ってどういう意味ですか?  「酸素がなくなると電子伝達系とクエン酸回路が停止するが、解糖系は停止しない」ってどうしてですか? 説明できますか? いや、そもそも呼吸って何ですか? 説明できますか? 意味がわからないことを暗記するのは苦痛ではありませんか?

昨年これらの疑問を抱えたままとにかく暗記した学生さんたち、辛かったですよね。その苦痛をがんばって乗り越えて、そしてその結果はどうでしたか? 生物の成績は上がりましたか? 上がりませんでしたよね? つまり勉強の方法が間違っているのです。やはり「意味がわからないとダメ」ということです。ではどうしたらいいのでしょうか?

だからこの講座を作ったのです。講義を受ければ意味がわかります。「ああ。呼吸ってこういうことだったのか」って、すごくすっきりしますよ。すると面白いようにさっきの図が頭に入ってきます。どこまで暗記すればいいのかもわかります。成績も伸びていきます。

実は代ゼミのスタンダード生物Ⅰ・Ⅱやハイレベル生物Ⅰ・Ⅱの2学期でもこの単元は扱うのですが、夏期にこの分野を正しく理解してしまった学生さんとの差は2学期に大きなものとなって現れてきます。夏期のうちにやっておけば、問題集などで練習を積むことができます。そして2学期のこれらの単元は復習として聞くことができます。2学期になって初めてこれら生物Ⅱの分野を習うとどうでしょう? 2学期も1学期と同様英語と数学で手いっぱいなはずです。いつ問題練習をするのでしょう? あっという間にセンター直前です。そうなったらもうセンター対策に必死にならなければなりません。いつ復習をするのでしょう? センターが終わった後しかありませんよね。でももうその時期は大学別の対策を始める時期です。ちょっと遅くありませんか? 生物が苦手な学生さん、生物Ⅱを初めて習う学生さんはぜひ受講してくださいね。

 

☆ 大堀の講義は代ゼミの学生さんはもちろん、他の塾・予備校に通っている現役生・浪人生も大歓迎。ふるって参加してね。

☆ 受講の受付などは夏期の代ゼミのホームページをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/index.html

 

大学受験 「生物」を正しく理解するための参考書

受験生の皆さん、こんにちは。調子はどうですか?

大堀は毎日の講義に加え、原稿の締め切り、講座の収録など

などとっても忙しい毎日を送ってます。

ところで、大堀の黄色い参考書は「イルカ」(パワーUP版)

が描いてあるものから左のように「ペンギン」(決定版)が描

いてあるものに新しくなっていますよ。この大堀のホーム

ページの著書紹介では変更が間に合わず、「イルカ」の方が

載っていますが・・・(^^;)

それでは今までの、「センター試験生物Ⅰの点数が面白いほ

どとれる本」”パワーUP版”と新しい”決定版”とがどう違うのか

を説明していきます。新しい”決定版”のはしがきを抜粋してみ

ましょう。

1.とにかく最初から全部書き直しました。

各章のはじめに「覚えなきゃダメ!!」で暗記すべき事項をビシっとまとめてあります。そのあとで

各項目を解説するようにしてあるので、読みやすくなっただけでなく2回・3回と読みなおす際や復

習のときに、自分が特に読みたい項目を見つけやすくなりました。

2.生物Ⅰの範囲にしぼって書きました

「パワーUP版」では「正しい理解」のために生物Ⅱの範囲も載せていました。しかしセンター試験

で必要な暗記事項なのか、それとも暗記する必要がない項目なのかわかりにくい部分がありまし

た。そこで今回の大改訂では、1でも書いたとおり、暗記するべき事項は最初に書き出し、暗記

するべきものとそうでないものをはっきり区別して書くことで、さらに学習しやすくしました。

3.苦手箇所をさらに詳しく書きなおしました。

「パワーUP版」も“詳しい参考書”として評判だった(^。^)のですが、受験生が特に苦手とする単元

は「これでもか~っ」というぐらいさらに詳しく書きなおしました。これとともに言い回しなどを変える

ことにより文章を読みやすくなるように努めました。

 

さて、改良箇所をあげてみましたが、何はともあれこの参考書の良さは「何故?」の部分

ふんだんに書いてあることです。「何故」は知識どうしをつないで新しい知識を生み出して

くれます。そして暗記を楽にしてくれるだけでなく、考察力も付けてくれます。

この本で合格を勝ち取ろう!!

2012年 合格体験記 大阪大学医学部保健学科合格(男子)

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思い、どんなふうに勉強していましたか?

また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然

勉強していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

→生物は完全な暗記科目だと思い、学校でもらった問題集を解きながら教科書に戻るの

を繰り返してがむしゃらに暗記していました。部活のラグビーが11月末まであったの

で生物は苦手でした。

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

→まわりの友達も同じような勉強をしていて、学校の授業に合わせて問題集を解いたり、

テスト前に一気に詰め込んだりしていました。友達と問題を出し合ったりしてテストは

乗り切りました。

 

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

→大学 医学部保健学科 

 

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

サテラインなら自分のペースで勉強ができるから。

また好きな先生を選ぶことができるから。

 

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

→体験授業がわかりやすかったし、「生物はおれに任せておけばいい」

という言葉に惹かれたから。

 

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

→アニキキャラだと思いました。体育会系な雰囲気を感じ、体育会系の部活に入ってい

たのですごく共感しました。

 

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?

(時間配分、多の科目との兼ね合いなど)

→「生物Ⅰの点数が面白いほどとれる本」と「大堀に聞け!理系生物達人への道」で予

習してから受け、少しでも得られることを多くするように意識しました。復習は先生の

言うとおり夏にまとめて行いました。そのおかげで配点の高い英語、数学にたくさんの

時間を割くことができたのはとても大きかったです。

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていました

か?

覚えるべきこと、理解すべきことをしっかり分けて教えてくれるので、がむしゃらに

暗記する勉強を改めることができました。覚えなければならないことが減り、現役のと

きにがむしゃらに暗記した知識1つ1つを理解して関連付けることができました。また、

大堀先生の授業では特に図がよかったです。簡単でシンプルで大事なところを押さえて

る図は板書しながらいつも感動してました。実際現在の私はどんな参考書や問題集を見

ても真っ先に先生の図が思い浮かびます。授業ノートのまとめ方がとにかく好きで、知

っとけコーナーとかがとても役に立ち、あとで見返すときにとても見やすかったです。

 

② この時期はどのように生物を勉強していましたか?

→予習に集中していました。「生物Ⅰの点数が面白いほどとれる本」と「大堀に聞け!理

系生物達人への道」の内容を自分で説明できるようになることを意識しました。復習は

ほかの科目が忙しかったので、あまりしませんでした。

 

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→授業で習った範囲は点がとれるようになってきました。あまり覚えていないですが、

偏差値は55〰60くらいだったと思います。

 

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講

座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

→生物学的思考回路【遺伝編】と生物学的思考回路【難解分野】を受講しました。遺伝

が苦手だった事と、計算や実験問題を対策するためにこの2講座をとりました。遺伝の

ほうがとくにわかりやすく、これ1講座で完璧という感じでした。生物学的思考回路【難

解分野】では生物Ⅱの分野を密度濃く学習できました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→夏の間に一気に詰め込みました。ノートの暗記カードを作って反復練習したり、もう

一度参考書ややり直しました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→偏差値60くらいだったと思います。ちゃんと復習した分野は安定してとれるように

なってました。

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

→1学期の復習はしっかりできたつもりなので、2学期の授業だけに集中することができ

ました。

 

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

→2学期の予習と復習には力を入れていました。1学期も復習したかったのですが、他

の科目との兼ね合いでほとんど時間をとることができませんでした。

 

③ 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

→夏期の間に一回復習し、時間がなかったので冬にもう一回復習するだけでした。

 

④ センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか?

どのようなことをしましたか?

→授業の復習をしっかりすればセンターは大丈夫だと思ったので、12月ごろから過去

問を解き、間違ったところを参考書やノートに戻って弱点ノートを作るようにしました。

 

⑤ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

→偏差値60〰65くらいだったと思います。

 

⑥ このころ感じた不安などはありましたか?

→生物ではあまり不安はなかったですが、国語の成績が伸びずに焦ってました。

 

5.冬期編 

① 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講

座を取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?

その講座をどのように活用しましたか?

→冬期講習Ⅱ期の「難関大生物対策―今、やるべきこと」がとてもよかったです。私の生物に対する見方を変えたとても勉強になる授業でした。

 

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

「生物Ⅰの点数が面白いほどとれる本」と「大堀に聞け!理系生物達人への道」を何

度も反復し、ノートの暗記カードを作ってアウトプットのトレーニングをしました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→偏差値65は安定してとれてたと思います。

 

⑤ センター試験の対策はどうしていましたか?

→センター試験の過去問をといてノート、参考書に戻るのを繰り返しました。

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

→志望校の過去問をしてノートに戻るの繰り返し。ノート苦手分野、完成していない分

野をつぶしていく。

 

② 何大学の何学部を受験しましたか?

→大阪大学 医学部保健学科

 

③ 受験の前の日・当日にやったことは?

→ノートの苦手分野と「大堀に聞け!理系生物達人への道」の重要ポイントの最終チェック

 

7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

→いくつか志望校を考えていて、センター試験の自己採点が終わったときに受験校を決

めました。

 

② スランプになった時期はありますか?

またそれをどういうふうに克服しましたか?

→やはり浪人の1年間は長いので、急にやる気がでなくなる時期はありました。その時

に助けられたのは友達の存在です。友達もがんばってるから一緒に第一志望に合格しよ

うという気持ちなったり、いいライバルとして切磋琢磨できました。勉強に集中する→

友達と軽く話してリフレッシュして再び集中するといういい流れに乗れました。互いに

高めあえる友達を持つというのは浪人生にとってすごく大事だと思います。またスランプになったときに志望校への気持ちを思い出すため、実際に志望校に行ったり、パンフレットを見てニヤニヤしてました。他には机にやる気のでる言葉を紙に書いて貼ったりしました。

 

③ ストレス解消法などありましたか?

→友達と話すことが一番のストレス解消でした。定期的に運動をしたのもよかったと思

います。

 

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

それから後輩たちへの応援メッセージなど

→大学で生物はやらないですが、塾の質問対応のときに先生の教え方を参考にしていま

す。生物は大堀先生の通りにすれば大丈夫!!がむしゃらに暗記せずに生物を楽しも

う!!

 

2012年 合格体験記 熊本大学医学部合格(男子)

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?

また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉強

していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

→私は「物理、生物選択」だったのですが、生物は他の主要教科と比べてだいぶ苦手でした。

特に物理と比べて3倍の手間がかかると感じていました。ゴチャゴチャ覚えることが多くて

勉強にもあまり熱心にはなれませんでした。ハッキリ言えば、一番面白くないと思っていた

科目です。

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

→他の友人がどのように勉強していたかは知りません。

 

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

→筑波大学 医学部

 

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

→他の予備校に比べて開放的なイメージがあったからです。

 

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

→(他の先生より)知識体系がかなりまとまっているのと、講義中に飽きない大堀先生の

面白さがあったからです。

 

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

→講義内容が非常に体系だっているのと情報量がとても多いと感じました。

大堀先生の講義は教室全体で参加しているとも感じました。

 

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?

→「スタンダード生物」・「生物問題演習(フレックス)」・「東大・京大・医学部生物演習」

を受講してました。

 「スタンダード生物」は特に予習はなしで、復習中心にノートを見直しする程度でした。

「生物問題演習」は基本チェック問題も含めてかなり時間をかけてやりました。予習の段階

でわからない所はスタンダード生物のノートを見て自分の解答を作り、講義の時は半分復習

のような感じで受けてました。そのかわり復習はそれ程多くはやりませんでした。生物演習

の講義はスタンダード生物と被る内容も多いので、とてもいい復習になりました。

 「東大京大医学部生物演習」は予習中心で、わからないながらも自分の解答を必ず作りま

した。この講座は他の講座より圧倒的に難しかったのでつらかったです。知識というよりも

生物的思考と経験値と頭の使い方を多く学びました。

 

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

→とにかく大堀先生の講義は情報量が多くて、全然おぼえきれなかったので少し不安を感じ

ていました。「スタンダード生物」は教室全体で和やかな雰囲気があり、受験の緊張感や不

安感を緩和させてくれて助かりました。

 「東大京大医学部生物演習」は大変難しく、予習で全くわからないことが多々あり何度も

挫けそうになりました。

 私には「生物演習」がやりがいもあり、問題のレベルも適切でした。この講座の勉強に

一番時間と手間をかけました。

② この時期はどのように生物を勉強していましたか?

→基本的にテキストだけで参考書、問題集は使いませんでした。生物演習をよくやっていま

した。

 

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→あまり覚えていませんが、安定してなかったと思います。特にセンター模試はあまり良く

なかったです。

 

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を

取ることを決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう? その講座をどのよう

に活用しましたか?

→「ハイレベル生物演習」を取りました。

演習系の講座を取ることによって強制的にハイレベルの問題をやりたかったからです。

ハイレベルの問題は自分でやっても思考方法やポイントが捉えづらかったので、この講座を

取ろうと思いました。基本的に予習中心で、講義で自分の知識の抜けや弱点を見つけ復習

しました。

また、夏は一学期の復習に「理系生物達人への道」をやっていました。穴埋め形式で自分の

わかっていない所がわかるので一学期の復習に最適だと感じました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→「理系生物達人への道」で予習と復習。「生物演習」のテキストの解き直しをしました。

2学期の範囲よりも1学期の復習中心で行いました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→夏の終わりに受けた模試では、すこぶる生物は良く。他の教科の足を引っ張ることはなく

なりました。

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

→1学期、夏期講習と大堀先生講義を受けて、だいぶ慣れてきたので2学期からは講義の時には

前から2番目の席に座り大堀先生にあてられるようにしました。大堀先生にあてられて答えられ

なかったら大変悔しく必ずそこを覚えるようになり、答えられるように熱心に予習するようにな

りました。受け身になりがちな生物の講義を能動的に参加でき、大変ためになったと思います。

 

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

→基本的に2学期の範囲の勉強しかしなかったです。ただし、模試の復習、講義やセンター実践

問題集で一学期の範囲を扱う時はテキストやノートを見直して一学期の範囲の学習を行いました。

 

③ 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

→2学期中は、ほとんどやりませんでした。夏中と冬にノートを見直した程度です。

 

④ センター試験対策はどうしたか? いつ頃始めましたか?どのようなことをしましたか?

→11月頃から過去問10年分と実践問題集白、青、黒、緑本は全部やりました。実践問題集で

間違えた所をおぼえるようにして知識の穴をひとつずつ潰していき、大問別に点数を記録して

いき自分の弱点を見つけて、そこを中心にテキストやノートで勉強しました。

勉強のかいあってか、センター本番は唯一生物だけ100点とれました。

 

⑤ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

→総合模試や北大プレではとても良い成績を得ることができましたが、肝心のセンター模試や

熊大プレはイマイチでした。

 

⑥ このころ感じた不安などはありましたか?

→学力自体は上がってる感じがしましたが、センター模試や熊大プレが良くなかったので大分

不安でした。偏差値でいうと良い時と悪い時で10近く差がありました。

 

5.冬期編 

① 冬季講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取る

ことを決めましたか?

その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?

→「ハイレベル生物演習」・「生物学的思考回路【難関大生物直前対策】」を取りました。

この時期は、ほっておくとセンターの勉強しかしないと感じたのでこの講座を取りました。

夏と同じく予習中心でやりました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

→センター実践問題集をやりながら、不安に感じた範囲を1,2学期のテキスト、ノートを見直し

ました。センター外の範囲は「ハイレベル生物演習」の予習、復習で補いました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

→ずっと良くなかったセンター模試が直前で高得点を出せるようになりました。

 

⑤ センター試験の対策はどうしていましたか?

→ひたすら実践問題集をやりました。

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

→センターまでは実践問題集で、センター後は三学期講義の予習、復習でした。その後大堀先生の

「生物学的思考回路【難関大生物直前対策】」の予習、復習をやりました。それが終わったら、

熊大の過去問をやれるだけやり、熊大とレベルの近い大学(岡山、広島、神戸、鹿児島等)の

過去問を毎日1~2年分やりました。そこで間違えた所や弱点を見つけ今までのノートやテキスト

で復習しました。

 

② 何大学の何学部を受験しましたか?

→熊本大学(医学部医学科)を受験して合格しました。

 

③ 受験の前の日・当日にやったことは?

→前の日は、一年分だけ残しておいた熊大の過去問をやりました。当日は何もしなかったです。

 

7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

→夏の真ん中くらいです。

 

② スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

→1学期の終わりから2学期の始めくらいは、中だるみ的な感じでした。やる気がない時でも

演習講座の予習だけは必ずやるようにしたり問題集をやったり夏期講習を入れたりして気分を

盛り上げることで克服できたと思います。

 

③ ストレス解消法などありましたか?

→あまりお勧めしませんが私の場合コーヒー400mlを1日3本、コーラ500mlを

1日3本飲んでストレス解消しました。ただ昼以降にコーヒーを飲むと夜に眠れなくなるので、

午前中にコーヒーは消費する必要があります。

 

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?

→はい、役に立ってると感じます。遺伝子の難関分野や代謝を大学では詳しくやります。

大学の講義は代ゼミほど解りやすくないので生物未選択者はもちろん、生物選択者も苦労

しています。しかし大堀先生の講義をうけていた私は「ああ、大堀先生が講義で話してた

あのことかー」と結構余裕でいます。熊本大学医学部の場合生物選択したほうが、大学に

入った後は未選択者よりずいぶん楽です。

 

それから後輩たちへの応援メッセージなど

→大堀先生の講義は情報量が多くて大変だと思いますが、頑張って喰らいついてください!

受け身にならず、問題を解いて、質問して大堀先生の講義についていければ自然と成績は

上がると思います。

最終的に私は生物の偏差値をとても高くだしましたが、それでも物理の2倍近く手間と時間を

かけました(偏差値は最後まで物理の方が高かったです)。おかげで生物は好きになりましたが、

理科の選択は自分の得意不得意を良く考えて選択した方がいいと感じました。

では受験生の皆さん頑張ってください!!