生物受験生

11月23日(祝) 大宮校でイベントを行います!! ムフフの無料ヽ(^o^)丿

受験生の皆さん、勉強はかどっていますか?

大堀もさっきやっと11月23日のイベントのテキストを作り終わりましたよ。

う~ん、われながら力作ヽ(^。^)ノ

 

11月23日の生物の担当はもちろんこの大堀です。内容は光合成のグラフと限定要因。

光合成のグラフには「光強度と光合成速度」「二酸化炭素濃濃度と光合成速度」

そして「温度と光合成速度」がありますが、これらのグラフをいろいろな角度から

眺めた問題を多数紹介・演習・解説しますよ。レベル・出題形式はセンター試験に合わせて

ありますから「生物はセンター試験だけ」っていう学生さんも安心して受講してくださいね。

 

申し込み方法などは代ゼミのHPで確認してね。

「冬期直前講習会無料体験セミナー」というイベントです。

http://www.yozemi.ac.jp/les/guidance/omiya/index.html

 

 

変温動物 VS 恒温動物

ボールニシキヘビは爬虫類ですからもちろん変温動物。

一方のミーアキャットは哺乳類だから恒温動物。

どちらも体重は同じくらいです。ではその体を維持

するにはどのくらいの食物が必要なのでしょう?

ボールニシキヘビは1週間にマウスを2匹食べれば生きていけるといわれています。

で、ミーアキャットは、というとマウス12匹とさらに果物や穀物も必要なのだそうです。

すなわち、恒温動物という生き方は、そのたべたもののほとんどを体温維持に消費しなく

てはならいという、非常にエネルギー効率の悪い方式と言えるのです。

しょくもつが豊富な時代にはいいのですが、乏しい時代では変温という生き方のほうが

有利になるでしょう。

 

どこかの動物園で撮影した

ボールニシキヘヘビ。

ずっとこんな感じでこちらを

向いてくれませんでした(^_^;)

 

 

 

 

 

たしか伊豆にある動物園で撮影したもの。ちょこまか

よく動きます。

 

センター試験対策セミナー「生物」ハイスコア編

朝夕はだいぶ涼しくなってきましたね。

そしてそろそろセンター試験の香りがしてきましたね。

みなさん、センター試験対策は順調に進んでいますか?

代ゼミではセンター試験対策セミナーが開かれますよ。

本部校・大宮校の生物担当はこの大堀求です。

〈日時〉

●大宮校

10月6日(日) 15時30分~17時00分

●本部校(新宿)

10月19日(土) 15時30分~17時00分

 

〈こんな人にお勧め〉

●センター試験の勉強をしているのだけれど、こんなやり方でいいのだろうかと感じている学生さん。

●「大堀の参考書は持っているが、講義も聞いてみたい」という学生さん。

●とにかくセンター試験では90点を越えたいぞ~という学生さん。

 

☆申し込みなどの詳しい内容は代ゼミのHPをご覧くださいね。

http://www.yozemi.ac.jp/

http://www.yozemi.ac.jp/les/guidance/honbu/index.html

http://www.yozemi.ac.jp/les/guidance/omiya/index.html

冬期講習会「生物」のお知らせ 

みなさん、もうそろそろ10月ですよ!!

入試本番の時期までもう4ヶ月もなくなってしまったのです。

さて、今回は冬期講習会のご案内です。大堀が担当する冬期講習会講座には

次のものがあります。

 ●センター生物Ⅰ

 ●センター生物Ⅰテスト

 ●ハイレベル生物演習

 ●大堀求の生物

 ●大堀求の生物(難解・最新分野対策) 

今回は1つ1つを簡単に説明していきます。詳しい説明は次回以降でおこないます。

 

センター生物Ⅰ

レベル:センター試験対策講座です。実際のセンター試験と同じレベルです。

内容:センター試験の過去問・予想問題からなります。

○範囲:生物Ⅰの全範囲。

○形式:演習の講座です。テキストの問題を前もって予習で解いてきてください。

講義では大堀が「覚えるべきところ」「実験考察の考え方」を説明していきます。

○こんな人にお勧め:とにかく生物Ⅰの全範囲をさらっておきたい。さらには問題にも

当たっておきたいという“てっとりばやく”生物Ⅰを仕上げたい人にお勧め。

☆フレックスサテラインによって好きな日にち・時間に受講が可能です。

また全国の提携サテライン予備校でも受講可能です。

 

 

センター生物Ⅰテスト

○レベル:センター試験対策講座です。実際のセンター試験と同じレベルです。

○内容:センター試験の予想問題からなります。

○範囲:生物Ⅰの全範囲。

○形式:テスト講座です。毎回最初の30分間は本番さながらに問題を解いてもらいま

す(大問3題)、次の60分間で大堀が「覚えるべきところ」「実験考察の考え方」

を説明していきます。

○こんな人にお勧め:センター試験の実戦的練習をしておきたい。“てっとりばやく”

生物Ⅰを仕上げたい。問題を時間内に解き切る根性を付けたい人にお勧め。

☆フレックスサテラインによって好きな日にち・時間に受講が可能です。

また全国の提携サテライン予備校でも受講可能です。

 

 

ハイレベル生物演習

○レベル:国公立私立難関大学受験者向き。東北大学・大阪大学・九州大学・北海道大学・

東京理科大学・早稲田大学など。

○内容:難関大学の過去問・予想作成問題からなります。

○範囲:呼吸・光合成・化学合成・窒素同化・体液の調節・腎臓・神経・ホルモン・生態・進化・系統分類。

○形式:演習講座です。あらかじめ予習で問題を解いてきてください。講義では大堀が「覚える

べきところ」「実験考察のアプローチ」などを解説していきます。

○こんな人にお勧め:過去問・模試などいつも90点くらいはとれているのでセンター生物Ⅰの

対策は要らない。それよりも勘を失わないように生物Ⅱのハイレベル問題にあたっておき

たい・・・という人にお勧め。

☆フレックスサテラインによって、センター試験終了後でも受講可能。自分の好きな日にち

・時間に受講することができます。また全国の提携サテライン予備校でも受講可能です。

☆夏期講習会のハイレベル生物演習(←こちらもフレックスサテラインによっていつでも

受講可能)と合わせれば、生物のほぼ全範囲をカバーできます。

 

大堀求の生物

○レベル:センター試験の実験考察問題対策です。そこでセンター試験の標準的な問題

よりも高度な実験考察問題・遺伝問題を扱います。

○内容:すべて大堀が作成・改良した予想問題からなります。なお、テキストの

後半には「厄介な知識問題」集を付けました。詳しい解説も付いています。

○範囲:生物Ⅰの全範囲。

○形式:演習講座です。あらかじめ予習で問題を解いてきてください。講義では

大堀が「覚えるべきところ」「実験考察のアプローチ」などを解説していきます。

なお、解説は板書を書き写す手間をなくすために、要所要所の( )を埋めていけば

よいようにしてあります。

○こんな人にお勧め:センター試験の模試・過去問を解いたとき、いつも実験考察問題

で点数を失ってしまうという人にお勧め。また実験考察問題が得意だが、もっと得意

になって90点台を確実なものにしたいという人にもお勧め。

☆フレックスサテラインによって好きな日にち・時間に受講が可能です。

また全国の提携サテライン予備校でも受講可能です。

 

 

大堀求の生物(難解・最新分野対策)

○レベル:難関大(慶応・早稲田・東京理科大・東大・京大を含んだ国公立ハイレベル大学)

○内容:演習講座ですが、大堀が作成・改良した問題からなります。一般的な問題集には

載っていない実験考察問題・知識問題など多数。

○範囲:主に生物Ⅱ。

○形式:演習講座です。あらかじめ予習で問題を解いてきてください。講義では大堀が

「覚えるべきところ」「実験考察のアプローチ」などを解説していきます。なお、

解説は板書を書き写す手間をなくすために、要所要所の( )を埋めていけばよいよう

にしてあります。

○こんな人にお勧め:生物Ⅰ・Ⅱの基礎力が備わっている人(なるべく偏差値60以上が

好ましいです)。さらにハイレベルな問題を解きたい、もっといろいろな知識を身に

つけたい、もっと生物を極めたい、とにかく生物が好き~という人にお勧め。

☆フレックスサテラインによって好きな日にち・時間に受講が可能です。

また全国の提携サテライン予備校でも受講可能です。

 

★大堀の講座は代ゼミ生はもちろん他の塾・予備校に通う現役生・浪人生も大歓迎。

ふるって受講してねヽ(^o^)丿

 

鍵刺激「カモメのくちばし」

 ハイレベル・スタンダードでは

鍵刺激の話をしましたね。

右はセグロカモメの写真です。

北海道に遊びに行ったときに

宿の窓にやってきました。

さて、そのくちばしを見てみると・・・

 

 

 

 

ほら、これが鍵刺激。くちばしの先端に赤い斑があるでしょう?

これを見たひなは「エサくれ~」って始めてしまうのです。

 これは別の種類のカモメですが・・・

 

 

 

 

 

 

 これにもやっぱり赤い斑がありますね。

種類によって斑の色・形が違うんですね。

 

 

 

 

 

ちなみに子どものカモメには班がありません。

 

 

 

 

 

 

 

瞳孔の形

講義では瞳孔の形には丸だけでなくいろいろある(うまづら系の動物・猫など)・・・

と話しましたが、そういえばこういうのもありました。

 

 

 

 

 

 

では、いったいこれは誰の瞳孔かというと・・・

 

 

 

 

 

 

コブシメというイカの仲間の瞳孔でした。

これは西表島の海で撮影しました。体表面の色・模様が

めまぐるしく変化するのはおもしろいですよ~♪

 

複眼と単眼

みなさんごきげんよう。ハイレベルとスタンダードの講義では

受容器の話をしましたね。そのとき昆虫綱・甲殻綱の複眼と単眼

の話もしました。ではその写真をお見せしましょう。

これはスズメバチです。樹液を

吸いに来たものです。複眼が

はっきり見えますね。

 

 

 

 

 

 

 そして2つの複眼の

間にある3つの黒い丸が

単眼です。

 

 

 

 

単眼はセミ・バッタなどにもありますが、昆虫すべてに存在するわけではありません。

例えばクワガタやカブトムシにはありません。

 

複眼は薄暗いところは苦手なようで、そんなときに役に立つのが高感度の単眼と

考えられています。空の薄明かりと地面の暗色を見分けて飛ぶときの姿勢制御に使っ

ていると考えられています。

 

 

 

 

 

 

夏真っ盛り・・・と世間は言っていますが、

気が付きませんか? もうだいぶ太陽の光が弱くなってきたのを。

日暮れもずいぶん早くなってきたのを。

おまけにツクツクボウシ(秋の訪れを告げるセミ)がずいぶん増えてきましたよ。

もう秋はそこまで来ていますよ。

生物の勉強は順調ですか?

 

 

☆ちなみにヒグラシ(カナカナ鳴くやつ)を秋または夕方のセミと勘違いしている人が

たくさんいますが、このセミはどちらかというと7月・8月のセミで、しかも一番鳴く

のは早朝です。

☆今日は大堀がテレビ番組「Qさま」に出ます!! 10秒くらいだけど・・・(^_^;)

大学受験生物 「夏は生物をやりましょう」\(^o^)/

学生のみなさん、受験勉強ははかどっていますか?

 

1学期の間は英語と数学で大変だったですよね。ですから生物にまで手が回らなかった。

そうそう、それでいいんです。だって英語と数学ができなかったら受験の土俵にすら上が

れないんですからね。でもさすがに夏は生物をやらないとまずいです。

だって2学期もやっぱり英語と数学で手いっぱいになりますからね。

生物は夏しかやるときがないんです。

まだ8月も上旬。効率よく勉強すればまだ間に合います。

 

さて、勉強法なんですが、そりゃあ問題集をやればいいんです。

でもここに落とし穴があるんです。

理想としては・・・

問題集をやる→できない問題は解説を読む→「ああ、そうやって解くのかあ」

となる。で、これを繰り返せば絶対に成績は上がるはずなんです。

 

でもそうはいかないですよね。多くの学生は次のようになるはずです。

問題集をやる→できない問題は解説を読む・・・・でも、

「これは知識で解くのか? 

それともその場で考えて解くのか?」

「読めばわかるんだけれど、どうやったらその解法に気が付くの?」

「そもそも解説自体が何を言っているのかわからない」などなど・・・

こんなことしてても時間の無駄なんです。これが落とし穴なわけです。

ではなぜそのような状態陥るのか?

それは「生命現象を正しく理解していないから」です。

理解していれば、「ああ、これは知識で解くんだな。これはその場で考えて解くんだな」と

わかるはずです。「どうやってその解法に気が付くって? そんなの当り前だよ」となるはずです。

問題が解けなくても「解説を読めばわかる」ようになるはずです。

“正しい理解”を念頭に置いて勉強していきましょう。

 

本日の名古屋校での「体験講座」には多数の学生さんに参加いただきました。ありがとうございました\(^o^)/

今日は暑い中、体験講座に参加してくれてありがとう<(_ _)>

 

さて、講義中にお約束した「今回の体験講座のお題」の解答です。

(5)今回の体験講座のお題

ある植物の花の色はA(a)とB(b)という2対の対立遺伝子によって発現する。遺伝子Aは

花を黄色にする色素原を合成する酵素を作り出すが、aはその機能を失っている。一方遺伝

子Bは、遺伝子Aによって合成された色素原を発色させる機能を持っているが、bはその機

能を失っている。すなわち、AとBが揃うと花の色は黄色になるが、黄色の色素が発色しな

い場合は花の色は白となる。今、異なる遺伝子型の白い花をつける品種どうしを交配したと

ころ、そのF1はすべて黄色い花をつけた。次にF1を、下線部とは異なる遺伝子型の白い花

をつける品種と交配したところ、次代は黄色:白=1:3となった。これに関する以下の設

問に答えよ。

 

問1 遺伝子A(a)とB(b)の説明として適切なものを次の①~⑤のうちから1つ選べ。

① 2組の対立遺伝子A(a)とB(b)は、一対の相同染色体上に存在するが、組換えを起こ

しているかどうかはわからない。

② 2組の対立遺伝子A(a)とB(b)は、一対の相同染色体上に存在するが、組換えは起こ

していない。

③ 2組の対立遺伝子A(a)とB(b)は、一対の相同染色体上に存在するが、組換えを起こ

している。

④ 2組の対立遺伝子A(a)とB(b)は、二対の相同染色体上に別々に存在する。

⑤ 2組の対立遺伝子A(a)とB(b)は、性染色体上に存在する。

 

問2 F2の比を答えよ。

 

 

<解答・解説>

問1 ④   問2 黄:白=9:7

 

●各遺伝子の機能
A・・・黄色の色素原を作る   a・・・機能しない

B・・・色素原を発色させる   b・・・機能しない

ということなので、

〔AB〕    〔Ab〕    〔aB〕    〔ab〕

AABB  AAbb  aaBB  aabb  

AaBB  Aabb  aaBb

AABb

AaBb

 黄色   白色     白色    白色 

 

●品種とは?

「品種」・「種」・「系統」とは( 純系 )のことである。

なので「白い花をつける純系」の遺伝子型は・・・AAbbかaaBBかaabb

 

●下線部の交配は?

白の品種×白の品種 → F1は黄色

ということは

白の品種(AAbb)×白の品種(aaBB)    → F1(AaBb)

ここで

君たちは「あっ、AaBbだ。ならば( タイプは? )」とならなくてはいけない。

で、「ということはどこかに( 検定交雑 )があるのでは?」と思わなくてはいけない。

●「下線部とは異なる遺伝子型の白い花をつける品種」は?

白い花をつける品種はAAbb・aaBB・aabbの3つで、下線部の白い花をつ

ける品種はAAbb・aaBBなのだから、aabb

つまり

ここに(  検定交雑 )があった!!

 

●検定交雑の分析

1 AaBb × aabb → 〔AB〕:〔Ab〕:〔aB〕:〔ab〕=?

まず

1のAaBbのタイプは?

 

独立なら・・・            連鎖なら・・・

両親 AAbb × aaBB       両親 AAbb × aaBB

☆この部分は言葉で説明します。

両親が独立ならこれは文句なくF1(AaBb)のタイプ1ですね。では連鎖の場合は?

連鎖ならタイプ2と3が考えられますね。でもF1が連鎖しているということは、

その両親(AAbb×aaBB)も連鎖しているわけですから、Aとb・aとBが連鎖し

ていることがわかりますね。というわけで連鎖の場合はF1(AaBb)のタイプは3。

というわけで

1(AaBb)はタイプである。

したがって

検定交雑の結果は次の2通りしか考えられない。

1 AaBb × aabb        F1 AaBb × aabb

↓                      ↓

〔AB〕:〔Ab〕:〔aB〕:〔ab〕           〔AB〕:〔Ab〕:〔aB〕:〔ab〕

  1   :     1    :    1    :    1             0   :    1    :     1    :    0

 

 黄色:白=1:3を満たすのは?

 

1 AaBb × aabb

〔AB〕:〔Ab〕:〔aB〕:〔ab〕

1   :     1    :    1    :   1

黄        白         白        白

以上より

タイプとわかった。つまり( 独立 )である

なので F2は・・・

1 AaBb × F1 AaBb

〔AB〕:〔Ab〕:〔aB〕:〔ab〕

    9    :   3    :   3   :   1

   黄    白        白         白

 

今回の体験講座はいかがだっですか?

2学期にもどうような体験講座が予定されています。

そのときはふるって受講してね。

それから夏期講習会も全力で頑張りますからぜひ参加してねヽ(^o^)丿