生物受験生

じゃあいつ正しく理解するの? 「春でしょう!!」

この3月に新高3生になる皆さん、

こんにちは。代ゼミの講師、大堀求です。

いよいよ高3、大学受験の学年ですね。

皆さんは、もちろん数学・英語はバッチ

リですよね?

でもそろそろ生物も始めないと・・・

なんて思っている人、多いんじゃないかな。

ならば、まず代ゼミの春期講習会で大堀の

生物を受講してみてはいかがでしょう?

 

「全然生物やってませんでした~」っていう学生さんだけでなく、

今までも「自分で少しは問題集をやっていた」なんていう人にもお勧めします。

なぜなら、生物、本当に

正しく理解できていますか?

必要な知識をちゃんと暗記していますか?

生物は暗記事項が多いのですが、がむしゃらに暗記に走っても点数は伸びないのです。

では自分は正しく理解できているのか知りたいですよね。そこで ちょっと次の例題を

解いてみてください。

問 次の各細胞(①~⑥)のうち、ゴルジ体が発達しているものはどれか。

①ランゲルハンス島のA細胞 ②副腎皮質の細胞 ③リンパ球のB細胞

④唾腺細胞  ⑤肝細胞 ⑥骨細胞

さあ、どうだったでしょうか? 生物を学校で習った学生さん、ゴルジ体を次のように

ただ暗記してしませんでしたか?

 

「ゴルジ体は分泌に関与する。」

 

で、これだ暗記していて問題は解けましたか? 解けませんでしたよね。

なぜなら必要な知識が頭に入っていないからです。そしてゴルジ体を正しく理解できていない

からです。

まず「分泌に関与する」って、何を分泌するんですか?

実は選択肢①~⑥の細胞はすべて何かを分泌します。じゃあ答えは①~⑥すべてでしょうか?

違います。まず正しい理解。

→「ゴルジ体はタンパク質を分泌する」

ゴルジ体は、進化の過程で「細胞内で合成したタンパク質を細胞外へ放出するため」に

誕生してきた細胞小器官です。

 

次に、必要な知識、「細胞が分泌するようなタンパク質」にはどのようなものがありますか?

●インスリン・グルカゴンなどのホルモン

●抗体(免疫グロブリン)

●唾液など消化液には酵素が含まれていて酵素はタンパク質

●血液凝固に関与する各種酵素

では、これらを分泌する細胞は?

●インスリン・グルカゴンなどのホルモン・・・インスリンは膵臓のランゲルハンス島のB細胞

グルカゴンは膵臓のランゲルハンス島のA細胞

●抗体(免疫グロブリン)・・・リンパ球のB細胞

●唾液など消化液には酵素が含まれていて酵素はタンパク質・・・各種消化腺の細胞

●血液凝固に関与する各種酵素・・・肝細胞

したがって、正解は①③④⑤です。

ちなみに

②副腎皮質は糖質コルチコイドというホルモンを分泌しますね。でもコルチコイドって

ステロイドであってタンパク質じゃあありません。

⑥骨細胞はリン酸カルシウムを分泌しますが、これもタンパク質ではありません。

 

このように、生物で高得点を得るには、正しい理解を伴った知識が必要なんですよ。

大堀の講義ではそれが本当によくわかりますよ。

「ああ、これを正しく理解するっていうんだあ」って。

正しい理解の体感、すごく気持ちがいいですよ♪

あ、それから新高3生だけでなく、新高2生や「来年度の受験で生物が必要になった」

という方ならだれでも受講してくださいね(^。^)

☆日程(①~④で1講座です)

大宮校

3月29日(金) ①13時30分~15時00分 ②15時30分~17時00分

3月30日(土) ③13時30分~15時00分 ④15時30分~17時00分

本部校(新宿)

4月4日(木) ①9時00分~10時30分 ②11時00分~12時30分

4月5日(金) ③9時00分~11時30分 ④11時00分~12時30分

横浜校

4月6日(土) ①9時00分~10時30分 ②11時00分~12時30分

4月7日(日) ③9時00分~11時30分 ④11時00分~12時30分

(今年度から大堀は横浜校に出講しますよ!!)

 

☆ 大堀の講座は代ゼミ生だけでなくても受講OK!!

他の塾・予備校に通っている方、現役生など大歓迎です♪

☆ 申し込みの受付などは、下の代ゼミのHPをご覧ください。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/shunki/index.html

 

 

生物を「正しく理解」していますか?

この3月に新高3生になる皆さん、こんにちは。代ゼミの講師、大堀求です。

いよいよ高3、大学受験の学年ですね。皆さんは、もちろん数学・英語はバッチ

リですよね?でもそろそろ生物も始めないと・・・なんて思っている人、多いんじゃないかな。

ならば、まず代ゼミの春期講習会で大堀の生物を受講してみてはいかがでしょう?

「全然生物やってませんでした~」っていう学生さんだけでなく、

今までも「自分で少しは問題集をやっていた」なんていう人にもお勧めします。

なぜなら、生物、本当に正しく理解できていますか?

ちゃんと必要な知識が頭に入っていますか?

生物は暗記事項が多いのですが、がむしゃらに暗記に走っても点数は伸びないのです。

では「自分は正しく理解できていて、必要なものが頭に入っている」のか知りたいですよね。

そこで ちょっと次の例題を解いてみてください。

問 次の各細胞(①~⑥)のうち、ゴルジ体が発達しているものはどれか。

①ランゲルハンス島のA細胞 ②副腎皮質の細胞 ③リンパ球のB細胞

④唾腺細胞  ⑤肝細胞 ⑥骨細胞

さあ、どうだったでしょうか? この続きは明日、書きますね。

2013年度春期講習会 「生物」 のお知らせ 

この3月に新高3生になる皆さん、こんにちは。代ゼミの講師、大堀求です。

いよいよ高3、大学受験の学年ですね。

皆さんは、もちろん数学・英語はバッチリですよね?

でもそろそろ生物も始めないと・・・なんて思っている人、多いんじゃないかな。

ならば、まず代ゼミで大堀の生物を受講してみてはいかがでしょう?

「全然生物やってませんでした~」っていう学生さんだけでなく、

今までも「自分で少しは問題集をやっていた」なんていう人にもお勧めします。

というのは、本当に正しく理解できていますか?

生物は暗記事項が多いのですが、がむしゃらに暗記に走っても点数は伸びないのです。

正しい理解を伴った知識が必要なんですよ。

大堀の講義ではそれが本当によくわかりますよ。

「ああ、これを正しく理解するっていんだあ」って。

正しい理解の体感、すごく気持ちがいいですよ♪

あ、それから新高3生だけでなく、新高2生や「来年度の受験で生物が必要になった」

という方ならだれでも受講してくださいね(^。^)

☆日程(①~④で1講座です)

大宮校

3月29日(金) ①13時30分~15時00分 ②15時30分~17時00分

3月30日(土) ③13時30分~15時00分 ④15時30分~17時00分

本部校(新宿)

4月4日(木) ①9時00分~10時30分 ②11時00分~12時30分

4月5日(金) ③9時00分~11時30分 ④11時00分~12時30分

横浜校

4月6日(土) ①9時00分~10時30分 ②11時00分~12時30分

4月7日(日) ③9時00分~11時30分 ④11時00分~12時30分

(今年度から大堀は横浜校に出講しますよ!!)

 

☆ 大堀の講座は代ゼミ生だけでなくても受講OK!!

他の塾・予備校に通っている方、現役生など大歓迎です♪

 

大学受験 生物の「なぜ?」を知るための参考書

受験生のみなさんこんにちは。もう3月になりましたね。

新高3生のみなさんはいよいよ受験の年度ですね。

 

さて、前々回のコラムでは「なぜ?」を知ることが大切だ、と説明したのですが、

「じゃあどうやったら”なぜ”がわかるの?」と思っていますよね。

 それに応える参考書が右の「生物Ⅰの点数が

面白いほどとれる本(決定版)」です。

「センター試験」と書いてありますが、それは

出版社の都合でそうしただけで、これは生物Ⅰの

「ぜな?」にこたえる究極の参考書です。

なぜそうなのかをここまでふんだんに説明した

参考書は他にありません。

 

 

 

 そして生物Ⅱの「なぜ?」に答えるのが右の本、

「理系生物達人への道」です。

生物Ⅱと書いてはありませんが生物Ⅱの参考書です。

これもなぜそうなのかにこたえる説明をふんだん

に盛り込んでいますよ。

 

 

 

 

 

 

 

アマゾンでの大堀の参考書への高い評価、本当にありがとうございます。

うれしい~(^_^)/

とても励みになります。いま大堀は新課程用の参考書を書いていますが、

この高評価を励みにして頑張りますね♪

 

大学受験「生物」の勉強法

現役生でも浪人生でも将来、受験に生物を使う予定があるみなさんこんにちは。

新高3生のみなさんであればいよいよ受験の年度になりますね。

ところでみなさんの中には・・・

①「生物苦手~!! 勉強法がどうもよくわからない」

②「そもそも生物嫌い。だって暗記ばっかりなんだもん」

③「一生けんめいやっているんだけれど、どうもその割には成績が伸びないなあ」

④「もっと効率良い勉強法はないかなあ」

・・・なんて言ってる人、いませんか?

これらの悩みは結局「生物は“単純な”暗記科目だ~」って思っているから生じるるんです。

①と②の人は「どこまで暗記したらいいか?」がわからないんですよね。

④の人は「たくさんの知識を効率よく覚えたい」というわけですよね。

で、③の人、実は最も生物の勉強法の核心に迫っている人たちなんですよ。

一生懸命暗記したんですよね。でも「なんか問題が解けない」と、こういうわけでしょ?

勉強法が間違っているんじゃないんですよ。一生懸命暗記するのは無駄ではないのです。

でもそれじゃあ半分なんですよ。すべての生命現象は根っこでつながって

いるんです。これがわかっていないから、成績が上がらないんです。例えば・・・

 

問1 次の細胞小器官のうちから膜構造のものをすべて選べ。

① 核   ② ミトコンドリア   ③ 葉緑体  ④中心体  ⑤ゴルジ体

⑥ 液胞   ⑦ 核小体   ⑧細胞膜

 

問2 問1の選択肢のうち、原核細胞にもあるものはどれか。すべて選べ。

(解答は最後に載せてあります)

 

さて、これらは全部覚えるんでしょうか? 「膜構造のものは、核とミトコンドリアと

葉緑体と・・・・」みたいに。

そうなんです、全部覚えるんですよ。だから②の人は生物が嫌いになってしまうんで

すよね。でもね、真核細胞って原核細胞が進化してできたものなんですよ。ここ!!

ここなんです!! 「どのように進化してきたのか?」がわかっていれば、いちいち

全部覚えなくてもその場で考えれば出てくるんですよ。

細胞小器官のほとんどは、その始まりが細胞膜なんです。細胞膜が陥入してDNAを

囲って核膜となり(つまり核が誕生し)、その核膜と細胞膜のつながった部分からゴルジ体が

でき、ミトコンドリアや葉緑体はそれぞれ好気性細菌・ラン藻と呼ばれる原核細胞だったから

細胞膜を持っていたわけで・・・などなどを知っていれば、いちいち暗記しなくても「膜構造の

ものは?」なんてその場で考えれば答えが出てくる、というわけです。

ほら、どうです? ②のみなさん、生物は暗記ばっかりじゃないですよね。①のみなさん、

生物は暗記とそれらの「なぜ?」の部分を勉強すればいいんですよ。④のみなさん、「なぜ?」

を知れば効率よく暗記できますよ。③のみなさん、知識はもうOKです。

あとは「なぜ?」を知って、それらの知識をつなげていけば成績はグングン上がりますよ。

生物は暗記が多いですが、

生物学の楽しさはこの「なぜ?」を知るところにあるのです

 

問1の解答  ① ② ③ ⑤ ⑥ ⑧   問2の解答  ⑧

合格体験記「偏差値45からの医学部合格 先輩はどうやって勉強したか?」(名古屋市立大学医学部合格 Mさん)

1.代ゼミ入学期編

① 代ゼミに来る前は、生物はどんな科目だと思って、どんなふうに勉強していましたか?

また生物は得意だったか苦手だったかを書いてください。それから「物理選択で全然勉

強していなかった」なんて場合もあるでしょう。それならばそれを書いてください。

生物は理解すべき科目というよりは暗記するべき科目だと思っていました。そして僕自身

暗記が苦手だったので苦手意識を持っていました。

 

② まわりの友人たちなどはどんなふうに勉強していましたか?

僕の高校はほとんどが指定校推薦やAO推薦で進学したため、高校を卒業するために勉

強していたといった感じでした。

上記から察しがつく通り、高校全体としても一般入試での進学は考えられていませんでし

た。ですので一般入試組は自分たちで先生を捕まえて、教科書をベースに勉強するというス

タンツでした。

 

③ この時期は何大学の何学部を志望していましたか?

将来生物系の研究者になりたいと思っており、獣医学部か医学部のどちらにしようか悩ん

でいました。獣医学部なら近場だからという理由で岐阜大学、医学部なら全国どこでも良い

ので国公立を志望していました。

 

④ なぜ代ゼミを選んだのですか?

高3の夏から受験勉強を始めたのですが、その時友達が代ゼミに通っていたためここを選

びました。

 

⑤ なぜ大堀の生物を選んだのですか?

その友達が大堀先生の授業を取ってたからです。

 

⑥ 大堀の講義を受けたときの、最初の印象はどうでしたか?

 エネルギッシュで活発な人だなという印象を受けました。

 

⑦ この時期の予習・復習はどうしていましたか?

全科目において事前知識がほとんどなく、予習はできませんでした。なので復習中心で勉強し

ていました。またどの教科も同等に時間を配分していました。

※これらの回答からわかるように僕の高校は大学の一般入試のことをほとんど考えておらず、高

校の偏差値も大体45ぐらいだったと思います。また、僕自身の高校卒業時の偏差値も同じくら

いでした。

 

 

2.1学期編 

① そろそろ大堀の講義にも慣れてきたころ。大堀の講義をどのように感じていましたか?

今まで暗記していたことがらを、なぜそうなるのか?どこが覚えるべきポイントでどこが理解す

べきポイントなのか?という視点で進められていて僕にとっては斬新でした。また理解しようとす

る姿勢が大切なのだと気が付きました。

 

② この時期はどのように生物を勉強していましたか?

高校でもらった生物の資料集を常に持っていました。予習では資料集の該当箇所を読み、テキ

ストの問題を解き、復習では初めて知った事柄や忘れていた事柄をその資料集にどんどん書き

込んでいました。

 

③ 生物の成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

すでに授業でやった範囲は知識問題も考察問題も間違えることはなく、まだやっていない範囲

でも考察問題では理論的に考えれるようになりました。なので模試を受ける度に偏差値は上がっ

ていき、夏前には60を超えることもありました。

 

3.夏期編 

① 夏期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか?いつごろその講座を取ること

を決めましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しまし

たか?

夏は生物学的思考回路~遺伝編~(講座名あってますか?)を受けました。遺伝の計算問題は

いつもなんとなく解けていましたが、しっかりした知識と理解がないことは薄々感じていました。な

ので1学期のレギュラーの授業で先生がこの講座の宣伝をしたときに受けようと決めました。この

講座を受けることで、センター生物や二次の生物での遺伝計算問題で時間を大量消費すること

がなくなりました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

夏期講習が始まる前に1学期の復習を終わらせ、講習期間の空きコマに、一般参考書(リードア

ルファ)を一周終わらせました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

 参考書を一周終わらせたこともあって知識問題は完答し、考察問題も手がつけられないという状

態はほとんどなくなりました。

 

4.2学期編  

① 夏期の学習が2学期にどのように影響を与えましたか?

上記のお通り2学期が始まった時点で参考書は一周終わっていました。なので予習もできるように

なり、より授業効率が上がりました。

 

② 2学期の範囲の学習と1学期の範囲の学習の兼ね合いはどうでしかた?

1学期の範囲を学習はほとんどすべて生物資料集に反映されているので、資料集を読み返すこと

で1学期の学習を復習していました。また2学期の範囲の学習は1学期同様どんどん資料集に書き

込んでいました。

 

③ 夏期講習講座の復習はどうしましたか?

生物に関しては夏期講習のテキストを目で通すだけでした。また他の教科の復習は(1学期も夏期

も含め)土日に行い、11月にはすべての教科の復習が一周は終わっていました。

 

④ センター試験対策はどうしたか?いつ頃始めましたか?どのようなことをしましたか?

2学期の授業が終わり、その復習も終わり次第だんだんセンター対策の比重を多くしていきました。

12月中旬以降はセンター対策のみをしていました。その内容は、社会や古文などの暗記科目はテキ

ストと参考書を読み返すなどして一通り知識を再インプットし直し、それが終わったらいわゆる赤本、青

本、白本、黒本、緑本のセンター実践問題をひたすら解きました。

 

⑤ この時期の成績の推移はどうでしたか? 模試の成績など。

全体的に偏差値も安定して65を取れるようになっていました。特に理科2科目は偏差値70もとれる

ようになり、自信が付きました。

 

⑥ このころ感じた不安などはありましたか?

数学の偏差値が不安定でした。でも不安になってもしょうがないと思い、ひたすら勉強しました。

 

 

5.冬期編 

① 冬期講習講座はとりましたか? 何という講座を取りましたか? いつごろその講座を取ることを決め

ましたか? その講座を取った理由はなんでしょう?その講座をどのように活用しましたか?

知識の総整理をするとともにその知識のアウトプットの練習がしたいと思い考察系の講座を1つだけ取

りました。この講座以外は講習を受けず、復習とセンター対策を行いました。

 

② 1学期の復習・さらに2学期の範囲の学習はどうしていましたか?

 2学期が終わり次第、2学期の復習をしました。1学期の復習をしているとセンター対策が間に合わない

と思い、それはセンター後にやろうと考えました。

 

④ 成績はどのように推移していましたか? 模試の成績など。

相変わらず数学が不安定でしたが他は心配がなく、安定した成績でした。

 

⑤ センター試験の対策はどうしていましたか?

質問4-4参照

 

 

6.直前期編

① 1・2月の生物の学習はどうしていましたか?

授業ノートと資料集を傍らに置き参考書(夏にやったリードアルファ)ももう一度解きました。

また、志望校や出題傾向の似ている大学の赤本を解きました。

 

② 何大学の何学部を受験しましたか?

名古屋市立大学医学部医学科

 

③ 受験の前の日・当日にやったことは?

前日は早く寝て、当日は授業ノートなどを読み返すことしかしていません。何か特別なことをや

ると余計プレッシャーがかかりそうな気がしたので。

 

7.その他

① 受験校・学部が決定したのはいつごろですか?

国公立は夏期間に決めました。私立は10月近くに決めました。

 

② スランプになった時期はありますか?またそれをどういうふうに克服しましたか?

春の時点で偏差値が相当低かったので1年間ずっと上昇し、スランプは感じませんでした。

 

③ ストレス解消法などありましたか?

 日曜日は自習室が早く閉まるので、日曜夜から月曜朝にかけて十分な睡眠時間を確保し、ストレ

ス解消をしていました。

 

 

8.大堀の講義は今、大学でも役立っていますか?それから後輩たちへの応援メッセージなど

 

大堀先生の授業を受け、理解する勉強法がどれ程大切でどれ程後の自分に役に立つかを学びまし

た。そしてその学習スタイルは大学でも通用し学問の楽しさの片鱗に触れる機会が多々ありました。受

験というのは大学へ入るために課せられた試練なのではなく、大学に入った後や社会人になった時に

目の前の課題にどう対処するべきかを考えるきっかけなのではないかと思います。

大堀先生にあえて本当によかったです。ありがとうございました。

そして浪人生の皆さん、辛くても前へ進み続ければいつかはゴールのたどりつけます。頑張ってください

ガードン博士・山中伸弥博士・利根川進博士

ガードン博士と山中伸弥博士が同時にノーベル医学生理学賞

を受賞しましたが、ガードン博士は何を研究した人か知って

いますか?

彼は、除核したアフリカツメガエルの未受精卵に、アフリカ

ツメガエルの腸の上皮細胞の核を移植し、正常に発生するか

どうかを調べたわけです。そして、確率は低いものの、正常

な成体にまで発生する場合があることを確認したわけです。

さて、これと山中伸弥博士のiPS細胞とどうつながるか、説明

できますか?

さらにこれらの研究と関係があるのが利根川進博士の抗体の

多様性の研究。どういう関係があるのか説明できますか?

今年の入試で絶対狙われるこの分野、『難関大生物直前対策-今、やるべきこと―』では、この辺

もばっちり説明していきますから、受講する学生さんたちは楽しみにしていてくださいね(^_^)/

 

「難関大生物直前対策-今、やるべきこと-」を生講義で受講する場合の日程

大宮校:1月27日(日)・28日(月)

本部校:1月29日(火)・30日(水)

大宮も本部も5コマ目(17時30分~19時00分)・6コマ目(19時30分~21時00分)で

全4回講義です。

☆この講座は収録され、全国の代ゼミ・提携予備校で自由な日時・時間で受講可能です。

☆ 大堀の講座は代ゼミ生ではなくても受講OK!!

他の予備校、塾、現役生・高校生・浪人生などなどふるってご参加くださいね♪

★ 受講の受付などの詳しい内容は、下の代ゼミのHPをご覧くださいね。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/toki/index.html

 

生物Ⅰ・Ⅱ ハイレベル私大・国公立2次対策

みなさん、生物Ⅱの復習は進んでいますか?

ところで、センター試験と国公立の2次試験や私立大学の

問題はどのように違うのでしょうか?

具体的な違いを、インスリンを例にして説明してみましょう。

インスリンは細胞表面に存在する受容体に結合することに

よって、その細胞のグルコース吸収を促進し、またその細胞が

肝臓・筋肉の細胞であれば吸収したグルコースをグリコーゲン

にして貯蔵するわけです。で、この部分がセンター試験で出題

されるとこんな感じなります。

 

問1:このことに関する説明として、次の①~④のうちから最も適当なものを1つ選べ。

① インスリンが分泌されると血糖値が低下し、それがすい臓に受容されてグルカゴンの分泌

が増加する。

② インスリンが分泌されると血糖値が低下し、それが脳下垂体に受容されてアドレナリンの

分泌が増加する。

③ インスリンが分泌されると血糖値が低下し、それが間脳視床下部に受容されてさらに

インスリンの分泌が増加する。

④ インスリンが分泌されると肝臓・筋肉内のグリコーゲンの貯蔵量が減少する。

一方、この部分が国公立二次・私大で出題されるとこんな感じになります。

問2  この事実から、糖尿病の原因について、考えられることを2つ書け。

問3  インスリンだけではなく、ホルモンはすべて細胞に存在する受容体に結合する

          ことでその細胞に作用する。このことから、ホルモンと形が類似した物質が体外

         から侵入してきた場合、どのようなことが起こると考えられるか。

さて、センター試験と国公立二次・私大の間の違いがわかったでしょうか?

センター試験(問1・答え①)では生物Ⅰの教科書に載っていることしか出題しないのです。つ

まり教科書をちゃんと読んでいればできるわけです。もちろん遺伝や実験考察問題は別ですよ。

一方の国公立二次・私大(問2・3)では、生物Ⅰ・Ⅱの教科書に載っていないことも聞かれる

わけです。

問2の解答:すい臓に異常があり、インスリンが分泌されない。受容体に異常があって

インスリンが存在しても血糖値が低下しない。

問3の解答:受容体に体外から侵入した物質が結合して、本来のホルモンが結合する

のを妨げたり、本来のホルモンと同じ作用を細胞に及ぼす。

どうでしたか?ちゃんと答えられましたか? 聞けば「ああ、そうか」ですよね。

つまり解答に”ひらめき(=勘)”が要求されるのです。たまたま知っていれば答えられる

でしょうけれど。では、”ひらめき力”をつけるにはどうすればよいのでしょう?

それは”知識”をつけることです。無からひらめきは生じないのです。

だから知識をつけなくちゃあいけないのです。

では、どんな知識をつければ”ひらめき力”がつくのでしょう。

そのためにこの講座を作っ

たのです。この講座では、知っておくと応用が利く(=ひらめき力がつく)知識をたくさん教え

ていきますからね。

ちなみに1・2学期では教えてないことがテンコ盛りですから楽しみにしていてくださいね♪

「難関大生物直前対策-今、やるべきこと-」を生講義で受講する場合の日程

大宮校:1月27日(日)・28日(月)

本部校:1月29日(火)・30日(水)

大宮も本部も5コマ目(17時30分~19時00分)・6コマ目(19時30分~21時00分)で

全4回講義です。

☆この講座は収録され、全国の代ゼミ・提携予備校で自由な日時・時間で受講可能です。

☆ 大堀の講座は代ゼミ生ではなくても受講OK!!

他の予備校、塾、現役生・高校生・浪人生などなどふるってご参加くださいね♪

★ 受講の受付などの詳しい内容は、下の代ゼミのHPをご覧くださいね。

http://www.yozemi.ac.jp/koshukai/toki/index.html

生物Ⅱの復習を急ごう!!

 センター試験お疲れ様。

どうでした?

うまくいった人は浮かれていないで、そうでなかった人は

いつまでもくよくよしていないで、生物Ⅱの復習を始めよう。

学校で使っていた教科書を用いるのもいいし、授業で板書

を写したノートを用いるのもいいし、大堀が書いた参考書

「大堀に聞け! 理系生物達人への道」を使うとなおよろしい♪

生物Ⅱの範囲を効率よく復習できるように編集してあるぞ(^O^)/

 

センター試験生物Ⅰの心得

もうすぐセンター試験ですね。そこで今回はセンター試験に挑む際の心得を1つ書いてみようと

思います。

 

これは2006年の本試第5問の図1です。もうこの時期ですから「あっ、これ知っている」と

いう学生さんも多いでしょう。

さて

これを見たときどう思いましたか? 本番

でこの問題と出会ったら自分はどう感じて

いたでしょう?

「わあ、見たことがないグラフだ」→

「見かけの光合成速度とか光の強さとか温度

とか、特に蒸散速度なんてすごく複雑そう」

→「きっと難しい問題だ(>_<)」となるんじゃないでしょうか?

でもね

落ち着いて考えてみましょう。

まず一番厄介に見えるP/Tを考えてみよう。きちんと書いてみると・・・

見かけの光合成速度/(P)蒸散速度(T)

・・・という分数だね。

なので分母(T)が大きくなればP/Tは小さくなり、分子(P)が大きくなればP/Tは大きくなり

ますよね。

逆に

P/Tが大きくなったということは「Tが小さくなった」または「Pが大きくなった」という

ことだし、P/Tが小さくなったということは「Tが大きくなった」または「Pが小さくなった」

ということですよね。

では

P/Tが変化したのは「Tが変化したから」なのか、それとも「Pが変化したから」なのか?

だから

グラフ中にはTのグラフも載せてあるわけです。Tの変化がわかれば、P/Tが変化した理由

がわかるでしょ?

つまり

この問題は「見かけの光合成速度」とか「蒸散速度」とか生物学的なことを知らなくても、

小学校・中学校レベルの算数・数学ができれば解ける問題なのですよ。

センター試験は“うまい”の一言に尽きるなあと、毎年思うのです。一見難しそうに見せるのが

本当にうまい。

 

 

精神的な影響は侮れません。「これはきっと難しい問題だ」と思った瞬間にその問題は、実際には簡単だったとしても、本当に難しい問題に変わってしまうのです。だから逆に君たちは、知らない図・グラフの問題が出てもこのことを思い出してくださいね。ぜったいそんなに難しくはないのです。